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あたし好きなもんは好きだし、強引に諦める術も知らない

『てるてる家族』16週 あの娘の幸せ膨らめば、おいらは黙って消えるのさ

2016-07-30 08:48:11 | 朝ドラ
BSプレミアム・朝ドラアンコールにて再放送中、2003年BK制作の『てるてる家族』
16週目の、まとめようにもまとまらないネタバレ感想レビュー。



頑張ってるアスリートたちに伝えたい、春子の話。

※石原さとみ、13年前はパン生地で遊んでました。




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●回想クレジットなし


 

夏子のレコードが発売されました。
『ネェ聞いてよママ』。



照子ノリノリ。
沢山購入しちゃいました。(売れなかったんだけどね)

おばあちゃんの遺影の前にどっさり積まれたレコード。



( ゚д゚)?!
遺影が喋った…?

そういえばオープニングのクレジット、藤村志保さんのところに回想ってついてなかった気がする……



●岡谷君、ピンチ



春子姉ちゃんは国体に向けて練習中、なのですが。
稲本コーチ激おこ。


「わからないわね、最近のあなた。一体何を考えて練習しているの?」
(多分どこかであいつがみているはず)

照子も乱入。



(後ろだ、後ろにいる)



スケート以外に何か気になってることがあるんじゃないか?と問い詰められる春子。
(後ろにいるよね、後ろに)

すると照子が


「お母ちゃんはどんなことしてでも潰すで!」

岡谷君、逃げてええ!!!!。




●俺は家族とちゃうで


夜、帰り道。
和ちゃんと合流した冬子。

宝塚音楽学校の制服を着ているときは『清く正しく美しく』。
ローリーも半径5m以内に近寄るなと言っていた冬子でしたが……



ちょ、冬子ひどいwww

和ちゃんに一緒に夕食を食べないか、と誘うのですが。


「冬ちゃん…俺は家族とちゃうで」
「冬ちゃんの元気な顔も見れるし、今で十分ぜいたくや」


和ちゃん…なんってナチュラルモテ男!!


和ちゃん、再会するまでの時間のあいだ、いろいろな哀しみを体験してきたんだろう。
冬子が無邪気に家族といえばいうほど、和ちゃんが寂しそう。

恋愛の前に友情、友情と同時に家族。
幼馴染みだけど、知らない数年間がある。
冬子と和ちゃんの間の薄い壁がとても切ない。




●岡谷、処す?処す?


春子は練習帰りのデート中。


「そやけどお母ちゃんに知られたら、岡谷さんほんま消されるで」

視聴者が放り込む前に、照子が顔面と指紋潰して滝壺に放り込みそうです。



「お母ちゃんやったらやりかねへんもん」

全 力 同 意 。




●よみがえり


「夏子はレコード売れへんし、春子は伸び悩んでるし、ほんま子供ってうまくいきませんねえ……」

と照子がヨネばあちゃんの遺影に愚痴った直後。


!!!


「あんたいっこも成長してへんなあ」

いやいやいやいやいや。
えっえっ、ちょちょちょ。

土曜日に流した涙返せwww

『あさが来た』でも『ごちそうさん』でもあったなあ。
「涙返せwww」って。
その源流はここなのかもなあ。

うん、「確かに暴走照子を止められる人がいなくなっちゃったな」ってシャトー梅田リンク店のシーン見てたよ。

だとしても、だとしてもだ。
だとしても、速攻すぎるだろうが( ゚д゚)!!!



●中途半端な噂と中途半端なくしゃみ


成績一位の立川さん
成績はいつも後ろから3,4番目の冬子


「いつも君たちがいて僕がいるんじゃないか」

立川さんカッコいい……立川さんカッコいいよ……
立川さん素敵な声してるよ……稲本先生に並ぶくらいにカッコいいよ……


「いつも一生懸命なのに人を押しのけて待て勝とうって感じは全くないもん」
「コツコツとやる職人タイプやね」


職人肌はパン職人であるお父ちゃんの遺伝じゃないかな、と冬子。
そんな中途半端なうわさをされたもんだから……



くしゃみしろやwww

それが喜介さんに移動。
クレジットで出演されることは把握してましたが……



このワンカットか!!
喜介さんの中途半端な噂され出演www




●ラブコメの波動


春子は練習をさぼってました。
何をしていたかと言うと……



ラブコメの波動!!
先週から予想してたけど、思ったより強いこのラブコメ!!


しかもその帰り道……



2人で盛り上がってるのは、ザ・ピーナッツ『恋のフーガ』
……ねえ岡谷君、フロントガラスとワイパーどうにかして。

岡谷投げ入れるぞ、といいたいところだけど、このあと岡谷は照子に処されるのかって考えたら以下略



●じゃかあしい


帰りの遅い春子。
さぼったこともあり照子は激おこです。
岩田家のザ・ピーナッツ(秋冬)も仲裁に入るのですが。


「追いかけて♪追いかけて♪すがりつきたいの♪」
「じゃかあしい」


「ンパヤパヤ♪」
「じゃかあしい!!」

乱入した弘子姉ちゃんも。

「あの人が♪」
「じゃかあしい!!!」

合いの手も乱入もかき消す照子www



●はじめから叶わない私とあなたの夢


春子が帰ってきました。
早速激しい口論になる春子と照子。



実力もない、最初からチャンスはなかった、と春子。
そこに照子が闘魂注入(ガチビンタの音がした)


「叩いたかてあかんもんはあかんねん」
「もう私のことはほっといて…」


思えばずっと照子の側にいた春子。
訪れた遅い反抗期。

あとちょっと、もう少しだなんて言われても。
今本人にとってそれがしんどい。


「もうお母ちゃんの夢は背負いきれへん!夏ちゃんだけにしといて!」
「私の人生にスケートはいらんね!お母ちゃんに返すわ!」


その夏子がつまづいたばかり。
照子にこの言葉は堪えるだろうなあ……

スケートを始めたばかりの頃は心から楽しんでいた春子が、いつのまにか自分を見失っている。
天才少女の母として背中を押していた照子も、自分を見失っている。




●心打つ雨の音、思い出濡らす涙




雨に打たれて物干し台で泣く春子。



それを見ている冬子と秋子、を見守る和ちゃん。



ちぎられたてるてる坊主は、春子のようで。
それを手に取って見守る冬子。



降りしきる雨の中、春子に声をかける冬子。
春子は冬子に本音を打ち明けました。


「お母ちゃんの気持ちわかり過ぎるくらいわかってんね」

バッジテストで合格したときのお母ちゃんの顔。
全関西選手権で優勝したときのお母ちゃんの嬉しそうな顔。
お母ちゃんの作ってくれた手作り衣装。
儲からない梅田リンク店を手放さずに頑張ってきた。

春子が思い出すのは『お母ちゃんの顔』ばかりなんだなあ……


「お母ちゃんの期待を裏切ることが怖いねん」

気が付いたら、時間も努力も夢も積み重ねてきた。
母と共にここまで来た。
照子に期待されていることがわかってる。
だからこそそれを裏切るのが辛い

あああああ……
また第一子の胃壁をゴリゴリ削ってくる……


夏子も言ってたっけね。
「私は誰のために頑張ってるの?」って。
春子と夏子、よく似てるね。




●大切なこと、伝えたいこと


そのころ春男は照子を優しく諭していました。
春子に寄り添う冬子、同じように照子に寄り添う春男。
よく似てる。

スポーツには勝負と同じくらい大切なものがある、と春男。
自分を磨いて、自分の中にある生きがいを見つけることだ、と。

春男は、パン屋になる修行をしたとき。
店を始めたときのことを思いださせます。


「いろんな人に助けてもろて、教えてもろて、応援してもろて」
「そやけど…『これは自分のためや』て『自分が楽しいからやってるんやて』、その気持ちは自分で見つけるしかあらへんかったやろ?」


春子がスケートを楽しんでいるのなら、あの子はやめるはずがない、と。
春子が自分を見つめなおすまで待て、と。

今は待つとき、時期が来たら迎える、っていいこといってるのに……


「追いかけて♪」
「ンパヤ」


こんの夫婦はwww


とってもいいことを伝えている物語。
照子のボケがまるで脚本の照れ隠しのように感じました。

しかしまあ、歌をこう使うとはなあ!!




●楽しいということ


姉たちのことがずっと羨ましかった。
宝塚に入れたとき、姉たちに近づけたと少し嬉しかった、と冬子。

宝塚の面接の時も言ってたね。
あの時の冬子かっこよかったなあ。


それでも姉達には近づけない。
いくらでも優秀な人はいっぱいいる。
でも……


「私はな、楽しいねん」
「春子姉ちゃんや夏子姉ちゃんを自慢に思てる自分がものすご楽しいねん」


楽しい。
周りががんばってるから、自分も頑張れる。
周りが楽しそうだから自分も楽しい。

「そやのになんでそんな苦しそうなんやろ」

そこへタオルを持ってきた秋子。
きっとこの時間の間にお風呂の準備でもしてきたんだろう。
思ったより2人が遅いからタオルを持って、あがってきたんだろう。


「ほんましゃあないなあ、うちの人間は。頭と体のバランスが悪いからそうなんねん」

雨が上がった空を見上げて。
照子が羨ましい、と話す冬子。


「ほんま苦労やけど…ずーっと楽しそうやもん」

楽しんでいる、の源流は母の照子でした。
そういえばこのドラマ、「何かよくわかんないけど楽しそう」
そんな第一印象だったことを思いだします。

朝ドラはえてして「楽しそう!」「面白そう!」という印象で始まるものですが。
それも吹っ切れて「よくわかんないけど、歌ったり踊ったり楽しそう」と。




●冬子、パン作りに挑戦する


和ちゃんが言っていた「お父ちゃんとパンを作るのは楽しい」の話を、その本人お父ちゃんに向かってしちゃう冬子。
しかも和ちゃんのいる場所でしちゃう冬子。

「そんなに楽しいのやったら私もいっぺんやってみよかって」


楽しいのならやってみよう、冬子の行動原理がとてもステキ。


和ちゃんにパン作りを教わる冬子。
それを見守る春男。

「パン屋の目になってきたな」と和ちゃんを褒めるのですが。そのパン屋の目とは。



なにしてんのwww

やってみたら案外うまくできた冬子の初てるてるパン。


「この道20年のお父ちゃんのパンと変わらへんなあ。いや、お父ちゃんの20年て何やったん?」

ひっどい冬子wwww




●石原さとみのブタ鼻


服を選んで出かける準備をしている春子を見つけた照子。
あやしい、と思って冬子を呼び寄せます。

「頼みたい事あんねんや」と照子が依頼したミッションは、春子の尾行でした。

 

紺野まひるに「タカラジェンヌや」って言わせて。
上原多香子の鼻にパチンコ玉入れて。
上野樹里にマンボを激しく踊らせて。
石原さとみのブタ顔&ほっぺむにむに


容赦ねえ脚本。




●こまっちゃうナ~


照子に捨て身で頼まれたミッションは、春子の尾行。
ですが気が乗らない冬子。
太極拳をしていた秋子を誘います。


(もう秋子がなにをしていても不自然じゃない。秋子ならやりかねない)

早速尾行をはじめたけど、ソッコーで見つかって


なんかバックコーラス入ってるwww

「こまっちゃうナ」は全体的にこっちのセリフだよ( ゜д゜)


そうしてやってきました動物園。

 

冬子そっくりの子猿。
照子そっくりのボス猿と、春男そっくりのノミ取り猿にはしゃぐ秋冬。



ペンギン!ペンギン!ファーストピングイン!!




●あの娘の幸せ膨らめば、おいらは黙って消えるのさ



そのころ照子は、春男と物干し台で話していました。
どうしたらいいのか、何をしたらいいのかわからないと嘆く照子。

「小麦粉はどないしてパンになるか知ってるか?」と春男が話します。


「イースト菌の働きや。そら俺の働きもあるけど、小麦粉はイースト菌の働きによってパンになんね」

発酵に必要なのはイースト菌。
発酵してパン生地が膨らまなければパンは作ることができない・

「お前は春子のイースト菌になって春子が確信を持って練習できるようにしたらなあかんのや」

照子がイースト菌の役割を果たさなければいけない。
そうして初めて春子が自分を高めてゆける。
膨らんでいける。


「春子は自分の目指す春子になれんねや」

春男の姿が、千吉博士と重なります。(→第5週
千吉博士との出会いを通して自分の目指す秋子になれた秋子。



ならばそのイースト菌は最後はどうなってしまうのか、と照子が尋ねます。

「イースト菌はな、パンがふっくらと焼き上がったり跡形もなく消えてしまんねや」
「それが親や」


──おいらは町のイースト菌、みんなが寝てる間にせっせと働く
──小麦のあの娘に恋をして、汗水たらして一緒に添い寝
──あの娘の幸せ膨らめば、おいらは黙って消えるのさ




