物価

ここんとこ、はっきり「物価上昇」してるよね。モノの値段とか、どんどん上がってるよね。なのに、日銀とかは、物価が安定的、持続的に上昇するかわからない、とか言って、大規模緩和継続とやらで何にも対策してないよね。おまけに、物価上昇で一般庶民は大変だとか言ってくれそうな経済の学者先生とか専門家とかは、デフレ脱却が重要だとか、物価が上がって企業が儲かったら、「次」は賃金が上がるとか言って、今のままでいいんだって言い張るし。

でもさ。物価が上がって、モノの値段が上がって、企業の儲けが増えて、「その後」賃金が上がったって、賃金上がるまでの間は一般庶民は預金を取り崩すとか、生活切り詰めるとか、苦しい生活するしかないよね。「その後」やっと賃金上がったって、取り崩した預金をまた補充できるくらい「大幅に」賃金上昇したりしないよね。物価が上がったのと同じくらいしか賃金上がらないよね。

てことは、物価上昇、モノの値段上昇、企業の儲け上昇、「その後」やっと賃金上昇、って回り方が続く限り、永遠に一般庶民は「損」し続ける、ということ。なのに、それがいいんだ、デフレ脱却のためにはそれが正しいんだ、って言ってる政府とか日銀とか学者先生とかは、要するに一般庶民はデフレ脱却のために「苦しむ」のが当たり前、って言ってるわけで。

賃金が物価よりも「大きく」増えない限り、一般庶民にとったらデフレの方がマシなのよ。

任命

うらなり岸田がこないだ内閣改造ってのをやったけど、「また」、政府のお偉いさんが不祥事起こして辞任したよ。そしてまた、岸田は「任命責任を痛感」って言ってたよ。

で。不祥事起こした張本人は、政府の役職は辞任するけど国会議員は辞任しないって言ってるんだよね。これって、旧態依然のダメダメ自民党の議員なら不祥事起こしても議員辞めなくていい、そのまま突っ張ってても、次の選挙じゃ「当選」するって大甘に甘く考えてるからだよね。

それと、うらなり岸田だって、こないだの国会の演説みたいに「痛感、痛感、痛感」ってもう何回連呼したかわからんけど、でも責任とって何かしたかって言えば何もしないよね。責任取らないどころか、一度痛感したはずの任命責任で、また不祥事起こしてるようなダメ議員を政府の役職に選ぶとか、学習能力ないし。これも、どうせ一般庶民は、直後は騒ぐけど次の選挙じゃ自民党に投票してくれる、って甘く見てるからだよね。

自民党に反対してる人間はもちろんだけど、自民党に賛成してる人間、自民党を支持してる人間だって、こんなに自民党を甘やかして、自民党は何をしても許されると傲慢な考えさせて、いいのかねえ。子どもを「躾ける」みたいなもんで、ダメなことをしたらダメってきつく叱ってやった方がいいんじゃないのかねえ。政党で言うなら、何年か「野党暮らし」させた方がいいんじゃないのかねえ。

バネ

トヨタ自動車が工場を停止したそうだよ、なぜかっていうと、部品の「バネ」を作ってる下請け工場が火事になってバネが入荷しなくなったからなんだって。

で。トヨタ、下請けが火事とか事故とかで部品が入荷しなくて工場停止、車の生産停止って「何回」も起こしてるけど、毎回同じことだよね。多少部品が入らなくなっても車の生産止めないような工夫とか改善とか、何にもしないよね。学習能力ないのか？

なんでも、トヨタにしてみれば、めったに起きない下請けの事故とかのために改善やら何やらして金かけるよりは、部品が来ない時はスッパリと車の生産止めちゃった方が「安上がり」ってことらしいんだけどさ。でも、それって車を注文してる人にとったら、納車が「先送り」になる、車が手に入らないってことだよね。先送りになったからって、その分安くしてくれるわけでもないよね。

つまり、トヨタみたいに簡単に生産止める会社は、客、注文主を待たせるだけ待たせて、負担を「一方的」に押し付けて、それで自分達は儲けるってこと。自分達の方が客より偉い、自分達は客に車を売ってやってる、ありがたく思え、っていう自動車会社って一体。

対策

うらなり岸田が、経済対策とか言って、税収が増えた分の還元とかやるぞって言い張ってるよね。だけど、全然支持率上がらないよね。

で。それって完全に、今は減税とか還元とか言っても、どうせすぐに「増税」するんだろ、って見破られてるからでしょ。

実際、自民党のお偉いさんなんかは、総理大臣が減税って言ってるときに防衛費で増税するのはおかしい、だから「来年は」増税はしない、なんて言っちゃってるでしょ。これ、どこからどー見ても、再来年は増税「する」っていう宣言だもんね。

