おはようがんす
和蜂(日本蜜蜂)を飼う者に取って金稜辺は宝物なのだ、なんとなればこの花が開花したときに出す臭いは、女王バチの出すフェロモンと同じ匂
い成分を持ち1.5Kmも漂い、蜂たちの嗅覚を迷わせ待ち桶に集合させる、これがあるのとないのでは雲泥の差があり分蜂群を捕獲吸収するのに
は必須のアイテムなのだ、蘭を栽培する人たちはこれをいかに大量に増殖させるかに腐心しているのだが、そのために一鉢何千円という根がつい
てしまう、自然の蜂との虚虚実実の駆け引きが和蜂を飼うと言う趣味の楽しさのはずで大切なところなのだが
なんでも金になればよいという強欲さが人の心を貧しくし人生の色を灰色にしてしまうという事に早くきずいてほしいと思って居る
灰色から薔薇色に変える努力が人間が本来発揮すべきものなのではないだろうか、行き過ぎた競争に良い結果は無い!!
我が家には株分けで増やした金様がかなりの数である、この蘭の冬越しの為に越冬室を作ったり日除け設備を作ったりいろいろと掛りもする
忙しい中で其れをすることも愉しみの内なのだ、株分けの時季や仕方を工夫する事、花が咲く時期をいかに分蜂に合わせるか、、、等等
其の事象にかかわりどれほど多くの懸案を解決してゆくか、、、、が楽しみなのであろう
今年も一鉢も無駄なく花が咲いた、多くの友人に提供してきた、そしてその効果も聞い、自分もさることながら友人知人にも喜んでもらいたい
其処が趣味の趣味たる由縁ではないか。
今現在私の関係で四葷の和蜂がいる、蜜が取れそうなのは三群、もう一軍は我家のシンボルツリーの比翼檜葉の巨木の中にいる
此の自然巣が最初のきっかけで和蜂の趣味に原点なので有り、この木があるから蜂浪人に成っても慌てずにいられる
でも人間の欲には限りが無い、生意気なことを言っても、、若しかしたら分蜂群が入居するかもしれないと思い、金様の効果を試すこともあり
屋敷内に何か所か待ち桶をおいてある
こんな状態で置いてあるが一向に来ない
愈愈来ないから神頼みもしている。屋敷内の神様の境内にも置いてある。薬師菩薩が補助してくれるのではないかと期待して措く
之も百樹園の一角に置いてある待ち桶だが 蜂たちは一顧だにしない
、これは捕獲成功の箱で有るが小群なのが心配だ
これは昔お分けしてやった蜂群が分蜂して増えたので本家帰りをしますと
言って戴いた友人、G氏からの貴重な贈りものだ、元気よく増殖しているようだ
こうして金様の効果は絶大で趣味の範囲を広げる基に成っている
趣味が生活に悪しき影響を与える様では道楽者の烙印を押されてしまうが、心を豊かにしている範囲では趣味と言える
「悪趣味は無趣味に勝ると」外国の先人が言ったが、悪趣味は矢張り良くない、別格に良い趣味でなくても周囲から批判が出ない趣味が
良いだろうと思う、そして趣味の相互扶助効果が出る、、或いは出せる趣味の数が多いほど効果が出ると思って居る
道楽者の声が耳が悪くなった年寄りに聞こえないだけなのかもしれない
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます