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どうも
腐女子の ゆゆ
です(`・∀・´)

主に他サイトssを貼るだけです。
たまーに投稿したりします。

八幡「知り合い達とデート()してみた」

2013-06-11 00:00:41 |  やはり俺の青春ラブコメはまちがっている

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 01:46:22.13 :/6p60I8qO

八幡「……」ペラ

雪乃「……」ペラ

結衣「……」ポチポチ

八幡「……ふぅ」パタン

八幡(しっかしホント何もしねぇなこの部活……。というか果たしてコレを部活と呼んでいいものか)

八幡(そういや他の奴は普段、何をしているんだろうか。どうもこう暇だといらん事に頭を働かせてしまう。……少し確かめてみるか)

八幡「あのs」

雪乃「帰りましょ」

結衣「そだね。またねヒッキー」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 01:50:24.66 :/6p60I8qO

ガララピシャッ

八幡「」ポツーン

八幡(聞く前に帰っちまった……。そういやもうこんな時間か、大半の奴はもう帰ってるな。しょうがねぇ、今日は帰るか)スクッ

??「フッフッフッ……困っているようだな、八幡!!」

八幡「さてと帰るか」

材木座「ちょっと待って!無視しないで!お願いします!」ガラッ

八幡「お前キャラ崩壊はえーよ……」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 01:55:32.67 :/6p60I8qO

八幡「……んだよ」

材木座「いや、少し補修があったので一緒に帰ろうかなっと思ってな……」

八幡(なんで最初の観察対象が材木座なんだよ……。誰だ思い立ったが吉日なんて言った奴は。これじゃ大凶じゃないか……)

八幡「分かったよ……」

材木座「何故、渋い顔をしているのだ!?」

八幡(結局こいつの日常は見たことある上に、それ以外も大体想像がつく。さらに特に何も無かったときた。よって以下割愛)


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 02:04:53.93 :/6p60I8qO

翌日土曜日

八幡(さて、誰を誘おうか……。由比ヶ浜辺りなら暇そうだな)

八幡「今日、暇なら一緒に出かけないか?……っと」ピッ

prrrrr

八幡(早いな。流石由比ヶ浜)ピッ

From:☆★ゆい★☆
Sub:ごめん!ヒッキー!
今、友達とカラオケ中で用事空きそうにないの!ごめんね!(;_;)

八幡(……ま、こんなモンか。フッ……)

小町『おにいちゃーん、リモコンの電池切れちゃったから買ってきてー!』

八幡「のやろう兄をパシらせる気か……。まあいいか、気分転換がてらコンビニ行くか」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 02:09:50.39 :/6p60I8qO

店員「アラートアッシター」

八幡(さて、電池も買ったし帰るk……)

葉山「あれ、ヒキタニ君。珍しいな、こんなところで合うなんて」

八幡「よお、お前こそ一人でいるなんて珍しいな」

葉山「流石にいつも誰かと一緒にいるわけじゃないさ」

八幡「そうか。じゃあな」

葉山「ちょっと待ってくれないかいヒキタニ君」

八幡(だから誰だよヒキタニ君って)


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 02:14:45.30 :/6p60I8qO

葉山「実はこの店を探しているんだがどこにも見当たらなくて……。もし良かったら一緒に探してくれないかい?」ピッ

八幡(なんでコイツと……)ジッ

八幡「ってここウチのすぐ近くの店じゃないか。かなり複雑な道だからストリートビューじゃ分からんぞ」

葉山「知っているのか!もし良かったら案内頼むよ。お礼はするから」

八幡「分かったよ、ついてこい」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 02:21:41.44 :/6p60I8qO

ワンワン!!

八幡・葉山「!?」

ブルルルルル!!

八幡(マズい!犬が車道に!間に合うか……)ダッ

ズザザーッ!!キキーッ!!

運転手「アブねぇじゃねぇか坊主!!いきなり道に飛び出してくんじゃねぇ!!」

八幡「す、すみません……」

運転手「たくっ……轢いちまったらどうすんだ……」バタン

ブロロロロ……

八幡「ったく、大丈夫か?コイツ野良犬か……」

ワンワン!!ダッダッダッ……

八幡「っと……逃げちまいやがった……」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 02:27:06.10 :/6p60I8qO

葉山「大丈夫かい、ヒキタニ君!?」

八幡「ああ、少し擦りむいただけだ。特に異常はない」

葉山「そうか、それは良かった」

八幡「そういや道案内だっけか?行くぞ」

葉山「あ、ああ。よろしく頼む」

葉山「…………俺は何であの時動けなかったんだ……」ボソッ

八幡「何か言ったか?」

葉山「い……いや、何でもない」

八幡「そうか」

八幡「……」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 02:34:41.02 :/6p60I8qO

八幡「ほい、着いたぞ」

葉山「こんなところにあったのか……。ありがとう、助かったよ」

八幡「それじゃな」

葉山「ちょっと待ってくれ、これを」ペラ

八幡「なんだこれ?」

葉山「新しくオープンした美容院の優待券だよ。今度誰かを誘って行くといいよ」ニコッ

八幡(流石イケメン、抜かり無いな。だがぼっちの俺にこんなの渡すとかケンカ売ってるに等しいぞ……)

葉山「あ、あれ?気に入らなかったかな?」

八幡「いや、ありがたく貰っとくわ。ありがとよ」

葉山「そうか、なら良かった。じゃあな」

八幡「おう」

八幡(トラブル以降の葉山の表情には若干、影があったような気がしたが……。まあ、気にしていても得は無いか)


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 02:40:14.92 :/6p60I8qO

八幡「小町、帰ったぞ。ホレ、電池」

小町「お兄ちゃん遅すぎ~……。あれから1時間も経ってるよ」

八幡「スマンな」パサッ

小町「あれ?お兄ちゃん、その紙切れ何?」

八幡「ああ、確か新しく出来た美容院の優待券だそうだ。小町、お前にやるよ」ピラッ

小町「おっ!これはこれは……」ピキーン


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 02:47:11.90 :/6p60I8qO

小町「あー、やっぱこれいらないわ」ピラッ

八幡「ちょっおまっ……折角の兄の優しさを無駄にしやがって」

小町「別に私、今は紙伸びてないしそれ有効期限今日だし」

八幡「えっ……。マジだ……」

小町「まったく。それじゃ小町ちょっと出かけてくるよ」

八幡「どうせ出かけんだったら最初から自分で買いにいけよ……。あと間違えても俺のシャツ着たまんま外に出んなよ。見たヤツを盲目状態にせにゃならん」

小町「うわっ……キモッ。流石の小町もそのシスコンぶりにはドン引きかも……」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 02:54:53.01 :/6p60I8qO

小町「それじゃあ行ってくるー!」バタン

八幡「……寝るか」ギシギシ

ピンポーン

八幡「……なんだ、宅急便か……」ガチャ

平塚「やあ、比企谷君」

八幡「な、なんで先生が……」

平塚「ふむ、何やら君の妹さんから連絡があってな。何でもいいモノあげるから君の家に行かないか……と。丁度近くに用事があったし寄ったんだが」

八幡(小町のヤツか……。というかアンタはよく親や先生が言う危ない人に連れてかれるガキかよ……)

八幡「ま、まあ。これを」ピラッ


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 03:01:10.80 :/6p60I8qO

平塚「おおっ!美容院の優待券じゃないか!?興味があったんだ。ありがとう比企谷」

八幡「え、先生その歳で美容院行っても既に手おk……」

平塚「ペガサス彗星拳!!」メシィ

比企谷「グハッ!」

平塚「そうだ比企谷、一緒についてこい」

比企谷「……さ、流石にいくら相手がいないからって……」

平塚「……」パキポキ

比企谷「……喜んでお供させていただきます」

平塚「流石比企谷、理解が早くて助かるよ」

八幡(やっぱりこの人結婚できないだろうな、これ)


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 03:13:54.88 :/6p60I8qO

美容院後

平塚「どうだ、比企谷?だいぶ綺麗になっただろう」ソワソワ

八幡「え、ええ……まあ……」

八幡(ここでNOと言ったら殺されかねん……)

平塚「そうかそうか。ありがとうな比企谷、これはお礼だ」パサッ

八幡「今度はボウリングの優待券か……しかも今度は4枚も」

平塚「実は手に余ってて困っていたんだ。今度使ってくれ。それじゃあな」

比企谷(ああ……婚活で使おうと思ってドタキャンされちゃったんだな。ソース俺。小1の頃遊びに誘われたのに一人公園でずっと待ってて、翌日いつの間にか場所変更されてた。連絡止めたヤツ絶対に許さん)

比企谷(帰るか……)クルッ

川崎「あ……アンタは……」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 03:18:40.44 :/6p60I8qO

比企谷「川崎か。これからバイトか?」

川崎「ああ。アンタは?」

比企谷「ちょっと手のかかる子供の相手をしてたトコだよ」

川崎「?……ふーん」

八幡(あ、今何言ってんだコイツって顔したな。……よく考えてみたら何を言ってるんだ俺は)

川崎「アタシ急いでるから、じゃあね」スタスタ

八幡「あ、ああ」

川崎「……スカラシップの件、ありがとうね」スタスタ


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 03:24:33.40 :/6p60I8qO

翌日日曜日

八幡「zzz...」

prrrrr!!

八幡「……ん?誰だ。まだ11時だと言うのに……普通か普通だな」ピッ

From:☆★ゆい★☆
Sub:今日は暇だよ!
ヒッキー昨日はごめんね(´・ω・)
今日は何も予定無いから一緒に出かけない?O(≧▽≦)O

八幡「……」ニヤッ

八幡「ハッ!いかんいかん。っとしかしどこに行こうにもな……。そうだ……」

ピッ


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 03:30:41.44 :/6p60I8qO

ボウリング場

ガランガラン!!

八幡(フッ……ストライク)ニヤリ

戸塚「凄いよ!八幡!」

雪乃「……以外ね。貴方がまさかここまで出来るなんて」

結衣「うわっ!2連続ストライクってマジ!?」

八幡「フッフッフッ……俺にかかればチョロいもんだ……」

雪乃「貴方の腐敗した魚のような目でも出来ることはあるのね」

八幡「おい、今の誉めるとこだろうが……。ってか目は関係無いだろ目は」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 03:41:13.28 :/6p60I8qO

1時間前

戸塚「今日は誘ってくれてありがとう由比ヶ浜さん、八幡」

雪乃「私はあまり運動は得意ではないのだけれど……」

八幡「これで揃ったな」

結衣「やっぱりこういうのっていっぱいいた方が盛り上がるよね~」

八幡「知らん。俺はいっぱい人が集まってるのを外からしか見たことが無いからな」

雪乃「胸を張って言えることではないでしょうに……」ハァ

八幡(結局4枚あるチケットを消費する為にみんなにボウリング場に集まってもらった。ぶっちゃけ楽しそうな戸塚が見たかっただけである。計画通り)ニヤッ

結衣「ヒッキーマジでキモい……」

雪乃「その下卑た笑いを止めてくれないかしら。酷く不快だわ」

八幡(……ちょっと泣きそ……)


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 03:45:52.18 :/6p60I8qO

戸塚「エイッ!」

ガランガラン

八幡「スペアか。流石戸塚かわいいな戸塚」

戸塚「八幡、誉めるとこ違くない!」ムスッ

八幡「おお悪い戸塚。すごかったぞ」

戸塚「えへへ……ありがとう八幡」ニコッ

八幡(ヤバい……!可愛すぎる……!)


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 03:50:15.10 :/6p60I8qO

結衣「えいっ!」

ガランガラン

雪乃「スプリットね」

結衣「うーん……中々上手くいかないな……」

八幡「ボールを滑らせるんじゃなくて回転させるようにすればピンが飛んで端まで落とせるようになるぞ」ジューッ

結衣「ボールってどうやって回転かけるの?両手で回すの?」

雪乃「これは……」

八幡「まさかここまでバカが進行しているとはな」

結衣「バ、バカじゃないもん!!」


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 03:55:37.58 :/6p60I8qO

雪乃「次は私ね」

ガランガラン

八幡「またストライクかよ……」

雪乃「少し疲れてきたわ……」

結衣「ゆきのん大丈夫?」ダキッ

雪乃「ちょっと由比ヶ浜さん、暑苦しいわ……」

戸塚「二人とも仲良いねー」

八幡「そだな……」ジュー

八幡(……)

戸塚『八幡……僕も抱いて良いかな……』キュウウン

八幡(…………悪くない。むしろ良い)グッ

戸塚(八幡急にガッツポーズしてどうしたんだろ……?雪ノ下さんのストライクを喜んでいるのかな?)


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 04:01:25.42 :/6p60I8qO

1時間後

戸塚「今日はありがとう。それじゃあ僕はここで、じゃあね」スタスタ

結衣「バイバイさいちゃんまた明日~!」

結衣「楽しかったねぇゆきのん」

雪乃「……そうね、今日は楽しかったわ」

結衣「また一緒に行こうね!」ニコッ

雪乃「ええ」ニコッ

八幡(うわぁ……なんか俺凄い場違いなんじゃね……)ポツン


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 04:06:02.54 :/6p60I8qO

結衣「ヒッキー!」ダキッ

八幡「うおっ!」

結衣「今日はありがとう!楽しかったよ!」

八幡「お、おう……」

八幡(近いし良い臭いだし柔らかい……)

雪乃「貴方の顔面にストライクを決めればその煩悩も飛ぶかしら」ゴゴゴ

結衣「うわっ!もうヒッキーマジキモい!変態!スケベ!」

八幡「いや、抱きついてきたのお前だろ……」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 04:09:22.06 :/6p60I8qO

結衣「……」カァァァ

八幡「なんで俺が罵声を浴びなきゃいけないんだ……」

雪乃「一応、腐った目をしたあなたにもお礼は言わないといけないわね。ありがとう、楽しかったわ」

八幡「おい、明らかに一言余計だったろ」

雪乃「あら、そうかしら?一応誰に言ってるか分かりやすくしたつもりなのだけれど」

八幡「なんだその悪意に満ちた補足は……」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 04:09:58.82 :Uj7Hm3f10
先生どこ行った


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 04:23:52.45 :/6p60I8qO

結衣「バイバイ!ヒッキー、ゆきのん!」タッタッ

雪乃「私もここで失礼させてもらうわ」スタスタ

八幡「さて、俺も帰るか……。ん?あれは……」

平塚「聞いてくださいよ……おじさん。せっかくおめかしして行ったのに皆で除け者にしてね……」

屋台のおやじ「いや、だからそれはアンタが飲み会の席でアレコレ騒いじゃったからじゃあ……」

平塚「どうせ私はお嫁にいけらいんれすよぉ……オーイオイオイ……」

屋台のおやじ「駄目だこりゃ」

八幡(平塚先生……誰か嫁にもらってやれよマジで。取り合えずバレると面倒そうなのでとっと帰るとしよう)スタコラ


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 04:25:54.60 :/6p60I8qO

材木座「おお八幡!!久しいな!何年振りか。我は今大激戦を終えて帰還したところだ!ワッハッハッハッ!!」カミブクロバサー

八幡「わっ!このバカッ!!」

平塚「ひぃーきーがーやぁーー……」ガタッ

材木座「うおっ!我は帰るぞサラダバー!!」ダッ

八幡「このっ……!急いで俺も……」

ガシィッ!!

八幡「!?」

平塚「また会ったな……。少しはらしを聞いてくれ……」ゴゴゴ

八幡「」

その後ヒッキーは酔っぱらった先生の愚痴を延々と聞き続けたそうな……




59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 04:26:41.17 :+klQDzu80
ん?


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 04:27:34.05 :Vr79Xd9LO
おいやめろよそこは敢えて何も描写しないのがお約束だろ先生が可哀想じゃんか


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 04:33:58.42 :/6p60I8qO

酔った先生を自宅に連れ込んでギシアンさせる展開誰かはよ(他力本願)


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 04:45:42.45 :LBb+1Bp60

八幡「あーあ、先生。酒乱なのは知ってるけど、ゴミ捨て場で爆睡とか勘弁してくださいよ」

八幡「エロマンガじゃないんだから」

平塚「うー、気持ち悪い」

八幡「うちに連れて行きますから、水飲んで酔い覚ましてください」

平塚「八幡は優しいな。惚れてしまいそうだ」

八幡「やっぱりここに捨てていこうかな」


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 04:51:04.23 :LBb+1Bp60

八幡「なんだこれは」

小町『友達の家に泊まってくる』

八幡「置き手紙を残して、家には誰もいない状況。これはまずい」

平塚「どうした八幡」

八幡「いいえ、なんでもありません。水を持ってくるのでソファにでも寝転がっててください」


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:02:59.01 :Vr79Xd9LO
ほう…
続けたまえ


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:13:09.77 :LBb+1Bp60

平塚「家族がいない家に女を連れ込むとは、意外と好色なのだな。八幡」

八幡「ひどい錯乱状態だ。酒ってこえー」

八幡「はい、水。便所は廊下出てすぐ右なんで」

平塚「色気も何もない返事だな」

八幡「童貞っすサーセン」

平塚「卒業したくはないか」


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:18:21.80 :LBb+1Bp60

八幡「はいはい、童貞をからかわないでください」

平塚「そこで押してこないから童貞なんだよ」

八幡「……本気にしたらどうするつもりですか」

平塚「酔いがさめたら全部忘れているさ」

平塚「君は上と下、どちらに興味があるのかね?」

八幡「そ、それってどういう」

平塚「童貞君でも理解できる言葉に噛み砕いたつもりなんだがね」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:21:05.93 :Vr79Xd9LO
両方です!


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:23:55.22 :LBb+1Bp60

八幡「じゃ、じゃあ下を」

平塚「ほう、君のようなガキはおっぱい好きだと思っていたが」

八幡「おっぱいはネットでいくらでも見れますから」

平塚「最近は無修正も多いと思っていたんだが、そうでもないのか」

八幡「ネットで無修正とかウィルス怖いんで」

平塚「君は本当に小心者だな」

八幡「やっぱからかっていたんですね」

平塚「からかってはいるが、約束を違えるとは言っていない」


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:27:32.89 :LBb+1Bp60

八幡「ごくり」

平塚「どうした、ストッキングを脱いでいるだけだぞ」

八幡「別に、なんでもないですし」

平塚「そんなに大げさなリアクションをしてもらえると、女冥利に尽きるな」

平塚「若い童貞というのも良いものかもな」

八幡「変な誤解されるの本当に迷惑ですからやめてください」

平塚「かわいい奴だ。お前は」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:27:32.76 :Vr79Xd9LO

誰か先生の可愛い画像ください!


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:33:33.82 :LBb+1Bp60

平塚「ああ、そうだ。八幡はどういう性癖なんだ」

八幡「普通ですよ」

平塚「そうじゃなくて、スカートから脱いで欲しいのか」

平塚「パンツから脱いで欲しいのか」

平塚「聞いている」

八幡「別に、どっちでもいいし」

平塚「この期に及んでその態度は感心しないな」


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:38:38.34 :LBb+1Bp60

八幡「どっちでもいいからやるなら早くしろ」

平塚「分かった。上着を脱ごう」

八幡「どうしてそうなる」

平塚「君が煮え切らない態度だからだ」


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:42:07.25 :LBb+1Bp60

平塚「さて、結構薄着になってしまったな。上も下も脱ぐと下着になってしまう」

八幡「そうですね」

平塚「スカートとシャツ、どっちを脱いで欲しい?」

平塚「私の酔いが冷める前に答えた方がいいと思うぞ」

八幡「す、スカートで」


82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:46:58.06 :LBb+1Bp60

平塚「はいはい、どうだ八幡」

八幡「ちょっと透けててエロいっす」

平塚「次は、君が脱がせてみるか?」

八幡「え、いや、あの」

平塚「言いたいことがあるならはっきり言いなさい」

八幡「失礼します」


84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:52:57.36 :LBb+1Bp60

八幡(うっすら透けた生地のしたからのぞく密林)

八幡(その先は厚い生地に覆われ隠されている)

八幡(そして俺は、その呪縛を今)

平塚「そう凝視するな。その、早くしてくれ。恥ずかしくなってきた」

八幡「先生、女体の神秘。解明させていただきます」


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:57:11.48 :LBb+1Bp60

ツーンとした臭い。ブルーチーズと納豆とクサヤのパフェ。モルボルの口部ように蠢く未開の門

禁断の扉を開けた先には、俺の理解の範疇を超える世界が広がっていた



平塚「おい、八幡。どうしたんだ、八幡。おい、しっかりしろ、おい」

薄れゆく記憶の中、俺は、この日の記憶を、多分、一生忘れないだろう、と確信した



おわり


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 05:58:57.45 :qdaP2kFp0
投げやがったwwwwwwwwwwww


90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 06:00:34.71 :LBb+1Bp60

由比ヶ浜「くんくんくん」

三浦「なにやってんの?」

由比ヶ浜「いや、私の臭い大丈夫かなって」

三浦「ちゃんと洗ってるなら問題ないわよ」

三浦「そんなところ恥ずかしくて洗えなーいとか血迷ったこと考えてなければ心配する必要ないわ」

由比ヶ浜「大丈夫、だよね?」

戸塚「大丈夫だよ。問題ない」


93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 06:14:58.35 :/6p60I8qO

サンクス先生かーいかったよ先生

ちょっとオマケ

結衣の家

結衣(ヒッキーに抱きついちゃった……)カァァァ

結衣(胸も当てちゃったしヒッキーなんかいい匂いしたし……)ゴロゴロ

結衣(ヤバッ……体臭大丈夫だったかな?汗とか酷くなかったかな……)

prrrrr!!


94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 06:23:36.21 :/6p60I8qO

結衣「あ、ヒッキーだ」パカッ

From:八幡
今日は俺なんかの為にありがとうな
また今度頼む

結衣「……」ボンッ

結衣「~~~~~ッ!!」ゴロゴロ

八幡の家

平塚「うーい、いもーとー……きいてくれー……」ヒック

小町「ハイハイ大丈夫ですからねっ、ねっ!」ナデナデ

平塚「う~……zzz...zzz...」

小町「ちょっとお兄ちゃん平塚先生どうすんの?」

八幡「し、暫く寝かせてやれ……。耳元でど、怒鳴られたせいでみ、耳が……」キーン

小町「……やはりお兄ちゃんの青春ラブコメはまちがっている…………」

平塚「zzz...zzz...」




95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 06:26:51.28 :wv61fk4S0
乙!


97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 06:39:35.28 :RgLxY5rkP
おっつおっつ


98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/28(火) 06:54:40.05 :CD+OTFDp0
大層乙であった

黒子「火神君は765プロのアイドルで誰が好きですか?」

2013-06-01 08:05:58 | 黒子のバスケ
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 20:58:37.26 ID:jRBu3g6nO [1/30]
火神「決まってんだろ!」

火神「オレは中学2年までアメリカにいた」

黒子「知ってますけど」
火神「日本(こっち)戻ってきてガクゼンとしたよ。アイドルのレベル低すぎて」

黒子「……」

火神「オレが求めてんのはお遊びのアイドルじゃねー。もっと全力で血が沸騰するようなアイドルが見てーんだ」

黒子「落ち着いてください。それで、誰が好きなんですか?」

火神「……さん」

黒子「え?」

火神「だー! あずささんだよ、あずささん! 三浦あずささんだよタコ!」

黒子「……そうですか」

火神「てか、反応うすいな! コラ」

黒子「すみません。予想通りだったもので」

火神「んだと!?」

黒子「ガサツで、大雑把な火神君は、きっと大柄な三浦あずささんだろうと、ボクは思ってました」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 21:04:04.71 ID:jRBu3g6nO [2/30]
火神「テメー!」ガシッ

黒子「苦しいです、火神君」

火神「オレの事はなんて言われてもかまわねー。けどな、あずささんの悪口だけは黒子! いくらテメーでも許せねえ!!」

黒子「落ち着いてください、火神君」

火神「オレは、れーせーだよ」

黒子「冷静な人は、人を絞めあげて吊りあげません」

火神「チッ」ドスッ

火神「じゃあ聞くが、テメーは誰のファンなんだよ? まあどーせ、どこまでもふつーなテメーのことだ、春香ちゃんとかだろーな」

黒子「違います」ニコ

火神「あ?」

黒子「天海春香ちゃんは……むしろ苦手です」

火神「意外だな」

黒子「だってあの人……カゲ薄いじゃないですか」

火神「テメーが言うのかよ!? それ!」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 21:10:04.75 ID:jRBu3g6nO [3/30]
黒子「ボクはハゲだ……」

火神「うえっ!?」

黒子「間違えました。ボクは影だ」

火神「ヘンな所でボケんな!」

黒子「影は光が強いほど濃くなり、光の白さを際立たせる」

火神「なるほどな。つまりテメーが好きなのは、あのキラキラ輝くとファンに人気の、星井……」

黒子「秋月律子さんのファンです」

火神「おもいっきり影の存在じゃねーか! しかももうアイドルじゃねーし!」

黒子「ボクは影だ」

火神「さっきも聞いた」

黒子「だから影で目立たず、でもここぞという時に活躍する、そういう存在が好きなんです」

火神「さっき言ってたことと違くね!?」

黒子「別に違いませんよ。火神君、変な誤解はやめてください」

火神「てめえ……」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 21:16:04.11 ID:jRBu3g6nO [4/30]
黒子「でもボク達、意外にアイドルの趣味は近いかも知れません」

火神「あずささんとりっちゃん……近いかよ?」

黒子「二人とも……巨乳です」

火神「……そういうことかよ」ニヤッ

黒子「ボクも秋月律子さんの胸を見ると、正直……色々ムラッときました」

火神「何気にムッツリなトコあるよな、オマエ」

黒子「勃つことがすべて、それが帝光中バスケ部の唯一にして絶対の理念でした」

火神「ヘッ! ちょっとだけわかるぜ、それ。オレもあずささんの胸を見てるとたまらねー。胸なんてのはなあ、揉みきれねェぐらいがちょうどいい」

黒子「火神君なら、わかってくれると思ってました」

ガシッ! 黒子と火神は、拳と拳をぶつけ合った。

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 21:22:25.96 ID:jRBu3g6nO [5/30]
火神「ところでよ、主将(キャプテン)たちは誰が好きなんだろーな」

黒子「ボクも興味が沸いてきました」

火神「いよし! ちょっと聞きに行ってみようぜ」


日向「は? 765プロのアイドル?」

黒子「ええ」

火神「主将はアレっすよね。胸が小さいのが好きみたいっすから、ちーたんすか?」

日向「……あ?」ゴ

火神「え? いや、カントクみたいな女が主将の……」

日向「誰が貧乳フェチだって……この一年が!」ゴゴゴ

火神「ちょ、え? なんだ!? この圧力!」

黒子「じゃあメガネ仲間で、僕と同じ秋月律子さんのファンですか?」

日向「……あ?」ゴ

黒子「いえ、理知的な頭の良い人が好きなのかと」

日向「メガネが全員、頭いいと思うなよ!!」ゴゴゴ

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 21:28:17.02 ID:jRBu3g6nO [6/30]
火神「じゃあいったい?」

日向「如月千早も、秋月律子なんかも眼中にねえ! 俺が好きなのはなあ」ゴゴゴゴゴゴゴ

火神「……」ゴクッ

黒子「……」コク

日向「水瀬伊織様だ! ボケぇ!!」

火神「やっぱ胸、小っちゃいんじゃねーか」スタスタ

黒子「なんだ、ドMですか」スタスタ

日向「ちょ、おーい! なんだよその切り捨て方!!」


黒子「時間の無駄でしたね」

火神「ああ。けどよ、ちょっとキョーミわいてきたわ」

黒子「?」

火神「キセキの世代、アイツらは誰のファンなんだ?」

黒子「なるほど。今の彼らは、かつてボクが知っていた彼らではなくなっている」

火神「全員、確実に進化してるってワケかよ」

黒子「成長を遂げた、今の彼らが誰のファンか……ちょっと知りたくなってきました」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 21:34:05.00 ID:jRBu3g6nO [7/30]
火神「よし、行くぞ黒子! まずは黄瀬のヤローだ」


海常高校


黄瀬「え? 好きな765プロのアイドルっスか?」

火神「あぁ。いるんだろ? テメーにもお気に入りのアイドルってやつがよ」

黄瀬「オレはやっぱ、あの娘っスわ」

黒子「待ってください、黄瀬君」

黄瀬「え?」

黒子「火神君、誰だと思いますか?」ヒソヒソ

火神「モデルもやってる黄瀬のヤローだ。ここは……やっぱスタイルばつぐんの星井美希ちゃんじゃねえか?」ヒソヒソ

黒子「ボクは逆に、モデルをして芸能界の光と影を知っているからこそ、地味な天海春香さんじゃ?」ヒソヒソ

火神「なるほどな、どっちもありそーだな」

黄瀬「あの、いいスか?」

火神「ああ、またせたな。んで、テメーの好きなアイドルは?」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 21:40:03.72 ID:jRBu3g6nO [8/30]
黄瀬「やっぱ双海亜美ちゃんスよ、亜美ちゃん!」

黒子「え……」

火神「は?」

黄瀬「この間、モノマネ番組で競演したンすけど、マジ上手いっすわー亜美っち。お陰で意気投合しちゃって、メアドも交換しちゃったんスよ」

黒子「帰りましょう、火神君」

火神「じゃましたな、黄瀬」

黄瀬「ちょ、なんなんスか?」

黒子「黄瀬君は、女性をもっと性的な目で見るべきです」

黄瀬「黒子っち……変わったっスね」

黒子「そうですか?」

黄瀬「勃つことがすべて! それに反発していたのは、黒子っちじゃないスか」

黒子「……確かにボクは、その理念に疑問を持っていました。でも、女性を性的な目で見ていない今の黄瀬君の方が、ボクは間違っていると思います」

黄瀬「……それは違うっスよ」

火神「あ?」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 21:46:04.23 ID:jRBu3g6nO [9/30]
黄瀬「オレが亜美っちを、性的な目で見ている……もしそうだとしたら?」

黒子「!」

火神「テメェ!」

黄瀬「誰もオレを止められない! そして勃つのはオレっスよ……!」

火神「キセキの世代、ここまで姦ンのかよ!!」

黒子「すみません。正直……ボクは今の黄瀬君を甘く見ていました」

火神「キョーレツなお返しをもらった気分だぜ」

黄瀬「わかってくれればいいんスよ。次は……インターハイの舞台で」スタスタ

黒子「黄瀬君、てっきり双海亜美ちゃんの将来性に賭けてるのかと思ったら……今、勃つんだ」

火神「黒子……」

黒子「なんですか? 火神君」

火神「やっぱスゲーわ、キセキの世代。マジでハンパねえ」

黒子「ですが黄瀬君以外の他の4人は、また別格です。正直、レベルが違います」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 21:52:04.98 ID:jRBu3g6nO [10/30]
火神「いいねえ……燃えてきたぜ。次は緑間のヤローだ、行くぜ」


秀徳高校


緑間「なんなのだよ、練習中に。まったく不愉快な連中だ」

黒子「早速ですが緑間君、765プロのアイドルで好きなのは誰ですか?」

緑間「なんだと……?」

火神「早く言おーぜ。もうこれ以上、抑えらんねーよ」

緑間「くだらん、そもそもそんな疑問を持つこと自体が愚問なのだよ、バカめ」

火神「んだとぉ……」

緑間「いいか、765プロのアイドルで最も人事を尽くし、天命を味方につけているのは……」

火神「? 誰だ? 努力ってんなら、春香ちゃんか?」

黒子「天命を味方に……使命感という意味で、如月千早さん?」

緑間「ゆきぴょん以外には、ありえないのだよ」

火神「努力家……雪歩ちゃん……まあ、そうか」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 21:56:44.92 ID:jRBu3g6nO [11/30]
黒子「天命はよくわかりませんが、人知れず努力を積み重ねている緑間君らしいとは思いました」

緑「フン、バカめ」

火神「あ?」

緑間「オレがゆきぴょんのことを、なぜ好きなのかわかるか?」

黒子「?」

緑間「身体能力で優れている所は一つもない、一人では何もできない。にもかかわらず、765プロでアイドルとして衣装を着て、アイドルアルティメット優勝へと辿り着いた」

火神「やっぱ努力が好きなんだろ? テメー」

緑間「そういう言われ方は、不愉快なのだよ。ゆきぴょんの偉大さは、あの正確なフォームから繰り出される、技術だとなぜ気づかないのだ」

黒子「それってもしかして、穴掘りの話ですか?」

緑間「当然だ。ポイントに正確にスコップを入れる。フォームの美しさ……いいに決まっているのだよ」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 22:00:10.58 ID:jRBu3g6nO [12/30]
黒子「緑間君って頭いいのに、たまにアホですよね」

緑間「何ィ!?」

黒子「女の子は、もっと性的な目で見てほしいです」

緑間「フッ。黒子、だからお前はダメなのだ」

火神「おいテメー、もしかして……」ブルッ

緑間「オレはゆきぴょんの穴掘りを、性的な目で見ている。当然なのだよ」ニヤリ

黒子「……これはさすがに、ボクもおどろきました」

火神「クソッ……オレは勝てんのか!? こんな化け物に!?」

黒子「あんなひ弱な見た目の女の子に、掘られたいなんて……そんなのが楽しいんですか?」

緑間「オレは楽しい楽しくないで、アイドルの応援などしていないのだよ」

黒子「気持ちいい気持ちよくないで、アイドルの応援をしているんですね」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 22:06:04.49 ID:jRBu3g6nO [13/30]
緑間「……黒子。やはり……オマエは気にくわん。何を考えてるか分からん目が特にな……」

黒子「ボクは、緑間君の考えていることが分かって、正直ドン引きです」

緑間「そんなタマではないだろう」

火神「まあとにかく、緑間のシュミはわかった。せいぜー痔には気をつけな」

緑間「火神。一つ忠告してやるのだよ。東京にいるキセキの世代は二人。オレともう一人は、青峰大輝という男だ。そして、奴はオマエと同種のアイドルオタだ」

火神「はあ? いや、青峰は知ってっけど……とりあえずあいつも相当、姦るんだろ?」

黒子「……姦ります。……ただあの人のシュミは……好きじゃないです」

火神「?」


桐皇学園高校


黒子「お久しぶりです、青峰君」

青峰「テツか……」

黒子「また練習サボって、イメージプレイですか」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 22:12:04.28 ID:jRBu3g6nO [14/30]
青峰「ハハハ。オイ! オイ! オレは、オレが萌えられるヤツとか、存在しねえもん探してるわけじゃねーんだよ」

火神「なんだと?」

青峰「オレが萌えられる奴なんざ、オレしかいねーよ」

火神「ナルシスト、ってやつかよ……」

青峰「火神……そーゆーことはせめて、オレより出すモン出してから言えよ。アリエネーケド」ヌギッ

火神「じょーとーじゃねーか!」ヌギッ

黒子「二人ともやめてください。……校内ですよ」

青峰「チッ。で、なんだよテツ、今日は」ハキハキ

黒子「青峰君、今でもまだ765プロに萌えられるアイドルはいませんか?」

火神「!?」

黒子「以前、青峰君は言いました。765プロに萌えられるアイドルはいない、と」

青峰「……これでも反省してんだぜ?」

火神「どうゆう意味だよ」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 22:18:03.94 ID:jRBu3g6nO [15/30]
青峰「もっと早くハマってもよかったわ、765プロのアイドル」

黒子「じゃあ今は、いるんですね? 萌えられるアイドルが、765プロに」

火神「おい、黒子。誰だと思う」ヒソヒソ

黒子「自分大好き青峰君です、やはり身体能力の高い菊地真さんだと思います」ヒソヒソ

火神「まこりんもだが、ダンスじゃ響ちゃんのが上だ。オレは響ちゃんだと思う」ヒソヒソ

青峰「アイツはマジいーわ。あのアイドル……」

黒子「……」コク

火神「……」ゴクッ

青峰「はるるんっきゃねー! あの諦めの悪さだけは、認めてやるわ……」

黒子「……え?」

火神「はあ?」

青峰「どんなにもって生まれたモンが不利でも、際立ったモンがなくても必死でがんばる姿……」ウルッ

黒子「青峰君、もしかして泣いて……」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 22:24:04.70 ID:jRBu3g6nO [16/30]
青峰「へっ。オレが本気で萌えられる、数少ないアイドルだな」

火神「コイツ、ドライかと思ったらけっこう人情派なんだな」

青峰「どいつもこいつも……カン違いしてんじゃ、ねーーーよ!!!」」

火神「え? だってテメー……」

青峰「カン違いしてんじゃ……ねー……よ」ポロポロ

黒子「意外でした。青峰君が、こんなにも才能無い人に肩入れするなんて」

火神「才能無い、って何気にヒデーな。けどまあ、確かに青峰がこんなにウエットとはな」

黒子「それで青峰君。青峰君は、春香さんを性的な目で見てるんですか?」

火神「お、おい黒子!」

黒子「これはどうしても聞いておきたいんです。青峰君は、帝光時代の理念を今はどう思っているのか」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 22:30:04.09 ID:jRBu3g6nO [17/30]
青峰「テツ、オレもこれだけは言っておく。はるるん以外ではオレは……もう勃たねー」

黒子「! そこまで、春香さんに……」

火神「常識が全く通じない……!! つくづくキセキの世代ってのは、ふざけた奴ばっかりだ」

黒子「よくわかりました。今日は、会えて良かったです」

青峰「ああ。またなテツ、火神」テクテク

火神「意外に、いいヤツだったな。もうアホミネとか呼べねーな」

黒子「ええ。でもそう呼んでるのは、火神君だけです」

火神「え゛!?」

黒子「ついでに言うと、桐皇の人達は火神君の事をバカガミって呼んでました」

火神「んにゃろー!」

黒子「それといいかげん、パンツはいてください」

火神「うおお! わすれてたあああぁぁぁーーーっっっ!!!」ハキハキ


黒子「さて次は、紫原君ですが」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 22:36:04.55 ID:jRBu3g6nO [18/30]
火神「秋田だよな、アイツの高校」

黒子「さすがに気軽には行けませんね」

木吉「おーい」

黒子「あれ? 木吉先輩?」

木吉「会えて良かった。陽泉の連中が、ちょうど合宿に東京まで来てるそうだ。ちょっと偵察に行ってこいって、リコが言ってたぞ」

火神「おお、ナイスタイミング。さっそく行こうぜ、黒子」

黒子「ええ。でもその前に、やはり木吉先輩にも聞いておきたいです」

火神「あ? 好きなアイドルか? そーだな、木吉センパイは主将とは違いそうだしな」

木吉「? なんの話だ?」

黒子「先輩、765プロで先輩の好きなアイドルは誰ですか?」

火神「木吉センパイも、確かカントクの事が……」

木吉「ああ、まあな」

黒子「臆面もないのはすごいです。じゃあB72の如月千早さんですか?」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 22:42:04.75 ID:jRBu3g6nO [19/30]
火神「ここはオレも同感だ。ちーたんだ! センパイは貧乳のちーたん推しだろ……ださい」

木吉「……入院中、オレは握力の強化に励んだ」

火神「は?」

木吉「そしてリコの親父さんに教わって、でかい自然石を空中で掴み取る特訓をした」

黒子「……それで?」

木吉「親父さんに言われたよ、『もっとデケーもん掴みてーんだろが、これぐらいヨユーで掴んでみせろい』ってな」

火神「あの……好きなアイドルの話なんすけど」

木吉「わかってるさ。そうして編み出したのが、この必殺技だ。あの桐皇のマネージャーを見てろよ」

黒子「あ、桃井さん」

木吉「これがオレの編み出した必殺技『パイオツスロー』だ!」

ガッ

黒子「なにっ!?」

火神「ありえん……! いきなり通りすがりの女性の胸を、片手で掴むだと!?」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 22:48:16.70 ID:jRBu3g6nO [20/30]
桃井「きゃあああぁぁぁーーーっっっ!!!」

ビッターーーンンン★★★

木吉「とまあ、こんなもんだ」ヒリヒリ

黒子「よくわかりませんが、わかりました。木吉先輩はもっとデケーもん、つまり巨乳スキーなんですね」

火神「オレらと同じ……じゃあ、センパイもあずささん推しですか!?」

黒子「それとも秋月律子さんですか?」

木吉「オレは……」

火神「……」ゴクッ

黒子「……」コク

木吉「千早のファンだ。如月千早、あの控えめな胸がいいな」

火神「ちょ! デケー胸はどうなったんすか!?」

黒子「話の流れが、おかしいです」

木吉「これが『後出しの権利』さ。じゃあ偵察の件、頼んだぞ」

火神「なんか納得いかねー!」

黒子「フッ……すみません火神君……実は……」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 22:54:05.00 ID:jRBu3g6nO [21/30]
火神「?」

黒子「今ボク、やった! って……思っちゃいました」

火神「ハッ。何、言ってんだバーカ。そんなの、オレも思ったに決まってんだろ。あずささんスキーは、オレだけでいいからな」

黒子「ええ。秋月律子さんは、ボクの嫁です」

火神「こういう嫁話で、木吉センパイをライバルに回したくねーからな。NTR展開だけは、鬱でイヤだもんな」

黒子「木吉先輩は、異名が『鉄芯』ですからね」

火神「よーし! 安心した所で、行くぜ。紫原んトコへ!」


陽泉高校合宿所


紫原「あれー黒ちん?」

黒子「お久しぶりです、紫原君」

紫原「それと誰だっけ? 火神ちん?」

火神「火神だ! 人の名前の後に、へんなもんつけんな!!」

紫原「じゃあ火ちんねー」

火神「くっ! テメー」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 23:00:06.69 ID:jRBu3g6nO [22/30]
黒子「止めてください。紫原君は、悪い人ではありません。むしろ人としては好感が持てます。悪気はないんです」

紫原「それでー? なにしに来たの?」

黒子「紫原君、765プロのアイドルで誰が好きですか?」

紫原「は?」

火神「いんだろ? テメーにも好きなアイドルがよ……」

紫原「……いるよ。そりゃ」

黒子「火神君、誰だと思います」ヒソヒソ

火神「紫原は、努力とか嫌いで才能や資質重視だろ? 美希ちゃんしかありえねーんじゃねえか?」ヒソヒソ

黒子「同感ですが、今までキセキの世代はみんな意外なトコを突いてきました」ヒソヒソ

火神「そういや、そうだな」ヒソヒソ

黒子「資質重視なら星井美希ちゃんですが、あえてここは紫原君に体格的にも見合う、四条貴音さんことお姫ちんでボクは」ヒソヒソ

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 23:06:24.53 ID:jRBu3g6nO [23/30]
火神「なるほど。紫原は、相手の名前の語尾によく『ちん』をつけて呼ぶしな」ヒソヒソ

紫原「オレが好きなのは……」

火神「……」ゴクッ

黒子「……」コク

紫原「やよいちんだよ。高槻やよいちん……」

火神「え……」

黒子「……さすがに、それはちょっと」

紫原「やよいちんはかわいいなあ」

火神「ちょっと待て、テメー! それはもしかして……」

黒子「紫原君、高槻やよいちゃんを性的な目で?」

紫原「もちろんだよ? なめてるっつーんだよ?」

火神「いやいやいや! まてまてまて!!!」

紫原「?」

黒子「紫原君、失礼ですが今のサイズは?」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 23:12:03.43 ID:jRBu3g6nO [24/30]
紫原「えー? 確か身長が203cm。体重が99kgだよー?」

火神「く、黒子! やよいちゃんのサイズわかるか?」

黒子「身長145cm、体重37kgです」

火神「早っ! い、いやそんなことより紫原!! いくらなんでもテメーがやよいちゃんを性的な目で見ちゃダメだろ!!!」

紫原「勃つことがすべて、それが帝こ……」

火神「そりゃ知ってるが! 無理だろ!! サイズ的に!!!」

紫原「そんなことないよー。愛があれば年の差だってイケんじやん? なら体格の差だって……」

黒子「無理だと思います」

紫原「もしもオレが、やよいちゃんと付き合うとするじゃん……」

火神「コイツ、聞いてねー」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 23:18:05.00 ID:jRBu3g6nO [25/30]
※以下 紫原敦の妄想

紫原「やよいちーん」

やよい「うっうー! 敦さーん。えへへ、敦さんってとーってもたくましいですよねー」

紫原「もーやよいちんは、かわいいなあ。うりうり」

やよい「はわわ、敦さんに小指で頭をナデナデされると、すごくドキドキしますー!」

紫原「やよいちん、今日も……いい?」

やよい「今日もですかー? 敦さんの大きいから、私こわれちゃいそうですー」

紫原「ゴメンゴメン。ひねりつぶさないように、大事にやさしくするから……ね」

やよい「うっうー! わかりましたーー!!」


火神「いや、ねえねえ! そんな展開、間違ってもねえから!!」

黒子「高槻やよいちゃんのイメージが崩れます。止めてください、そんな妄想」

129 名前:[] 投稿日:2012/07/15(日) 23:24:03.71 ID:jRBu3g6nO [26/30]
火神「まったくだ! あずさスキーのオレでも、ちょっと許せねーな」

紫原「そんでねーそんでー……」

黒子「もう聞いていませんね。完全に自分の世界、つまり『ゾーン』に入ってます。まさか紫原君がゾーンに入れるとは」

火神「確かゾーンは、好きで好きでたまらねーヤツしか入れねえはずだろ」

黒子「ええ。それに、入ろう入ろうとすると、余計に入れないのがゾーンです」

火神「今のヤツは、入れよう入れようとしてたからな、ゾーン的にはオッケーなんだろう」

黒子「しかし、ここまでのロリ好きとは。心外です」

火神「このまま通報しとこうぜ、ポリースメン! この人でーす、って」

黒子「もうしました」

火神「早っ!」

黒子「さて、最後は赤司君ですが……」

火神「アイツ学校、どこだっけ?」

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 23:30:34.58 ID:jRBu3g6nO [27/30]
黒子「洛山高校。京都です」

火神「マジかよ。そりゃちょっと行けねーな」

黒子「ええ。とりあえず、一旦戻りましょう。それに……」

火神「なんだよ?」

黒子「明司君には、正直あまり会いたくありません。彼のモットーは『僕に逆らう者は、親でも犯す』ですから」

火神「マジかよ……よし、帰ろうぜ」


誠凛高校

リコ「おー! おかえりー。偵察、どうだった?」

黒子「え?」

火神「はあ?」

リコ「……行ったのよね? 陽泉の合宿に」

火神「あ、ああ、それは……」

黒子「行きました。ていうか、今日は海常、秀徳、桐皇も行ってきました」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 23:36:20.54 ID:jRBu3g6nO [28/30]
リコ「すごいじゃない! それで? どんなデータが手に入ったの?」

火神「いや! データとかは……あんま見るべきもん無かったっつーか……」

リコ「? あら、黒子君その手帳……もしかして偵察の内容?」バッ

黒子「火神君……」

火神「あ? なんだ?」

黒子「逃げましょう」ダッ

火神「え? おい、黒子!? 黒……」

リコ「黄瀬君、ロリ好き……緑間君、バックホールシューター……」プルプル

火神「え? えええ???」

リコ「オマエラ……練習休んで、いったい何を調べてきてんのよおおおぉぉぉーーーっっっ!!!」

火神「ぎゃあああぁぁぁーーーっっっ!!!」

リコ「罰としてバ火神、アンタ明日から練習量10倍!」

火神「そんなあああぁぁぁーーーっっっ!!! く、黒子テメーばっか逃げやがってえええぇぇぇーーーっっっ!!!」


おわり

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/15(日) 23:39:05.55 ID:jRBu3g6nO [29/30]
ありがとうございました。

最後に2点、訂正を。

木吉先輩の必殺技は『パイオツクロー』でした。

紫原敦の身長は208センチでした。

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