夕焼け空を見上げたら

ああ、きっと明日もいい天気

誤爆

2021-09-29 | Weblog
アメリカ軍がアフガニスタンから撤退するとき、イスラム過激派の自爆テロがあって、アフガニスタン人やアメリカ軍に大勢死者がでたよね。それで、アメリカ軍が報復にドローン攻撃した、ってのがあったよね。そしたら、そのドローン攻撃が実は「誤爆」で、攻撃されたのはアフガニスタンの民間人だった、ってアメリカ軍が認めてたよ。

で。もちろん誤爆はマズいわけだけど、あの攻撃は誤爆だったんじゃないか、って言い出したのが、アメリカのマスコミだったんだよね。それで火がついて、みんな騒ぎ出して、最後は、アメリカ軍自身が認める羽目になった、と。

こーいう話って、中国みたいな一党独裁国家とか、ロシアみたいな民主国家のフリしてるけど正体は独裁国家でトップが一生権力持ってられるような国じゃ、「絶対」起こらないよね。自国内のマスコミがそんな取材したりニュース流したりしたら、そのニュースは即刻「削除」、ネットは閲覧禁止、会社は営業禁止で倒産、なんてことになるに決まってる、と。

そうするとどうなるか、って言うと、アメリカとかマスコミが自由に取材、報道できる民主主義国、自由主義国は、失敗できない、間違いはできない、ってことばかり気にして、戦争とかテロ対策とか情報戦とかをやれない、やりにくい、ってことになって。反対に中国とかロシアとかの独裁国家は、戦争だろうが人権無視だろうが弾圧だろうがやり放題。他国にニセ情報やフェイクニュースも流し放題。これじゃ、「最終的」にどっちが勝つかは、考えるまでもない、と。

民主主義国のマスコミは、自分のところの政府とかを批判するニュースを流すときは、必ず「セット」で、独裁国家を批判したり独裁国家のニセ情報とかを暴露したり、ってニュースを流すこと、ってルールにしないと、勝負にならないよ。
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