SS在庫☆

どうも
腐女子の ゆゆ
です(`・∀・´)

主に他サイトssを貼るだけです。
たまーに投稿したりします。

智子「モテないし、弟の部屋でも漁るか」 その2

2013-07-24 07:03:44 | 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 22:16:19.61 ID:P8KR2JAP0

智子「……フー……フー……」フルフル

智貴「(……にしても今の姉ちゃん、顔赤くて、息荒くて、涙目で怯えて……)」

智子「……ッ、……ふぅっ……!」プルプル

智貴「(すっげーエロい……)」ゴクリ

智貴「(い、いやだめだ、落ち着け俺! 相手はあの姉ちゃんだぞ!?)」




129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 22:22:42.41 ID:P8KR2JAP0

智貴「(それだけはだめだ色々な意味で! 冷静に、冷静になれ!!)」

智子「はっ……、……けほっ……、と、もっ……、なにをっ……」ビクビク

智貴「」プッツン

智子「……とも、き……?(変な擬音が聞こえたような……)」

智貴「……姉ちゃん……」グイッ

智子「な、なに……?」


智貴「モテないし、弟でもいいよな……?」

智子「……は?」




137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 22:31:15.40 ID:P8KR2JAP0

智子「い、今なんて言ったお前……?」

智貴「………」ハァハァ

智子「(いやいやいや、聞き間違いだろ、しっかりしろ私この弟に限って)」

智貴「姉ちゃん……」ズルッ

智子「(なんか脱いでるけどまあ姉の前で着替えるくらい普通だろう)」

智貴「………」グイッ

智子「(なんか脱がされてるけどまあ姉の服を引っぺがすくらい)」

智子「(普通じゃねぇよ!!)」




140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 22:40:18.54 ID:P8KR2JAP0

智子「やっ、やめてよ智貴! 冗談だよな!?」

智貴「大声出すな、押さえつけんぞ」ググッ

智子「痛ッ……! や、ぁ……、だめっ、とも、それはっ……!!」

智貴「普段から色々やっといて何が駄目だって?」

智子「そ、それはじょうだっ……、わ、私達……、姉弟だろッ……!?」ギシッ




146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 22:47:53.72 ID:P8KR2JAP0

智貴「それに何か問題があるのかよ?」

智子「(あるだろ! 大ありだろ論理的に考えて!!)」

智貴「二次元で出来て、三次元で出来ないなんてことはない……、そうだろ?」

智子「(んなわけねーだろだったら世の中サスペンスファンによる猟奇事件で溢れるわ!)」

智貴「それに俺、前世でも姉妹とこういう関係になった気がするんだ」

智子「(意味わかんねーよ……!)」




148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 22:53:41.47 ID:P8KR2JAP0

智貴「床じゃ固ぇな……」ヒョイッ

智子「!?」

智貴「これで良し、っと……」

智子「(ベッドに乗せられた……、マジか!? マジでヤル気なのか!?)」

智子「(そりゃたしかに私もこういう風にイケメンに強引に運ばれるシチュエーションは何回も)」

智子「(いや、何十回も、下手すりゃ何百回というレベルで妄想しシミュレーションしつくした)」

智子「(でもっ、まさかこんな……! イケメンではあるけどこれは違うだろ!?)」




152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 23:01:43.69 ID:P8KR2JAP0

智子「い、今なら、今ならまだ戻れるぞ……? 私も他言する気はない」

智貴「俺はもう戻れない、……見ろよこれ」ギンッ

智子「ひっ……(でけぇ! そしてグロい! 本で見たのと全然違ッ……!!)」

智貴「余計なこと考えんな、こっちだけに集中してろ」クリッ

智子「っ、んぁっ……!」ビクッ

智貴「いやいや言いつつ、姉ちゃんも興奮してんじゃねぇか」

智子「そんな、ことっ……!」ハァハァ




158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 23:10:51.46 ID:P8KR2JAP0

智貴「こんなビンビンの状態で、違うって言えんのか?」グイッ

智子「痛ッ! あっ、やぁっ…! 強っ……!!」ビクンッ

智貴「そういいつつ感じてんじゃねぇか、なぁ変態」

智子「ふあぅっ……、やっ……!!(その台詞、私のCDに入ってるやつ……!)」ビクビクッ

智貴「ちょっと無い胸弄ってるだけなのに、凄い汗だぞ?」

智子「ぁく……、な、ないってぇ……、ゆーなぁっ……!!」




160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 23:16:49.76 ID:P8KR2JAP0

智貴「下も脱がすぞ」ガシッ

智子「!! うぁっ、待って、だめっ、そこはっ……!!」ギュッ

智貴「ここまで来て待ったも何も無いだろ」ズルッ

智子「あ……、うぅ……」カァァ




169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 23:24:13.97 ID:P8KR2JAP0

智貴「もうこんなに濡れて……、満更でも無かったか?」

智子「なに言って」

智貴「上の口は黙ってろ」クチュクチュ

智子「んぁぁっ! くぅぅっ、ぁぁぅっ!!」ビクビクッ!

智貴「もうイッたのか? ……早いな」クチュッ

智子「(じ、自分でするのと全然違う……、駄目だこれは、駄目……!!)」ヒクッ

智子「(……ッ、クセになる……!!)」




173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 23:38:03.92 ID:P8KR2JAP0

智貴「ほら、気持ちいいか?」グチュグチュ

智子「ぃあっ……! や、だめ、らめぇ!!」ビクビクッ

智貴「そんな顔して、なにが嫌なんだよ」クリクリッ!

智子「うぁぁぁ! またっ、ッちゃ……!!」ビクンッ!!

智子「ヘンになるっ……! クセ、な、ちゃっ……!!」ガクッ…ビクッ…

智貴「なっていい、その時は俺が相手してやる」グチュッ!グチュグチュッ!!

智子「~~~~ッ!! か、はっ……!! ~~~んぅぅぁぁ!!」ガクガクガク!!




176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 23:47:32.65 ID:P8KR2JAP0

智子「……はーっ……、はーっ……、げほっ……」グテー

智子「(あれ、私何してたんだっけ……)」

智子「(たしか、弟の部屋を漁りに行って、それで……)」

智子「(……それで、なんだかすごく気持ちよくなって――)」

智貴「これで終わった、なんて思ってるわけねぇよな?」

智子「ッ!?」ビクッ




178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 23:55:39.06 ID:P8KR2JAP0

智貴「自分だけ気持ちよくなって満足してんじゃねぇよ」

智子「……、と、も……?」ハァハァ

智貴「次は俺の番だ、そうだろ?」ギンギン

智子「~~~ッ!! ま、まさかそれ、私の、中に……!!」バッ

智貴「そうだ、……俺に押さえられて、逃げられるなんて思うなよ」ギシッ




181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 00:04:24.56 ID:PVbMBdDd0

智貴「しかし、前々から幼児体型だとは思っていたが……」

智貴「なんというか、毛まで子供みたいな薄さだな」

智子「ッ、そーゆーことっ、……いうなぁ! 気にしてるんだから――」

智貴「気にすることないだろ、目標が見つけやすくて最高だ」

智子「なっ……、目標って……」ガタガタ

智貴「そう怯えるな、これだけ濡れてれば大丈夫だろ」




191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 00:11:30.71 ID:PVbMBdDd0

智子「だ、大丈夫じゃない! 無理だこんなの破裂しちゃうだろ!?」ギシギシッ

智貴「暴れんな馬鹿、破裂しねーよ」

智子「駄目だ! それ以上は本当に駄目!!そんな派手な行為 親に聞こえるぞ!?」

智貴「別にいい」

智子「……え?」

智貴「さっき、出かける音が聞こえた」

智子「(なっ、いつのまに!?)」

智貴「姉ちゃんがあーあーよがってた頃だったな、まあいつもの事だと思ったんだろう」




196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 00:17:35.45 ID:PVbMBdDd0

智貴「……じゃあ、挿れるぞ、姉ちゃん」

智子「いやっ……、やめろ、離せよぉ!!」ギシギシッ

智貴「暴れるなって、狙いが狂うだろ――」

智貴「――っと!」

 ミチミチッ!

智子「~~~~~~ッ!!!?」ギシィッ!!




204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 00:27:02.00 ID:PVbMBdDd0

智貴「大声出すなよ、外に聞こえる」パシッ

智子「んぐっ! んぅぅぅぅ!! ふぅぅぅ!!(痛い痛い痛い痛い!!)」ギュゥゥゥ!!

智貴「痛ッ……、人に爪立てんな……!!」

智子「ぐぅぅぅぅっ!!ふぅっ!! ふぎゅぅぅぅっ!!(痛い!痛いって痛い痛い!!)」ギリギリ!!

智貴「(くっ、やっぱり指で慣らしてった方が良かったか……!?)」




214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 00:34:33.10 ID:PVbMBdDd0

智貴「でも俺ももう限界だった、動くぞ!」ギシッ

智子「ふぁっ! い゛だいっ、嫌ッ、動かないでぇ!!」ギュッ

智貴「慣れれば大丈夫だ、我慢しろ姉だろ!」

智子「む゛りっ!むり゛ぃ!! 姉だからってこんなの――んぐっ!?」

智貴「悪いな、少しの間口塞がせてもらうぞ(叫ばれると外に漏れるからな)」

――ギシッ ギシィッ!!

智子「~~~~ッ!! んぅぅぅぅっ!! んぐっ、~~~ッ~~~!!」ガクガクガクッ




226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 00:43:01.63 ID:PVbMBdDd0

智貴「はっ、はっ……(やっべ、これ最高……!!)」

――ズチュッ、グチュッ……

智子「……っ、ふぅっ、んくぅっ……! むぅぅ……!」ピクピク

智貴「(この様子だともう大丈夫そうだな、手を離してやろう)」

智子「はぁ、ぁ……、おとーとのが、いま……、わた、はいっ……て……」ビクッ

智貴「……気持ちいいだろ、姉ちゃん」




237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 00:52:52.36 ID:PVbMBdDd0

智子「そんな、わけっ……姉弟、なのにっ……、こんな無理やりっ……」ビクビク

智貴「じゃ、こっちに聞いてみるか」グイッ

智子「ちょまっ――」

――グチュッ! ズチャッ!!

智子「――~~~~ッ!!」ビクビクンッ!

智貴「……ッ! どう、だっ、これでもっ、気持ち良くない、かっ!?」




242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 01:00:03.29 ID:PVbMBdDd0

智子「~~~ぅぁっ! らめっ、っちゃ、またイッちゃ!!」ガクガクッ!ビクッ!!

智貴「ッ、はぁ、はぁ……姉ちゃっ……!」

智貴「今の姉ちゃん、すっごい可愛い……!!」

智子「う、ぁ……、かわ、いい……?」ビクッ…ビクッ…

智子「わた、し……、がっ……、かわ…いい…っ!?」

智貴「ああ可愛い、今まで見たどの女よりも可愛い……」グチュッ

智子「(可愛いって言われた、生まれて初めて、可愛いって……!!)」キュンッ




249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 01:05:46.79 ID:PVbMBdDd0

智貴「……姉ちゃん……」

智子「あ、あは……、気持ちいい、気持ちいいよ……」ビクン

智貴「……ッ……!!」ピクピク

智子「気持ちいぃよぉ、智貴ぃっ……!!」ビクビクッ

智貴「俺も、出るッ……!!」ビクンッ!!


――ドクッドクッ……




253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 01:08:43.18 ID:PVbMBdDd0

~~翌朝~~

チュンチュン……

智貴「……朝か……、今日何曜だっけ……」

智貴「そうだ、土曜だ……、じゃあまだ寝てても」

智子「……Zzz……」

智貴「」

智貴「(なんで姉ちゃんが俺の隣で寝てんだよッ……!!)」

智貴「(しかもほぼ全裸じゃねーか! どんな寝相だよ!!)」




256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 01:11:33.35 ID:PVbMBdDd0

智貴「(……いや待てよ、なんか下半身がスースーする……)」

智貴「………」

智貴「(なんでズボンとパンツ履いてないんだ俺!?)」

智貴「(思い出せ、昨日俺は何をした!?)」

智貴「(部活が猛暑で切り上げになって、帰ったら部屋に姉ちゃんが居て)」

智貴「(なんか説教されたあと、何かが沸き起こって――)」

智貴「――そうだった……」サァァァァ




259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 01:15:58.45 ID:PVbMBdDd0

智子「……ん、ぁ……、おはよー」

智貴「ッ!? ね、姉ちゃん……」

智子「……大丈夫だ、気にしてない、ちょっと体は軋むけど……」

智貴「で、でも俺……、姉ちゃんに酷いこと……」

智子「気にするな、男女の過ちなんて思春期ならば当然のことだ」

智子「乱暴だったが悪くは無かったし、嬉しいことも言ってもらえたからな」

智貴「………」




263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 01:19:32.63 ID:PVbMBdDd0

智子「それよりも、問題は別のところにあるんじゃないか」

智貴「これ以上の問題って……」

智子・智貴「「……親……」」サァァァァ

智貴「あ、あの時まだ、夕方……、だった、よな」

智子「……うん、晩ご飯前だった……、鍵掛けてた?」

智貴「……………、いや、開いてた……」




268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 01:23:39.01 ID:PVbMBdDd0

智子「一時はどうなることかと思ったが、なんとかなるものだな」

智貴「ああ、『久々に仲良く寝てたから放っといた』だったもんな」

智子「ベッドに居たのが功を成したね、無意識に布団を掴めていたんだ」

智貴「添い寝したから暑かったって理由で風呂も入れたしな」

智子「下着もその時洗ったし、証拠隠滅は万全だ」フフッ




271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 01:26:52.83 ID:PVbMBdDd0

智貴「姉ちゃん……、本当ごめんな、謝って許されることじゃ無いが……」

智子「気にするなと言っているだろう? なに、どうせこのままだと私の初めては玩具だっただろう、人間だっただけいい方だ」

智貴「……、姉ちゃん……」

智子「ただ、もう一つかなり大きな問題があるんだ……」

智貴「問題……

えすえすMode
7月
19
智子「モテないし、弟の部屋でも漁るか」
投稿者:佐野
2013/07/19 06:00 コメント(4) TB(0)

前の記事
次の記事
ホーム
1ページ目へ
?」




278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 01:30:09.86 ID:PVbMBdDd0

智子「いちおうね、よーく洗ったんだけど……、さ……」

智貴「……、……ッ!? お前、まさか……!!」

智子「……私ね、この間生理終わったばっかりなの」


智子「つまり……その……、危険日、なの……」


智貴「………」

智子「………」


  ((どうしよう……))








281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 01:33:35.32 ID:PVbMBdDd0

あとがき。

こんな時間までお付き合いいただきありがとうございました、
当初は最後までグダグダのギャグで通すつもりだったのですがふとした遊び心から
急遽拙いながらもエロに挑戦することとなりましたが、お楽しみ頂ければ幸いです。それでは最後に一つ。

もこっち可愛いよもこっち。




282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/18(木) 01:33:38.63 ID:rYT1+WNG0

いいね、興奮した

智子「モテないし、弟の部屋でも漁るか」 その1

2013-07-24 07:02:51 | 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:22:51.53 ID:91eKn/aD0

智子「今現在、弟は部活にて不在」

智子「リア充生活を満喫しているアイツのこと、どうせ帰る時も寄り道するだろう」

智子「イコール、今から好き勝手やって元通りにする程度の時間は十分あるということ」

智子「ふふふ……、弱みを握ってやる、姉の怖さを思い知れっ!」







11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:26:51.99 ID:P8KR2JAP0

>>1
代行ありがとうございます



智子「とはいえ、どこを探すか……、うーん……」

智子「やはり王道はベッドの下だが」ゴソゴソ

智子「チッ、ここではないか、流石に王道過ぎたか……」

智子「王道だということは見つかりやすいということだからな」

智子「この時代にベッドの下に隠すやつなんていないだろう、時間の無駄だった」




12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:28:16.84 ID:P8KR2JAP0

智子「しかしベッドの下じゃないとすればどこだろうか?」

智子「存在しないということはありえない、だって中学生だぞ!」

智子「中学と言えば性の目覚め、そういうことに最も興味のある年頃!!」

智子「間違いなく一つや二つ、いや、十や二十は持っている筈だ」

智子「なんたってこの私の弟なんだからな!」

智子「……いや、今のは撤回しよう、なんか虚しくなってきた」ゴソゴソ




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:30:07.42 ID:P8KR2JAP0

智子「本当に見つからない、何故だ!? 弟に性欲は無いのか!?」

智子「聖人君子か!? それともまさか起たないのか!? イ○ポなのか!?」

智子「テレビの裏、本棚の下、机のデッドスペース」

智子「探せそうな場所は大概……、ハッ、もしかして棚の上!?」

智子「……かなり高いが、ハイスペックの弟ならギリギリ届く高さだろう……」

智子「確認する価値はあるな、椅子を持ってこよう」




16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:31:04.28 ID:P8KR2JAP0

智子「くっ、も、もう少し……、伸びろ私の腕、ゴムゴムになれ……!」プルプル

智子「あと少し私に身長があれば……!!」プルプル

智子「そうだ、ジャンプすれば届く、か……?」

智子「いや、それは危ないだろう、でもこれは生意気な弟の弱みを握るチャンス」

智子「充分に実行する価値は…… ある!!」ダッ




17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:32:05.16 ID:P8KR2JAP0

智子「届いた! あ、あとは、頭を持ち上げるだけ……」プルプル

智子「……これだけ頑張ったのに何もないのかよ……!!」

智子「これは何かある展開だと……、ってあれ」


椅子「」コロコロ


智子「い、椅子蹴り飛ばしちまった!? や、こ、これちょっとやばっ」プルプル

智子「もう腕が限界……、ふきゃぁっ!?」ズルッ

 ドシャッ! ガラガラガラッ!!

智子「いたた……、うぅ、骨折り損だ……、いや、折れてはいないが」

智子「……とりあえず本と椅子を元の場所に戻すか……」




19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:35:24.92 ID:P8KR2JAP0

智子「しかしここまで見つからないとは……、本当に存在しないのだろうか」

智子「思えばアイツはサッカー部のFWでレギュラーというより取り見取りなポジション」

智子「わざわざ疑似体験に頼る必要なんてないのかもしれない……」

智子「……はぁ、片付けて帰ろうかな……、……ん?」

智子「待てよ、まだ探していない場所があったな」

智子「そう、それは」




20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:37:29.81 ID:P8KR2JAP0

智子「ウイイレの入っていた棚だ」

智子「こんな正面から堂々と見えてわかりやすい場所、普通隠さないが」

~~回想~~

智貴『漁ってんじゃねー! 死ね!!』

~~終了~~

智子「あそこまで必死になるんだ、怪しいことこの上ない」

智子「漁ってみるか」ニヤッ




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:40:55.54 ID:P8KR2JAP0

智子「……まあ、無いよなー、期待はしてなかった」ゴソゴソ

智子「はー、ここまで来て収穫なしか、無駄な時間を過ごしたな」

智子「ネットでもしていたほうがまだマシだった……、……あれ」

智子「この棚ってこんなに浅かったか? もっと奥行きがあったような」

智子「というかこの壁外れそうじゃないか? ……一度中の物を全部出してっと」ゴソゴソ

智子「あ、外れた、すげーなこの構造デスノートかよ」ガタッ




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:44:37.72 ID:P8KR2JAP0

智子「……って、これは……!?」

智子「やった、ついに、ついに弟のエロ本とAVを発見したぞ!!」

智子「しかも思ってたよりいっぱいある! 隠し棚の裏側全部これかよすげー!!」

智子「流石私の弟だ、信じてた!!」




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:45:46.58 ID:P8KR2JAP0

智子「……それにしても……」パラパラ

智貴「あー、今日も疲れ」ガチャッ

智子「健全な部活で健全な生活を送ってるわりには……、うわー……」パラパラ

智貴「」

智子「あ」




32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:48:56.00 ID:P8KR2JAP0

智貴「正座」

智子「やだよ足痺れるもん」

智貴「……、人って何秒絞めれば死ぬんだっけ」

智子「(こやつ……人殺しの目をしている!?)」ピシッ

智貴「本当何やってんだよ、マジで馬鹿だろ、やっていいことと悪いことがあるだろ」

智子「ね、姉ちゃんだって内心悪いかなって思ってたよ」

智子「だからちゃんと寸分違わず元通りにするつもりだったし……」

智貴「全然悪いって思ってないだろ」




33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:50:30.89 ID:P8KR2JAP0

智子「だ、だいたい、こっちにも言いたいことがあるんだからな!」

智貴「言うだけ言って死ね」

智子「じゃあ言わせてもらうけど、女の趣味悪すぎだ!!」

智貴「お前にだけは言われたくねーよ!!」

智子「お姉ちゃんね、心の中で思ってたんだ……」

智子「弟は高ポテンシャルなわりに浮いた話を聞かないなとか」

智貴「………」

智子「一人に決めずヤリ捨てまくってるのか最低のクズだな我が弟ながら、とか」

智貴「(コイツが姉じゃなく兄だったら力の限りぶん殴ってるのに!!)」




36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:53:54.03 ID:P8KR2JAP0

智子「でもね智貴、お姉ちゃんこの趣味は無いと思うんだ、マジで」

智貴「一日中ヤンデレなんちゃらのCD聞いてる奴に言われたくねぇ」

智子「調教系ばっかじゃん……、しかも結構ドギツイやつ、何なの? ドSなの?」

智貴「うっせーよどうでもいいだろ」

智子「今時は優しい男がモテるんだから、鬼畜系男子は二次元だけだよ」

智貴「黙って出ていけ」

智子「む、人の善意を踏みにじって」

智貴「悪意しか感じねぇ」




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:57:28.12 ID:P8KR2JAP0

智子「しかし、まさか私の弟でありながらドSだったとは……、私ドMなのに」

智貴「聞いてねぇし聞きたくもなかったよ」

智子「まー聞いてよ、本題はここからなんだけどさ」

智貴「(にしても、見られた本がこれだけで良かった)」

智貴「(いや良くはねぇけど、これはまだマシな奴だ)」

智貴「(言わば万が一場所がバレた時最低限のダメージで済ませるカモフラージュ――)」




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 19:59:30.36 ID:P8KR2JAP0

智子「わざわざ隠し棚二段にしてまで封印してたこれ、なんなの?」バラバラ

智貴「」

智子「ドSはまだ一部とはいえ需要あるからいいよ?」

智貴「」

智子「追い込まれるとハァハァしちゃう雌豚ビッチ大喜びだし」

智貴「」

智子「でもね……」




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 20:01:11.65 ID:P8KR2JAP0

智子「いくらなんでも『姉モノ』はないと思う」

智貴「(終わった)」




50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 20:05:25.96 ID:P8KR2JAP0

智子「ナースとかさ、女医とかさ、……いや、同じか、そういうのはわかる」

智子「健全な男子として極普通だと思うよ、あとは婦警さんとか?」

智貴「(なんで男のオカズ事情に詳しいんだよ)」

智子「でも姉って……、妹ならまだ一般的だけど、姉ってさ……、年上趣味なの?」

智子「しかも姉調教って何、あまりにもレアだよこれ、女の子ドン引きだよ痴漢モノレベルで引くよ」

智貴「(触れるのは危険だ、ここは言わせるだけ言わせて出ていくのを待つしか……)」




52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 20:07:36.93 ID:P8KR2JAP0

智子「というかこのエロ同人の女の子どっかで見たことあるような」

智貴「」ビクッ

智子「うーん……、どこだろ、思い出せそうだけど思い出したくない……」

智貴「(気づくな、死んでも気づくなよ)」

智子「思い出そうとしたら胃から何かがこみ上げてきそう……」




53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 20:10:09.82 ID:P8KR2JAP0

智子「このボサボサ髪で目付き悪くてチビでド貧乳の喪女っぽい女……」

智貴「(気づくな気づくな気づくな気づくな気づくなつーかもう答えだろそれ)」

智子「あっ」

智貴「(コイツ殺して俺も死ぬか)」

智子「もしかしてお前喪女フェチか!? なんつーレアな!!」

智貴「(馬鹿で良かったぁ!!)」




54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 20:13:36.27 ID:P8KR2JAP0

智子「喪女はやめとけ、あんなモテない奴ら性格にも顔にも問題あるクズだぞ」

智貴「言ってて悲しくならないか?」

智子「私はちげーし! 消しゴム落としたら拾ってもらえるし、そもそもブスじゃねーし!!」

智貴「(変顔さえしなければな)」

智子「というかこんな根暗が可愛いと思えるのなんて二次元だけだぜ?」




56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 20:17:40.73 ID:P8KR2JAP0

智子「現実だったら絶対ロクでもないやつだからな、きっと友達さえいないだろうし」

智子「いざオシャレしようとしたけど流行がわからず意味の解らない着崩しとかやっちゃったり」

智貴「………」

智子「……、ね、ネットの情報を鵜呑みにして、モテる方法を勘違いしたりするんだよっ……!」ジワッ

智子「(おかしい、何故涙が出てくるんだ、私はあんな奴等とは違うのに……)」グスッ

智貴「(こういう顔は可愛いんだよな……、大人しくしてればいいのに)」




57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 20:21:14.07 ID:P8KR2JAP0

智子「弟が変な本見せるから、なんだか鬱々としてきたじゃないか……」ズーン

智貴「見せてねーよお前が勝手に見たんだろ!!」

智子「ぶっちゃけ、言うまいと思ってたけどこの女私に似すぎだろ……」

智子「何を思ってこんなのセレクトしたんだよ……、」

智貴「え、いや、……それは……」

智子「!!」

智子「も、もしかして……、お前……」ジリッ

智貴「」




58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 20:24:43.61 ID:P8KR2JAP0

智子「私がこうして本を漁ることを予測して精神にクるトラップを!?」

智貴「セーーーーフッ!!」バッ

智子「ファッ!?」

智貴「そ、そうだ、姉ちゃんの行動は予測しやすいからな」

智子「いや、でもいまセーフって」

智貴「これに懲りたらもう二度と漁るんじゃねぇぞ、いいか、二度とだ」

智子「………」

智子「なにかもっと大切なことを隠してるな?」

智貴「」




63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 20:28:44.82 ID:P8KR2JAP0

智子「あの発言がセーフってことはだ、なにか深い裏があるんだろ?」フフン

智貴「(クソッ、こんな時だけ無駄な頭脳を発揮しやがって……)」

智子「例えば実はもっと変態的な性的趣向を持っているとか……」

智貴「………」

智子「言ってみろよ、ん? お前のオカズはなんだ? 姉だからその程度のトーク大丈夫だろ?」

智貴「(実姉で抜いてましたとか言えるわけねーだろ!!)」




65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 20:32:00.86 ID:P8KR2JAP0

智子「なかなか口が堅いな……、むぅ、女に共通点は感じるんだが」

智貴「姉ちゃんには関係ないだろ出てけよもう!!」

智子「やだ」

智貴「死ね!!」カッ

智子「生きる!!」クワッ

智貴「なんで今日に限ってポジティブなんだよ!!」

智子「弟の弱みを握れるチャンスだから、かな……」フフ

智貴「(駄目だコイツ早くなんとかしないと)」




80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 21:00:22.20 ID:P8KR2JAP0

智子「なーなー、言ってみろよ、いいだろ、な? な?」

智貴「絶対に嫌だ」

智子「公平さを求めるというなら姉ちゃん秘蔵のアレとかアレ見せてやるからさー」

智貴「そういう問題じゃねぇ」

智子「ねーってばー」

智貴「寄るなうぜぇ!」




82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 21:04:57.54 ID:P8KR2JAP0

智子「あ、そういえばこれの主人公ともくんって呼ばれてるな」

智子「自分と似た名前のキャラが出るものを探すとこ、私そっくりだぞ」

智貴「(何でちょっと嬉しそうなんだよ)」

智子「褒美に読み上げてやろう」パラッ

智貴「やめろいつまで持ってんだ返せ!!」バッ




83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 21:08:39.14 ID:P8KR2JAP0

智子「甘いな、もう既に暗記した、私の暗記力を舐めるなよ」

智子「ちょっと勉強すればテストで上位入るのくらい余裕だからな」

智貴「純粋に疑問なんだけどなんでお前頭良いのに馬鹿なんだ?」

智子「矛盾してるし私は馬鹿じゃない」キリッ

智貴「いや、お前は馬鹿だ、認めろ」ガシッ




84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 21:12:55.28 ID:P8KR2JAP0

智貴「(よし、とりあえず流れで肩を掴むところまで行けた)」

智貴「(ちょっと強引だがこのまま放り出して鍵を掛ければ俺の勝ちだ)」

智子「ともくん……、やめようよ、私達、姉弟だよっ……?」ウルッ

智貴「」ムクリ

智子「今の我ながら迫真だった気がするな、どうだ? こう、湧き起こるものがあったか?」ニヤニヤ




100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 21:21:33.30 ID:P8KR2JAP0

智貴「ッ、んなわけねーだろ死ねッ!!」

智子「いつも以上に口悪いな、図星か?」

智貴「ふざけんな!」

智貴「(ああ迫真だったよこんな時に限ってな!!)」

智子「(仏頂面+不愛想でググったら名前が出てきそうな弟が動揺してる、楽しい……!)」キラキラ




102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 21:26:10.94 ID:P8KR2JAP0

智子「………」ニヤニヤ

智貴「うぜぇ顔してんじゃねぇよ……」

智貴「(……静まれッ、静まれ俺の魂ッ……!!)」

智子「(次はどこのシーンを演じてやろうか)」

智貴「(幸いあの馬鹿は今俺をからかうことに夢中、今のうちに収まりやがれ……!!)」




103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 21:29:53.78 ID:P8KR2JAP0

智子「はぁ、はぁっ……、と、ともくぅん……」

智貴「(よりによって俺が昨日オカズにしたページ……だと……!?)」

智子「わたしたちっ、姉弟だけど……、と、ともくんなら……」ハァハァ

智貴「馬鹿ッ、お前今何口走ってるのかわかってんのか!?」




104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 21:33:06.89 ID:P8KR2JAP0

智子「なんだよ演技だろ、つれないな」パッ

智貴「(やめてくれたか……、正直今のはヤバかった)」

智貴「(あのままだったら俺のシュートがオウンゴールを)」

智子「もしかしてお前のボールをシュートしそうになったのか?」

智貴「(下ネタのセンスが被った最悪だ)」




106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 21:38:13.85 ID:P8KR2JAP0

智貴「なあ、頼むからもう出ていってくれよ……」

智子「私がこんなに面白い状況で頼まれて出ていくなんて思いますか」

智貴「(なんで敬語なんだよ!)」

智子「ふ、いつもいつも弄ばれる私じゃないということだ」ポスッ

智貴「うおっ、馬鹿くっつくな!!(やべぇ!!)」




109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 21:42:36.07 ID:P8KR2JAP0

智貴「(今ならまだ間に合う)」

智子「……あれ?」

智貴「(静まれ、何か急速に萎えるものを思い浮かべるんだ)」

智子「………」

智貴「(そうだ、家帰っていきなり目の当たりにしたすっげーブスの顔を……)」




110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 21:47:19.56 ID:P8KR2JAP0

~~回想~~

智子『え、えーっと……』ゴソゴソ

智貴『漁ってんじゃねー! 死ね!!』

~~終了~~

智貴「(あの時いいケツだったな……)」ムクムク




113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 21:51:55.74 ID:P8KR2JAP0

智貴「(ってこの記憶じゃねぇぇ!!)」

智子「あの……、なんか当たってるんだけど……」

智貴「そういえばアレだ、俺今日ポケットにボール入れっぱなしだった!」

智子「そ、そう……(いや、その位置にポケット無くない……?)」

智貴「(苦しいッ、自分で言っといてなんだがこの言い訳はあまりにもッ!!)」




115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 21:56:43.60 ID:P8KR2JAP0

智子「いや、サッカーボールってどう足掻いてもポケット入んねーし物理的に……」

智貴「………」

智子「サッカーボール以外のボールを弟が持ち歩く理由も無いし……」

智子「……ねえ、あの、もしかして今」

智貴「知らん」

智子「で、でもこれ……」

智貴「言うな」




116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 22:01:17.59 ID:P8KR2JAP0

智子「お前まさか、私で勃起して――」

智貴「黙れ!!」

 バッ!

智子「――むぐっ!?」ドサッ

智貴「(しまった流れで押し倒しちまった!!)」

智子「……ッ!? な、やっ――」スゥッ




120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 22:05:49.36 ID:P8KR2JAP0

智貴「(ここで叫ばれて親来たら死ぬッ! あらゆる意味で!!)」

智貴「静かにしろ!!」ギュッ

智子「むー!? んむぅぅぅっ!?」バタバタ

智貴「暴れるな、大人しくしやがれ!!」

智子「!?!?!?」ビクッ

智貴「(これ状況悪化してねぇ!?)」




122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/17(水) 22:09:49.57 ID:P8KR2JAP0

智子「んぅぅっ! む、むーーーっ!!」ジタバタ

智貴「お、落ち着け! いいから暴れんな!!」

智子「……ん……、……ふ、ぅ……!」モゾッ…

智貴「(大人しくなってきたな……、体力が尽きたか?)」

智貴「(そりゃ口元抑えられてる状況で大暴れしたらバテるか、姉ちゃん小さいし)」




佐天「ことわざを現実にする能力?」

2013-07-24 06:24:09 | とある

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:09:24 ID:5P3WDVp70

初春「佐天さん、能力測定の結果はどうでした?」

佐天「それが自分でもまだ信じられないんだけどね」

初春「ま、まさか佐天さん」

佐天「能力身に付いてたよ!」

初春「ぬっふぇ!!!」

佐天「そ、そんなに驚かなくてもいいじゃん」引き

初春「あ、おめでとうございます!!」

佐天「ありがと」

初春「それで、どんな能力なんですか?」

佐天「ことわざを現実にする能力だって」



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:14:30 ID:5P3WDVp70

初春「ことわざって、諺ですか?」

佐天「うん。そうみたい」

初春「どういう系統に分類されるのかわかりませんね・・・」

佐天「私自身、どんな能力かあんまり分かってないからね」

初春「・・・私の風紀委員の時間まででいいですから、ちょっと能力使ってみてくれませんか?」

佐天「いいよー。じゃあ近くの公園でも行こっか」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:17:41 ID:5P3WDVp70

近くの公園

佐天「ここなら大丈夫かな」

初春「丁度人が居なくて良かったですね」

佐天「まあ、外に出られればどこでもいいんだけどさ」

初春「ええっ!」

佐天「さて、初春。いまの天気は?」

初春「え?晴れですけど」

佐天「そう。でもね」バッ

初春「?佐天さん、晴れですよ。傘なんてさしても意味は・・・」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:20:32 ID:5P3WDVp70

ポツ、ポツポツ、ザァーー

初春「あ!雨です!あれ?でも空は晴れてますよ?」

初春「それに!今日の天気予報ではこんな時間に雨が降るなんて報道は無かったです。
佐天さん、何をしたんですか?」

佐天「『狐の嫁入り』」

初春「狐の嫁入り?それって狐が嫁入りしたら天気雨が降るっていう諺ですよね」

佐天「そ!その諺を現実にしたってワケ」

初春「いや、でもまだ偶然って可能性が・・・」

佐天「疑り深いなぁ初春は。仕方ない、アレでいこうか」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:24:17 ID:5P3WDVp70

佐天「さて」ジィーーー

初春「?なんですか佐天さん。私の顔に何かついてますか・・・?」

初春「そ、そんなに見つめないで下さいよ」

初春「・・・あの、何かついてるんですか?」

初春「・・・黙ったままですか」

初春「ハッキリ言ってください。気になるんですけど」

初春「佐天さんってこういうところありますよね!それとこの際だから言わせてもらいますけど!!」

初春「会うたび私のスカートめくるの止めてください!!!いい加減にしないとハリ倒しますよ!!!!」

佐天「解除」

初春「はっ!私は何を・・・」

佐天「初春の『堪忍袋の尾が切れた』ね」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:28:02 ID:5P3WDVp70

初春「佐天さんの能力で私を怒らせたんですか」

佐天「うん。ごめんね初春」

初春「こちらこそ大きな声で怒鳴り付けてすみません」

佐天「いやーそれにしても初春があんな顔するなんてねぇ」

初春「の、能力のせいですよ~」

佐天「そうかなぁ」

初春「そうですよ~」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:30:35 ID:v8JH9Zxz0

なんだチート能力か


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:41:51 ID:Ang5qpV7O

面白いな


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:56:48 ID:Y106Inhu0

口に出して発動の方がわかりやすくね


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:57:19 ID:n6H5WvLR0

ミイラ取りがミイラになったら呼んでくれ



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:01:19 ID:5P3WDVp70

初春「あ、ところでレベルはいくつなんですか?」

佐天「とりあえずレベル1ってことになってるよ。頭の良い学者さんもよくわかんないからとりあえずって」

初春「そうなんですかー」

佐天「ところで初春、時間は大丈夫なの?」

初春「え?ああっ!佐天さんすみません!風紀委員の仕事忘れてました!」

佐天「大変だねー初春も。頑張ってね」

初春「はい!また明日!」

佐天「また明日ー」



佐天「能力・・・かぁ」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:05:05 ID:5P3WDVp70

次の日、放課後 いつものカフェ

御坂「それじゃあ佐天さんの能力発現を祝して、かんぱーい!」

「「「かんぱーい!」」ですわ!」

御坂「佐天さん、おめでとう!黒子を通して私も話を聞いたわ。諺を現実にする能力ですって?」

佐天「ありがとうございます。そうなんですけど、まだレベルは1なんですよー」

黒子「レベルは1でも能力者は能力者ですの。もっと胸を張っても良いのでは?」

佐天「そうですかねぇ」

御坂(佐天さんが・・・)

初春(胸を張る・・・)

黒子「お姉様っ!黒子にその視線を向けて下さいましっ!」

御坂「無理」ビリッ

黒子「ア"ッ」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:10:16 ID:5P3WDVp70

御坂「ねぇ、話だけじゃなくて実際に見てみたいんだけど、良いかな?佐天さんの能力」

佐天「いいですよ。なにかリクエストはありますか?」

初春「そんなにバリエーションがあるんですか?」

佐天「うん。昨日家で試したんだけど、どうやら故事成語も能力の範囲内みたい」

御坂「へぇー・・・じゃあ、そこで寝てる黒子を起こす諺とか」

黒子「」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:13:29 ID:5P3WDVp70

佐天「分かりました。んー、どんなリアクショ」

黒子「ハッッッ!!!」ガバッ

佐天「・・・起きるの早いですね、白井さん」

黒子「お姉様が・・・お姉様が・・・」

佐天「落ち着いてください白井さん。まるで『鳩が豆鉄砲を食ったよう』な顔してますよ」

黒子「お姉様が黒子だーいすきって抱きついてきてお姉様の臀部に何故か生えてる×××で私の○○○を強引に」

御坂「黒子ォ!」バチィ

黒子「ア"ァ"ン!」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:17:15 ID:5P3WDVp70

黒子「もっと夢を見ていたかったですのに」

御坂「・・・アンタはもういいわ。佐天さん、『鳩が豆鉄砲を食ったよう』ね?」

佐天「はい。あんな夢だと豆鉄砲どころじゃないかも知れませんけどね」

初春「鳩がモーニングスターを食ったぐらいの衝撃でしたよ」

黒子「私の脳内はそこまで世紀末じゃないですの」

御坂「私からすれば十分すぎるほど世紀末よ・・・」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:18:55 ID:5P3WDVp70

黒子「ところで佐天さん。その能力は誰かを傷つけるようなことは出来ますの?」

佐天「出来ないことはないですけど・・・」

御坂「ねぇ、それじゃあ私と戦ってみない?」

佐天「御坂さんとですか?無理ですよ!勝負になりませんって!」

御坂「大丈夫、ちゃんと手加減するから!ね?」

佐天「いやぁー・・・でも・・・」

黒子「・・・こうなったお姉様はもう止められませんの」

初春「佐天さん、ファイト!」

佐天「うぅ~・・・」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:24:02 ID:5P3WDVp70

川沿いの土手

御坂「どっからでもかかってきなさい!」

黒子「お姉様ったら、もうノリノリですの」

初春「佐天さんがんばってー!」

佐天「うぅ、どうしよう」

黒子「危なくなったら私が瞬間移動で助けますの。どうぞご安心して下さいまし」

佐天「やるしかない、ですか」

黒子「ええ」

佐天「ふぅー・・・・・・・・・よし。いきますよ御坂さん」

佐天「『先んずれば人を制す』」ビュン

御坂(後ろ!?早い!)

佐天「この勝負、勝たせてもらいますよ」ガッ

足払いで御坂のバランスを崩す


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:27:40 ID:5P3WDVp70

御坂「なんのっ!」

咄嗟にバランスを整えて着地する御坂

佐天「そううまくはいきませんね」

御坂「今度はこっちからいくわよ!」バチィ

佐天に電流を放つ

佐天「『兵は神速を尊ぶ』」ヒュン

御坂(かわされた!?)

佐天「戦いにおいて一番重要なのはスピードだと私は思います」

御坂「一理あると思うわ・・・よっ!」バチィ

佐天「もうその攻撃は当たりません」ヒュッ



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:29:31 ID:Kb3PvToH0

能ある鷹は爪を隠す
猿も木から落ちる
で戦力封じ

先んずれば人を制すor藪から棒
一石二鳥
二度あることは三度ある
で先制三連攻撃

応用広すぎワロタ


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:31:00 ID:1lyRhduS0

嘘から出た真



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:31:39 ID:5P3WDVp70

御坂「だったらこれでどうかしら?」ピーン

佐天「超電磁砲ですか。確かにこの距離だと範囲が広くてかわせないかも知れませんね」

御坂「これで・・・終わりよ!」ドン

黒子「ッ!お姉様!威力が・・・!」

御坂「あ!!」

黒子(間に合わない・・・!)

初春「佐天さん逃げて!」

佐天「大丈夫」

佐天に超加速したコインが当たり、そのままチャリン、と落ちた

御坂「へ・・・?」

佐天「私に対する超電磁砲は、『豆腐に鎹』を打つのと同じですから」



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:32:40 ID:UxGYI5Fc0

>>39
これはチート



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:35:07 ID:5P3WDVp70

御坂「・・・私の負けね」

佐天「ええっ!」

御坂「その諺を使われたら、たぶん私の攻撃は全部無効化されちゃうもの」

初春「佐天さんすごいですねー!御坂さんに勝ちましたよ!」

佐天「でも、手加減されてたし」

黒子「それでも十分凄いですわ。もっと胸を張っても良いかと」

御坂(佐天さんが・・・)

初春(胸を張る・・・)

黒子「まっ!お姉様っ!」

佐天(勝った・・・のかな。よくわかんないけど嬉しいや)


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:40:08 ID:5P3WDVp70

御坂「それじゃ、またねー佐天さーん、初春さーん!」

黒子「また明日ですの」

「「はい、また明日!」」



初春「いやー佐天さんすごいですねぇ。まさか第三位の御坂さんに勝つなんて」

佐天「だからー、アレは手加減されてたからなんとかなっただけで」

初春「それでも十分すごいって白井さんも言ってたじゃないですか。
むね・・・じゃなくて自信を持ってください」

佐天「そうは言ってもねぇ。なんか現実味に欠けるというか、『腑に落ちない』というか」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:43:04 ID:5P3WDVp70

初春「細かいことは気にしなくていいんですよ!」

佐天「そうかなぁ・・・」

初春「そうですよ!」

佐天「うーん、なんだかそんなに気にならなくなってきた」

初春「でしょう?能力者になっても佐天さんは佐天さんですから、それでいいんですよ!」

佐天「こら、なんか馬鹿にしてるように聞こえるんだけど」

初春「あ!私こっちなので、また明日~」タタタ

佐天「逃げられた・・・」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:46:54 ID:5P3WDVp70

 

佐天「ただいまー。誰もいないけど」

佐天「ふぅ・・・」ドサッ

ベッドに横たわる佐天

佐天(私の能力って強いのかなぁ)

佐天(第三位の御坂さんに一応勝ったってことは、単純に計算すると私は第二位?いや、三位か)

佐天(三位かぁ・・・考えたことは何度もあったけど、いざそんな力を手に入れたら実感わかないや)

佐天(でも三位なんて久しぶりだなぁ・・・小4の運動会以来かな?うん)

佐天「・・・」

佐天「一位に、なってみたいな」


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:49:47 ID:5P3WDVp70

深夜

一方通行「チッ」

一方(昼寝しすぎて眠れねェ・・・コーヒーも切れやがった)

一方「買いにいくか」



一方「めンどくせェ・・・」スタスタ

一方「家の前に自販機でもありゃァ楽なンだけどな」

「あ、こんばんは」

一方「あァ?」

「やっと見つけましたよ。『鵜の目鷹の目』で探し回ったんですからね」


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:52:37 ID:5P3WDVp70

一方「誰だオメェ」

「佐天涙子っていいます。あなたは一方通行さんですよね?」

一方「だったら何ですかァ?佐天さン」

佐天「ちょっと第一位に憧れまして。そうなれたらなって思ったんですよ」

一方「あーそうかそうか頑張ってな」

佐天「もしかしなくても私のことめんどくさいって思ってますね」

一方「俺はこれから用事があるンだよ。おしゃべりに来ただけならさっさと帰れ」

佐天「用事ですか?私にもありますよ。第一位になるっていう用事が」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:56:48 ID:5P3WDVp70

一方「・・・つまり佐天さンは俺と戦うってコトですかァ?」

佐天「その上で勝つつもりですけど」

一方「ハッ、バカ言ってンじゃねェよ。見たところ無能力者じゃねェか」

佐天「この間まではそうでしたね。でも念願の能力者になれたんですよ」

一方「おめでとうございますゥ。でも俺には勝てねェよ。早く帰れ」

佐天「帰るわけにはいきません。ずっと憧れていたものですから」

一方「チッ・・・めンどくせェ」

佐天「軽く見てると痛い目を見ますよ」

一方(サッサと終わらせてコーヒー買って帰るか)ピッ



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:58:16 ID:pfo2+0SCO

元ネタ飛火夏虫?



64: >>63うん 2013/07/23 22:00:19 ID:5P3WDVp70

佐天「『彼を知り己を知れば百戦殆うからず』」

一方「あァ?」

佐天「あなたの能力や戦闘スタイル、その他諸々の情報は把握しました」

一方「それだけですかァ?佐天さンの能力ってのは」

佐天「いえ、もちろんこれだけではありませんよ。例えば・・・そうですね」

佐天「現在の時刻は分かりますか?一方通行さん」

一方「ンなこと知らねェよ。午前2時くらいじゃねェの」

佐天「ええ、正確には午前2時10分ですね」

一方「佐天さンみたいなババアはもう寝る時間だなァ。で、それがどうしたよ」

佐天「午前2時00分から30分までの間を昔の人は丑三つ時と呼んだんですよ」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:04:45 ID:5P3WDVp70

シーーーン

一方(周りの音が消えた・・・?)

佐天「静かですねぇ」

一方「これもオメェの能力か」

佐天「ええ。『草木も眠る丑三つ時』。ところで、恐怖というのは何をもって感じると思いますか?」

一方「そンなもン絶対的な力に決まってンだろ」

佐天「あぁ、たしかにそれも怖いですね。でも静寂というのも怖くはありませんか?」

佐天「普段はうるさい交差点・・・まぁ、私たちがいま居る場所などですかね」

佐天「うるさいことが普通の場所が、途端に静寂に包まれると、なんだか怖くなりませんか?」



67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:06:44 ID:M3KIUBcrO

なぜ能力がついた佐天さんはいつも一方通行と戦うのか



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:08:56 ID:5P3WDVp70

一方「ハッ、どうもしねェよそンなもン」

佐天「そうでしょうか。いまこの瞬間に限り、この場所は異常です」

佐天「異常なこの空間であなたは少なからずの恐怖を感じているはずなんですよ」

一方「恐怖だァ?ンなワケ・・・」

一方(・・・何だ?変なモンが見えやがる。幻覚か?)

一方通行には理解できないものが見えていた。学園都市最強の能力者でもその正体は分からなかった

佐天「おかしなものでも見えましたか?」

一方「何しやがった」

佐天「さぁ?『幽霊の正体見たり枯れ尾花』とも言いますし、何かの見間違いじゃないですかね」


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:12:20 ID:5P3WDVp70

一方(ワケの分からねェモンが近づいてきやがる)

「あ!こんなところでなにしてるの?ってミサカはミサカはいつまでも帰ってこないあなたを心配してみる!」

一方「打ち止め?テメェこンなトコで何してやが・・・」

一方(いや、違う。声は打ち止めだが・・・おかしい)

一方(アイツあンなにデカかったかァ?)

暗くてよく見えないが、一方通行の目には2mをゆうに越える人影が見えていた

「突然だけど、ミサカの考えてることは何でしょう?ってミサカはミサカは正当率の低い難問を投げ掛けてみる!」

一方「はァ?知らねェよ」

「はずれー。正解はあなたへの憎しみだよってミサカはミサカは隠さずに正解発表してみる」

一方「ッ!」

暗闇から現れたのは、体のあちこちに御坂妹の顔がついている化け物だった

「「「「「許さない」」」」」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:15:34 ID:5P3WDVp70

一方「チッ、サイッコーに趣味が悪ィなァ。佐天さンよォ」

佐天「あなたが一番恐れているものを見せているだけです。私の趣味ではありませんよ?」

一方「俺がこの化けモンにビビッてるってかァ?ハッ、ありえねェよそンなもン!」

佐天「それはどうでしょうか」

「足・・・返して」「許さない」「痛い痛い痛い痛い」「何故?とっても苦しかったんですよ」

一方「・・・ッ」

「酷い」「あんなことをしておいて許される」「そんなわけない」「呪ってやる」

一方「うるせェ!やめろ!」


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:19:26 ID:5P3WDVp70

佐天「そうもいきません。あなたを倒すのが私の目標ですから」

一方「だったらブン殴ってでも止めさせてやるよォ!」

佐天に拳を振り上げる一方通行

打ち止め「やめて!」

一方「ッ!」

その瞬間、佐天の姿が打ち止めに変わり、一方通行は咄嗟に腕を止める

打ち止め(佐天)「意外と優しいんですねぇ。学園都市の第一位ってのは」

一方「クソがァ!うざってェマネしやがって!」

打ち止め(佐天)「既に打ち止めちゃんの姿は『自家薬籠中の物』。
   それよりよそ見してて良いんですか?」

「殺す」「殺す」「殺す」「殺す」

化け物が一方通行に襲いかかる


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:25:00 ID:5P3WDVp70

一方「効かねェよそンな攻撃ィ!」

化け物の攻撃を反射する

「痛い」「酷い」「やめて」「助けて」

打ち止め(佐天)「酷いことしますねぇ。痛がってるじゃないですか」

一方「その姿でベラベラ喋ンじゃねェよ三下ァ!」

打ち止め(佐天)「そう怒らないでくださいよ。『短期は損気』って言いますし」

一方「喋ンなってのが聞こえないンですかァ!?」

打ち止め(佐天)「そんなことより、何か言いたいみたいですよ。御坂妹さんたちが」

一方「あァ?」

「もっと」

「「「「もっと生きていたかった」」」」


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:28:53 ID:5P3WDVp70

一方「ッ!」

「もっとおねえさまとお話したかった」

「もっといろんな景色を見たかった」

「そんな簡単なことすら出来ずにミサカは殺されました」

「ミサカは何のために生まれてきたのでしょう」

「ミサカは貴方に殺されるためだけに生まれてきた?」

「何十回も、何百回も、何千回も、何万回も」

「一体どれほどの死を経験したのでしょう」

一方「・・・オイ、止めさせろ」

佐天「いいえ?止めませんよ」

佐天の姿が元に戻る

佐天「貴方が一番恐れていることが、いまここで起きているんですから」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:32:41 ID:5P3WDVp70

一方「もう一度だけ言う。止めさせろ」

佐天「何度でも言います。止めません」

一方「・・・あァ、そォか。だったらもう容赦しねェ!」ドン

足下のベクトルを操作して超加速する一方通行

打ち止め(佐天)「そんなに怒らないで!ってミサカはミサカは」

一方「打ち止めの姿に変わっても容赦しねェってンだよォォ!!」ブン

拳を振り上げる

打ち止め(佐天)「なっ・・・」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:36:06 ID:5P3WDVp70

佐天「なーんちゃって」

一方「!」

その瞬間、一方通行が佐天に殴り飛ばされる

一方「ぐッ・・・」

佐天「冷静になりましょう。らしくないですよ。まるで
   『飛んで火に入る夏の虫』のようでしたよ?」

一方「クソがァ・・・反射が効かねェってのかァ?」

佐天「いえ、あなたが無意識に反射を切っていただけですよ」

一方「ンなわけねェだろ」

佐天「そういうことわざなんです。あなたの意思は関係ありません」


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:40:52 ID:5P3WDVp70

一方(ことわざ・・・諺だと?)

一方(そういやコイツが能力使うときは決まって変なコト言ってたなァ)

一方(そしてそれが実際に起きるってかァ?つまり・・・)

一方「諺を現実にする能力・・・か」

佐天「正解です。でももう時間切れですよ」

一方「はァ?」

御坂妹の化け物が消えていく

佐天「どうやら私は第一位に勝てたようです。ありがとうございました」

一方「何言ってン・・・」

佐天「時間が流れるのはとても早いですよね。『光陰矢のごとし』とはよく言ったものです」

一方通行の補助演算装置の電源が切れる

一方「あjntすstzghンりqcl」


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:43:44 ID:5P3WDVp70

佐天「意外とあっけなかったですね」

一方「」ドサッ

佐天「これで私が第一位、か」

佐天「あはは、あはははははは・・・」

佐天「・・・」

佐天「あの」

一方「」

佐天「第一位って、あんまり良いもんじゃないですね」

一方通行は答えない

佐天「おかしいですよね。ずっと、ずっとずっと憧れていたはずなのに」

佐天「おかしい、ですよね・・・」


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:47:37 ID:5P3WDVp70

佐天「どうしてですかね」

一方「」

一方通行は答えない

佐天「私は間違っていた?」

佐天「私の憧れは、行動は」

佐天「私の能力は間違っていた?」

一方「」

佐天「・・・違いますよね」

佐天「私は正しい。私は第一位だから。そう思いますよね?分かってくれますよね?元第一位の貴方なら」

一方通行は答えない

佐天「そうです。間違っているのはこの世界。そんな間違いだらけの世界は
   ―――いらない」

佐天「この世界を『画餅に帰す 』」

佐天「みんな、さよなら」


87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:51:24 ID:5P3WDVp70

______
____
__

上条「・・・なんだよ、これ」

上条の目の前には荒廃した学園都市が広がっていた

上条「みんな、みんなどこいったんだよ・・・」

上条「土御門、青ピ、子萌先生、姫神、吹寄、ビリビリ・・・」

上条「インデックスまで・・・一体、何が」

ガラッ

上条「!」

瓦礫が崩れた方向に振り向く

上条「・・・誰か居るのか?」


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:55:01 ID:5P3WDVp70

上条「・・・」

上条「気のせい、か」

「いいえ」

上条「!」

「驚きですね。生きてる人がいるなんて」

上条「・・・どういう意味だ」

「そのままの意味ですよ」

上条「そうじゃねえ。アンタの言葉・・・何か知ってる風じゃねえか」

上条「何を隠してる」

「隠す、ですか。ふふ、それって私がこの世界をメチャクチャにしたことを言ってるんですか?」

上条「何だと・・・!」


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 22:58:53 ID:5P3WDVp70

「ウソじゃないですよ。それにしても、よく生きてられましたね」

上条「俺のことなんてどうでもいい!皆は?インデックスは何処行ったんだよ!」

「死にました」

上条「・・・は?」

「死にましたよ。貴方の知り合いも、インデックスという方も」

「もうこの世界には貴方と私しか生きていないんですよ」

上条「な、何を・・・言って」

「信じられないかも知れませんが本当の話です。夢でもないですよ」

上条「そんな・・・ウソだ・・・」ガクッ

「貴方がどうやって私の能力から逃れたのかは知りませんが、生き残ったのが一人なら問題ないですね」

上条「・・・なんでだよ。なんでこんなこと・・・」


91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 23:01:30 ID:5P3WDVp70

「何故、ですか」

「あえて言うならなんとなくですかね」

上条「何だと・・・」

「なんとなく気に食わなかった。なんとなく想像と違った」

「だから世界をリセットした。ふふ、こんな理由じゃダメですか?」

上条「ふざけてんのか!!」

「大真面目ですよ。どうしてそんなに怒るんですか?」

上条「そんな下らねぇ理由で皆が、インデックスが死んだからだ!」


93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 23:06:22 ID:5P3WDVp70

「そうですか。それで、これからどうするんですか?」

「貴方がいくら頑張っても、この世界を元通りにすることは不可能ですよね」

上条「ああ、俺にはそんなことできねえよ。だがまだ可能性はある」

「?」

上条「アンタの能力でこの世界を元通りにするって可能性がな」

「ふふ、そんなことするとでも思ってるんですか?」

上条「分かってるよ。素直に頼んだところでアンタが従うわけがねぇ。だから!」

上条「俺がアンタの能力を!力ずくでも使わせてやる!!」


95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 23:08:48 ID:5P3WDVp70

「勝てると思ってるんですか?この私に」

上条「勝てる勝てないじゃねぇ。やるかやらねぇかだ!やってみなきゃわかんねぇだろうが!」

「面白いことを言いますね。ふふ、なんだか貴方に興味が沸いてきました」

「名前を教えてもらっても良いですか?」

上条「上条・・・当麻だ。覚えとけよ、名前も知らない女子中学生」

「ああ、そういえば私の名前はまだ教えていませんでしたね」

佐天「佐天涙子です。覚えておいて下さいね、上条さん」

上条「佐天・・・アンタがなんでこの世界をメチャクチャにしたのかは俺には分からねぇ」

上条「だがな、これだけは分かる。アンタのやったことは間違ってるってな!
   だから俺が―――


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 23:09:21 ID:5P3WDVp70

 





   ―――まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」






おわり






97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 23:11:27 ID:SgLJZM+U0

おい


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 23:12:25 ID:qUAtyGdS0

なにこの人気でなくて打ち切りになったジャンプ漫画みたいな終わり


上条「上琴はないわー」

2013-07-24 06:21:58 | とある
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 22:27:47.21 ID:B1w8HXl30
上条「上琴はないわー、マジでないわー」

御坂「その上琴って何かはしらないけど、洗濯物ある?」

上条「あ、靴下洗濯しといて」

御坂「はいはい」



3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 22:30:19.38 ID:B1w8HXl30
上条「いや、上琴はないわー、果てしなくないわー」モグモグ

御坂「今日は隠し味入れてみたんだけど、どう?」

上条「やっぱり美琴のカレーは最高だな」モグモグ

御坂「ふふん、でしょ?」

御坂「おかわりいる?」

上条「貰おうか」

御坂「はいはーい」


4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 22:32:58.46 ID:B1w8HXl30
上条「どう考えても上琴はないわー、空気を掴む並にないわー」

御坂「お風呂沸いたけどさ……」

上条「ん?」

御坂「今日は一緒に……入らない?/////」

上条「なら早く入ろうか」

御坂「うん……/////」


5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 22:33:26.44 ID:g9K9m/c10
上琴アンチSSか。
露骨に非難するSSは止めて欲しいわ。
上琴が大好きな人が多いって事も考慮して頂きたいネ。


7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 22:37:28.54 ID:wZq5/GoQ0
>>5
よく読んでから言えよ


11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 22:46:43.25 ID:B3dI/Gt60
>>5
落ち着け
先走りすると逆にその上琴大好きな人達が叩かれるぜい


8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 22:38:48.54 ID:B1w8HXl30
上条「上琴はないわー、一方通行が俺に勝つ並にないわー」

御坂「お布団敷いたわよ」

上条「ありがとう」

御坂「明日もデートだし、早めに寝ましょ!」

上条「だな、たまには一緒の布団で寝ようぜ」

御坂「……うん/////」


9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 22:42:11.96 ID:B1w8HXl30
上条「上琴はないわー、俺がそげぶしないよりもないわー」

御坂「んん……もう起きてたの?」

上条「当たり前だろ、今日はデートなんだからな」

御坂「えへへ」

上条「寝顔の美琴、可愛かったぜ」

美琴「……か、顔洗ってくる!!」


12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 22:47:37.17 ID:B1w8HXl30
上条「上琴はないわー、ガチでないわー」

御坂「あ、象さんよ!」

上条「餌あげてみるか?」

御坂「……ちょっと怖いかも」

上条「なら一緒にあげようか」スッ

御坂「ちょっ!?手が/////」

上条「手を重ねないと一緒にあげられないだろ?」

御坂「/////」


13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 22:51:00.48 ID:B1w8HXl30
一方通行「通行止めはないわァ」チラッチラッ

打ち止め「じゃあ遊びに行ってきまーすってミサカはミサカは元気に挨拶してみたり!」

芳川「お土産は買ってきてあげるからね」

黄泉川「冷蔵庫にお昼ご飯あるから食べると良いじゃん」

一方通行「……」ショボン


15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 23:02:59.27 ID:M1zhmHORo
セロリさん涙ふけよ


16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 23:03:28.72 ID:02Gc5yK30
上条「上琴はないわー、水と油みたいにないわー」

御坂「はい、ソフトクリーム」

上条「ありがとう」

御坂「美味しいわね、ソフトクリーム」

上条「あぁ、美琴と一緒に食べてるからな」

御坂「もう!/////」

通行人「(なんだよアイツ等リア充かよ……)」


18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 23:06:46.71 ID:02Gc5yK30
上条「上琴はないわー、空気読めてない奴並にないわー」

御坂「あああ!ウサギ可愛い!」

上条「確かに可愛いけど」

御坂「けど?」

上条「美琴はもっと可愛いぜ」ナデナデ

御坂「ひぁ!/////」


19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 23:11:17.35 ID:02Gc5yK30
上条「ないわー、上琴はないわー」

御坂「そろそろ帰りましょうか」

上条「その前に土産屋に行こうぜ」

御坂「へ?何で?」

上条「だって、美琴との思い出を残したいし、忘れたくもないからな」

御坂「……ばか」


21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 23:15:45.77 ID:02Gc5yK30
上条「ないわー、上琴は王道過ぎてないわー」

御坂「……ねぇ」

上条「ん?」

御坂「三人目の家族……作らない?」

上条「いや、まだ駄目だ」

御坂「な、なんでよ!」

上条「だって、三人目を作ったら、俺の美琴が取られちゃうからなー、まだ美琴と二人っきりで居たいしな」

御坂「もうっ!/////」


22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 23:21:39.41 ID:02Gc5yK30
上条「上琴はないわー、ネタが無くなってきたわー」

御坂「お義父さん達から沢山ベビー用品が送られてきたんだけど」

上条「全く、オヤジ達は早いなぁ」

御坂「あはは、ねぇ」

上条「ん?」

御坂「今日はワインでも飲みましょうか」

上条「よし、いただこうか」


23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 23:24:34.25 ID:4EZcGH7DO
ネタ無くなるの早くね?


24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 23:25:35.97 ID:02Gc5yK30
上条「上琴はないわー、ブレないわー」

御坂「うぅん……」

上条「全く、酔うまで飲むなよ」ナデナデ

御坂「えへへー、私、当麻と結婚してよかったー」

上条「上条さんもこんな可愛い嫁さん貰って幸せですよー」ナデナデ


30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/23(火) 23:57:34.07 ID:EtOMVD/P0
上条「上琴はないわー、地球が滅びる並にないわー」

黒子「はやくちゃちゃっと買い物を済ませましょうか」

上条「だな、こんな所を美琴に見られたら……」

黒子「貴方はともかく私が消し炭にされてしまいますわ……」

上条「早く買って帰ろうぜ」

黒子「そうですわね」


31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/24(水) 00:00:42.57 ID:dQma0JiJ0
上条「上琴とかないわー、一方通行がロリコンじゃ無くなる並にないわー」

黒子「さてと、買い物も済みましたし、準備に取り掛かりましょう」

上条「だな」

黒子「早く帰らないとあの子が心配しますわよ?」

上条「分かってるよ」


32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/24(水) 00:07:33.03 ID:dQma0JiJ0
上条「上琴とかないわー、メタルキングを初めて倒して一発で仲間になるよりもないわー」

黒子「ただいま戻りましたわ」

佐天「あー!白井さん達遅いですよー!!」

初春「本当ですよ!何回私が佐天さんにスカート捲られた事か……」

一方通行「ンで、何買ってきたンだ?」

上条「まだ秘密だ」

打ち止め「えー!?気になるってミサカはミサカは焦らされた事に少し腹を立ててみたり!」

黒子「飾り付けは?」

佐天「そりゃあもうバッチリですよー!!」

初春「佐天さんは殆どやってなかったじゃないですか!!」


34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/24(水) 00:09:48.95 ID:dQma0JiJ0
上条「上琴とかないわー、サザエさんに最終回が来ることよりないわー」

御坂「ただいまー!」ガチャッ

パンッ パンッ

佐天「御坂さん!」

初春「お誕生日!!」

黒子「おめでとうございますわ!!!」

御坂「へ?」


40 : ◆AzXlOrCyk6 2013/07/24(水) 00:22:28.32 ID:dQma0JiJ0
上条「上琴とかないわー、ポケットにビスケット入れたら二つになるくらいないわー」

御坂「あ、そういえば今日って……」

上条「まぁ、ちょっとしたサプライズだよ」

初春「上琴よりも幻想通行ですよね!!」

黒子「初春、少しお黙りなさい」

上条「美琴、プレゼントだ」

御坂「カップル限定のゲコ太ストラップ……」

御坂「ありがとう……」

黒子「お姉様!!黒子からは愛の飲料水を!!」

御坂「却下、媚薬入りでしょどうせ」

上条「白井、一ついくらだ」

御坂「こら」

上条「冗談だよ」


42 : ◆AzXlOrCyk6 2013/07/24(水) 00:26:51.46 ID:dQma0JiJ0
上条「上琴とかないわー、昼飯がバナナ一本だった時並にないわー」

佐天「うわ、もうこんな時間!?」

黒子「では、そろそろお開きにしましょうか」

打ち止め「また誘ってねってミサカはミサカはまた誘われるのを確信しながら待ち構えてみたり!!」

一方通行「グダグダ言ってねェで帰るぞ」

御坂「むー……」

上条「またガブガブ飲みましたね美琴さん」


45 : ◆AzXlOrCyk6 2013/07/24(水) 00:32:58.46 ID:dQma0JiJ0
上条「上琴とかないわー、ナメック星人がフリーザに勝てるよりもないわー」

上条「とか言ってる場合じゃないよな、早く美琴に布団を敷いてやらないと」

御坂「えへへー、当麻だぁい好き!!」

上条「……ふぅ、俺もだよ全く」

上条「本当は酔ってないときに渡したかったけどな、本当のプレゼントを」

上条「仕方ないな、枕元に置いておこう」

上条「……全く」



上条「上琴『しか』ないわー」


46 : ◆AzXlOrCyk6 2013/07/24(水) 00:35:38.46 ID:dQma0JiJ0
これにて終了します

因みに自分は上琴は大が付くほど好きです

ダントツで上琴が一番です

此処まで見てくださった方々、どうもありがとうございました!!


こなた「隣、いい?」もこっち「えっ」

2013-07-24 06:15:31 | らき☆すた
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 12:47:06.66 ID:70CsdZVs0
こなた「いやー、つかさもみゆきさんも休みでさー
ぼっちで食べるのも何だしね」

もこっち「え…あああー…そ、そだよねー
へへ…えへへ…」

こなた「智子ちゃんとは話すの初めてだねー
普段は何してるの?」

もこっち「え…ふだ…えと…あー、ふ、普段……
(乙女ゲーばっかしてるなんて言えるわけねー)」

こなた「私はやっぱゲームかなー
特にエロゲはシナリオ凝ってるのもあってやりがいあるんだよー」

もこっち「え、エロゲ!?」

7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 12:48:43.87 ID:iv+kLpvD0
もこっちってらきすた見てなかったっけ


18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 12:51:12.24 ID:70CsdZVs0
こなた「そそ、エロゲ
侮るなかれ。なかなか良いもんだよー」

もこっち(何言ってんだこいつ…まさか私の趣味を引き出して晒し者にする気か
その手は食わん)

もこっち「へ…へぇ~…
い、泉さん…変わってるんだね…」

こなた「智子ちゃんはゲームやらないの?」

もこっち「ぜ、全然やらないかなぁ…なーんて」

こなた「じゃあ何本か貸してあげるから今日うちに来なよ」

もこっち「!?」


19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 12:51:16.71 ID:OZFb37RD0
素晴らしい


28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 12:56:05.78 ID:A+F4uXDD0
もこっちはコミュ障ではなく人間としてダメな部類だから


30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 12:56:31.38 ID:70CsdZVs0
帰り道

こなた「でさー、エロシーンも抜群なんだよ」

もこっち「そ、そーなんだー…えへへへ…
(ど、どうしようこれ以上素を隠したまま会話を続けられない)」

もこっち(というか何なんだこいつは
バカ丸出しのリア充だとばかり思っていたが、下手したら私以上のオタク趣味なんじゃないのか?)

もこっち(何でそんなガチオタがここまでのコミュ力とリア充環境を手に入れることができる!?
私との違いは何だ!?)

こなた「着いたよー」


32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 12:57:36.64 ID:ulUGPpi9P
完全に同類の気配を感じ取られてるな


36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 12:58:05.32 ID:BXFFj7UP0
よかったもこっちに友達ができてよかった…


42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:00:58.14 ID:70CsdZVs0
もこっち(オタの部屋にしては片付いてるな…)

こなた「えーと、初心者の智子ちゃんにオススメなのは…」ゴソゴソ

もこっち(うわ、コンプティークがすげぇ並んでる…男みたいだな)

こなた「ちょっと古いけど、これなんかどうかな?」

もこっち「カノン?」

こなた「泣けるよ~」

もこっち(すごい古いなこれ…
確かコンシューマーで出てなかったっけ?
何でよりによってPC版を…)

もこっち「あ…ありがと…な、なんつって…へへ…」

こなた「じゃあこの後どうする?」


46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:02:50.54 ID:LFfBmBL10
オタクって性質は人間性でも表層部分の要素に過ぎないんだよな
もっと内層の本質部分にリア充気質とコミュ障気質があって、そこはどんなに同類のオタクだろうと別種になっちゃう
高校時代、表層部分のオタク気質だけ感じ取ったリア充が俺と仲良くなろうと話しかけてきて、その後三日で向こうから見限られた時そう思った


48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:03:27.46 ID:vvuuQEoT0
>もこっち「あ…ありがと…な、なんつって…へへ…」




49 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:03:48.84 ID:r1pZR5/K0
もこっちは腐寄りの趣味だしなぁ


50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:03:51.36 ID:ZdBfPMg8T
もこっちならこういう友達ゲットチャンスを全力で無駄にしてしまうはず


53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:05:44.12 ID:70CsdZVs0
もこっち「ど、どうするって!?」

こなた「そうだなぁ、ここは無難にゲーセンプリクラコースか…
いやいやカラオケでアニソン三昧か…」

もこっち(ま、まずい!完璧にオタ仲間にされようとしてる!)

もこっち(私は知っている!
こういうパターンでオタをカミングアウトした場合、地味な方が最終的に孤立していくんだ!ここは非オタを強調しなくては)

もこっち「あ、あ~…そ、そうだー
今日はご、ご、ご合コンの予定があったんだー…
ご、ごめんね…泉さん」

こなた「ほほう、見かけによらずやるねぇ智子ちゃん
じゃあまた今度だね」

もこっち(何とか乗りきった)


54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:05:58.90 ID:XI6/6DV80
蒼色輪廻あたりを勧めると思った


55 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:06:57.58 ID:iv+kLpvD0
やっぱりやってしまったか……


61 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:09:55.15 ID:ulUGPpi9P
ガチオタにもオタ趣味を隠すのは良く分かる


62 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:10:45.26 ID:70CsdZVs0
もこっち宅

ゆうちゃん「あ、もしもしもこっち?どうしたの?」

もこっち「ゆうちゃん?あのさぁ、今日なんか変なやつに目付けられちゃってさ
明らかにキモオタなんだけど、私と仲良くなろうとしてんのよ
参ったわ~」

ゆうちゃん「そうなんだ
大変だねー
でも、もこっちアニメとか好きなのに何で嫌なの?」

もこっち「いや…うん…その…」

もこっち(非オタどもから蔑まれる危険性が高くなるんだよ…)

ゆうちゃん「でも、せっかく友達になれるんなら、なっちゃった方が楽しいと思うけどなぁ」

もこっち(さすがビッチ様は発想からして違いますなぁ)

もこっち「………まぁでも、そうかもしれないね
ありがと、ゆうちゃん」


66 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:13:42.99 ID:4SwuuS060
やっぱりこなたは可愛いなぁ


68 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:14:18.50 ID:70CsdZVs0
こなた宅

こなた「いやさぁ、今日学校ですごい趣味が合いそうな子がいてさぁ」

かがみ「いきなり電話かけてきて第一声がそれ?
別に勝手に仲良くなれば良いじゃない」

こなた「かがみが嫉妬しちゃいけないから先に浮気宣言しといたほうが良いかと思って」

かがみ「するか!
ま、迷惑だけはかけないようにね」

こなた「あーい」

こなた(やっぱ最初はプリクラだよね…)ワクワク


78 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:19:20.27 ID:70CsdZVs0
次の日

こなた「おはよー、智子ちゃん」

もこっち「あ…お、おはよ…」

つかさ「あ、黒木さん…だよね?おはよう」

みゆき「おはようございます、黒木さん」

もこっち(うあああああああ
リア充空間が私を押し潰そうとしている!
死ぬ!圧殺される!)

もこっち「おは、おは、おはぁ~…」ガチガチ

こなた「昨日二人が休んでくれたおかげで貴重なオタ友ができたよ~」

もこっち「ふぐっ!!!」

みゆき(ふぐ?)

つかさ「もー、なにそれー」

もこっち(こ、このアマアアアアア)


85 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:23:39.45 ID:70CsdZVs0
もこっち「あ、あ、あの~わ、私は…別に………」

つかさ「ごめんね、こなちゃんが迷惑かけて
アニメとかゲームとか嫌いだったらはっきり言ってあげてね?」

こなた「え!?そうだったの!?」

もこっち「あ、えと……き、嫌いとまではいかない…けど…」

もこっち(一番そういうのが反応に困るんだよおおおお!!)

みゆき「私、もっと黒木さんのこと知りたいです
黒木さんは何がお好きなんですか?」

もこっち「す、好きなもの…」


93 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:28:42.45 ID:70CsdZVs0
もこっち(…………)

もこっち(な、何か話さなきゃ…)

みゆき「すみません
いきなり踏み込んだ質問をしてしまって迷惑でしたか?」

もこっち(だからそういうのが一番困るって!!)

もこっち「め、め、めっそうもない!
あ、あーお腹いたーい!私先にトイレ行ってるね!」ダダダダ

こなた「あう…行っちゃった」

みゆき「何だか、悪いことをしてしまいましたね…」

つかさ「うーん」

こなた(ふむふむ
これは攻略しがいがありますなぁ…)


94 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:29:08.46 ID:V/kVfxpB0
こなたはかがみから見た目だけなら美少女とか言われてるんだよなぁ
見た目はしずくとかそんな感じか


95 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:29:10.08 ID:KU+xe3TE0
これもこっち頑張ってほしいな
強がってぼっちになり続けても面白そうだけど


101 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:31:47.94 ID:7FZH9Q5Ki
こなたはスペックはリア充もびっくりクオリティだからなぁ

もこっちと分かちあえるのはひより


102 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:33:02.51 ID:70CsdZVs0
トイレ個室

もこっち(何でこうなるかな…)

もこっち(泉さんの言うように、オタ友とかかなり貴重なはずなのに…)

こなた「でさー」

つかさ「それさっきも聞いたよ」

もこっち(や、やばい!このパターンは!)

(こなた「智子ちゃんって絡みづらいね」

つかさ「もうシカトしなよ」)

もこっち(このパターンだ!)

つかさ「こなちゃん、黒木さんってさ…」

もこっち(やめろおおおおおおおおおお)


109 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:36:50.55 ID:70CsdZVs0
つかさ「何だか無理してると思わない?」

もこっち(え?)

こなた「うーん、絶対趣味合うと思うのになぁ
どうやったらフラグが立つかなぁ」

もこっち(ゲーム脳…)

つかさ「難しいよねぇ
無理に関わっても嫌がられるし
やっぱ、じっくり腰据えて、がいいんじゃないかな?」

こなた「うん、かもしれない
やっぱつかさは優しいね」

つかさ「そんなことないよ」


110 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:37:23.94 ID:GISZpEph0
らき☆すた2期が出たら俺結婚するんだ


116 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:41:04.38 ID:vvuuQEoT0
その時、黒木の眼から涙が


117 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:41:08.19 ID:5kLkB7b+0
もこっちは声優に恵まれたな


122 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:44:32.20 ID:70CsdZVs0
もこっち(何か……案外考えてくれてる……)

もこっち(…………)

昼休み

こなた「智子ちゃん、隣いい?」

もこっち「あ……うん……」

こなた「カノンどうだった?」

もこっち「え……えと………
ち、ちょっとやったけど……ふ、深いね(とりあえずそれっぽいこと言わないと)」

こなた「そっかぁ、なら良かった
わからないことがあったら何でも聞いてよ~」

もこっち「う………………うん」

もこっち(どうしよう気まずい
何喋ろ何喋ろ何喋ろ何喋ろ…)

こなた「あたしってさー、ずっと喋ってるから、よく人の話聞いてないとか言われるんだよねー」

もこっち(!?何だいきなり
これがリア充の話術か!?)


124 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:44:58.52 ID:c7Mxu2Gv0
出会ってしまったか


125 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:45:54.44 ID:kDqrAjOr0
もこっちは汚いこなただからな


129 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:49:40.90 ID:at6wrsuI0
もこっちはガチのクズだから好き


133 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:54:08.60 ID:70CsdZVs0
こなた「でもちゃーんと重要なとこは聞いてるから、心配しないでね」

もこっち(何が言いたい!?いよいよ私を奈落に落とす展開か!?)

こなた「んー、うまく言えないけどさ
私が智子ちゃんと仲良くなりたい気持ちは本物だから
これからも呆れずに付き合ってくれたら嬉しいなーってさ」

もこっち(…………)

もこっち(………これは)

こなた「くはー、やっぱこういうの苦手だわ。気分変えよっか
ねぇ智子ちゃんは好きな声優とかいるの?」

もこっち(……………)

もこっち「…………い……」

こなた「い……いで始まる声優……」

もこっち「入野…自由………」

こなた「おーっ!入野自由!私も好きだよ~!
やっぱ趣味が合うね~」


137 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:55:31.98 ID:cxbGyrt70
久々にらきすた見て胸が熱くなった


144 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:58:17.23 ID:70CsdZVs0
もこっち「えへへ…い、いいよね……やっぱあの声質がさ………」

こなた「ふむふむ」

つかさ「うまくやってるみたいだね」

かがみ「あれが黒木さん?何かこなたと正反対ね」

みゆき「正反対だから惹かれ合うのでしょうね
素敵です」

かがみ「みゆきさんが言うとありきたりなセリフもそう聞こえないわね」

もこっち(ゆうちゃん…何かぼっち脱出できそうだよ…)

こなた(オタ友ゲット…とりあえず初デートはカラオケでアニソンマラソン決定)ドキドキ


終わり


146 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:59:35.36 ID:KU+xe3TE0
>>144
最後の行が見えない


148 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:59:49.24 ID:9IOzUdtS0
おつ


149 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 13:59:52.84 ID:W/0JdGp30
>>144
あれ、目にゴミが入ったぞ。最後の行が見えないぞ!


150 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 14:00:06.80 ID:CWf4l+G60
なにおわってんだよ!!


151 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 14:00:12.65 ID:7Z2Hffnp0

でも続きがあってもいいのよ


154 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 14:00:26.61 ID:QUe2c7cN0
俺が高校の時ぼっちをこじらせて机で1人遊びしてた時に隣の女子が
『何か君って1人でも楽しく生きていけそうだよね』
見られて恥ずかしかった俺はお、おう…しか言えなかった


156 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 14:01:38.75 ID:GISZpEph0
ありがとう、僕にも勇気が出ました
さて、気合入れてアニメでも見るかな


163 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 14:06:53.78 ID:lmmdgHTg0
ワタモテ方向に寄せるとアニメ2話みたく最後バッドエンドに向かいそうで怖い


164 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 14:07:00.99 ID:sMCX2L0H0
死にたい





死にたい


165 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 14:09:07.33 ID:7FZH9Q5Ki
終わってた


166 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/23(火) 14:09:17.45 ID:Zxz8xbohO
らきすた見てえええ

SS在庫

{\rtf1\ansi\ansicpg1252 {\fonttbl\f0\fnil\fcharset128 HiraKakuProN-W3;} {\colortbl;\red255\green255\blue255;\red0\green0\blue0;\red255\green255\blue255;\red51\green51\blue51; \red204\green204\blue204;} \deftab720 \itap1\trowd \taflags0 \trgaph108\trleft-108 \trbrdrt\brdrnil \trbrdrl\brdrnil \trbrdrt\brdrnil \trbrdrr\brdrnil \clmgf \clvertalc \clcbpat3 \clwWidth25840\clftsWidth3 \clmart10 \clmarl10 \clmarb10 \clmarr10 \clbrdrt\brdrs\brdrw20\brdrcf5 \clbrdrl\brdrnil \clbrdrb\brdrs\brdrw20\brdrcf5 \clbrdrr\brdrnil \clpadt100 \clpadl100 \clpadb100 \clpadr100 \gaph\cellx8640 \pard\intbl\itap1\pardeftab720\sl360\partightenfactor0 \f0\fs24 \cf2 \cb3 \expnd0\expndtw0\kerning0 \outl0\strokewidth0 \strokec2 <script type="text/javascript">\ var nend_params = \{"media":18670,"site":91775,"spot":223194,"type":2,"oriented":1\};\ </script>\ <script type="text/javascript" src="http://js1.nend.net/js/nendAdLoader.js"></script>\cell \pard\intbl\itap1\cell \pard\intbl\itap1\cell \lastrow\row}