思考の整理学
著者 外山滋比古さま
P 18~19
いまの学校は、教える側が積極的でありすぎる。
親切でありすぎる。何が何でも教えてしまおうとする。
それが見えているだけに、学習者は、
ただじっとして口さえあけていれば、
ほしいものを口へはこんでもらえるといった依存心を育てる。
学校が熱心になればなるほど、また、
知識を与えるのに有能であればあるほど、学習者を受身にする。
本当の教育には失敗するという皮肉なことになる。
P 19
詰め込みがいけないのではない。
意欲をそぐ詰め込みが悪いのである。
著者 外山滋比古さま
P 18~19
いまの学校は、教える側が積極的でありすぎる。
親切でありすぎる。何が何でも教えてしまおうとする。
それが見えているだけに、学習者は、
ただじっとして口さえあけていれば、
ほしいものを口へはこんでもらえるといった依存心を育てる。
学校が熱心になればなるほど、また、
知識を与えるのに有能であればあるほど、学習者を受身にする。
本当の教育には失敗するという皮肉なことになる。
P 19
詰め込みがいけないのではない。
意欲をそぐ詰め込みが悪いのである。