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どうも
腐女子の ゆゆ
です(`・∀・´)

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たまーに投稿したりします。

比企谷「このAV女優由比ヶ浜に似てるな」

2013-07-22 19:52:20 |  やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:06:52 ID:.IMairCc
比企谷「どう見ても由比ヶ浜にしか見えんなこの女優」

比企谷「あ、よく見ると左目の下に泣き黒子が……アップになると由比ヶ浜の顔とは少し違うな」

比企谷「胸もあいつより大きいか……って何キモいことを言ってるんだ俺は」

比企谷「しかし、それでもよく似ている。雰囲気なんかあいつそのものだ」

比企谷「オカズになりそうな動画を探していてまさかこんなものを見つけるとは」

インタビューアー『まずは、名前と年齢を教えてくれるかな?』

由比ヶ浜似の女優『やっほー結里だよー。年は20歳の女子大生でーす』

比企谷「微妙に惜しい名前だな」

2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:07:22 ID:.IMairCc
比企谷「まあ、さすがにあいつがビッチでもAVに出るわけがないよな」

比企谷(どうせ経験はないだろうしな)

インタビューアー『じゃあ結里ちゃんは初めてなんだ?』

結里(由比ヶ浜似の女優)『はーい。だから今からドキドキしてまーす』

比企谷「まさかのキャラ被り」

比企谷「さて、この動画をどうしたものか……」

比企谷「……」

比企谷「とりあえず、しばらく見てみるか」

───────────────


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:08:03 ID:.IMairCc
結里『あんっ!いいよっ!もっと、もっときてっ!』パンパン

比企谷「……」シコシコ

比企谷(さっきからずっと知り合い似の女優が出ているAVを見続けている今の俺は傍から見れば間違いなく気持ち悪い存在であろう)シコシコ

結里『もっと強く……!んあっ!そう、それがいいのっ!』パンパン

比企谷(だが、知り合い似の女が犯されているのを見ているという背徳感のせいか、さっきからすごく興奮している)シコシコ

比企谷(しかし、初めてという設定のはずなのに乱れすぎだろこの女優……)シコシコ

結里『イく!私もうイっちゃうぅぅ!!』パンパン

比企谷(胸が揺れまくってる)シコシコ

───────────────


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:08:46 ID:.IMairCc
比企谷「何やってんだ俺は……」

比企谷「由比ヶ浜で抜くなよ……」

比企谷「いや、実際は結里で抜いたのか」

比企谷「でも頭の中にあったのは由比ヶ浜のことだよな……」

比企谷「いやいや、クラスの女子で妄想して抜くくらい普通のことだろ」

比企谷「でも、微妙に妄想じゃないんだよな……」

比企谷「俺は悪くない、こんなAVを作った会社が悪い」

比企谷「そうだ俺は悪くない」

比企谷「……」

比企谷「寝るか……」


6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:09:43 ID:.IMairCc
―翌日・二年F組教室―
由比ヶ浜「やっはろーヒッキー」

比企谷「……」

由比ヶ浜「ヒッキー?」

比企谷「……」ジー

由比ヶ浜「な、何?」

比企谷「……」ジー

由比ヶ浜「私の顔に何か付いてる?」

比企谷「いや……」

由比ヶ浜「じゃあ、何で私の顔をじっと見てるの?」

比企谷「あ?見てたのか。それはすまん」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:10:55 ID:.IMairCc
―奉仕部部室―
由比ヶ浜「やっはろーヒッキー、ゆきのん」

雪ノ下「こんにちは、由比ヶ浜さん」

比企谷「……うーす」

由比ヶ浜「ちょっ、何で今目を逸らしたの!」

比企谷「俺はいつもこんな感じだろ」

由比ヶ浜「全然いつも通りじゃないよ!教室でも変だったし」

雪ノ下「何かあったのかしら?」

由比ヶ浜「聞いてよゆきのん!」

比企谷(昨日のあれが頭から離れん……)


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:12:07 ID:.IMairCc
―比企谷宅―
比企谷「……」カタカタ

比企谷(昨日あんなことがあったのに再びエロ動画漁りをしている俺)カチカチ

比企谷(ひょっとして他にも知り合い似の女優がいないか期待しているのか?)カチッ

比企谷(確かにあれは中々背徳感があった。だがしかし、賢者タイムの余波を今日一日引きずることになった)

比企谷「……」

比企谷(結局、欲望が勝ってしまった……)カタカタ

比企谷「この女優……平塚先生に似てるな」

比企谷「微妙に見たくないな……まあ一応見てみるか」カチッ

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9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:13:09 ID:.IMairCc
平塚似の女優『どうだ引田!私のおま○こは気持ちいいだろ!!』ジュボジュボ

引田『くっ……やめてくれよ先生……』

平塚似の女優『あんな小娘共よりも私の方が何億倍もいいってことを教えてやるよ!!』ジュボジュボ

平塚似の女優『お前は私だけのもの!私だけを見ていればいいんだ!!』ジュボジュボ

比企谷「……」

比企谷(抜けるか!!)

比企谷(エロ動画じゃなくてホラー動画だろこれ!)

比企谷(誰が得するんだよこの病んでるキャラクターで。しかも、男優が微妙に俺に似ているせいで余計に怖いわ)

平塚似の女優『私だけのものになれ引田!!』

比企谷「……」カチッ


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:14:35 ID:.IMairCc
比企谷「恐ろしいものを見た……」

比企谷「……」

比企谷「先生……頼むから早く誰かいい相手を見つけてくれよ」

比企谷「このまま寝ると夢に出てきそうだから他の動画で抜いて寝るか」

比企谷「……」カチカチ

比企谷「この女優……」

比企谷「戸塚に似ている」

比企谷「女優だよな本当に……まあ戸塚なら細かいことは気にならないか」

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11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:16:24 ID:.IMairCc
戸塚似の女優『遅くなっちゃった。早く帰らないと』

比企谷「戸塚可愛いよ戸塚」

葉山似の男優『やあ、さやかさん』

さやか(戸塚似の女優)『あ、早島君』

比企谷「何かいけ好かない男が出てきたぞ」

早島(葉山似の男優)『話があるんだ。少し付き合ってくれないか?』

さやか『でも、彼を待たせてるし……』

早島『頼むよ、すぐに終わるから』

さやか『うーん、なるべく早く済ませてね』

比企谷「やめろ、付いて行くな戸塚。嫌な予感がする」


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:16:55 ID:.IMairCc
さやか『きゃあっ!!』ドサッ

さやか『いきなり何するの!!』

早島『さやかさん。君はあの男のどこがいいんだ?』

さやか『いきなり何を……』

早島『俺の方がずっとあの男よりも優れている……なのに何故君は俺じゃなくて彼を選んだんだ』

さやか『早島君……何を、む、むぐっ……』

早島『声を出されると困るからね。悪いがしばらくそうさせていてもらうよ』

比企谷「戸塚ー!!」

───────────────


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:17:45 ID:.IMairCc
さやか『むぐっ……うぐっ……』

早島『くっ、なんて締め付けだ。これをいつも味わっている彼に嫉妬するよ』パンパン

さやか『ぐっ……ふぐっ……むぐっ』

早島『俺だってこんな手荒な真似はしたくなかったさ。君が素直に俺のものになってくれていれば……』パンパン

比企谷「戸塚……戸塚ぁ……」

早島『もし君が汚れてしまったことを彼が知ったらどう思うかな』パンパン

さやか『!?んー!!んー!!』

早島『君はもう彼のものじゃない……俺のものなんだ』パンパン

比企谷「戸塚が汚されていく……」

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14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:18:59 ID:.IMairCc
比企谷「何故あれで抜いてしまったんだ俺は……」

比企谷「まさか寝取られフェチの扉が開いてしまったのか……」

比企谷「……」

比企谷「葉山死ね」

比企谷「いや、いくらいけ好かない奴でも葉山はあんな奴じゃない……あれは早島だ」

比企谷「戸塚……じゃない、あれはさやかだ」

比企谷「……」

比企谷「葉山死ね」


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:20:11 ID:.IMairCc
―翌日・二年F組教室―
戸塚「おはよう八幡」

比企谷「戸塚……」

比企谷「戸塚ー!!」ガシッ

戸塚「わっ!!いきなり抱きついてきてどうしたの八幡!?」

比企谷「戸塚ぁ……会いたかった」

戸塚「ど、どうしたの八幡……」

海老名「ヒキタニ君が戸塚君に抱きついてる」ハァハァ

由比ヶ浜「ヒ、ヒッキー!?」


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:21:04 ID:.IMairCc
葉山「朝から何をやってるんだヒキタニ君」

比企谷「葉山……」ギロッ

葉山「えっ、何で睨んできてるんだ」

比企谷「戸塚は渡さないからな」

葉山「はぁ?」

戸塚「は、八幡?」

海老名「三角関係キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!」

由比ヶ浜「ヒッキーが壊れた……」


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:22:09 ID:.IMairCc
―比企谷宅―
比企谷「……」カタカタ

比企谷(寝取られフェチの扉を開いてしまった昨日に続き今日もエロ動画漁り)カタカタ

比企谷(懲りないな俺も)

比企谷「……」

比企谷「この動画……」

比企谷(いや、この動画を開くのは人として駄目だろ)

比企谷(まさか小町似の女優までいるとは……何歳だよこの人)

比企谷(さすがにこれは見るべきじゃないな……)

比企谷「……」

比企谷(抜くわけじゃない、あくまで内容が気になるだけだ)カチッ

───────────────


18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:23:14 ID:.IMairCc
小町似の女優『お兄ちゃん遅いなあ、町子をこんなに待たせるなんて』

大志似の男優『またお兄さんを待ってるのか』

比企谷「おい、どっかで見たぞこの顔」

町子(小町似の女優)『あ、大地君。うん、一緒に帰ろうって言ったのに中々来ないんだ。ひどいでしょー』

大地(大志似の男優)『そのことだけど、お兄さんから伝言を預かってきたんだ。遅くなるから先に帰ってくれって』

町子『えーしょうがないなお兄ちゃんは』

大地『よかったら一緒に帰らないか?』

町子『いいよ。一人で帰るのも退屈だしね』

比企谷「おい、昨日も似たような展開を見たぞ」

───────────────


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:24:26 ID:.IMairCc
町子『むぐっ!うぐっ……じゅるじゅる……じゅぽじゅぽ……』

