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閉幕その1 なぜ4年後

2024-08-12 | Weblog
パリ五輪が閉幕したよ。ようやく、って言っていいよね。だって、地震とか台風とかのニュースよりも五輪中継の方を「優先」するんだもの。国民が災害で被害を受けるかもしれない、ってことより、国際悪徳イベント屋のIOCの商材を中継する方が大事、って、どー考えても変。

で。日本選手のメダル獲得が、日本じゃない国で開催した五輪では「過去最多」になったとか言ってて。メダル獲った選手は「4年後も」って言うし、メダル獲れなかった選手は「4年後こそ」なんて言ってたけど、そもそも、どうして「4年後」なんだろ。

サッカーみたいに全世界的な大会が4年に1回しかないっていうならその通りだろけど、今どき、どんな種目だって「毎年」世界大会あるよね。だったら、来年の世界大会目指せばいいでしょに。なのに「4年後」って言うのは、これからの3年間の世界大会は「捨てゲーム」にします、真面目にやりません、4年後の五輪の準備期間です、って言ってるようなもの。そんなんじゃ、そんな選手、試合、大会見せられる観客やファンを無視してるも同然。

けど、選手にしてみれば、現実は世界大会の結果より五輪のメダルの方が「価値」がある、自分の名声、自分の収入につながるんだから、しゃーないってところもあり。じゃあ、なんでそんなことになってるか、と言えば、五輪が自国に来ると「国威発揚」になるっていう政府の考えとか、五輪が地元に来ると「儲かる」っていう開催都市の考えがあるから。そして、そんな国や都市ほど、IOCにゴマスリしたり、低レベルのとこなら「ワイロ」送ったりする、と。そして、そうやってせっかく五輪呼んできたんだから、って宣伝するわ、盛り上げようとするわ。それに乗っかって、メディアも絶叫中継するわ。

こんなのの、どこがいいんだろ。五輪を自国に呼ぶのは一切止めて、五輪のための特別な選手強化も一切止めて、浮いた金を一般庶民の生活支援とか災害対策とかに使った方がよっぽど「有効」だよね。
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