蓮華躑躅
おはようがんす
親戚の家の商談が早目に終えたので少し足を延ばして見た、東吾妻町の大柏木トンネルができたので、倉淵を抜けるとすぐ八ッ場ダムだ
誠に近くなった、若しやと思いスマホで開花状況を調べて措いたが今一心配であった、、、が見事的中、最高の八分咲きであった
地元農家の牛の放牧地に活用されている場所である、蓮華躑躅の群生地は得てしてそうした場所が成る
有毒の蓮華躑躅を牛が利口で食べない、だんだんと自然に残って、いつの間にか大群落地になって仕舞うのが常だ
此処もその例に漏れない
今年は冬の寒気が例年より厳しい日があったと地元の方が言っていたが、大分かれている枝が多い
それでも遜色無く咲いているのが自然の良いところだ
旅人の安全を守る百観音信仰の観音像があちこちに見える、此処は八十三番の観音様だ
何百年風雨に曝され、旅人や山の人たちを守護してきた観音様のお顔はみな冨久代かで慈愛に溢れている
そして此の近くの、82,83,84,85、の観音様は花の宝庫の中に佇んでいて一番良い環境にいらっしゃる
周囲の灌木や隈笹などは管理者が刈り払っておいてくれるらしく大切にされているのがわかる
雲発つ夏空に思いきり胸襟を開いている蓮華躑躅が語り掛る
矢張り有毒な鈴蘭も残っている、とても人の手仕事ではこれほどまろやかな風鈴はできない
躑躅も個性があって微妙に色が変わる、日当たり風とうし標高など等少しずつ変わる
牧場であるから当然であるが、牛糞がそこいらじゅうにある、それがまた躑躅などの肥料に成るのであろう、
枯れ枝の重なり具合から 一年に一度くらいは下草の刈り払いをしているようだ
山鳥薇が沢山ある、普通の薇と味にそん色はないようだが。見た目が少しまづそうだ、「野菜は品出しがら」と昔から言う、見た目が、、
一際色鮮やかな個体を見つけた火炎を挙げているかに見える
遠くの翠山と相まって美しさが増大している
地表には牛の喰いのこりの蕨がたくさん生えている、小ぶりの蕨だがちゃんと拳はしっかりと握っている
矢張り私の自慢しているように、「不断」の行いの良さが随所の出ているのが嬉しい
惜しみなく美しさを披露してくれる蓮華躑躅に感謝して次へ向かう
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
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