1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:30:21.41 ID:b3f8/38m0
夜神月「くだらない…不幸の手紙から何の進歩もしてない」
~帰宅~
夜神月「なるほど、殺し方も自由に決めれるのか」
夜神月「殺し方も自由に決めれる…?」
夜神月「ということは…」
夜神月「童貞を卒業できるかも…!?」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:37:06.60 ID:b3f8/38m0
ドドドドッ
渋井丸「おねーさん」
渋井丸「今から俺らと遊ばない?」
男「さすがタクサンすんげー美人ゲット」
夜神月「確かに美人だ…よし!」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:40:22.19 ID:b3f8/38m0
夜神月「リューク…目の取引だ」
リューク「コンタクトいれるみたいにすぐ終わるぜ」
キイイイイイン
夜神月「見える…見えるぞおおおお名前が!!!!」
夜神月「○○、コンビニで漫画を立ち読みしている茶髪の男と性行為に及び、その3時間後に安楽死で死亡…っと」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:42:07.09 ID:ZPVXWX8h0
取引に躊躇ないな
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:42:28.34 ID:b3f8/38m0
男「逃げた!」
渋井丸「待ちな!こっちはバイクだぜ!」
ゴシャッ!!!!!!
女「助けて下さい!!」
夜神月「大丈夫ですか?」
女「変な人が…」
夜神月「もう大丈夫ですよ」
女「ありがとうございます…」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:44:41.60 ID:71TMa6ON0
あのルックスと頭と社会的信用があったら童貞卒業に魅力なんかないだろ
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:49:13.71 ID:ldwijyiB0
>>17
あのルックスも頭も社会的信用も無いライトなんだろ
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:50:14.98 ID:Y/reOzgS0
>>20
取り柄ねーじゃんwwwwww
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:45:41.17 ID:b3f8/38m0
女「あの…今度お礼が…っ!!」
夜神月「(スタート!)」
女「…」パンツズルー
夜神月「いい子だね…」チンコビンビンッ
夜神月「待ちきれない、入れるよ」
ズプッ
女「んんっ…」
夜神月「あぁ、なんて温かいんだ…」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:48:50.30 ID:b3f8/38m0
パンパンッ
女「んっ、んっ、ん…」
夜神月「はぁはぁ…」
夜神月「(まずい、自慰と違う…雰囲気に呑まれてるのか!?」
夜神月「(もう出そうだ…まだ3分も立ってないぞ…」
夜神月「(僕としたことがああああああああ)うぅっ」ドクッ
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:51:21.24 ID:b3f8/38m0
夜神月「…」
夜神月「(気持ち良かった…これがセックスか)」
夜神月「(物理的な気持ち良さよりも、雰囲気に呑まれてしまった )」
女「…」
夜神月「ありがとう、そしてさようなら」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:54:04.06 ID:b3f8/38m0
~帰り道
夜神月「一人犯した…」
夜神月「人を…一人犯した…僕が…」
夜神月「どうする…こんないやらしいノート…」
夜神月「ちがう…いつも思ってたことじゃないか」
夜神月「世の中腐ってる…かわいい奴とセックスしたい」
夜神月「できるんだ、このノートがあれば」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:56:18.60 ID:nkWXLB6t0
この月馬鹿だwwwwww
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:57:06.24 ID:OY+1FvJM0
>夜神月「どうする…こんないやらしいノート…」
いやらしくはねーよwwwww
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:58:47.90 ID:2yz1g35q0
鑑識で即バレじゃねーかwwww
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 09:59:06.15 ID:b3f8/38m0
夜神月「問題は…精神力…」
夜神月「たった一人でこれだ…当たり前だ、初セックスだ…軽いはずがない」
夜神月「耐えられるか?やめるか、いや、やめちゃダメだ…精神や童貞を犠牲にしてでも」
夜神月「誰かがヤってるのは見たくないんだ。このままじゃいけないんだ。そうとも僕にしかできないんだ…!ヤろう」
夜神月「デスノートで、ヤる!」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:01:42.10 ID:b3f8/38m0
リューク「なるほどね」
夜神月「さすがに毎晩ヤリ過ぎて寝れないし、この五日で4キロ痩せたよ」
夜神月「それでも膣の掃除と思い、超かわいい子の名前を書き続けた」
夜神月「そうなると今の世の中は便利だ。24時間エロ動画が売買されている。どんなハメ撮りもすぐ売れる」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:05:47.78 ID:nkWXLB6t0
デスノート欲しくなった
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:05:56.15 ID:b3f8/38m0
リューク「しかしなんで安楽死なんだ?」
夜神月「死因を書かなければ皆心臓麻痺で死ぬ。それはかわいそうだよ、リューク」
夜神月「主だったかわいい子の名前は書き尽くす、それが全員僕に犯された挙句すぐに安楽死」
夜神月「これほど幸せなことはないだろう?」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:09:25.98 ID:b3f8/38m0
リューク「なるほどね」
夜神月「世の中に知らしめるんだ、僕の存在を。正義のヤリチンがいるって事を!!」
夜神月「かわいい子は使い捨て、誰もセックスができなくなる」
夜神月「そして犯されて当然なかわいい子が僕 とセックスする裏で、ブスは普通に消していく」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:12:25.84 ID:LjsZo7vv0
何処が正義だwww
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:12:41.14 ID:b3f8/38m0
夜神月「そしていつかかわいい子は気付くだろう。こんなかわいかったら犯される」
夜神月「そして僕が認めた真面目でかわいい人間だけとセックスする」
リューク「なるほどね」
夜神月「何を言ってるんだリューク?」
夜神月「僕は日本一と言ってもいいくらいデカチンだよ」
夜神月「そして僕は…」
夜神月「セックス界の神になる!」
完
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:14:51.71 ID:0/aFpJPt0
もっと続けて性の描写を頑張って欲しいんですがねぇ
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:14:55.61 ID:PWKa7jtj0
性病の神になれるな
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:15:35.46 ID:LrrGP+k/0
月くん、クズ杉
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:17:10.56 ID:b3f8/38m0
ー某先進国
OPPAI国際刑事警察機構会議
M「そうか…OPPAIもやっと重い腰を上げたか」
M「この事件いくら私でも警察の手を借りないわけにはいない」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:18:28.69 ID:b3f8/38m0
そこに名前を書かれた者は死んでしまうデスノート
それを武器に世の中のかわいい子とセックスしたいと決心した夜神月
そしてそれを傍観して抜くデスノートの提供者、死神リューク
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:22:04.56 ID:b3f8/38m0
リューク「それにしても一生懸命だな」
夜神月「ん。時間をムダにはできないよ、リューク」
夜神月「ノートに名前を書ける時間は限られている。朝起きて夜寝るまでくらいだ」
夜神月「学校の成績も今まで通りでいる事も大切だ」
夜神月「授業中にセックスできないし、家で本場での予習もやっておかないとね」
夜神月「何しろ世の中を僕の理想の世界に変えるんだ。時間はいくらあっても足りない」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:30:00.71 ID:b3f8/38m0
高田清美「夜神くん…」
夜神月「清美…」
チュッ…クチャァ
高田清美「ん…」
ヌチャ…
高田清美「んんっ…」ビクン
夜神月「清美…」チュパッ
高田清美「夜神くん…」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:36:20.32 ID:b3f8/38m0
夜神「…できる、清美?」
高田清美「うん…」ガチャガチャ
スルッ
高田清美「…」チュパッ
夜神月「ぁ…」
高田清美「んんん」ジュルジュル、クチャァ
夜神月「い、いいよ清美上手だ」
高田清美「んふふ」チュルチュル
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:38:17.46 ID:b3f8/38m0
夜神月「清美…」スルッ
高田清美「そんな見られると…」
夜神月「綺麗だよ清美」
高田清美「…//」
夜神月「…」パチン
ハラリ
夜神月「…!」
ムニュ、ムニュ
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:40:11.74 ID:b3f8/38m0
高田清美「…大きくないよ」
夜神月「何を言ってるんだ清美…十分大きいし、何より美しいよ」
夜神月「…」レロレロ
高田清美「んぁんっ」
夜神月「…」チュパァ
高田清美「はぁ…んんっ…」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:42:28.75 ID:b3f8/38m0
夜神月「清美、いいかな?」
高田清美「…うん」
夜神月「入れるよ…」グッ
高田清美「んっ…」
夜神月「あぁ…」グググッ
クチュ、チュ
高田清美「んんっ!」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:44:57.85 ID:b3f8/38m0
夜神月「入った…動かすよ、清美」
高田清美「ちょっと待って夜神くん、少し痛い…」
夜神月「すまない、ゆっくり動かすね」
高田清美「…うぅん、大丈夫」
夜神月「清美…」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:47:08.21 ID:b3f8/38m0
夜神月「…」ズプププ
高田清美「ん…」
夜神月「…」ズプププ、ズプッ
高田清美「あっ…」
夜神月「はぁ、はぁっ…」クチュ、クチャ
高田清美「あんっ…」
夜神月「はぁっ…」パンパンッ
高田清美「あっ、んんっ!」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:50:08.65 ID:b3f8/38m0
夜神月「はぁはぁいいよ、はぁ清美っ…!」パンパンッ
高田清美「夜神くん…あんっ!」クチュ、ジュプュ
松田「もうダメだあああああああ出るううううううう!」ドピュッドピュッ!!
夜神月「バカ野郎おおおお松田あああああああ!!!どこに出してる!?!?!?ふざけるなぁあああああああああああああ!!!!」
松田「ごめんよライト君」
完
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 10:57:58.16 ID:LjsZo7vv0
どっから松田出てきたw
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 11:16:46.35 ID:k+4DDkJ00
乙
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/27(木) 11:29:10.24 ID:/LDbkvEX0
松田ってwwwww
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:03:20.96 ID:2bGwxcea0
とあるカフェ
月「……ふ、なんだい、竜崎。楽しいお茶の時間に……」
L「月くんも分かっているはずです。偽りの友を演じるのはやめましょう」
月「……ふん。キラの話か。証拠もないのに僕をキラなんt」
L「私は月くんが好きです」
月(!?)
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:07:36.44 ID:2bGwxcea0
L「前から月くんに好意を寄せていました」
月(お……落ち着け。Lのことだ、僕の動揺を誘っているんだろう)
L「月くん。月くんは、私の推理では、99%キラです」
月(そら来た。動揺を誘い、自分のペースに乗せ、口を割らせようとする……考えが見え見えだ)
L「しかし」
L「私のこの好意も99%本物だと思うんです」
L「月くん。私と付き合ってください」
月(!?)
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:12:51.84 ID:2bGwxcea0
L「……」
月(なんだこの空気)
L「月くん。返事を」
月「えっ?……あ、ああ……」
月(……無難な返事を心がけるんだ。いつキラの話になるか分からない)
月「……か、考えておくよ」
L「……月くん。疑ってるんですか?」
月「え」
L「これは私自身の気持ちです。キラとは関係ない」
L「なので、月くんも月くん自身の答えを出してください」
月(……こいつ、本気か?)
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:13:11.93 ID:sFRMslOI0
↓参考画像
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:16:01.45 ID:U/u4xUCG0
>>24
今俺の好奇心をぶん殴りたいorz
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:14:08.83 ID:sFRMslOI0
>>72
その後の展開がこれ
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:17:52.30 ID:2bGwxcea0
L「私もずっと迷っていました」
L「キラを捕まえたいという自分の気持ち。それに反して……」
L「一目惚れした人のキラ容疑がどんどん高まっていく」
月「……それは僕のことか」
L「そうです。だから……私は」
L「人生で初めて、苦しいと思った。犯罪者を捕まえるだけの人生の中で、初めて、『苦しいと思えた』んです」
月「りゅ、竜崎……」
L「だから……気持ちを伝えようと思った。ただ、それだけの話です」
月(……嘘をついてるようには思えない)
月(しかし……嘘をついてる可能性を捨ててはいけない!)
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:18:45.19 ID:QE145Oga0
残りの1%は?
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:23:10.97 ID:LhDLbeoP0
>>30
閃き
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:23:12.39 ID:2bGwxcea0
月(ここは……いったん逃げる!)
月(こいつのペースに合わせたら何が起こるか分からない……!)
月「……すまないな、竜崎。信用できない」
L「……!」
月「僕はキラじゃない。だからこそ、僕をキラだと疑っているヤツを」
月「信用できると思うか?」
L「……そ、それは分かっているんです……その上で……」
月「……もういい。ふざけている暇があるなら、一刻も早く本物のキラを見つけるために捜査を進めてくれ」
月「僕はこれで失礼するよ」ガタッ
L「……月くん……」
・
・
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:27:23.80 ID:2bGwxcea0
・
・
・
夜神宅
ガチャ
月「ただいま」
総一郎「……月。遅いぞ。こんな時間までどこに行っていた」
月「……父さんも、知ってるんだろう? 例のごとく、竜崎に尋問されてたんだよ」
総一郎「尋問?……おかしいな」
月「……父さん?何か知ってるのか?」
総一郎「……月。おまえ、告白されただろう」
月「!……なんで父さんがそれを!」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:31:33.64 ID:2bGwxcea0
総一郎「月……おまえ……」
月「父さん!竜崎とグルだったんだな!父さんも僕を疑ってるんだ!」
総一郎「……月!歯をくいしばれ!」バキッ
月「ぐはっ!?な、何を……!!」
総一郎「月!おまえは竜崎が……Lが……どんな気持ちで……っ!」
月(……なんの話だ?)
総一郎「何が尋問だ……。私は昨日」
総一郎「竜崎に恋の相談を受けたんだ!」
月(!?)
総一郎「竜崎がどんな気持ちだったか、お前には分かるか!?」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:32:39.57 ID:v3VRCMfA0
誰得
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:32:51.32 ID:BliMEgdk0
俺得
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:33:31.22 ID:GJv3CZdk0
損得を考えるなんてナンセンスだよ
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:35:15.45 ID:YJkAcFAe0
私はBLです…
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:36:48.67 ID:2bGwxcea0
『夜神さん……明日、上手くいくでしょうか?』
『それは分からん。だが……告白すると、決めたんだろう』
『はい……』
『なら、そうすればいい。人の好意に向き合えないほど、月は情けない息子じゃないはずだ』
『ありがとうございます……夜神さん』
『礼には及ばない。キラ事件のことは、今は忘れよう。頑張るんだぞ』
『はい』
総一郎「あの時の竜崎の目は本気だった」
月「……」
総一郎「お前はそれを踏みにじったんだ」
月「そ……そんなの知るか! 普段からキラだキラだと言われて、突然告白なんて……!」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:41:23.80 ID:2bGwxcea0
総一郎「……失望したぞ、月」
月「と、父さん!僕は悪くない!」
総一郎「……。竜崎の目を、ちゃんと見てやったか!?ちゃんと、話を聞いてやったのか!?」
月「あ、ああ!もちろんさ!」
総一郎「その上でお前は!!」
総一郎「竜崎がふざけていると!!竜崎がお前を混乱させようとしてると!!」
総一郎「そう思ったんだな!?」
月「……っ」
月(ぼ、僕は……)
月(常に、疑っていた……)
月(薄々、本気だと気づいていながら……っ!)
総一郎「月!!どうなんだ!?」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:45:17.20 ID:gk9s8EIM0
意外と流されやすい月
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:47:26.10 ID:2bGwxcea0
月「……父さんの言う通りだ。僕は、竜崎の気持ちに向き合おうとしなかった」
総一郎「……」
月「でも……どうすればいいんだ。あいつと僕は……」
月「……敵なんだよ……」
総一郎「……月。お前の悪いクセだ」
月「!」
総一郎「頭が良い故に、状況を整理し、客観的に見て判断を下そうとする傾向にある」
総一郎「もちろん、それは悪いことではない。しかし……」
総一郎「時として、人は……立場や状況を無視する行動をするべきなんだ」
月「っ……」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:50:35.02 ID:CJZ/f9fU0
敵・・・?
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:51:32.58 ID:2bGwxcea0
総一郎「あとは、お前に任せる」
総一郎「……あまり夜遅くまで起きるんじゃないぞ」ガタッ
ガチャ…バタン
月「……」
月(……僕はキラだ)
月(そして……告白してきたのはL)
月(……くそ……)
月(……そもそも、どうなんだ?僕はあいつのことを、どう思っているんだ?)
月(……)
月(……そうだ……)
月(……あの時……僕が感じたことを思い出せばいい……)
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:00:10.11 ID:2bGwxcea0
月(告白された時……)
月(僕は何を考えた)
月(『気持ち悪い』?……普通は、こう考えるはずだ)
月(しかし、僕は……あくまで、『キラ』としての自分。『L』としてのあいつ……そこばかり考えていた)
月(……あいつの好意と、『キラ』と『L』の関係。そこの狭間で戸惑っていた)
月(でも……それは間違ってる! 僕が考えるべきなのは……!)
月(あいつの好意に対して、僕の気持ちがどうなったのか、だ!)
月(そして、僕は……)
月「……リューク」
リューク「うほっ……うほっ……」
月「リューク!」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:05:02.88 ID:2bGwxcea0
リューク「うほっ!?なんだイキナリ!?」
月「気持ち悪い顔しやがって……お前は人間の恋に興味があるのか」
リューク「へへ……いいだろ、静かに眺めてる分にはよぉ」
月「……明日、竜崎と話をつけてくる」
リューク「うほっ、マジかよ。そりゃ楽しみ……」
月「お前は僕の見えない距離まで、そして、僕らの会話が聞こえない距離まで離れろ。いいな?」
リューク「ああ? それじゃ意味ねぇだろ」
月「リューク。これは僕たち二人の問題だ」
リューク「ちっ……報告だけ頼んだぜ? じゃねーと禁断症状が出ちまう」
月「どういう体してるんだお前は」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:11:38.12 ID:2bGwxcea0
リューク「人間の恋の味ってのは、リンゴよりうまいってことに気づいたからな」
月「……気持ち悪い死神だ」
リューク「うほっ。そう言うな。俺もお前らの恋が実ることを祈ってるぜ」
月「死神に祈られたら、悪いことが起きそうだ」
リューク「くく……とりあえず約束は守ってやるよ。離れてりゃいいんだろ」
月「……ああ。明日で」
月「キラとLの戦いは終わりだ」
・
・
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:16:39.80 ID:2bGwxcea0
・
・
・
とあるカフェ
L「……話、ですか」
月「ああ……はっきりさせようじゃないか」
L「……昨日はすみません。私にはコミュニケーション能力がないもので」
月「ふっ……いや、竜崎の気持ちは伝わってきたよ」
L「……?」
月「竜崎。まず……ひとつ言っておく」
L「なんでしょう」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:21:58.19 ID:2bGwxcea0
月「僕は、捕まってもいい。そう思った上での言葉だ」
L「!……まさか」
月「僕はキラ(ホモ)だ」
L「!……認めるんですね?」
月「竜崎の推理通りだ。僕は大量殺人犯キラ(ホモ)」
L「……」
月「しかし……同時に」
月「夜神月という一人の人間だ」
月「僕は、キラという立場より、自分の気持ちを優先させようと思った」
月「だから……僕は、全てをさらけ出して竜崎と向き合う」
L「……うれしいです」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:27:42.55 ID:2bGwxcea0
月「僕は竜崎を信用しているし、だまされていてもかまわない」
月「自分の気持ちを伝えるだけだ。昨日の竜崎と同じように」
L「……」
月「僕は竜崎が好きだ」
L「……!」
月「掴みどころがなくて、マイペースで……でも、竜崎とたわいもない話をしている時を、僕は無意識に楽しんでいた」
L「月くん……私も……月くんとの会話を、楽しんでいました」
月「竜崎。今はLもキラも関係ない」
月「僕と付き合おう」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:34:32.18 ID:2bGwxcea0
L「もちろん、です……」
月「……ありがとう……竜崎……僕は一度、君の気持ちを無視したのに……」
L「いえ……私が悪いんです。それに、最終的には私と向き合ってくれた」
L「それだけで十分です」
月「……竜崎。もう殺人はやめるよ。そして……二人で歩もう」
月「二人の愛の新世界へ」
L「……」コクン
リューク「うほっ!!!!うほほっ!!!!!!」
・
・
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:35:16.28 ID:cAL03qgj0
リューククソワロタwwwww
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:41:57.02 ID:2bGwxcea0
こうして、月(ホモ)とL(ホモ)はカップルになった。
L(ホモ)は無断で捜査を打ち切り、極秘裏に月(ホモ)を保護し、家に帰った。
もちろん納得できないキラ捜査本部のメンバー。しかし、総一郎は全てを察したような目でメンバーをなだめ、事なきを得た。
家族、優秀な学生の立場……全てを捨て、L(ホモ)に向き合った月(ホモ)を総一郎は誇りに思った。
そしてキラ事件はどんどん風化し……テレビで扱われなくなり……人々の注目を浴びることはなくなった。
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:43:00.09 ID:3A+mfBsD0
ナレーション…
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:44:23.63 ID:m2wf485G0
愛は人を変える、か……
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:51:13.45 ID:2bGwxcea0
月(ホモ)の母と妹は突然の兄の失踪に涙した。
しかし、総一郎は全てを察したような目で二人をなだめた。
こうして……月(ホモ)とL(ホモ)は
今までの戦いを忘れ、新世界へと歩みだした。
二人(ホモ)+死神一匹の暮らし。
リュークは当然退屈せず……
月(ホモ)とL(ホモ)は平和な暮らしを送った。
デスノートは埋めた。
これが、警察や世間を騒がせたキラ事件の真実である。
・
・
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:56:29.55 ID:2bGwxcea0
・
・
・
月(ホモ)「……L」
L(ホモ)「なんですか?」
月(ホモ)「僕たち……幸せだよな」
L(ホモ)「……99%幸せですね」
月(ホモ)「ん?あとの1%はなんだよ?」
L(ホモ)「それは……私が月くんにふさわしい人物なのか、という不安です」
L(ホモ)「本当に私で良かったんですか?こんな、社交性のない男……」
月(ホモ)「ふっ……そんなことか」
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:59:37.50 ID:9xkCqo+R0
(ホモ)がデフォになっとる
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:00:59.27 ID:2bGwxcea0
月(ホモ)「僕たちの歩む新世界にそんな不安はいらないよ」
L(ホモ)「……ありがとう。うれしいです」
月(ホモ)「……散歩でも行くか」
L(ホモ)「そうですね」
リューク「うほっ」
おわり
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:01:32.11 ID:MT9T1k1E0
一瞬良い話かと思ったがBADENDだこれ
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:03:24.09 ID:zT+NXjHO0
>>119
二人が幸せならそれでいいじゃないか
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:08:00.21 ID:MT9T1k1E0
>>120
ああ…そうだな
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:04:25.79 ID:jQBpQgBP0
乙(ホモ)
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:16:38.73 ID:I2ailSXMO
これが奇才かね
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:17:58.89 ID:YaxYebNV0
気づいたら勃起しとった
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:27:32.21 ID:k+jJY82N0
>>127
駄目だこいつ…早くなんとかしないと
とあるカフェ
月「……ふ、なんだい、竜崎。楽しいお茶の時間に……」
L「月くんも分かっているはずです。偽りの友を演じるのはやめましょう」
月「……ふん。キラの話か。証拠もないのに僕をキラなんt」
L「私は月くんが好きです」
月(!?)
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:07:36.44 ID:2bGwxcea0
L「前から月くんに好意を寄せていました」
月(お……落ち着け。Lのことだ、僕の動揺を誘っているんだろう)
L「月くん。月くんは、私の推理では、99%キラです」
月(そら来た。動揺を誘い、自分のペースに乗せ、口を割らせようとする……考えが見え見えだ)
L「しかし」
L「私のこの好意も99%本物だと思うんです」
L「月くん。私と付き合ってください」
月(!?)
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:12:51.84 ID:2bGwxcea0
L「……」
月(なんだこの空気)
L「月くん。返事を」
月「えっ?……あ、ああ……」
月(……無難な返事を心がけるんだ。いつキラの話になるか分からない)
月「……か、考えておくよ」
L「……月くん。疑ってるんですか?」
月「え」
L「これは私自身の気持ちです。キラとは関係ない」
L「なので、月くんも月くん自身の答えを出してください」
月(……こいつ、本気か?)
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:13:11.93 ID:sFRMslOI0
↓参考画像
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:16:01.45 ID:U/u4xUCG0
>>24
今俺の好奇心をぶん殴りたいorz
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:14:08.83 ID:sFRMslOI0
>>72
その後の展開がこれ
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:17:52.30 ID:2bGwxcea0
L「私もずっと迷っていました」
L「キラを捕まえたいという自分の気持ち。それに反して……」
L「一目惚れした人のキラ容疑がどんどん高まっていく」
月「……それは僕のことか」
L「そうです。だから……私は」
L「人生で初めて、苦しいと思った。犯罪者を捕まえるだけの人生の中で、初めて、『苦しいと思えた』んです」
月「りゅ、竜崎……」
L「だから……気持ちを伝えようと思った。ただ、それだけの話です」
月(……嘘をついてるようには思えない)
月(しかし……嘘をついてる可能性を捨ててはいけない!)
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:18:45.19 ID:QE145Oga0
残りの1%は?
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:23:10.97 ID:LhDLbeoP0
>>30
閃き
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:23:12.39 ID:2bGwxcea0
月(ここは……いったん逃げる!)
月(こいつのペースに合わせたら何が起こるか分からない……!)
月「……すまないな、竜崎。信用できない」
L「……!」
月「僕はキラじゃない。だからこそ、僕をキラだと疑っているヤツを」
月「信用できると思うか?」
L「……そ、それは分かっているんです……その上で……」
月「……もういい。ふざけている暇があるなら、一刻も早く本物のキラを見つけるために捜査を進めてくれ」
月「僕はこれで失礼するよ」ガタッ
L「……月くん……」
・
・
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:27:23.80 ID:2bGwxcea0
・
・
・
夜神宅
ガチャ
月「ただいま」
総一郎「……月。遅いぞ。こんな時間までどこに行っていた」
月「……父さんも、知ってるんだろう? 例のごとく、竜崎に尋問されてたんだよ」
総一郎「尋問?……おかしいな」
月「……父さん?何か知ってるのか?」
総一郎「……月。おまえ、告白されただろう」
月「!……なんで父さんがそれを!」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:31:33.64 ID:2bGwxcea0
総一郎「月……おまえ……」
月「父さん!竜崎とグルだったんだな!父さんも僕を疑ってるんだ!」
総一郎「……月!歯をくいしばれ!」バキッ
月「ぐはっ!?な、何を……!!」
総一郎「月!おまえは竜崎が……Lが……どんな気持ちで……っ!」
月(……なんの話だ?)
総一郎「何が尋問だ……。私は昨日」
総一郎「竜崎に恋の相談を受けたんだ!」
月(!?)
総一郎「竜崎がどんな気持ちだったか、お前には分かるか!?」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:32:39.57 ID:v3VRCMfA0
誰得
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:32:51.32 ID:BliMEgdk0
俺得
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:33:31.22 ID:GJv3CZdk0
損得を考えるなんてナンセンスだよ
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:35:15.45 ID:YJkAcFAe0
私はBLです…
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:36:48.67 ID:2bGwxcea0
『夜神さん……明日、上手くいくでしょうか?』
『それは分からん。だが……告白すると、決めたんだろう』
『はい……』
『なら、そうすればいい。人の好意に向き合えないほど、月は情けない息子じゃないはずだ』
『ありがとうございます……夜神さん』
『礼には及ばない。キラ事件のことは、今は忘れよう。頑張るんだぞ』
『はい』
総一郎「あの時の竜崎の目は本気だった」
月「……」
総一郎「お前はそれを踏みにじったんだ」
月「そ……そんなの知るか! 普段からキラだキラだと言われて、突然告白なんて……!」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:41:23.80 ID:2bGwxcea0
総一郎「……失望したぞ、月」
月「と、父さん!僕は悪くない!」
総一郎「……。竜崎の目を、ちゃんと見てやったか!?ちゃんと、話を聞いてやったのか!?」
月「あ、ああ!もちろんさ!」
総一郎「その上でお前は!!」
総一郎「竜崎がふざけていると!!竜崎がお前を混乱させようとしてると!!」
総一郎「そう思ったんだな!?」
月「……っ」
月(ぼ、僕は……)
月(常に、疑っていた……)
月(薄々、本気だと気づいていながら……っ!)
総一郎「月!!どうなんだ!?」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:45:17.20 ID:gk9s8EIM0
意外と流されやすい月
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:47:26.10 ID:2bGwxcea0
月「……父さんの言う通りだ。僕は、竜崎の気持ちに向き合おうとしなかった」
総一郎「……」
月「でも……どうすればいいんだ。あいつと僕は……」
月「……敵なんだよ……」
総一郎「……月。お前の悪いクセだ」
月「!」
総一郎「頭が良い故に、状況を整理し、客観的に見て判断を下そうとする傾向にある」
総一郎「もちろん、それは悪いことではない。しかし……」
総一郎「時として、人は……立場や状況を無視する行動をするべきなんだ」
月「っ……」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:50:35.02 ID:CJZ/f9fU0
敵・・・?
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 22:51:32.58 ID:2bGwxcea0
総一郎「あとは、お前に任せる」
総一郎「……あまり夜遅くまで起きるんじゃないぞ」ガタッ
ガチャ…バタン
月「……」
月(……僕はキラだ)
月(そして……告白してきたのはL)
月(……くそ……)
月(……そもそも、どうなんだ?僕はあいつのことを、どう思っているんだ?)
月(……)
月(……そうだ……)
月(……あの時……僕が感じたことを思い出せばいい……)
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:00:10.11 ID:2bGwxcea0
月(告白された時……)
月(僕は何を考えた)
月(『気持ち悪い』?……普通は、こう考えるはずだ)
月(しかし、僕は……あくまで、『キラ』としての自分。『L』としてのあいつ……そこばかり考えていた)
月(……あいつの好意と、『キラ』と『L』の関係。そこの狭間で戸惑っていた)
月(でも……それは間違ってる! 僕が考えるべきなのは……!)
月(あいつの好意に対して、僕の気持ちがどうなったのか、だ!)
月(そして、僕は……)
月「……リューク」
リューク「うほっ……うほっ……」
月「リューク!」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:05:02.88 ID:2bGwxcea0
リューク「うほっ!?なんだイキナリ!?」
月「気持ち悪い顔しやがって……お前は人間の恋に興味があるのか」
リューク「へへ……いいだろ、静かに眺めてる分にはよぉ」
月「……明日、竜崎と話をつけてくる」
リューク「うほっ、マジかよ。そりゃ楽しみ……」
月「お前は僕の見えない距離まで、そして、僕らの会話が聞こえない距離まで離れろ。いいな?」
リューク「ああ? それじゃ意味ねぇだろ」
月「リューク。これは僕たち二人の問題だ」
リューク「ちっ……報告だけ頼んだぜ? じゃねーと禁断症状が出ちまう」
月「どういう体してるんだお前は」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:11:38.12 ID:2bGwxcea0
リューク「人間の恋の味ってのは、リンゴよりうまいってことに気づいたからな」
月「……気持ち悪い死神だ」
リューク「うほっ。そう言うな。俺もお前らの恋が実ることを祈ってるぜ」
月「死神に祈られたら、悪いことが起きそうだ」
リューク「くく……とりあえず約束は守ってやるよ。離れてりゃいいんだろ」
月「……ああ。明日で」
月「キラとLの戦いは終わりだ」
・
・
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:16:39.80 ID:2bGwxcea0
・
・
・
とあるカフェ
L「……話、ですか」
月「ああ……はっきりさせようじゃないか」
L「……昨日はすみません。私にはコミュニケーション能力がないもので」
月「ふっ……いや、竜崎の気持ちは伝わってきたよ」
L「……?」
月「竜崎。まず……ひとつ言っておく」
L「なんでしょう」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:21:58.19 ID:2bGwxcea0
月「僕は、捕まってもいい。そう思った上での言葉だ」
L「!……まさか」
月「僕はキラ(ホモ)だ」
L「!……認めるんですね?」
月「竜崎の推理通りだ。僕は大量殺人犯キラ(ホモ)」
L「……」
月「しかし……同時に」
月「夜神月という一人の人間だ」
月「僕は、キラという立場より、自分の気持ちを優先させようと思った」
月「だから……僕は、全てをさらけ出して竜崎と向き合う」
L「……うれしいです」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:27:42.55 ID:2bGwxcea0
月「僕は竜崎を信用しているし、だまされていてもかまわない」
月「自分の気持ちを伝えるだけだ。昨日の竜崎と同じように」
L「……」
月「僕は竜崎が好きだ」
L「……!」
月「掴みどころがなくて、マイペースで……でも、竜崎とたわいもない話をしている時を、僕は無意識に楽しんでいた」
L「月くん……私も……月くんとの会話を、楽しんでいました」
月「竜崎。今はLもキラも関係ない」
月「僕と付き合おう」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:34:32.18 ID:2bGwxcea0
L「もちろん、です……」
月「……ありがとう……竜崎……僕は一度、君の気持ちを無視したのに……」
L「いえ……私が悪いんです。それに、最終的には私と向き合ってくれた」
L「それだけで十分です」
月「……竜崎。もう殺人はやめるよ。そして……二人で歩もう」
月「二人の愛の新世界へ」
L「……」コクン
リューク「うほっ!!!!うほほっ!!!!!!」
・
・
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:35:16.28 ID:cAL03qgj0
リューククソワロタwwwww
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:41:57.02 ID:2bGwxcea0
こうして、月(ホモ)とL(ホモ)はカップルになった。
L(ホモ)は無断で捜査を打ち切り、極秘裏に月(ホモ)を保護し、家に帰った。
もちろん納得できないキラ捜査本部のメンバー。しかし、総一郎は全てを察したような目でメンバーをなだめ、事なきを得た。
家族、優秀な学生の立場……全てを捨て、L(ホモ)に向き合った月(ホモ)を総一郎は誇りに思った。
そしてキラ事件はどんどん風化し……テレビで扱われなくなり……人々の注目を浴びることはなくなった。
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:43:00.09 ID:3A+mfBsD0
ナレーション…
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:44:23.63 ID:m2wf485G0
愛は人を変える、か……
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:51:13.45 ID:2bGwxcea0
月(ホモ)の母と妹は突然の兄の失踪に涙した。
しかし、総一郎は全てを察したような目で二人をなだめた。
こうして……月(ホモ)とL(ホモ)は
今までの戦いを忘れ、新世界へと歩みだした。
二人(ホモ)+死神一匹の暮らし。
リュークは当然退屈せず……
月(ホモ)とL(ホモ)は平和な暮らしを送った。
デスノートは埋めた。
これが、警察や世間を騒がせたキラ事件の真実である。
・
・
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:56:29.55 ID:2bGwxcea0
・
・
・
月(ホモ)「……L」
L(ホモ)「なんですか?」
月(ホモ)「僕たち……幸せだよな」
L(ホモ)「……99%幸せですね」
月(ホモ)「ん?あとの1%はなんだよ?」
L(ホモ)「それは……私が月くんにふさわしい人物なのか、という不安です」
L(ホモ)「本当に私で良かったんですか?こんな、社交性のない男……」
月(ホモ)「ふっ……そんなことか」
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 23:59:37.50 ID:9xkCqo+R0
(ホモ)がデフォになっとる
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:00:59.27 ID:2bGwxcea0
月(ホモ)「僕たちの歩む新世界にそんな不安はいらないよ」
L(ホモ)「……ありがとう。うれしいです」
月(ホモ)「……散歩でも行くか」
L(ホモ)「そうですね」
リューク「うほっ」
おわり
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:01:32.11 ID:MT9T1k1E0
一瞬良い話かと思ったがBADENDだこれ
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:03:24.09 ID:zT+NXjHO0
>>119
二人が幸せならそれでいいじゃないか
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:08:00.21 ID:MT9T1k1E0
>>120
ああ…そうだな
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:04:25.79 ID:jQBpQgBP0
乙(ホモ)
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:16:38.73 ID:I2ailSXMO
これが奇才かね
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:17:58.89 ID:YaxYebNV0
気づいたら勃起しとった
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/25(月) 00:27:32.21 ID:k+jJY82N0
>>127
駄目だこいつ…早くなんとかしないと
SS在庫
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