大地『もっと舌を使えよ』

町子『ご、ごめん……』

比企谷「またこの展開かよ……」

比企谷「あの野郎よくも俺の妹を……」

大地『ちっ、下手糞だな』グイッ

町子『むぐっ!ぐじゅぐじゅ!じゅるじゅる!』

大地『あーこうやって直接頭を持って動かした方が気持ちいいな』

比企谷「畜生……よくも小町を……」


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:25:20 ID:.IMairCc
大地『フェラはもういいや。ほら、こっちにケツ向けて立てよ』

町子『大地君……もう許して……』

大地『うるせえ!!お前に拒否権なんかないんだよ!!』ズボッ

町子『ひぐっ!!ひぎぃぃぃぃぃ!!』

町子『ひぎっ……!!ぐっ!!痛い……抜いてよ大地君……っ!!』

大地『うるせえな、ほらもっと腰を使えよ』パンパン

町子『ひぐっ!!いやっ!!やめっ……やめてっ……!!』

比企谷「小町ー!!」

小町「はーい」


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:25:55 ID:.IMairCc
比企谷「!?」

小町「やっはろー」

比企谷「い、いつからそこにいた……」

小町「もっと舌を使えよのあたりから」

小町「ごめんね、ノックもせずに入ってきちゃって」

小町「作者の気持ちを考えるのが得意なお兄ちゃんに宿題を教えてもらいに来たんだけど、まさかこんなことになってたなんて……」

小町「その女優さん小町に似てるねー」

比企谷「小町、いや……これはだな……」


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:26:50 ID:.IMairCc
小町「ごめんねーほんとノックもせずに」

比企谷「おい、何で後ずさりしてるんだ」

小町「えー気のせいだよ」

比企谷「小町……頼む……俺の話をだな……」

小町「えーごめんよく聞こえない」

比企谷「小町……待っ……」

バタンッ

比企谷「……」

比企谷「誰か殺してくれ……」


23 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:28:07 ID:.IMairCc
―翌朝―
比企谷「おはよう……」

小町「おはようおにっ……おはようございます、八幡さん」

比企谷「おい、なんだその感じ」

小町「何のことでしょうか。私はいつも通りですよ、八幡さん」

比企谷「その虚ろな目もやめてくれ」

小町「何を仰るんですか、八幡さん。私はこれが普通ですよ」

比企谷「マジできついからやめてくれ」

小町「それでは私はお先に学校へ行かせてもらいます」

小町「ああ、そうだ。学校から帰ってきたらアイスクリームを食べたいですね。それも10日間ほど毎日」

比企谷「……」


24 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:29:08 ID:.IMairCc
比企谷(学校からの帰り道、スーパーに寄った俺はセール品のアイスクリームを10個買った)

比企谷(家に帰って小町にそれを渡すと、いつも通りの小町に戻った)

比企谷(いいように使われた気がしないでもないが、まあとにかくあいつの機嫌が戻ったんだから良しとしよう)

比企谷「……」カタカタ

比企谷(懲りずにエロ動画漁りをしている俺)

比企谷(大丈夫、昨日の動画はもう見ないから大丈夫なはずだ)

比企谷(この女優……)

比企谷(雪ノ下に似てるな)

比企谷(……知り合い似の女優が出てる動画ばかりよくこんなに見つかるな)


25 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:29:55 ID:.IMairCc
比企谷(顔も雰囲気も本当にそっくりだ)

比企谷(だが一つ決定的な違いがある……)

比企谷(この女優はとんでもない巨乳だ)

雪ノ下似の女優『何かしら。あなた達にかまっている暇なんてないのだけれど』

DQN生徒A『このアマ。いつもいつもお高くとまりやがって』

DQN生徒B『まあいいじゃねえか。そうやって舐めた口を聞いていられるのも今の内だからな』

雪ノ下似の女優『何を……きゃっ!!あなた達、一体何のつもりなの?』

DQN生徒C『ぐへへ。今から雪江ちゃんを女にしてあげるんだよ』

小町「その女優さん雪乃さんに似てるね」


26 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:31:00 ID:.IMairCc
小町「あっ、でもおっぱいの大きさが全然違う」

比企谷「小町!?おまっ……いつの間に……って何で勝手に入ってきてるんだよ!」

小町「お兄ちゃんこそ昨日あんなことがあったのに何でまたこんなものを見てるのかなー」

比企谷「ぐっ……」

小町「なーんてね。昨日のはちょっと驚いたけど、あれでその……オナニーしてたわけでもないしね。一晩寝たらまあいいやって気分になったよ」

比企谷(いや、お前が来なかったら多分あれで抜いてた……まあ黙っておこう)

小町「それに、雪乃さんや結衣さんみたいな美人さんに囲まれてて何もないから、お兄ちゃんは女の人に興味がないのかと思ってたけど、そうじゃないと分かってちょっと安心したよ」


27 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:32:07 ID:.IMairCc
比企谷「ん?お前ちょっと待て。さっき一晩寝たらまあいいやって気分になったって言わなかったか?」

小町「そだよ」

比企谷「朝のあれは何だ」

小町「あれは変態お兄ちゃんにちょっといじわるしてみようかなと思ったから」

比企谷「アイス返せ」

小町「えーやだよ。あれは小町が貰ったものなんだから。んーでも、一個くらいあげてもいいかな」

比企谷「この悪女め……」

小町「あっ、ひどーい!やっぱり一個もあげない」


28 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:33:22 ID:.IMairCc
比企谷「……」

小町「……」

比企谷「で、お前はいつまでここにいるんだよ?」

小町「え……いやーなんか雪乃さん似の女優さんの続きが気になっちゃって」

比企谷「おい、まさか一緒に見るつもりか」

小町「ダメ?」

比企谷「何で実の妹と一緒にエロ動画鑑賞しないといけないんだ。俺たちはあっちの千葉の兄妹とは違うんだぞ」

小町「えーいいじゃん。見せてくれないなら雪乃さんに言っちゃうよ。お兄ちゃんが雪乃さん似の女優さんでオ、オナニーしてたって」

比企谷「……」

比企谷「どうしてこうなった」


29 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:34:22 ID:.IMairCc
DQN生徒A『おらっ!そのデカチチを見せろや』ビリビリ

雪江(雪ノ下似の女優)『きゃあっ!!』

小町「この女優さん本当におっぱい大きいね」

比企谷「雪ノ下の数少ない足りない部分だよな」

DQN生徒A『何食ったらこんなにでかくなるんだよ』ギュウッ

雪江『痛っ!!そんなに強く握らないで……!』

小町「お兄ちゃんはおっぱいが大きい方が好きなの?」

比企谷「何故今それを聞く」


30 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:35:12 ID:.IMairCc
雪江『!?ちょっとあなたどこを触ってるの!!』

DQN生徒C『ぐへへ……雪江ちゃんのおま○こ綺麗なピンク色だ……』

小町「モザイクが濃すぎてよく分からないね」

比企谷「無かったら無かったでグロいと思うけどな」

小町「そんなこと言ってるからお兄ちゃんは童貞なんだよ……」

比企谷「おい、何でさらっと傷つけようとする」

DQN生徒C『ぐへへへへへ』ペロペロ

雪江『やっ!!舐めないで……あっ!!』

DQN生徒B『ひゃはは。聞いたか。今こいつ感じてやがったぞ!!』

雪江『感じてなんか……』


31 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:36:13 ID:.IMairCc
比企谷「……女ってあんなに感じやすいものなのか?」

小町「うわーその質問はないわー」

比企谷「お前だってさっき俺の心を抉ってきただろ」

DQN生徒B『おい!!いつまで舐めてんだデブ!!』ゲシッ

DQN生徒C『ぶひっ!!』

DQN生徒B『そろそろいただくとするか』

雪江『な、何を……』

DQN生徒B『あ?優等生なんだからそのくらい分かるだろ』

雪江『!!やめて……それだけは嫌……』

DQN生徒B『この状況でそのセリフは誘ってるようにしか聞こえないぜ』ズブッ

雪江『ひぎっ!!』


32 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:37:14 ID:.IMairCc
雪江『っ~!!ぐっ!!……!!痛っ!!』

DQN生徒B『おうおう。声を出さないように我慢しちゃって健気だねえ』

小町「うわー入っちゃったよ……」

比企谷「この反応ってどこまでが演技なんだろうな」

小町「その質問もないわー」

小町「小町だって経験がないんだから分かんないよ……」ボソッ

DQN生徒A『じゃあ俺は後ろの穴をいただこうか』ズブッ

雪江『ぎいいっ!!』


33 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:39:18 ID:.IMairCc
DQN生徒B『ひゃはは。ぎいいだってよ。あの木ノ下様がひっでえ声を出してやがる』

小町「うわーお尻にも入れちゃったよ」

比企谷「女の体って本当に二本も入るのか?」

小町「お兄ちゃん……さっきから質問が変態さんみたいだよ」

比企谷「兄妹でエロ動画鑑賞している時点で俺もお前を変態だよ」

小町「えー開き直って小町まで変態にしないでよ」

DQN生徒C『俺は口でやってもらう』ズボッ

雪江『むっむぐっ!!』

───────────────


34 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:40:30 ID:.IMairCc
小町「雪乃さん乱れまくってたねえ」

比企谷「いや、雪ノ下じゃないだろ」

小町「よく似てたからつい」

比企谷&小町(胸以外)

小町「ところで、お兄ちゃんって雪乃さんのことが好きなの?」

比企谷「は?何言ってんだ」

小町「だってあの動画をオカズにしようとしてみたいだから」

比企谷「あれは知り合いが犯されているという背徳感でなあ……」

小町「またそうやって気持ち悪いことを言って……」

比企谷「お前が変なことを聞くからだろ」


35 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:42:08 ID:.IMairCc
小町「小町と雪乃さん以外にもそっくりさん動画ってあるの?」

比企谷「いや、ない。そんなにほいほい見つかるわけないだろ」

小町「そっか、あるんだね。お兄ちゃんの動画発掘能力すごいね。見せて見せてー」

比企谷「ないって言っただろ……お前まだ見る気なのか」

小町「だって気になるんだもん」

比企谷「駄目だ。受験生なんだからさっさと勉強に戻れ」

小町「雪乃さんに言うよ」

比企谷(弱みのために弱みが増えていく……)

───────────────


36 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:43:25 ID:.IMairCc
小町「結衣さん乱れまくってたねえ」

比企谷「由比ヶ浜のそっくりさんな」

小町「よく似てたからつい」

小町「あ、どうしよう。何か結衣さんや雪乃さんと顔を合わせづらくなってきた」

比企谷「だから止めたんだ」

小町「それはウソでしょ」

比企谷「いや、半分くらい本当だ。お前、あいつらにあった時に口を滑らせるなよ」

小町「あはは。そんなことしないよ」

比企谷「不安だ……」


37 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:44:30 ID:.IMairCc
―数日後―
小町「買い物に付き合ってくれてありがとね、お兄ちゃん」

比企谷「お前が脅迫するからだろ」

小町「脅迫なんて人聞きが悪いなーお願いしただけだよ」

比企谷「お前どんどん悪女化してきてるな」

小町「何それひどい!」

由比ヶ浜「あ、ヒッキー、小町ちゃん。やっはろー」

雪ノ下「あら奇遇ね」

小町「あ、結里さんと雪江さん」

比企谷(おい!!)


