遊心・ココロ遊ばせる遊びゴコロ

九谷青窯・徳永遊心の陶工生活

会場の様子

2011年04月29日 | 日記
大丸札幌店での個展会場の様子です。


今日からGWスタートで、たくさんお客さんがいらしてくださっています。
地元の友人などに久しぶりに逢えておしゃべりできるのも嬉しい。

毎年個展をさせてもらっているので、去年買って下さったかたがDM持って、待ってたよ~ってまた来てくださるのも嬉しいです。


ネットで私のうつわを購入していた方が、新聞を見て駆けつけてくださったり、ううう。感激です。


あと4日楽しみます!

HOME

2011年04月26日 | 日記
大丸札幌店での個展のため、半年ぶりに北海道に帰ってきました。

先ほどリムジンバスで札幌に向かいましたが三井アウトレットパークって何ですか?
こんなものができたのですね。へー。


帰省のたびに街が変わっていて、若干の余所者感に寂しさを感じたりもしますが、でもでもこの空気、この空の感じ、この広さ、帰ってきたのだな~と嬉しくなります。



何年か前に大晦日も泊まり込んで仕事をしていたことがありました。
一人年越しそばをすすっていたら、ラジオからアンジェラアキの「HOME」という歌が流れてきて、思わず号泣。
それ以来、いつもこの歌を頭で歌いながら帰省しています。

ちょっと歌詞抜粋。
ふるさと札幌より、少々センチメンタル日記でした。

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繊細な糸で素朴な町に 縛り付けられてた頃
見上げる度に空は映した 遥かに遠い世界を
小さな場所を後にしてから どれくらいもう経つのだろう

Home is calling ふるさと
心の中で今でも優しく響いてる
寂しさが染み付いた 夢の無い夜には
あなたを呼んでいる


都会の空に夢を託して 心を犠牲にしている
野心と愛の調和がとれず 誰もかさまよっている
飾らなかった誠実な日々
この頃何故か恋しく想う

Home is calling ふるさと
絶えずに愛してくれた そんな人の顔を
もう一度見てみたい 郷愁にかられ
あなたを呼んでいる


寂しさが染み付いた 夢の無い夜には
あなたを呼んでいる
ふるさとを呼んでいる


アンジェラアキ「HOME」より

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個展は大丸札幌店 7F和食器売場にて、4/27~5/3までの開催です。

徳永遊心展2011@札幌大丸

2011年04月12日 | 日記



今年で何年目になりましたか…4年目かな?2007年からだから5年目かも。
恒例のふるさと札幌での個展を行います。

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【徳永遊心展】

2011年4月27日(水)~5月3日(火)
大丸 札幌店 7F和食器売場<暮らしの彩り>
10:00~20:00(最終日は17:00まで)
今年もお買い上げいただいたお客様に、うつわと同じモチーフを描いた手描きギフトカードを差し上げます。

古典と伝統に学びつつ、瑞々しい感覚と発想で新しい食事空間を提案する徳永遊心のうつわたち
今年も華やかでのびのびとした楽しいうつわを数多く取り揃えました
盛付けたい料理や団らんのシチュエーションを思い浮かべながら、是非お手にとってご覧ください

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期間中は13:00~18:00まで在店しております。

大震災で大変な時にうつわもなにもないだろうと思われるかもしれませんが
少し気分を変えに、お散歩ついでに、私とお喋りをしに、是非お立ち寄りくださいませ。

DMの写真は今回もいつも撮影してくださるchinoさんです。
私のうつわが2割増しくらいでよく見えます。
とっても春らしいかわいらしいDMになりました。
いつもありがとうございます。



ついでながらいつも絶品なケーキやらプリンやら作ったときにおすそ分けしてくれる彼女に
この場を借りてお礼を。いつも本当にごちそうさまです。
めちゃくちゃ美味しいです。気持ちもとっても嬉しい!!
ありがとう。




それから3月20日に六本木ヒルズにオープンしただし茶漬けえんのこと
http://www.utsuwa-daifuku.com/?p=1054
熊みたいだな私。
ちょっと痩せねば…。

東日本大震災のこと

2011年04月06日 | 日記
ある一日を境に日本の多くの方の人生が変わりました。
こんなことがあるなんて…。

この度の東日本大震災によってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。
そして被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

被災地の一日でも早い復興を願ってやみません。
どうか穏やかな元通りの日常を取り戻せますように。

熱い使命感のもと、ただ職業とは割りきれない任務につかれて現場で働いている方々への深い尊敬の気持ちを表します。

今回の大震災で私も他の皆さまと同じようにさまざまなことを考えさせられました。
とりわけ心をうたれたのは、被災地の方やそれを支援する方の絶望しない強い気持ちです。

生きることは険しく苦しくそして素晴らしく美しいことだと。


少しづつ復興に向けて動き出している気配も感じられます。
あたたかい日の春の訪れも避難所の生活を思うと少しほっといたします。


大切な人を失った人や家や思い出の品を失った人、ふるさとを失った人を思うと…なんとも言葉になりません。

多くの悲しみがいつか和らぎ癒えることを祈っています。


人生は何度でもやり直せるし、人が作ったものは何度でも作り直せる。
東北がまた元気になるように力いっぱい応援します!

がんばろう日本!!





お茶漬けやさんの碗

2011年03月02日 | 日記



3月に
…あ、もう今月だ。

今月、六本木ヒルズにオープンする『だし茶漬け えん』のお茶漬け碗を作りました。
http://www.dashichazuke-en.com/

焼き上がりはこんな感じ


客単価800円前後の食べ物屋さんで使う食器と言えば、機械成形・プリント絵付けの大量生産品が大半です。

100円ショップやニトリなどに行っても驚くような値段で、気にしなければ使用に全く問題のない食器が多種多様に手に入りますものね。
(驚くような値段って、100円ショップは100円なのですけれども。ごにょごにょ)


わたしのうつわは手作りにしては安価だとは思います。

それでもこの価格帯でチェーン展開しているお店が、数千円の手仕事のうつわを使ってくださるのです。

なんだか日本の飲食業界も少しづつ変わってきているのではないかしら?と思ってしまいました。


食べ物屋さんの食器はちょこちょこ作っています。
割烹、蕎麦屋、うなぎ屋、鮨屋、フレンチ、串焼き屋などなど。

業務用食器、むしろよろこんでやりたい仕事です。

一器多用のうつわは結局何にも使えない
一器一用のうつわを極めれば、おのずと別のものにも使えるものだ

というのが私の師匠の教え。

プロの料理人の方に、○○のための器をこのサイズ・この形で作って欲しい、と依頼されると大変に勉強になるのです。




ううう。おなかがすいてきました。

今日はこれから久しぶりの片町♪
何食べようかなあ。