Camillo徒然日記

福岡生まれ、熊本育ち、宮崎で学び、大分に辿り着いた根なし草のつぶやきを。

葛城殉教祭

2011-06-05 22:52:03 | 教会
今日は、「主の昇天」の主日ミサ。それに加えて、大分では、葛城殉教公園で殉教祭を行い、殉教者に想いを馳せ、信仰に学び、信仰を強めようとする行事が予定されていました。
生憎の雨、公園での野外ミサは中止になり、カトリック大分教会でミサが行われました。

聖書朗読では、主が復活されたのに半信半疑の弟子達の姿が書かれ、その弟子たちに「私は世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」という力強い言葉が主から述べられます。

300年前、我が国では過酷な禁教令が出されていました。その中で、信仰に殉じ、命を賭した人たちがいて、信教の自由が得られた今、私達は自由意思で信仰しています。しかし、その信仰は、半信半疑の弟子達と同じではないだろうか。主が共にいることを強く信じて信仰を守り通した先人に敬意を表するとともに、少しでも近づきたいと思います。

最後に、信仰宣言代わりとして、次の祈りを捧げます。

【十字架上のキリストへの祈り】(聖フランシスコ・ザビエルの祈り)
「主よ、私があなたを愛するのは、あなたが天国を約束されたからではありません。あなたに背かないのは、地獄が恐ろしいからではありません。

主よ、私を惹き付けるのは、あなた御自身です。私の心を揺り動かすのは、十字架につけられ、侮辱をお受けになったあなたのお姿です。あなたの傷付いたお体です。あなたの受けられた辱しめと死です。

そうです、主よ。あなたの愛が私を揺り動かすのです。ですから、例え天国がなくても、主よ、私はあなたを愛します。
例え地獄がなくても、私はあなたを畏れます。

あなたが何も下さらなくても、私はあなたを愛します。望みが何も叶わなくても、私の愛は変わることがありません。アーメン」