38 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:45:11 ID:.IMairCc
由比ヶ浜「え?誰それ」

小町「あはは、結衣さんと雪乃さんだった」

比企谷(アホ!!やっぱり口を滑らしてるじゃねえか!!)

小町(ご、ごめん)

由比ヶ浜「二人でお出かけしてたの?」

小町「はい。お兄ちゃんが買い物に付き合ってくれてたんです」

比企谷「お前らは何やってたんだ?」

雪ノ下「ファミレスで勉強会をして今帰っているところよ」

比企谷「また自然に俺をはぶりやがったな」


39 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:46:16 ID:.IMairCc
小町「……」

由比ヶ浜「?私の顔に何か付いてる?」

小町「えっ、な、何でもないですよ!」

比企谷(小町のアホ……)

小町「……」

雪ノ下「……小町さん。何故私の胸を見つめてるの?」

比企谷(小町のアホ!……やっぱり小さい胸だな)

雪ノ下「……比企谷君。視線がいやらしいわよ」

比企谷「お、おう。すまん」

小町(お兄ちゃんもじゃない!)


40 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:47:26 ID:.IMairCc
由比ヶ浜「ヒッキーは最近ずっと変だったけど、今日は小町ちゃんもなんか変!」

小町「そ、そんなことないですよ!」

雪ノ下「比企谷君。そろそろ何を隠しているのか話してくれないかしら」

比企谷「何も隠してねえよ」

雪ノ下「……比企谷君。私はあまり強硬手段を使いたくないの」

雪ノ下「その鬱陶しい状態がずっと続くのなら、私はまた姉さんに借りを作ることになるわ」

比企谷「だから何も隠してな……」

雪ノ下「……」

比企谷(目が本気だ)

───────────────


41 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:48:09 ID:.IMairCc
―ファミレス―
比企谷「……」

小町「……」

由比ヶ浜「///」

雪ノ下「……そういうことだったのね」

比企谷「すまん」

由比ヶ浜「ヒッキーの変態!!!!」

比企谷「だから本当にすまん!大声で変態とか言うな」

雪ノ下「はあ……」


42 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:49:04 ID:.IMairCc
雪ノ下「そんなことでここ数日そんな調子だったって、あなたは馬鹿なの?」

比企谷「思春期の男としてだな……」

雪ノ下「言い訳していると変態性が増すだけよ」

由比ヶ浜(ヒッキーのバカ!!でも、そういう興味もちゃんと持ってくれてたんだと思うとちょっと嬉しいかも……///でもどうせなら……)

由比ヶ浜「って!!何考えてるの私!!///」

雪ノ下「由比ヶ浜さん?」

比企谷「由比ヶ浜?」

由比ヶ浜「わわっ……!!な、何でもないよ!!///」

雪ノ下「……」


43 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:49:08 ID:Z7t5gDB2
まさか正直に話すとは


44 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:51:12 ID:GTO7vjmA
さすが八幡やるときはやる男


45 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:51:42 ID:.IMairCc
小町(結衣さんは分かりやすいなあ。雪乃さんはどう思ってるんだろう)

雪ノ下「さて、エロがや君」

比企谷「おい、最悪のあだ名をつけるな」

雪ノ下「その……比企谷君もそういう年頃だからまあそういう興味を持つのも分かるわ」

雪ノ下「ただし、やっていることとその後の引きずり方が気持ち悪い」

比企谷「おい、気持ち悪いとか言うなよ」

雪ノ下「最近の比企谷君の様子が気持ち悪くないと?」

比企谷「いや、正直自分でもちょっと気持ち悪いと思ってた…」

雪ノ下「ちょっと?」

比企谷「いや……かなり……」


46 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:52:31 ID:.IMairCc
雪ノ下「罰として反省文でも書いてきてもらいましょうか。400字詰め原稿用紙100枚に」

比企谷「ふざけんな。どこのブラック学校だよ」

雪ノ下「じゃあ、半分の50枚でいいわ」

比企谷「それでも多いだろ」

雪ノ下「拒否するの?気持ち悪いエロがや君」

由比ヶ浜「エ、エロッキー!!///」

小町(あらら、お兄ちゃん大変だ)

比企谷(マジかよ……)


47 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:53:20 ID:.IMairCc
―翌日・奉仕部部室―
比企谷「おーす……」

由比ヶ浜「あ、エロッキー」

雪ノ下「あら、エロがや君。今日は一段と目が腐っているわね」

比企谷「そのあだ名はやめろ。お前の罰のせいで寝不足なんだよ」

比企谷「ほれ、反省文だ」

雪ノ下&由比ヶ浜「え、本当に書いて来たの?」

比企谷「は?」


48 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:54:12 ID:Z7t5gDB2
八幡さんすげえよ


49 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:54:25 ID:.IMairCc
雪ノ下「まさか本当に書いてくるとは思わなかったわ」

比企谷「おいこら。こっちは寝る間も惜しんで書いて来たんだぞ」

由比ヶ浜「あんな枚数を本当に書いてくるなんて思わないよ」

比企谷「お前らなあ……」

雪ノ下&由比ヶ浜「……」

由比ヶ浜「あはは。何かもう動画のこととかどうでもよくなってきた」

雪ノ下「ふふっ」

比企谷「いじめです。この部屋でいじめが発生しています」

雪ノ下「反省文を書いて来たなら一応見せて頂戴、比企谷君」


50 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:55:13 ID:.IMairCc
雪ノ下(……)

比企谷(こいつ読むの速いな)

雪ノ下「やっぱり同じような内容の繰り返しになっているわね」

比企谷「そうでもしないと50枚なんて書けるわけないだろ」

雪ノ下「元々適当なところで許すつもりだったのだけれど、こんなものを見せられたらすぐに許すしかないわね」

由比ヶ浜「お疲れ様」

比企谷「本当にお疲れ様だ。もうこんなことは懲り懲りだ」

由比ヶ浜「でもそんなに悪い気もしなかったけどね」ボソッ

雪ノ下「……」


51 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:55:48 ID:.IMairCc
―比企谷宅―
比企谷「……」カタカタ

比企谷(知り合いに似ている女優を見つけても今度はスルーだスルー)

比企谷「あっ」

比企谷「……」

比企谷(この戸塚似の女優って他にも出演作があるのか)カチッ

終わり


52 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:56:41 ID:.IMairCc
こっちで書くのは初めてだけどバイバイさるさんにあたる機能はないんだな
楽でいいわ


53 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/07/20(土) 02:58:33 ID:GTO7vjmA
懲りてねえ




八幡「由比ヶ浜、なんてことを・・・雪ノ下の顔が・・・」

2013-07-22 19:51:04 |  やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 19:36:46.11 ID:wsbo//VO0
時は調理実習

由比ヶ浜「ゆきのんには助けられてばっかりだよ」

雪ノ下「何を言ってるの。助け合いでしょ。比企谷くん、生姜するからおろし金取って」

八幡「へいへい」

由比ヶ浜「あ、私取ってくるよ!何も仕事してないから」

雪ノ下「ありがとう由比ヶ浜さん。比企谷くんとは違うわね」

八幡「へいへい」


2 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 19:42:14.39 ID:wsbo//VO0
由比ヶ浜「ゆきのーん!一番おろしやすいの持ってきたよー!」トテテ

雪ノ下「ありがとう」

八幡「おい、走るなよ。こけたら危ないだろ」

由比ヶ浜「だいじょぶだいじょっ・・・」ステーン

八幡「ゆ、ゆきのっ・・・」

雪ノ下「え?」




ジョリッ


4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 19:43:35.83 ID:p8btxnu30
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア


10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 19:48:13.87 ID:wsbo//VO0
八幡「雪ノ下ッ!!!」

雪ノ下「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!!!!!」

由比ヶ浜「あ・・・あぁ・・・・」ガクガクブルブル

ザワザワ

(え?何?なにかあったの?)

(うわっ・・・!ほっぺが・・・!)

(グロっ・・・!えぐれてんじゃねーかこれっ!?)

(おろし金に肉ついてるじゃん・・・!いてえええええ!)

八幡「俺が保健室に連れいていくッ!!誰か・・・誰か救急車をッ!!!!」

ザワザワ

八幡「早くッッ!!!」


14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 19:55:24.56 ID:wsbo//VO0
病院

八幡「・・・ありがとうございました。よろしくお願いします」ガラッピシャッ

由比ヶ浜「ひ、ヒッキー・・・どうなった・・・?」

八幡「・・・出血のショックで気絶して今は眠ってる。今日は一日入院だってよ」

由比ヶ浜「き、傷の方は・・・?」

八幡「・・・今顔は包帯で包まれてる。血が止まらないみたいだ」

由比ヶ浜「ど、どうしよう・・・あたしの・・・あたしのせいだ・・・」ガクブル

八幡「由比ヶ浜・・・」


15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 20:00:36.90 ID:xBZOYDq30
ゆきのんがスカーフェイスに……


17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 20:07:46.37 ID:wsbo//VO0
次の日

放課後

由比ヶ浜「・・・ヒッキー」

八幡「おう。今日は奉仕部は無しな」

由比ヶ浜「あのさ・・・今日一緒にお見舞いに行かない?」

八幡「俺もそのつもりだ。今日夕飯前に包帯を外すらしい」

由比ヶ浜「何か買って行ってあげなきゃ・・・フルーツ盛り合わせでも買おうかな」


26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 20:33:13.18 ID:wsbo//VO0
病院

由比ヶ浜「ここだね」コンコン

雪ノ下「はい」

八幡「比企谷だ。入るぞ」

雪ノ下「どうぞ」

ガララ


30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 20:45:11.76 ID:wsbo//VO0
由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん・・・」

八幡「雪ノ下、包帯はまだ取ってなかったのか」

雪ノ下「今から看護士が来て取ってくれるわ」

由比ヶ浜「そ、そうなんだ・・・」

雪ノ下「自分で取るとガーゼが瘡蓋に引っ付いてくる可能性があるみたいなの」

八幡「なるほどな」

由比ヶ浜「き、傷は大丈夫・・・?」


34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 20:47:40.20 ID:LDuajhDU0
おいやめろ















やめろ


36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 20:55:43.46 ID:wsbo//VO0
ガララ

看護婦「失礼しまーす。雪ノ下さん。包帯外しましょうか」

雪ノ下「あ、はい。お願いします」

看護婦「じゃあ外していきますね」クルクル

八幡「・・・」

看護師「ペリペリ・・・はい。では失礼します」

雪ノ下「ありがとうございます」

八幡「っ・・・!」

由比ヶ浜「ゆっ・・・」


42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 21:07:27.87 ID:wsbo//VO0
八幡「・・・」

由比ヶ浜「・・・」

雪ノ下「な、なに・・・?」

由比ヶ浜「あ、あはは・・・な、何にもないよ・・・は、はは・・・」

八幡(雪ノ下の頬・・・えぐれた肉を覆うよう大きな瘡蓋ができてる・・・)

雪ノ下「・・・?」


43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 21:14:29.09 ID:wsbo//VO0
由比ヶ浜「わ、私フルーツ買ってきたんだけど食べる?私が剥くからさ!」

雪ノ下「悪いしいいわよ・・・」

由比ヶ浜「いいって!遠慮しなくていいから・・・ほんと・・・」

八幡「・・・」

由比ヶ浜「じゃあメロン剥くね!はい!」

雪ノ下「ありがとう由比ヶ浜さん」


46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 21:19:24.67 ID:wsbo//VO0
雪ノ下「パクパク」

由比ヶ浜「・・・」

八幡「・・・」

八幡(頬の傷・・・治ったとしてもケロイドが一生残るだろう・・・医療素人の俺がそう思うには十分すぎる傷跡だ・・・)

雪ノ下「あっ痛っ・・・ほっぺたに汁が」フキフキ

由比ヶ浜「あ、私が拭くから・・・」

雪ノ下「それぐらい一人でっ・・・痛っ・・・え・・・?」


50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 21:23:01.17 ID:wsbo//VO0
雪ノ下「・・・」

由比ヶ浜「・・・」

八幡「・・・」

雪ノ下「ソー・・・」(日の沈んだ外をガラス越しに見るとそこには顔に深き傷を負った自分の姿が)

雪ノ下「あ・・・あ、あ・・・」サワサワ

雪ノ下「ああ、あ、あああ、ああ、あ あ   ああ」


51 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 21:24:34.36 ID:p8btxnu30
もうやめてあげて


52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 21:25:10.63 ID:5ePBSxoi0
ゆ、ゆきのになにしやがるぅぅぅぅ!!
由比ヶ浜ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ
絶対に絶対に逃がさん!!!うおおおおおおおおおおおおおおお


54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 21:34:08.57 ID:wsbo//VO0
由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん・・」

雪ノ下「・・・」

八幡「・・・」

雪ノ下「・・・」

八幡「・・・悪い雪ノ下。今日は帰るわ。行くぞ由比ヶ浜」グイ

由比ヶ浜「ヒ、ヒッキー?」ズルズル

八幡「じゃあな。また遊びに来る」ガララピシャン

雪ノ下「・・・」


59 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 21:41:12.17 ID:wsbo//VO0
由比ヶ浜「ヒッキー!離してよ!」ブン

八幡「・・・」

由比ヶ浜「勝手に出て行かないでよ!私まだゆきのんに謝ってないのに!!」

八幡「今謝っても耳から抜けていくだけだ・・・もう少し落ち着いてからがいい」

由比ヶ浜「でも・・・」

八幡「・・・雪ノ下の気持ちを考えてやれ」

由比ヶ浜「う・・・」


65 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 21:47:29.89 ID:wsbo//VO0
雪ノ下「・・・」

(・・・てよ!)

(・・・いのに!!)

雪ノ下「二人とも・・・まだ外にいるの・・・」キキミミ

『雪ノ下の気持ちを考えてやれ』

『う・・・』

『そ、そうだよね・・・あんな顔、他人に見られたくないもんね・・・』

雪ノ下「・・・」



その日、雪ノ下は夕飯を食べず早寝した


70 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 21:54:33.82 ID:1AH/1b7/0
読むのが辛い…


73 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 21:57:54.26 ID:wsbo//VO0
一か月後

由比ヶ浜「おはようヒッキー・・・」

八幡「おう」

由比ヶ浜「職員室で聞いたんだけどさ・・・ゆきのん今日学校来るみたいだよ・・・」

八幡「そうか・・・」

由比ヶ浜「会うの・・・一か月ぶりだね・・・どんな顔して合えばいいのかな・・・」

八幡「・・・」

八幡(雪ノ下・・・大丈夫なのか・・・?)


76 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 22:03:31.26 ID:wsbo//VO0
放課後

奉仕部部室

由比ヶ浜「あーなんか緊張するよ・・・」

八幡「緊張しても仕方ないだろ。いつも通りでいい」

由比ヶ浜「でも・・・私のせいだし・・・まだ謝れてないし・・・」

八幡「・・・」

由比ヶ浜「ゆきのん・・・遅いね・・・」

ガララ

由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん!?」


79 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 22:07:15.79 ID:wsbo//VO0
平塚「・・・お、いるな」

八幡「先生」

平塚「雪ノ下だが今日は早引きしたよ」

由比ヶ浜「えっ・・・」

平塚「昼前にな。もしかしたら当分来ないかもしれない」

由比ヶ浜「そ、そんな・・・」

八幡「俺雪ノ下の家行ってきます」

平塚「・・・雪ノ下の心の傷を癒すにはお前が適任だろう・・・八幡」

八幡「行ってきます」

由比ヶ浜「わ、私も行くよ!!」


81 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 22:09:59.56 ID:wsbo//VO0
雪ノ下邸

八幡「お邪魔します」

陽乃「いらっしゃい。来てくれてありがとね・・・あの子今すごく落ち込んでるから」

八幡「・・・はい」

由比ヶ浜「し、失礼します・・・」

陽乃「・・・ギロ」

由比ヶ浜「・・・」シュン

八幡「・・・」


84 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 22:13:13.82 ID:wsbo//VO0
八幡「雪ノ下・・・入るぞ」コンコン

ガチャ

雪ノ下「・・・」

八幡「なんでカーテン閉めてるんだよ・・・まだ夕方だぞ・・・?」

雪ノ下「・・・別にいいでしょ」

由比ヶ浜「カーテン開けるよ・・・?」スッ

雪ノ下「触らないでッッッッ!!!」


89 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 22:17:36.18 ID:wsbo//VO0
由比ヶ浜「!?ご、ごめんっ・・・!!」

雪ノ下「ハーハー・・・」

八幡「・・・こんなくらい部屋で頭から毛布被ってたら健康に悪いぞ」

雪ノ下「・・・あなたには関係ないでしょ」

八幡「関係あるだろ。奉仕部。どうすんの?」

雪ノ下「・・・」


93 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 22:25:16.42 ID:wsbo//VO0
雪ノ下「奉仕部なんて・・・もうどうでもいい」

八幡「・・・」

雪ノ下「もう学校には行かない」

由比ヶ浜「ゆきのん・・・」

八幡「学校に行かなくてどうするんだよその先」

雪ノ下「先・・・?どうでもいい。私の人生もう終わったの」


96 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 22:29:44.95 ID:wsbo//VO0
八幡「・・・」

八幡(雪ノ下の気持ちはわかる・・・顔の傷を見られたくないんだろう)

八幡(だから部屋を閉め切って毛布を被って・・・)

雪ノ下「・・・」

由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん・・・」

由比ヶ浜「ご、ごめんなさいっ!!本当はもっと早く謝ろうと思ってたんだけど!!本当に・・・」

雪ノ下「・・・」ボー

由比ヶ浜「本当にっ・・・私の・・・私のせいで・・・ごめん・・・本当ごめん・・・」

雪ノ下「・・・」ボー

雪ノ下「・・・」チラ

雪ノ下「・・・本当・・・本当にその通りね」ギロ


109 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 22:39:14.63 ID:wsbo//VO0
雪ノ下「そう・・・まったくもってその通りね・・・」

由比ヶ浜「ゆ、ゆきの・・・」

雪ノ下「あなたの・・・あなたのせいで・・・」

雪ノ下「あなたのせいで私の人生めちゃくちゃよっ・・・!」

由比ヶ浜「う・・・」タジ

バッ

雪ノ下「由比ヶ浜さん、見える?このケロイド・・・手術しても取れないそうなの」

由比ヶ浜「・・・」

雪ノ下「・・・ごめんなさい?そんな言葉はいらないわ。だから返して」

由比ヶ浜「え・・・」

雪ノ下「返して。私の顔を・・・返し・・・てっ・・・うっ、うぅ・・・」ポロポロ

由比ヶ浜「・・・」


113 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 22:45:35.25 ID:wsbo//VO0
雪ノ下「・・・」(毛布に潜る)

由比ヶ浜「・・・」

八幡「・・・」

雪ノ下「・・・由比ヶ浜さん、さっきはごめんなさい」

由比ヶ浜「そんな・・・だって私の方が・・・」

雪ノ下「・・・でも帰って」ボソッ

由比ヶ浜「え・・・」

雪ノ下「・・・もう会いたくない。あなたの顔を見てしまうと・・・あなたを恨まずにはいられない」

八幡「・・・」

雪ノ下「そしてあなたを責めている自分・・・それも嫌になるから・・・だから帰って・・・お願い」


121 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 22:55:58.62 ID:wsbo//VO0
由比ヶ浜「・・・ごめん・・・ごめん」ボソボソ

八幡「・・・」

雪ノ下「・・・」

八幡「・・・雪ノ下」

雪ノ下「・・・なに?」

八幡「お前ってそんなに自分の容姿に自信持っていたのか」

雪ノ下「・・・何が言いたいの」

八幡「顔に傷がついて傷つくのはわかるが・・・人生終わりとかは言いすぎだろって思ってな」

由比ヶ浜「ヒッキー・・・?」

雪ノ下「あなたごときに何が分かるの?何もかも見透かしたその言い方は腹が立つわね」


122 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 22:58:10.74 ID:TkOpFRfa0
八幡「俺が結婚するよ!」ドンッ


124 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:01:36.77 ID:wsbo//VO0
八幡「別に顔さらさなくてもできることくらいいくらでもあるだろ」

雪ノ下「論点のすり替えね。頭悪い議論はしたくないのだけれど」

八幡「顔だけで人生終わるならブサイクはどうすんだよ。全国のブサイクに謝れよ」

八幡「容姿が終わっただけで人生詰んだって・・・じゃあ、お前って容姿以外誇れるものが無かったのか?」

雪ノ下「それは・・・」

八幡「違うだろ。お前は完璧超人、雪ノ下雪乃だろ」


129 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:05:43.91 ID:wsbo//VO0
八幡「ぶっちゃけ、お前が傷ついても俺はなんとも思わなかったよ」

八幡「いや、内心少し喜んでたのかもしれない」

由比ヶ浜「ひ、ヒッキー何を・・・」

雪ノ下「・・・私のことそんなに嫌いなわけ?」

八幡「今まで雪ノ下は完璧超人過ぎて俺には手が届かない高みの存在だった。でも完璧超人じゃなくなった」

八幡「俺でも手が届くって思っちまった」

雪ノ下「比企谷・・・くん・・・」


135 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:10:13.49 ID:wsbo//VO0
八幡「傷心のお前を立て直せば惚れてくれるんじゃないかとか色々考えた。落ち込んでる時に優しくされるとポイント高いだろ?」

雪ノ下「・・・クズね」

八幡「それだけ真剣だったんだよ。想い人のためならどんなことだってするさ」

雪ノ下「比企谷・・・くん・・・?」

八幡「こんなクズでもよかった、俺と結婚してくれ」

由比ヶ浜「ひ、ヒッキー!?」

雪ノ下「・・・」

八幡「返事は明日学校で聞かせてくれ。帰るぞ由比ヶ浜」

由比ヶ浜「ち、ちょっと、ヒッキー!?」バタン

雪ノ下「・・・」


139 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:15:27.77 ID:wsbo//VO0
次の日

由比ヶ浜「・・・今日来るかな」

八幡「さあな」

八幡「まあ来るとしても放課後だけかもしれないしなんとも言えん」

由比ヶ浜「・・・」

ガララ!

雪ノ下「比企谷くん!」

由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん!?」


147 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:19:02.63 ID:wsbo//VO0
八幡「お、思ってたより早かったな。てっきり放課後来るんじゃないかと」

雪ノ下「比企谷くん。私はやっぱりこの学校をやめるわ。さっき退学届を出してきたところよ」

八幡「そうか」

由比ヶ浜「ゆきのん・・・」

雪ノ下「専業主婦なんて学校なんか行かなくてもできるもの」

由比ヶ浜「!!」

八幡「ほう」

雪ノ下「責任もって養ってくれるのでしょうね?」


153 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:24:40.85 ID:wsbo//VO0
八幡「おう」

雪ノ下「じゃあ勉強も就職も出世も頑張ってもらうわよ。私の分までね」

八幡「おう」

雪ノ下「医学も勉強をしてもいいわね。比企谷くんも男の人なら綺麗な嫁の方がいいでしょ?」

八幡「おいおい、同時にとか無茶言うなよ。どっちかしか無理だっつーの」

雪ノ下「同時に?そんなこと一言も言ってないのだけれど」

雪ノ下「定年後暇でしょう?」

八幡「・・・はは。そりゃそうだ。任せろ」

雪ノ下「・・・そう。じゃあ結婚してあげてもいいわね。感謝しなさい」ポロポロ


161 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:31:51.85 ID:wsbo//VO0
こうして俺は雪ノ下と結婚した。

この選択が正しかったのかは俺にはわからない。

そして今幸せなのかどうかもわからない。

でも後悔はしていない。

幸せになるために結婚した。それだけは間違ってないのだから。





-完-


162 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:32:35.95 ID:TkOpFRfa0



163 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:32:43.14 ID:BYNWIAne0
うーん


166 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:33:17.42 ID:xBZOYDq30

ガハマさんのその後は……


169 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:35:06.01 ID:b+v6c8YaP
なんか釈然としないけど乙のん


170 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:35:47.42 ID:X6koN0irO



172 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:37:14.39 ID:q4OjdubK0
大層乙であった


175 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:41:58.68 ID:wsbo//VO0
雪ノ下「返して。私の顔を・・・返し・・・てっ・・・うっ、うぅ・・・」ポロポロ

由比ヶ浜「・・・」

雪ノ下「もう・・・生きる意味も価値も無い。ふふふ・・・」

由比ヶ浜「そ、そんなこと言わないで・・・」

雪ノ下「・・・由比ヶ浜さん。私が死んだら・・・殺したのは貴方だから」

由比ヶ浜「えっ・・・」


177 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:44:16.18 ID:jbHuBby60
俺ガイルSSではなぜ何時もガハマさんが当て馬なのか
俺はガハマさんのほうが好きなんだがな


178 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:44:37.17 ID:wsbo//VO0
雪ノ下「当然でしょ?この傷を付けたのは貴方なんだから」

由比ヶ浜「ゆ、ゆきのん・・・」

雪ノ下「この傷が無かったら・・・私は・・・私は・・・」

由比ヶ浜「ごめん・・・!ごめん・・・!」

雪ノ下「意味のないことしないでくれるかしら?」

由比ヶ浜「う・・・」


180 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:47:37.81 ID:wsbo//VO0
次の日

部室

八幡「いきなり呼び出して・・・」

由比ヶ浜「何かあったんですか?」

平塚「まずお前たちに伝えておこうと思ってな」

平塚「昨夜、雪ノ下が自殺した」

由比ヶ浜「・・・え」


183 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:49:48.67 ID:wsbo//VO0
八幡「・・・自殺なんですか?」

平塚「自室で首をつってな。遺書もあったから間違いない」

由比ヶ浜「・・・」サー



雪ノ下『・・・由比ヶ浜さん。私が死んだら・・・殺したのは貴方だから』



由比ヶ浜「あ・・・あ、ああ・・・」

平塚「由比ヶ浜・・・」

由比ヶ浜「私のせいだ・・・わたしの・・・あ、ああ・・・」ガクブル


187 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:55:23.57 ID:wsbo//VO0
平塚「由比ヶ浜・・・お前のせいじゃないさ・・・誰も悪くは」

由比ヶ浜「違うんです、先生っ・・・!言ってたんですっ・・・!昨日ゆきのんはっ・・・言ってたんですっ・・・」ガクブル

由比ヶ浜「ゆきのんを殺したのは私だってっ・・・!!」ガクブル

平塚「由比ヶ浜・・・?」

由比ヶ浜「わたしの・・・わたしがころしたんだっ・・・ゆきのんをっ・・・!」

由比ヶ浜「どうしようっ・・・ひっきー・・・!わたしゆきのんをころしちゃったよっ・・・!!」

八幡「由比ヶ浜、落ち着け!」


190 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 23:59:55.99 ID:wsbo//VO0
由比ヶ浜「むりだよっ・・・おちつくなんてっ・・・わたしともだちをころしちゃったんだよっ・・・!?」

平塚「由比ヶ浜!!正気に戻れ」

由比ヶ浜「どうしようっ・・・どうしようっああああああああああああああああああああ!!」

由比ヶ浜「どうしようっどうしようっどうしようっどうしようっどうしようっどうしようっどうしようっ」

由比ヶ浜「どうしよどうしよどうしよどうしどうしどうしっけほっ!けほっけぇほっ!けほっ!けっーけー!」

平塚「大変だ・・・過呼吸だ!」

八幡「き、救急車呼びます!!」ピポパ


198 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 00:23:57.60 ID:/sxlauZX0
病院

由比ヶ浜「う、うぅ・・・ん」

平塚「由比ヶ浜!?」

八幡「目を覚ましたか」

由比ヶ浜「こ、ここは・・・?」

平塚「病院だ。心配したぞ・・・意識を失ったんだからな」

由比ヶ浜「意識・・・」

由比ヶ浜「!!」


199 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 00:27:42.86 ID:/sxlauZX0
由比ヶ浜「ごめん・・・なさい・・・ごめん・・・な・・・さい・・・」ガクブル

平塚「由比ヶ浜?」

由比ヶ浜「あああああああああああああああああああああああ」ジタバタ

平塚「比企谷!押さえつけるんだ!」

八幡「やってます!!」

由比ヶ浜「殺してっ!!誰でもいいからっ!!誰か私を殺してえええええええええええ!!!!!」


201 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 00:31:55.98 ID:/sxlauZX0
由比ヶ浜「この病院・・・ゆきのんのいた病院・・・ここで死ななきゃ・・・!」

由比ヶ浜「はやくゆきのんのところに行かなきゃ!ゆきのんに会って謝らなきゃっ!!」ジタバタ

ドタタ

医者「こ、これは!?」

八幡「俺が呼んだんです!由比ヶ浜を抑えるの手伝ってくださいっ!!」

医者「はい!鎮静剤っ!!」


202 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 00:36:12.66 ID:/sxlauZX0
三日後

平塚「由比ヶ浜は社会復帰施設に移動になったそうだ」

八幡「施設・・・ですか?」

平塚「あぁ。精神異常者のな。毎日鎮静剤を打ってるらしい」

八幡「・・・そうですか」

平塚「・・・その、すまなかった」

八幡「なんで先生が謝ってるんですか」


204 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 00:38:01.99 ID:/sxlauZX0
平塚「管理責任があるだろう・・・私の責任でもある」

八幡「・・・」

平塚「・・・すまなかった」

八幡「俺は待ちます。由比ヶ浜が帰ってくるのを」

八幡「由比ヶ浜はまだ生きてる。死んではいない。その分だけ希望はあります」

八幡「雪ノ下はもう・・・帰ってこないから・・・」

平塚「八幡・・・」


205 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 00:40:26.36 ID:/sxlauZX0
結局、卒業までに由比ヶ浜が復帰することは無かった

でも俺は由比ヶ浜を待ち続ける

ありがとう由比ヶ浜

ありがとう雪ノ下

二人のことは一生忘れない





-完-


207 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 00:42:28.69 ID:rOWNpdh50
は?


208 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 00:42:42.19 ID:UEqou3VY0
なんという救いのないラスト


212 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 00:46:35.86 ID:AyA5rNNV0
大層乙であった


213 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2013/07/22(月) 00:46:41.91 ID:FTfJTIEW0
なんという蛇足


214 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 00:46:42.17 ID:liMUboWX0
ゆきのんを庇って八幡が抉られる展開で分岐してくれ


215 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 00:47:57.17 ID:/sxlauZX0
需要あったのかよ。誰も見てないと思って終わらしちまった

支援ありがとうございました


218 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 00:53:35.23 ID:/sxlauZX0
時は調理実習

由比ヶ浜「ゆきのんには助けられてばっかりだよ」

雪ノ下「何を言ってるの。助け合いでしょ。比企谷くん、生姜するからおろし金取って」

八幡「へいへい」

由比ヶ浜「あ、私取ってくるよ!何も仕事してないから」

雪ノ下「いいわよ。それくらい自分でするから。比企谷くんと違って気が利くわね」

八幡「へいへい」

雪ノ下「トテテ」

八幡「おい、走るなよ。こけたら危ないだろ」

雪ノ下「何を言ってるの?この私がころぶわけ・・・」ステーン

由比ヶ浜「ゆ、ゆきのっ・・・」 ガバッ

八幡「え?」




ジョリッ


220 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 00:56:50.36 ID:AyA5rNNV0
そこ雪の下がおろすのかよ


224 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 01:12:54.81 ID:FnY8BHwp0
口でトテテっていっちゃう雪ノ下ちゃん可愛い


228 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 01:30:07.04 ID:zy5voaZ4O



229 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/22(月) 01:32:31.64 ID:5Zif6ln0O
夢オチってことにしよう

真奥「勇者エミリアと結婚した」

2013-07-22 06:56:36 | はたらく魔王さま
1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 21:48:33.84 ID:T5Tmr5UB0
鈴乃「それにしてもエミリアが結婚とは…最初は驚いたものだ」

恵美「だから、これは仕方なくなの!変な勘違いしないでよ!」

千穂「へー。そうなんですかー。へー」

恵美「千穂ちゃん。何度も言うようだけど、私達社会人には世間体っていうのがあって…」

鈴乃「それで魔王と結婚を?」

恵美「ええ、私も職場の男達に言い寄られなくてすむからね」

千穂「へー。そうなんですかー。へー」


5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 21:52:57.07 ID:T5Tmr5UB0
恵美「それにこれは真奥を見張る為に仕方なくなの」

鈴乃「もう理由が無茶苦茶だな」

恵美「それで!結婚した方が早いと思ったのよ」

千穂「へー。そうなんですかー。へー」

恵美「…それに、あのあのままだったら私がストーカーと勘違いされてしまっていたわ」

恵美「だから仕方なかったの!」


鈴乃「別に一緒に住まなくても、私のように同じアパートに住むという選択肢もあったんじゃないか?」

恵美「いや、それは………………って、もうこんな時間!?」

千穂「どうしたんですか?特に理由が思い浮かばないんですか?」

恵美「今日は結婚記念日なの。だからご馳走の準備をしないと」


6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 21:59:03.70 ID:T5Tmr5UB0
鈴乃「私の記憶が正しければ、先月…6月に結婚した気がするのだが」

恵美「…そうね。本当にどうでもいい記念日だったから、少し日付を勘違いしたわ」

千穂「へぇ~。『どうでもいい』ですか」

恵美「だから、千穂ちゃんは勘違いしているわ!私にとってあいつとの結婚は…」


千穂「じゃあ、カレンダーに何で結婚6周目記念って書いてあるんですか?」

恵美「…………………え?」


8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 22:04:50.75 ID:T5Tmr5UB0
千穂「しかも毎週土曜日はハートマーク付きで」

鈴乃「なっ!もしかして、毎週やっているのか?」

恵美「…………………」

鈴乃「どうした?なぜ赤くなってプルプル震えているのだ?」

千穂「やっぱり真奥さんの事が好きなんですね。初めから言ってくれれば、私だって…」


恵美「違うの!これはあいつが『毎週やりたい!やってくれないと働かない!』とか言うから!」

恵美「だから、私はあいつの事なんかこれっぽっちも!」

鈴乃「ああ、わかったわかった。さてそろそろ帰るとしよう」

千穂「そうですね。邪魔しても悪いですし」

恵美「ちょっと二人とも!絶対に勘違いだってば!」


9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 22:11:25.52 ID:T5Tmr5UB0
 
………………………………

恵美「もうっ!今日はあなたのせいで恥をかいたわ!」

真奥「じゃあ、もうやめるか?」

恵美「はあ!?やるに決まってるでしょう!」

真奥「じゃあ、カレンダーに印をつけるのやめようぜ」

恵美「仕方ないでしょう!付けないとあなたが忘れるんだから!」

真奥「ったく、そうプリプリすんなって。ほら…」

ナデナデ

恵美「んっ…」

真奥「恵美はナデナデが本当に好きだよな」


10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 22:17:05.44 ID:T5Tmr5UB0
恵美「…ナデナデだけ?」

真奥「わかったわかった。お風呂で髪も洗ってやるよ」

恵美「…それだけ?」

真奥「わかったって。今晩は寝かせてやらないんだからな」


ギュウウウ


恵美「えへへへ~」

真奥「ったく、可愛い奥さんを持つと大変だぜ」


13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 22:23:10.03 ID:T5Tmr5UB0
■別の日


エメラダ『今度そちらに遊びに行きたいのですが~。どっかおススメの場所とかありますー?』

恵美「お勧め?そうね…近所のカレー店とか…ううん、駅前のカレーの方が最近は…」

エメラダ『いえいえ~、そうではなく~、せっかくなので旅行とかしてみようかと~』

恵美「だったら、タイっていう国がいいわ。あそこのリゾートの海はとっても綺麗なの」

エメラダ『へぇ~。エミリアが旅行とか珍しいですね~』

恵美「新婚旅行で……………………………………友達と行ったの」

エメラダ『あれぇ?魔王とは建前上の結婚だから仲良くしないって~』

恵美「だから、友達とって言ってるでしょ!」


14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 22:29:31.32 ID:T5Tmr5UB0
エメラダ『でも、新婚旅行ですか~。いいですね~ラブラブで~』

恵美「違うって言ってるでしょう!!!!!!!」

エメラダ『わかりました。わかりました。ちょっとした冗談ですよ~』

恵美「笑えない冗談だわ」


16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 22:35:18.54 ID:T5Tmr5UB0
エメラダ『それにしても~エミリアは薄情者です~。お土産くらい買ってきてくれても~』

恵美「真奥は安月給だから、旅行代でお金がなくな……………………じゃなくて、その時はちょっと給料が少なくて」

エメラダ『ははあ。エミリアの旅行代を魔王が出してくれたというわけですねぇ~?』

恵美「そ、そうよ!さすがエメ!話が早いわ!」


エメラダ『…で、そのお友達さんとどんな遊びをしたんですか~?』

恵美「それでね。水中で息が出来る道具を付けて海に潜るの」

恵美「魚も目の前を泳いだりしていて、すっごい綺麗なんだから」


17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 22:36:53.15 ID:rB7KAlRMP
本妻と本妻がいるとかちーちゃん完璧に詰んどる


18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 22:41:30.85 ID:T5Tmr5UB0
エメラダ『へぇ~。お魚さんと一緒に泳げるなんて~夢の世界みたいですね~』

恵美「それであいつが魚の群れに襲われたりして傑作だったのよ。まったく、どこが魔王なんだ………………か」

エメラダ『え?魔王?』

恵美「…ごめん、今のは前に見た夢の話で」

エメラダ『わかってましたが~、やっぱり魔王と一緒に行ったんですね~』

恵美「違うの…違うの…」

エメラダ『せっかくの私のフォローを台無しにするエミリアは素敵です~』

恵美「違うのよおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」


20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 22:47:46.32 ID:T5Tmr5UB0
 
………………………………


恵美「もうっ!今日はあなたのせいで恥をかいたわ!」

真奥「全部、お前のせいだろうが」

恵美「お詫び!」

真奥「あ?…はあ?」

恵美「あなたのせいでエメに勘違いされたんだからお詫びが欲しいの!」

真奥「全然勘違いじゃないだろう…」

恵美「んっ!」

真奥「わかったわかった。涙目でせがむなって!」


真奥「ちょっと待ってろよ。えーと…確かここに…あった」

真奥「本当は次の結婚記念日で渡そうと思ってたんだけど…ほれ」

恵美「これ…東京ネズミーランドのチケット!?」


22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 22:51:26.02 ID:88ToLkd2T
良いですな!