物干し台。
成長した子どもたちが嬉しくもあり切なくもあり。
親もまた成長しているんだなあ、としみじみするシーンでした。



●春子とお母ちゃんと岡谷君と


照子を支えるのが春男なら、春子を支える人がいました。

秋子と冬子は岡谷くんに2人の馴れ初めを尋ねます。
しかし馴れ初め云々以前にこの状況がすごい、とも。


「あのお母ちゃんがいてんのに、もうほんますごいわ」


「ほんますごいな。春ちゃんとお母さんの絆って。僕なんか太刀打ちできんもん」


それは岡谷君もわかっていたこと。
それは春子自身が一番感じていること。
絆であり足枷でもあり。

無邪気にペンギンを眺める春子が思い出すのは照子との口論。


岡谷君は春子に「君はスケートをやめられない」と話します。


「楽しいからや。ほんまはスケートやってて楽しいからや」
「楽しそうに見えへんかったんは、それを君が認めようとしてへんかったからや」


伸び悩みを1人で孤独に抱え込むことが怖かった。
母親との関係のせいにしたかった。
本当は春子はとっくに自分と闘っていて、自分のために頑張っていたはずだ。
それを認めてみたらどうだ、と。

岡谷君……いいこと言いうじゃないの。


「春ちゃんにとってお母ちゃんは勇気みたいなもんやろ?」


イースト菌は勇気。
夢に向かって膨らんでいく勇気。
背中を押してくれる勇気。



「あの妹さんら見てわかったわ。君にはええ家族がついてくれてる。ええお母ちゃんがいてるやないか」

てかそのお母ちゃん、あなたのこと沈めようとしてますけどね。




やっぱり笑顔がいいよね。
笑った顔がいい。
スッキリしたような春子の表情。



とりあえず口裏合わせといてくれ、と頼む春子と岡谷くん。
口止め料にたかられて……


「恐ろしいチームワークやな」


いいタイミングで姫子がパオーン。




●キツネザル問題


帰宅後。
春子尾行ミッションの報告をする冬子。

春子は一人で動物園に行って一人で動物と話していたと報告するのですが。
それはそれであかんようなwww


「どんな動物に?」
「キツネザル」
「キツネザル…?」


おいワイプwww


冬子に報酬をあげた照子ですが、心配を隠せません。
※冬子はすでに岡谷君にたかってます


「春子は…大丈夫やろか…?キツネザルて…?」

ほら勘違いして自分が檻の中入っちゃったよこのボス猿さん!





●イースト菌さんごくろうさん



パン生地ぷすっ。


グリグリ~


ズボズボ~


楽しそう!!



「イースト菌さんごくろうさん!私はあなたを愛してる!」

『イースト菌になりなさい』と照子に伝えたばかりの春男。
『ごくろうさん、愛してる』は照子へ向けた言葉のようでもあり。
照子も頑張ってるんだから、照子も自信を持ちなさい、と言っているように聞こえました。


って夫婦のイースト菌トークを知る由もない冬子と和ちゃん、とても楽しそう。

楽しそう、そう楽しそうなんです。
冬子が「楽しい」っていうのが伝わってくるんです。


「すごいなあ和ちゃん。パン生地って触れ合うと生きてるみたいやな」
と冬子。
子どもたちのように愛おしいパン生地。
春男にとって春夏秋冬がそうであるように、和ちゃんもパン生地のはず。

でもどこか一線を引いてみている和ちゃんの視線が切ない。




●リフレイン


そのイースト菌・照子は春子に向き合って、気持ちを伝えました。


「スケート、やめてもええで」

迷っているだけ、自信を失っているだけ。
でもそこから抜け出せるのは自分だけ。
信じられるのは自分の心だけ。

そして照子が思い出すのは、春子と夏子が初めてスケートを滑った日。


「スイスイ滑ってるあんたらが天使に見えたわ…」

あの『楽しそうな姿』があったから、照子も楽しかった。
好きなことをしているまだ幼い2人を応援していて楽しかった。



「あの日の春子に返って…スケート楽しみなさい」

誰にだってスランプはある。
春子にも夏子にもあったように、「誰のために頑張ってるの?」と壁にぶち当たる瞬間がある。
その壁を乗り越える力は、根性でも努力でも叱咤激励でもなく、ましてや親の力でもなく。
多分それはきっと『心から楽しむ力』。

ちょうど照子が思い出した春子がスケート始めたばかりの頃(3週くらい)。
同じようなことで悩んでいた照子でした。
そのとき春男は同じように物干し台で「お前に出来るとこまでや」と話していましたが。

『照子の出来るところ』。
今回の春子に「自分の力で這い上がれ」と気づかせるところだったんだなあ。




そうして春子は再び滑り始めました。
あの日のリフレイン。




●検索:電子レンジの原理




冬休み、パン作りに夢中の冬子。
和ちゃんとふたりでパンの仕上げしてるのを見ているお父ちゃんの表情。
幸せそう。



そんなお父ちゃんが新たに作ったのがホットドッグ。
相変わらずいい匂いのする作品よ。


「美味しい!最高や!」
「さめたらおいしなくないんとちがう?」
「大丈夫や。そのために秘密兵器も買うてあんね」


秘密兵器……?

