遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

注連縄

2009年12月24日 | その他
おはようがんす
PCの調子が今一で、投稿ができなかった
どうもネットが立てこんでいるようだ
昨日は、大正月のお飾り作りの日である、23日に作り、七日七夜床の間に置くと
丁度30日になり、飾り付けの日になる
したがってどうしてもこの日は外せないのである
昔は夜なべで作った、八種56本を作製する、それぞれ飾り付ける場所により形が違う、飾り付けは後日として,制作を見ていただこう
今年は孫が6年生になりもう殆どの形が頭に入ったようである、、、
先ずはこれで安心である。
粘り強く仕込んだのが功を奏して、23日はもうお飾りを作るものと思っていて手伝う、、しめしめ、、、、、、
作る順序も決まっている
最初は、七五三の垂がつく大注連縄であるが大きすぎて掲載出来ない
二番目は正月様の、御姿を,御簾の代わりに使う、「お貌隠し」である
同時進行で.「小実っ込め」という一番数量を作る物を作成する

    

次は「大実っ込め」という門松に使う物と「小尉連ら」という付属建物に飾るものを作ります

     

次は「寶珠の玉」という小型の飾りを作ります、これは住居内の神様に遣うものです
それと「十二注連」と言う、山の神様、木の神様に遣う飾りです

    

こんな風にして八種類を作ります完成すると,「福箕」というものに載せて幣束を
一本立てて床の間へ飾ります



この日は。当主、跡取り。のみで作るのが決まりですので、孫といえども一人前に扱います、御褒美をあげて、夕飯にはご馳走を出します
私が下戸なので酒は出ませんが、昔はもういいと言うまで出したものです
此れが我が家の12月23日です
古い仕来りですが、結構楽しんでいます
最近は、手習いに来る人が増えました、古き良き風習は残したいものです

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子








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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
偉いね (チョキ・チョキ)
2009-12-24 15:59:50
師匠の指導が良いのか、お孫さんは立派な後継者に育ちましたね

そう言えば、家でも同じものを父と跡取りの弟が作っていました
写真を見ながら、懐かしく思い出しました。
家は孫に教えていなかったのか?弟が早くに亡くなってしまった為、甥は余りよく覚えていないそうです
お孫さんに教えるのは良い考えでしたね


Merry X'mas

お孫さんと楽しくお過ごしください

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注連縄 (遊童子)
2009-12-24 18:47:51
チョキチョキ様
コメントありがとうございます
暫らく無かったのでどうかしたかと案じておりました

孫に教えた事非常に成功と思っています
此れで案して旅立てま、、、、、、、、、
いやもう少し教えたいので、頑張ります

ではまた
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注連縄 (紅子)
2009-12-24 18:56:39
御無沙汰です
お元気そうでなによりです
我が家も昔は祖父が作っていたのを覚えています、
藁を跨ぐと、叱られた記憶が有ります

鹿児島では28日に作るらしいです
我が家は皆目できないのでご近所の飲み仲間が作ってきてくださいます

長い注連縄は「藺草」で作ります
緑がとてもきれいなお飾りです
御近所では、稲わらを刈り取ったらすぐに日陰で乾燥させて使うようです
薄緑にわらのお飾りがとてもきれいです

世界に誇る正月の日本人的な控えめの行事は
いつまでも続けたい文化だと思います

懐かしさいっぱいに見せてもらいました
また後で

紅子









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新年の足音 ()
2009-12-25 08:54:34
おはようございます
いよいよ年の瀬 忙しいときに天皇誕生日の祭日はありがたいやら忙しいやら… ですが

遊童子家ではたいへんな一日なのですね 代々続く正月飾りの注連縄 いろいろな種類があるのですね 8種類ですか そういえば見たことあるような気もしますが よく知っているのは大注連縄ぐらいかな
お孫さんに受け継がれれば安泰ですね

東京では由緒正しきお屋敷などでは続けられているのでしょうが 何しろ稲にしろ、麦にしろ藁自体を入手することが困難ですね ましてや56本も作るとなると相当の量が必要でしょう

私は藁縄をなうことさえ技術が無いですね

いよいよ今年も大詰めが近付いて 新しい年の足音が聞こえてくるようです
<橙>
返信する
注連縄 (遊童子)
2009-12-25 22:27:08
紅子様
コメントありがとうございます
成るほど、鹿児島では、藺草も使うのですね
さすがに南国は違いますね
28日はこちらでは、大掃除、の日です
そちらでは、その日に作るのですね
地方の仕来たりは、農作業と深くかかわりが有って、農家の収穫の豊穣を願う物が多いですね
多分商家には商家の独特のものが有るのでしょうね
何処かでそんなのが聞けたらいいな

ではまた

来年が良い年でありますように






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新年の足音 (遊童子)
2009-12-25 22:35:34
橙さん
コメントありがとうございます
そうですよね、材料を揃えるだけで大変ですものね、その点田舎は条件がよく、こんなのんきなことができます
でも最近は全てが自家産樋追うわけにはゆかず
9月から少しずつ集めておきます
それでも忘れて慌てるものが出てきます

でも其の新年に使う物を、心の何処かに仕舞って於いて前々から心がけて置く事は
其れなりに心のゆとりになっていると思っています

古臭い事は何でもかんでも良くないと言う風潮に歯止めが少しでもかけられれば良いが

ではまた


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