岸田が増税メガネなんじゃなくて、旧態依然のダメダメ自民党がまるっと増税ジミンなわけよ。こいつらに、やっぱりまずかったかなあなんて反省させるには、政府や与党から落っことして何年か「野党」暮らしをさせなきゃダメだよ。

推し

旧ジャニーズの「ファン」ってのが、今でも、性犯罪者の名前を連呼して、性犯罪者の名前のついた事務所がなくなったのは悲しいとか言って、性犯罪者の事務所に所属してたタレントを「推し」とか言って応援してるんだけどさ。

でもさ。その推しのタレントって、結局、性犯罪事件がわかってもその事務所に居続けたわけだよね。そんなタレントのファンだって言うなら、何よりも最初に、推しのタレントが性犯罪を「知ってたかどうか」が気になるはずじゃないのかねえ。もしも、推しタレントが性犯罪とかを知ってたのに、自分が売れるために「見ないふり」して事務所に残ってたんなら、立派な共犯者ってことになるんだけど。

報いる

防衛大臣やってる木原ってのが、自衛隊に「報いる」ためには自民党に投票しろ、とかなんとか言ったそうなんだけどさ。

てことは。自民党以外は自衛隊に報いない、自民党「だけ」が自衛隊に報いる政党だ、って宣言してるわけだ。しかも、防衛大臣が。

考えることの根っこが右翼で軍国主義の政党が、政府やってるんだもんね。選挙のときに防衛大臣が自衛隊に投票呼びかけるって、もうかなりヤバい話だけど、今はまだかわいいもんかも。これがブレーキなしにエスカレートしてったら、アメリカで前の大統領が支持者に議会を襲撃しろって煽ったみたいに、自民党が選挙で負けて権力失いそうになったら「選挙結果はフェイクだ。自衛隊は自民党を守れ」なんて言い出しかねない、と。

誰か、そんなことは「絶対」起きないって保証できる？　アメリカじゃ起きたんだよ。

中東その3 目には目を

中東の長い歴史とかじゃなく、つい最近の話を見るんなら、イスラエルはテロ攻撃してきたハマスに反撃してる、ってことになるんだけどさ。

でもさ。イスラエルが受けた被害と比べると、ハマス、ていうかパレスチナが受けてる被害は、どー見ても「倍返し」どころじゃないよね。イスラエルの被害より、パレスチナの被害の方がずっと大きいよね。

イスラエルに言わせれば、イスラエル人が1人テロ被害に遭ったら、相手を「100人」殺したって正当防衛だ、ってことかもしれんけど。同じ計算するなら、今までイスラエルに殺されたパレスチナ人が何人いたか、パレスチナはその100倍の人数のイスラエル人を殺していいのか、ってことになりかねないし。少なくとも、昔ながらの「目には目を」でやるなら、受けた被害と同じくらいの反撃に止めなきゃダメでないかい？

中東その2 悪者

中東のイスラエル対ハマスの戦争を、どーしてもウクライナ対ロシアの戦争と比べちゃうんだよね。

問題は。どっちがウクライナで、どっちがロシアか、ということ。ハマスが突然テロを仕掛けてきて、人質取った、って見れば、ハマスがロシアと同じなんだけどさ。イスラエルがパレスチナの領土を勝手に奪って、ハマスはそれを奪還しようと反撃に出た、って見れば、イスラエルがロシアと同じでハマスはウクライナと同じ、ってことになるんだけど。

ビミョー。少なくとも、イスラエルが「一方的」な被害者じゃないような。

中東その1 迎撃

中東で起きてるイスラエル対ハマスの戦争で、イスラエルに向かって発射されたミサイルをアメリカ軍が「迎撃」したそうだよ。

で。中東で、イスラエルのために、ミサイルを迎撃してあげるんならさ。ヨーロッパで、ウクライナのために、ロシアから飛んでくるミサイルを迎撃してあげたって良さそうなもんだよね。なんでやらないんだろ。

回復

ここんとこ、外国人観光客とかインバウンドとかがどんどん増えてるそうだよ。それで、インバウンドの経済効果がコロナ前に回復したとか、「5兆円」とか、景気のいい話が出ててさ。

ところで。その5兆円って、どこに、「誰」に行くんだろね。観光に関わってる企業とか観光客向けの土産物屋とか飲食店とかは儲かりそうだけど、そこで「ストップ」してるんじゃないのかね。

そういう企業とかに働いてるわけじゃない一般庶民は、いいことないどころか、渋滞とか混雑とかの「観光公害」で迷惑するだけ。途中を省略していえば、観光の企業とかは一般庶民の迷惑を食い物にして儲けてる、と。

5兆円っていうと、消費税2%分くらいになるんやけどね。