23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 22:54:34.44 ID:T5Tmr5UB0
真奥「ああ、木崎さんがたまたま貰ったらしいんだ。それで『奥さんを大切にな』って、俺にくれたんだ」

恵美「あの人も何か勘違いしているわね。今度ちゃんと私たちの関係を教えておかないと」

真奥「で、せっかくだからホテルも予約した。一泊二日でどうだ?」


恵美「え?でも…今日エメに勘違いされたばかりだし…」

真奥「じゃあ、今回は止めておくか?チケットはちーちゃんにでも…」

恵美「はあ!?行くに決まってるでしょう!ただし他言は無用よ!他の人には内緒!」


真奥「あーはいはい。まあ、俺もいじられるのは嫌だしな」

恵美「それにしてもあなたと遊園地なんて久々ね」

真奥「そうだな。楽しみだよな」

恵美「うん♪」


24 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:00:58.50 ID:T5Tmr5UB0
■別の日

恵美「ちっ」

芦屋「何だ?私が来たら都合が悪いのか?」

恵美「今日はあいつはいないわよ。早く帰ってくれないかしら?」

芦屋「あがらせてもらうぞ」

恵美「ちっ」


芦屋「これは土産だ。ちなみに貴様は食べるなよ?」

恵美「当たり前でしょ!だれが悪魔が買って来たものなんて!」

芦屋「それにしても魔王様は何でこんな悪魔のような女…いや勇者なんかを…」

恵美「ちょっと、聞こえてるわよ」

芦屋「当たり前だ。聞こえるように言ったんだからな!」

恵美「ちっ」


26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:03:19.02 ID:rB7KAlRMP
なんという嫁と姑


28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:07:49.61 ID:T5Tmr5UB0
芦屋「…で、貴様は真昼間から何をしているのだ?」

芦屋「掃除は?洗濯は?夕飯の準備は?買い物はちゃんと安くて良い物を買ってるんだろうな?」

恵美「ええ、ちゃんとそういうのはあいつがやっているわ」

芦屋「なっ!?」

恵美「仕事が終わった後にね。毎日疲れきった顔をして本当にいい気味」

芦屋「くっ!悪魔め!」

恵美「悪魔に言われたくないわよ!」


芦屋「ちょっと台所を借りるぞ」

恵美「何をするのよ」

芦屋「魔王様の為に栄養のあるものを作るためだ!」

恵美「なっ!」


30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:09:29.25 ID:jSvlIwt8O
芦屋「この泥棒猫!」 恵美「お母様!?」


32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:13:02.19 ID:T5Tmr5UB0
芦屋「それにしても、台所の換気扇が少し汚れているな」

芦屋「仕方ない、今後は魔王様の代わりに私が掃除に来るか」

恵美「え?嘘。そこはさっき掃除したばかりなのに」

芦屋「は?」

恵美「って、綺麗じゃない。あんたどんだけ細かいのよ。まるで姑ね」

芦屋「…貴様が掃除しているのか?」

恵美「………そんなわけないでしょ」


35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:19:35.65 ID:T5Tmr5UB0
芦屋「さっき掃除はやってないと言ったな?」

恵美「やってないわ。悪魔がいちいち細かい事を気にしてどうするの?」

芦屋「…この冷蔵庫に入っている酢の物。おかしい。魔王様はこんなものは作れない」

恵美「あ、あいつも勉強しているのよ」

芦屋「このステーキ肉…今日の朝市の安売りの品では?」

恵美「あ、あいつが勝手に買って来たのかしら?私は寝ていたから気付かなかったわ」


芦屋「洗濯物が取り込んであるな。そういえば先程ひと雨来たな」

恵美「あいつが一度帰って来たの。まあ雨に濡れたら面倒だし?」

芦屋「…」

恵美「何よその目。とってもムカつくわ」


39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:22:36.91 ID:jSvlIwt8O
いい嫁さんじゃねーか


40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:23:00.99 ID:T5Tmr5UB0
芦屋「仕方ない。貴様が主婦をしているなら、私も本気を出すとしよう」

恵美「は?だれが主婦ですって!?いい加減にしないと殺すわよ!」

芦屋「おい、エミリア。ここに埃があるぞ…………他にも」

恵美「って、…はあ?」


50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:29:32.67 ID:T5Tmr5UB0
 
………………………………

恵美「もうっ!今日はあなたのせいで疲れたわ!」

真奥「ああ、だから今日はいつもより綺麗なのか」

恵美「はあ!?いつもは綺麗じゃないって言うの!?」

真奥「あっ、今のは無し。いつも綺麗だって。部屋もお前も」

恵美「………」

真奥「ったく面倒なやつだな。俺が悪かったって。芦屋にも言っておくからさ」


恵美「疲れた!」

真奥「え?」

恵美「疲れた!!」

真奥「はぁ~。はいはい。お客様。肩をお揉みしましょうか?」

恵美「腕も足もよ!早くしなさい!」


60 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:35:36.53 ID:T5Tmr5UB0
■別の日

梨香「で旦那さんに一晩中揉んでもらったの?」

恵美「ええ。まったく疲れたわ」

梨香「え?何で揉んで貰ったのに疲れたの?」

恵美「一晩中揉んで貰えば、さすがに疲れるわ」

梨香「本当に?なにを?」

恵美「ごめんなさい。嘘です。でもこれ以上、突っ込まないでいてくれると嬉しい」

梨香「うん、聞く方も疲れそうだからそうする」


69 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:40:12.96 ID:T5Tmr5UB0
 
………

梨香「それにしても昼ドラってドロドロだよね~」

恵美「そうね。現実でありえるのかしら?」

梨香「まぁ、ラブラブの恵美さんには関係ないよね~」

恵美「は、はあ!?いつ私達がラブラブに!?」

梨香「え?違うの?」

恵美「当たり前じゃない!そもそも、あいつが『結婚してくれ』って言うから仕方なく結婚しただけなんだから」


80 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:46:27.53 ID:T5Tmr5UB0
梨香「ふーん、結婚式の時は、あんなに幸せそうに泣いてたくせに」

恵美「ち、違うわよっ!『ああー、なんでこんな奴と結婚なんか』って絶望して泣いてたの」

梨香「へー、恵美って昔から真奥さんに関してだけはツンデレだよねー」

恵美「違うって言ってるでしょ!」


梨香「でもさー、恵美の恋は本物だけど」

恵美「だから違うって!」

梨香「真奥さんってどうなんだろうね?浮気とかしないのかな?」

恵美「………………………え?」


83 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:48:52.86 ID:88ToLkd2T
不安になるエミリア可愛い


91 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:52:45.03 ID:T5Tmr5UB0
梨香「ほら、男って浮気する生き物って言うじゃん。今の昼ドラとか」

恵美「…………」

梨香「え?なんで泣いてるの?ってごめん。無神経だった。ごめんだから泣かないで」

恵美「…」

梨香「ほら、涙吹いて。そうだよね。真奥さんほど真面目な人が浮気するわけないよね?」

恵美「うん、するわけない」

梨香「それに真奥さんってカッコいいわけじゃないし、モテないよ」

恵美「…」

梨香「え?何で怒った目してるの?」

恵美「別に」


96 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/20(土) 23:56:53.18 ID:T5Tmr5UB0
 
………………………………


恵美「あなたがプロポーズして来た時に言ったけど、浮気は絶対に許さないわよ!」

真奥「…」

恵美「何よ!その目は!」

真奥「いや…俺って結構いい旦那さんのつもりだったから、何で浮気の話がでるのかなって」

恵美「これは忠告よ!心配してるわけないでしょ!」

真奥「そうか忠告か。まあ安心しろ。俺はお前一筋だ。絶対に浮気なんかしねーよ」


100 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:03:31.82 ID:1LULBFZx0
恵美「ええ、信じてるわ。でも、もし浮気したら…」

真奥「したら?」


恵美「私も浮気してやる!そいつとラブラブになって見せつけてやるわ!」

真奥「ああ、それは見たくないなー。俺の恵美が他の男とラブラブなんて」

恵美「でしょう?見たくなかったら絶対に浮気しないことね」

真奥「ああ、絶対にしねーよ」

恵美「ふふっ♪」


105 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:09:38.32 ID:1LULBFZx0
■別の日

鈴乃「珍しいな。魔王が数珠をしているとは…」

漆原「ブレスレットだよベル。それに服もユニシロじゃないみたいだね」

真奥「ああ、恵美が俺に買ってくれたんだ。もっとカッコよくしろって」

漆原「へぇ~。エミリアがねー」

恵美「何よ、文句ある?」

漆原「ううん、べっつにー」


111 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:16:03.05 ID:1LULBFZx0
恵美「そもそもこいつはダサいのよ!一緒に歩いていると恥ずかしくなってくるわ!」

鈴乃「まあ、そうだな。服のセンスはないな」

漆原「そうだね。真奥より芦屋の方が断然あるよね。そういうの」

恵美「そこまで言う事ないんじゃない?」

鈴乃「え?は?」

漆原(自分で言うのはいいけど、他人に言われるのはムカつくってやつかな?


恵美「確かにこいつはダサいけど…ふがっ」

真奥「はいはい。そこまでな」

恵美「っ!!!」

真奥「暴れるなって」


114 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:19:38.78 ID:1LULBFZx0
鈴乃「ほう。案外尻にしかれているのか?と思っていたが」

漆原「真奥が主導権握ってるんだ?」

恵美「はあ!?そんなわけないでしょ!?」

真奥「ああ、主導権とかは違うな。平等って感じかな?」

恵美「あなたは私の下僕なの!黙ってなさい」

真奥「はいはい」


120 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:23:46.88 ID:1LULBFZx0
鈴乃「では、主導権はエミリアが握っていると?」

恵美「ええその通りよ。こいつが残業で遅く帰って来た時に『私より安い給料のくせにいい気味ね』って言ってあげるの」

恵美「疲れた上に、癒しの家に帰ってきたからの絶望の表情。本当にいい気味だわ」

漆原「それは主導権と関係ないんじゃ」

真奥「え?俺は言われた事ないけど?」

恵美「黙ってなさいって言ったでしょう!」

真奥「はいはい」


125 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:27:01.69 ID:drwwcqra0
真奥結婚したらだれがあのニートと専業主婦を養うんだよ……


126 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:27:51.82 ID:1LULBFZx0
鈴乃「…」

恵美「え、えーと、違うのよ?」

真奥「ちなみに俺がどんなに遅くても、恵美は寝ずに待っててくれて『ご苦労様』って言ってくれるんだ」

真奥「この一言で、どんなに疲れていても『明日も頑張ろう』って思えるんだぞ」

鈴乃「ほう」

恵美「だから黙ってなさいって言ったでしょう!」

真奥「はいはい」


132 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:33:02.47 ID:1LULBFZx0
恵美「…えーと、ほら、こいつが働かなくなったら色々と困るでしょ?」

