おばんでがんす
14日は道祖神祭りの日だ、当地区は昔おおきな榎の一里塚があって
水沢の観音様迄の一里塚であった、おとな四人で手を回さなくてはならないと言う大榎があったそうだ、榎の下と呼ばれる場所にありそこは古くは
矢弊塚と呼ばれる古墳の有ったところだと言う伝承だ、今はそれらしき丘があり史跡らしきものもなく宅地化して家が四五建っている
其の大樹の下には小さな洞穴があって旅人が一夜の宿にしていたと言う伝承がある。恐らく古墳の玄室であったのかもしれない
其の近くに古い文字式の道祖神があった、何度かあちこちに動いたようで私の知る限りでも三度動いた
集落の「辰巳の角の道祖」と言う事からその一里塚の傍に有ったものと思われる、その後の圃場整備でできた底辺の狭い三角形の余剰地に道祖神様
を安置してもう40年ほど経つ、
その後その地に昔の名残をのこしたいと有志で榎の幼木を植えた、今や周囲の田んぼに迷惑を掛けるほど大きくなっているが
道祖神様の御神木として貫禄を示している、今年は第四回目の剪定をしたいと思って居る、少し間を開け過ぎた
左に見えるのがその木だ、地元の方々が道祖神の日だけはお参りに来てお神酒や肴のお菓子を進ぜてくれる
昨日作り立ての繭玉は各が持参して此の道祖神の火で焼いたものを食べると風邪をひかないと言う伝承がある
写真を撮るものの影がこんなに長く見える時間に燃やす
風花が舞う朝はとても寒い、この火に当たっておくと一年風邪をひかないという事だ
青竹が火の熱で爆発する意外と大きな音が。、道祖神祭りのどんどん焼きの情緒を醸して懐かしい
今年もコロナにも負けづ加齢にも負けづ元気で過ごしたいと一同祈る
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます