ドイツ街歩き、私たちのアンティークコレクション

ヨーロッパあちこちまったりのんびり街歩き、収集したアンティークをマイペースにご紹介します。たまに手料理。

ツリーの伝統的オーナメント

2020-12-11 13:48:00 | 私たちのアンティーク
先日運び込んだクリスマスツリー🎄
手作りやアンティークのクリスマスオーナメントを飾りました、ご紹介させてください。ドイツ語ではWeihnachtsbaumschmuck、''クリスマスツリーの宝石''装飾品''と素敵な表現をしますよ

これは麦の茎などを使って作るStrohsternen(ストロースター)、素朴でシンプルながら、なかなか複雑で美しいデザインのオーナメント。

これはいただきものですが、みなさん本当に器用に手作りされます。キットがあるから挑戦してみようかな、手先を動かすとボケ防止にも良いそうだし。なんて、私たちも話していますよ

こちらはレーザーで木をカッティングしたもの、クリスマスの市が立つとあちこちでこうしたオーナメントも並んでいます。毎年コツコツと集めて大切に飾るそうです。
ティファニーランプのご縁などから譲っていただいたのですが、やはり古い物ならではの持ち味があります。

木のぬくもりが良いですね。

シーズンオフにはこれらの飾りをこんなふうに大事に箱に入れて閉まっておきます、クッキーやお菓子の宝箱みたいにキラキラ!また来年が楽しみになりますね🎄


最近はコロナ禍で学校の授業も駆け足!ついていくのに必死で、なかなかブログ更新できず..週末はクリスマスツリーを眺めながらゆっくりしたいと思います。
皆さまもどうぞあたたかい良い週末をいつもいいね!ご拝読をありがとうございます。





生のクリスマスツリー

2020-12-08 10:02:00 | ドイツのクリスマス
この時期になるとこんなチラシがポスティングされます。モミの木の販売!🎄です。
広場やスーパーの前、とにかくあちこちに直売所が立ち並びモミの木が売られて、宅配サービスもありますよ。

ドイツでクリスマスツリーは、だいたい12月25日、12月26日の祝日に合わせて、1月6日まで飾られます。せっかく生のモミの木を買っても、飾るのはたった1、2週間なんです!もっと長らく楽しみたい..
まだ早いよ〜と言う彼を急かして、近所の直売所に行ってきました

デーンッと、立派なモミの木たちが立ち並んでいます。

ドイツではクリスマスが大事なお正月の慣わし、ツリーは俄然、生のモミの木にこだわります。日本の門松のようなものかもしれません。みんなクリスマスツリーにふさわしい木を探します。


お気に入りを見つけたらカットしてもらい、このような状態で持ち帰ります。

私たちはずいぶん早くから飾るので、なるべく長持ちするよう鉢におさまる小ぶりなものを選びました。

連れて帰ってきて、家の中がとても心地よいフレッシュな香りでいっぱい!
ライトアップはティファニーランプにまかせて、譲り受けたアンティークの飾り付けをして完成です。おうちの中が一気にクリスマスムードになりました。当日まで枯らさないように頑張ります

みなさまのお宅も、そろそろツリー飾られましたか🎄
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シュトレンを更に美味しく!

2020-12-06 19:16:00 | 彼の手料理
アドベント期間真っ最中、クリスマスのお菓子づくしの毎日です。さらに追い討ちをかけて、彼がまた、私の好物Kirsch(チェリー)の入ってるシュトレンを見つけた!と買ってきてくれました..。

うーん、ドイツは市販のシュトレンでもかなりレベルが高く美味しいと思うのですが..そろそろ食べ飽きているのか?なんだかイマイチ?感動がない..というか、物足りない..??
彼もすぐそう同じように感じたようで、

こんな時には、ウォッカ!
直接、アルコールをかけます!

それも、ドボドボっと!
わりとけっこーたくさんかけます

これで生地がしっとりときめ細かくなり、ドライフルーツやナッツたちの香りを甦らせ、さらにグッと旨みを引き立ててくれるのです!

毎日スライスして食べていくうちに、なんだか固くなってしまった、パサつきが気になってきた、少し風味に飽きてきたなぁ、なんて時には是非お試しください〜。また美味しく楽しめると思います。もちろんウォッカでなくても、ラムやフルーツリキュールなんかも良いです。
うん、美味しそう

あ、シュトーレン(盗む)しないで!まだお化粧しなきゃ!と、慌てる彼。
最後にはやっぱり粉砂糖を振りかけて、これでやっと完璧なシュトレンの完成です。

ぜひ皆さんもアドベント期間のお菓子を楽しまれてください〜。
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クリスマスの窓辺

2020-12-04 18:35:00 | ドイツのクリスマス
この影絵のような置き物をご覧になったことがありますか、Schwibbogen(シュビップボーゲン)といいます。ドイツでアドベント期間中には多くの家庭の窓辺に飾られています。

古く、エルツ地方から伝わったものだそうで、'鉱山から戻る夫をあたたかく迎える'、それをこうしたモチーフで蝋台にしたそうです。

まさに、絵に描いたような、そのようなあたたかい家庭のシルエットですね。

二枚板の間に、小さな豆電球がちょんちょんと挟まっていて、このような優しい明かりがポワッと灯るような仕組みになっています。

これも数十年前のものを譲ってもらったアンティークです、大切に保管して、毎年飾っています。木の温もりが落ち着いて良い感じです。

私たちはピラミッドといっしょに、寝室の明かりにしています。彼は夜中しょっちゅうトイレに目が覚めるので助かると喜んでいますよ。高齢者にも優しい明かりですね
我が家もだいぶクリスマスの準備が整ってきました。

彼と一緒に、あと何度クリスマスを迎えられるのかなぁ..なんて、寒いとなんだか気が弱くなっていけませんね、今日もおかげさまで元気に過ごせてます!

ここのところグッと冷え込みが厳しくなりました、どうぞ皆さまもあたたかくして、どうぞご自愛くださいませ。
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冬の味覚 ムール貝

2020-12-03 09:06:00 | 彼の手料理
SeptemberからFeber、9月から2月まで。
ドイツ語で、語尾にerが付く月がムール貝のシーズンとされています。お隣のオランダやベルギーの観光地ではとても盛んなグルメです。

とても安価(1㎏1.98€、日本円で250円ほど)で美味しく、彼の滋養にも良いそうなので、あさり感覚で週に一度は食べてます。
それも、あさりのお味噌汁ではなく、一人1㎏たいらげますから、もはや豪快な酒蒸し的な感じです。今日も二人分、2㎏購入。

ここ近年はとてもきれいに洗ってパック詰めされていますが、それでも彼は貝殻をひとつひとつ確認しながらしっかりと擦り洗いします(マメ!)、
その間に私は玉ねぎ、セロリ、青ネギをざっくり刻んで、オイルで炒めたらここで貝を投入。

さっとあえて、白ワインとお水を加えて軽く蒸すだけ。

口が開いたら熱々をいただきます。
付け合わせにはバターをたっぷり塗ったパンです。

鍋いっぱいにあった2㎏、ぺろっと完食です。
ご馳走さまでした。
残っている旨味いっぱいのスープは、朝ごはんにします。ムール貝で進んだワインの、翌日の朝にはピッタリ

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