遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

上棟式

2008年08月15日 | 仕事
おあつがんす
夏は暑いのは当たり前ですが、矢張りお盆のころは格別に暑いですね
お盆は昔から働き詰めの庶民に2~3にちの夏休みを与えようと仏様が考えてくださった休日と考えている
お盆になる前にと考え先日11日に上棟式をした
約40坪の、純和風の家である、昔と通りの軸組み工法で、特に最近開発された
隠れ金物を使った、中中の優れもので綺麗に仕上がっている
棟撞き、四方固め。破魔弓。五龍旗。お供物は山種八開。海種七宝。と、基本通に奉献する
水木を結わえ,主神、天八意思兼之命、右脇神,吾奈瀬之命。左脇神手置帆負之命
の御柱を供え御幣をつける
是で、五龍旗に、五神。幣神に三神、で八神を祀る
是も八は開くで縁起が良い、其の他の物も全て数字は、二.三。五。八。の寿数を遣うことがよろしい




大工の棟梁が一生懸命に遣ってくれたので、「祝い柱』を出した
祝い柱にも,三神の御柱がつけられる
大工の柱なので神旗は水色をつけた
祝い柱ももっと多く出すときもある、家の大きさとか格式とかにより加減する



三宝。お神酒鈴.瓦器、桝、などの神器は勿論のことである
田舎なので『行器』も二つほどあがった、家紋入りの立派な行器であった
神前に「御謡』を供して式が始まり、いくつかの儀式を経て最後は職人と施主の
手締めで終わる

式の最後は投げ餅である
行器で戴いた菱餅やお菓子やめでたい玉、とかラーメンとか、まあ、色々戴いたものを子どもたちや大人にも施しを遣り、上棟が出来たことを世間の皆様にも感謝しておすそ分けをすることである
最初は施主の旦那が奥様の持つ『福箕』という箕に満願のもち10個を落とす
是を『箕落し』という、上手く入ったら拍手喝采で、是が合図で満を持していた職人や大親類の人たちが投げ餅をする
人の本性が出て上から見ているとすさまじい生存競争である



是が儀式の終了である
後は定番の野点に入る
久しぶりに本格的な上棟式をしてみたが晴れ晴れとした気分になれた
職人としての、大きな醍醐味であろう
この後は酒が飲めない小生はつまらぬ宴会が長くて飽きてしまう
未だ酒が飲める若いときもあったのだが、、、、、

そんじゃあ又   遊童子











コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お盆 | トップ | 送り盆 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

仕事」カテゴリの最新記事