漆原「そうだねー」

鈴乃「いい奥様っぷりだな。エミリアは」

恵美「きゃあああああああああああああああああああああああ」

真奥「そう褒めるなって」

恵美「なんであなたが嬉しそうなのよ!全部あなたのせいよ!」

真奥「奥さんが褒められたら、旦那は嬉しいもんなんだぜ」

恵美「…なっ」

鈴乃「一瞬ニヤってしたぞ」

漆原「嬉しかったんだろうね」

真奥「ほら、そう嬉しがるなって」

恵美「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!」


138 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:38:23.99 ID:1LULBFZx0
 
………


恵美「…」

真奥「悪かったってそう怒るなよ」

恵美「明日からどんな顔してベルたちに会えって言うのよ」

真奥「変わらんと思うぞ?」

恵美「はあ!?」

真奥「わかったわかった。何でも一つ言う事を聞いてやるから…な?」

恵美「…」

真奥「ほら、何でもいいぞ。何でも」

恵美「じゃあ、今度からただいまのキスをして」

真奥「…え?」


141 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:42:05.58 ID:1LULBFZx0
恵美「なによ!文句ある?」

真奥「わかったわかった。文句はねーよ。それで許してくれるか?」

恵美「んっ。許す♪」

真奥(まったく、どこまで可愛けりゃいいんだよ)


145 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:46:34.55 ID:1LULBFZx0
■次の日

真奥「ただいまー」

恵美「おかえりなさい、あなた。今日もお仕事ご苦労様」

真奥「それで今日…」

恵美「…ただいまのチューは?」

真奥「恵美?ちょっと話を先に聞いてくれないか?」


148 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:47:58.28 ID:SdjE9BMoO
突然の「あなた」に吐血した


151 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:50:21.17 ID:1LULBFZx0
恵美「…」

真奥「ああっもう!不機嫌そうにするな!するから、するから!」

恵美「…」パァァァ

真奥「ったく、なんでそんなに太陽みたいない笑顔を…ごほんっ。改めて…」

真奥「ただいま。恵美」

恵美「おかえりあなた」


チュッ


恵美「えへへへ~♪」


153 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:54:38.27 ID:1LULBFZx0
真奥「そ、それでな?そこで鈴乃と会って…」

真奥「実は扉の向こうに…」

恵美「え?」

鈴乃「その…たまにはうどんのおすそわけにでもと思ったのだが…」

恵美「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああ」

鈴乃「いや、なに。本当にすまん。邪魔したな」




真奥「鈴乃…必死に走ってったな」

恵美「死にたい」

真奥「ああ、俺もだ」


156 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:58:31.28 ID:1LULBFZx0
 
………………………………


鈴乃「という事があってだな…」

漆原「そういう話は止めてくれない?」

芦屋「…」

漆原「ほら、芦屋が気絶してる」

千穂「…」

漆原「佐々木千穂も気絶してたか」

鈴乃「愚痴ってすまない。でも、エミリアはもうちょっと素直になった方がいいと思わないか?」

漆原「素直ねー。どうなんだろうねー」

鈴乃「いや、やはりこの話題は無しだ」

鈴乃「愚痴などつまらん。私は千穂殿を連れて帰るとするか」


157 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 00:59:33.43 ID:1LULBFZx0
漆原「まっ、僕でいいならいつでも愚痴を聞いてあげるよ?」

鈴乃「え?」

漆原「半分は真奥のせいだし、真奥の責任なら僕の責任でもあるしね」

鈴乃「…貴様、まるで魔王の上司みたいな物言いだな…」

漆原「そうかな?真奥にも良く言われるけど」


161 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:04:29.25 ID:1LULBFZx0
鈴乃「…」

鈴乃「そうだな。その時はよろしく頼む」

漆原「うん、任せておいて。ただし、一回につき何か食べ物をね?」

鈴乃「わかった。今度はぶっかけうどんに挑戦しようと思う」

漆原「うどんより肉がいいんだけど…」

ガチャッ

恵美「ベル!!さっきのは違うのよ!」

鈴乃「エミリア!?」

恵美「さっきのは違うの!」

鈴乃「一応聞くが、なにがどう違うのだ?」

恵美「さっきのは演技!ベルがいるって知ってたから、からかってみただけなの!」

鈴乃「あー、わかった。大丈夫だ。わかっている」

恵美「そ、そう?それならいいんだけど」


164 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:07:57.71 ID:1LULBFZx0
ガチャッ

真奥「よ、ようやく追いついた」ハァハァ

恵美「あなた!?」

真奥「おい、恵美」

恵美「なに?」


チュッ


恵美「ちょっと、何をするのよ!みんな見ているわよ!」


166 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:10:04.62 ID:1LULBFZx0
チューーーーーーーーーーーーーーーーッ


真奥「ふー」

恵美「…」

真奥「恵美」

恵美「ふぇ?」

真奥「ほら、ポーっとしてないで、帰るぞ」

恵美「……うん」

鈴乃・漆原「…」ポカーン

真奥「ああ、知っていると思うが、俺達は完全にこういう関係だからな」

漆原「え?あっ、うん」


170 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:14:34.68 ID:1LULBFZx0
漆原「行っちゃった」

鈴乃「何なんだあいつらは」

漆原「エミリアが恥ずかしがって、真奥とエミリアの関係を否定するから、見せつけたんじゃないかな?」

鈴乃「…エミリアが否定できないようにか?」

漆原「たぶん、そうだと思うよ」

鈴乃「これで少しは素直になればいいのだが」


171 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:16:32.59 ID:8kcvFNSrP
エミリア、本気か!?魔の者と結婚するなど!?


172 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:17:29.17 ID:1LULBFZx0
漆原「あーあ、でもこれで僕がベルの愚痴を聞く事はなくなったね」

鈴乃「そう落ち込むな。うどんならいつでも作りに来てやる」

漆原「いやいや、お肉が欲しんだけどね…」


鈴乃(それにしても…)

漆原(わざわざ僕達の目の前で、あんなに長くキスする必要ないでしょ)

鈴乃(私達の方が恥ずかしい…)

漆原(ベルさっきから顔真っ赤だし、僕も…真っ赤なんだろうなー)

漆原(さっきは真奥の責任は、僕の責任って言ったけど、どうしろって言うんだよ。この空気)


176 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:22:12.25 ID:1LULBFZx0
 


恵美「ちょっと!さっきのはどういう事よ!」

真奥「素直になれって」

恵美「はあ?どういう意味?」

真奥「お前は俺を『下僕』っていうが、俺達は立派な夫婦なんだよ。もう認めろ」

恵美「…」

真奥「それにお前が素直になれないと、周りの人間も呆れてしまって、お前の人間関係が壊れて来るんだよ」

真奥「現に鈴乃はお前に対して、微妙にイラつきを覚えていたぞ」

恵美「何でわかるのよ」

真奥「悪魔だからな。そういう感情には敏感なんだよ」


恵美「だからって、他にやり方くらい…」

真奥「そう睨むなって」

恵美「…」

真奥「それにさ、素直じゃない恵美より、俺は笑顔で素直な恵美が見たいんだ」


178 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:25:28.09 ID:SdjE9BMoO
さすが魔王さまやで


179 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:27:21.17 ID:1LULBFZx0
恵美「はぁ~。もう…仕方ないわね」

恵美「わかったわ。認めてあげる。私の中ではあなたは下僕以上の存在よ。これで満足?」

真奥「は?旦那として認めろよ!」

恵美「ああー、そうね。はいはい」


真奥「でも、お前のそんな笑顔が見れるなら別にいいかな?」

恵美「え!?私ってそんなに笑顔になってる!?」

真奥「ああ、すっげーニヤニヤしてる」

恵美「う、嘘!」


181 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:30:57.18 ID:1LULBFZx0
真奥「帰るぞ。恵美が作ってくれた飯が冷えちまう」

恵美「知らないうちに笑顔になってるか…」

恵美「やっぱり私って…こいつの事が好きなのかな…」ボソッ

真奥「…は?」

恵美「き、聞こえたの?」


真奥「え、恵美が遂に…俺の事を…『好き』って!初めて言ってくれた!!!」

恵美「はあ!?勘違いしないでよ!本音じゃないわよ!」


184 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:37:35.36 ID:1LULBFZx0
真奥「あーはいはい。今はそれでいいさ」

恵美「何で笑顔なのよ!」

真奥「そりゃあ、嬉しいからに決まってるだろ」

恵美(ったく!勝手に勘違いして、絶対に後で斬ってやる!)

恵美(…)

恵美(でも、少しだけ素直になってみようかな…)

恵美(それで、こいつの笑顔が見れるなら)



真奥「ああそうだ。これからもよろしくな。恵美」

恵美「何よ改めて…まあ、安心しなさい。あなたとは一生付き合ってあげるわ」

真奥「おう。俺の一生は長いからな」

恵美「はいはい。ずっと付き合ってあげるわ」


188 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:41:11.73 ID:1LULBFZx0
 
………………………………

恵美「でねー。あいつったら私の為にわざわざカレーを作ってくれたの」

恵美「そりゃあ、美味しくなかったわよ」

恵美「でもね、あいつの愛情って言えばいいのかな?」

恵美「もうねっ。それがたくさん入ってて、とっっっても嬉しかったのよ」キャー

鈴乃「…」

恵美「ベル?聞いてる?」

鈴乃「誰だーーー!エミリアに素直になれって言ったやつは!!!」


189 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:44:44.90 ID:1LULBFZx0
恵美「でねー。このネックレスなんだけど、あいつと旅行に行った時に…」

恵美「えへへ~。あの時は盛り上がったな~」

鈴乃「あーそうだな。はいはい」

鈴乃(それにしても、何でこう極端なんだ?)


恵美「それにね-----------」

鈴乃「そうだな。はいはい」

恵美「でね------」

鈴乃「はいはい」

恵美「-♪」





       終わり


190 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:45:08.86 ID:1LULBFZx0
これにて終わりになります。
支援&見てくれてありがとうございました!
また、機会があればよろしくお願いします!


191 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:45:28.14 ID:BVt0xqk70
原作でもエミリアが


192 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:45:30.50 ID:Q4Pz5/Jm0
おつであった


193 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:45:53.65 ID:shIP0MeG0
うm大儀であった


195 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:48:01.02 ID:v5myGCJGP
おつ


196 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:48:03.19 ID:WmQmD+wY0
恵美は唯一のヒロインだな
敵なしライバルなし


199 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 01:55:35.05 ID:6IAy4QoMi
>>196
芦屋を忘れてはいけない!


202 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 02:11:42.23 ID:tmjyYuML0
綺麗に終わったな



203 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 02:14:04.67 ID:JdYKm7oA0
あれ?鈴は?


205 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/07/21(日) 03:09:17.08 ID:mafosX1n0
乙、恵美きゃわわ
はやく二期になって子供できて欲しい

SS在庫

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