秘密兵器とは何ぞや、と思ったところにあらわれたのが……


またきた白木みのる!!
(星川って役名ついてたのか)

届けに来たのはなんと電子レンジ。
秋子とも再会し、秋子のおかげで客からの評判もあがったというジャパネットしら……じゃなくて星川販売員。


「ほんに賢いお嬢さんですて!」

秋子、かっこいいぞ。
しかしうそ発見器だけじゃなく、電子レンジまで伏線だったとは。
しかもホットドッグをつけて回収されるとは…( ゚д゚)




早速ホットドッグ温めてみた。

白木「そうですね、カクテル光線を浴びてバッターボックスに立った野球選手なもんですね。そーらだんだんだんだんやる気は出るわ、興奮するわ。そうしてどんどんどんどんこう熱なってきまんねん」
秋子「(学習してねえ……)」



応援しちゃってるよこの子はぁ。




●ヘッドロック


ところで問題はその電子レンジのお価格。
注文したのは春男から19万という思いがけない額に驚く照子。
借金を疑われますが、春男のへそくりからの拠出でした。
すっかり忘れてたけど春男は元経理マン・銀行マン。


「俺も何か新しい事してみたかったんや。和人と冬子の3人でな」

お父ちゃんも、冬子と和ちゃんと新しいことをしてみたかった。
春男お父ちゃんも『楽しい』ことしたいんだな。

しかし照子。


「あんた!そんなもんどこ隠してたん!」
「隠してへんがな!俺の唯一の趣味や!」
「ほな私にも貸して!」
「いやいやもうあらへん!」


すっげえヘッドロックwww



●雨降って地固まる


春男が処されているそのころ。
春子が秋子と冬子に伝えました。

「私もういっぺん初心に戻ってスケートやってみよう思うね」
「お母ちゃんのためやのうて勝つためやのうて、自分のためにやってみよう思うね」


雨降って地固まる。
自分の今すべきことに気づいた春子の笑顔がいいな。

「私はそうなるて思てたわ」と秋子も、春子を茶化す冬子もみんな笑顔。
きっと秋子も冬子も姫子も岡谷君もみんな春子の背中を押している。
今は離れているけれど、夏子もきっと。



柔軟体操をしている冬子の背を押すのは春子と秋子。


「嫌だ!あかんて!あかんわ!あかんあかん!」

背中を押す(物理的に)



●空に星があるように




松本のおっちゃんの書生感がぐうイケメンな件。
知的な明るさ、茶色メインの洋服、そして寝癖。
(『オクサン』にはネコとニンゲンがいる)

間違いない。メガネ外したら確実にモテるタイプだ。



おじさんキラー秋子、ぬかりなく。



ローリー、久しぶりに登場したけど
「うっせえ黙れ」って可哀想(棒)

あまりのやるせなさに『空に星があるように』を熱唱しちゃうローリー。

 
(石原さとみと錦戸亮が仲良くパンこしらえて、上野樹里と杉浦太陽が歌ってるこのカオス感)



●人生のツボ



「私はおばあちゃんが言っていたような人生のツボをみつけたのかもしれません」
「私の心地よいツボをさされたような感じがしていました」


立ち直った春子。
映ってないけど頑張っているはずの夏子。
マイペースの秋子。
ツボを見つけた冬子。

4姉妹それぞれがとっても素敵。




●戦慄のジェノサイドがはじまる




稲本先生、再び。
やるからには勝て、と厳しめ。



春子もまた「勝ちに行く」と。

よーし頑張れ、と思ったら。




照 子 が 岡 谷 君 を 捕 捉 し た 。



●ねえ、聞いてよママ


本気だす春子に背中を押された形になった照子は……
神頼みならぬヨネ頼み。


供え過ぎwww

そんなことをするからまた出た!!


「ええ加減にしいや。うちはゆっくり休んでんのや」
「そうあてにされても困るがな」


ヨネばあちゃんに始まって、ヨネばあちゃんに終わる。
間に挟まれる姉妹の成長。


……ヨネばあちゃん神だわ。
(だが土曜日の涙は返せ)




●来週もきっと天気にな~れ


次週は……

・戦慄の岡谷ジェノサイド、そして
・冬ちゃん、『シン・ゴジラ』で頑張ってます
・和ちゃんの子犬感待ったなし。


の4本でお送りしまーーす。

あとあの人もまた来るよ。

 
てるてる家族・10週



●『ゴジラVSテルコ』、世紀の大怪獣対決







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