16歳といえば、筆者の娘と同期であり、希望あふれる年頃でもあります。
ところが、なぜこの少女は自殺しなければならなったのでしょうか。
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最大の謎、そして問題点としては、"少女の"夢"を喰い物にしようと企んでいた"ということなのか?
そこで当動画に出てくるS社長のことをすこしだけ調べてみました。
そのなかで、JA全農えひめが刊行した「あどり~ど 2015年11月号」には、S社長の愛媛県内における農業事情に対する想いが寄せられており、当アイドルグループ結成に至った経緯などが以下のように載せられていましたので紹介させていただきます。
当時40歳。 「温故知新」
私の第2の人生が始まる。約20年間飲食業を続けてきた私にとって思いもよらない 「農業」 という分野でのスタートをきることになった。「農業」との出会いは家内の両親。2人は松山市の自然豊かな中野町で農業を営んでいた。両親の作る野菜は本当に美味しくて、最初に食べた白菜の甘さに衝撃を受け、今までの野菜に対する感覚を一気に変えた。中野町の特徴は他の土地と比べ寒暖の差が大きく、水の綺麗なところ。そのためバランスの摂れた甘みあるお米や味の濃い、うまい野菜が育つ。そんな農作物を育てる環境に最適な土地にもかかわらず中野町では農業に従事する「人」が年々減少傾向にある。
中略
そんな中、農家の方々は先祖代々の農地を守っていくために今日も安心安全な農作物作りに専念しているのだ。
中略
この想いから平成23年6月に「hプロジェクト」を設立させ、農業生産法人の認可を受け、農業アイドル「愛の葉ガールズ」を結成させた。
中略
我々のいちばん身近にある存在を我々の手で守っていきたい。ミライを生きる子どもたちのために、イマを生きる私たちが明るい農業を創るえがおの種まきをしていきたい。
以上
さすがにこの記事を読む限りはS社長の農業に対する想い、そして実行力に対し敬意の念さえこみ上げてきます。
しかし、どのようなカタチであれ、少女の尊い生命が失われた事実においては、農業発展のためにとはいえ、「温故知新」ならぬ「本末転倒」といえましょうし、さらには、JAや地元自治体などの関係各位も、少なからずもその責が問われなくてはならないかと思われます。
本来ならば学業に専念しなければならない年頃のこどもたちを、自分たちの収益確保に利用し、それを他の周囲の大人たちが咎めようともしないのですから、法で罰せられることはなくとも、まさに邪道の極みだと考えます。
とにもかくにも、自ら生命を絶った少女の想いというのが如何ほどのものであったでしょう。
そうしたことも踏まえ、未来あるこどもたちが健やかに育ってほしいと願うところでありますが、本質を顧みない限りは、それも儚きことなのかもしれません。
謹んで、ご冥福をお祈り申し上げたいと思います。
御免・・・。
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