MacあんどDTP&デザイン奮闘記

購入したMacが5台連続で初期不良品だった為、トラブル対策で学んだ事、DTP、デザインについて書いている。

引き出しを増やす為の毎朝10分間

2006年05月12日 16時01分51秒 | Weblog
まだまだとっても少ない私のデザインの引き出し。

デザイナーを目指し始めた頃、いろいろな方に
「引き出しを増やすためには、いろいろな物をとにかく見るしかない。最初はチラシでいい。まず気になった物を集める。次は、何が気になったのか考えながら集めるということをするしかない。」
と言われました。
それを続けつつ、常に新しい物に触れたいと本屋へもよく行きます。

前の会社では、近くに大きい本屋があったので昼休みに本屋に行けたし、仕事中の資料収集にも気軽によっていましたが、今の会社の近くには本屋さんがありません。
そのため、週末は地元の大きい本屋へ。

その他に毎朝、10分早めに家を出て、乗り換え途中の駅中にある割合い大きな本屋さんに10分間だけよっています。

「10分で何ができるの?」
と、たまに聞かれるのですが、10分あれば十分、自分の引き出しを増やすことができます。
10分という時間しかないことで集中できて、良い方法だと思っています。
(これ以上時間があると、雑誌を読みはじめてしまいたくなってしまう)

表紙のデザインを行うこともあるので、ずらっと平積みされた雑誌・本の表紙を比較して見るだけで勉強になります。
(最近は特にフォントとビジュアル写真の使い方を気にしながら見ています。もちろん、手にしたくなった雑誌はどうして手に取りたくなったか考えながら見ていきます。)

表紙が気になった雑誌は、目次を見ます。
デザイン部のチーフに
「目次ほど大事な物はない。目次でその本のデザインセンスが分かる」
と言われて、そういえば。。。と気付いたことなのですが、目次を見れば、その雑誌の程度がある程度分かります。
目次はその雑誌を把握しているかどうか(優先順位の把握や情報整理ができているかどうか)が試される箇所で、目次が作れれば大したもんだと言われていました。

それ以後、目次に気をつけるようになったのですが、確かに目次が整理されていない(読みにくい)雑誌は、中の情報も様々な箇所で整理されていない事が多いなあと感じます。

ちなみに、目次をさがすのに時間のかかる本もあって(一番後ろか、一番前あたりに目次がない。)中ページくらいに目次がある雑誌もみかけるのですが、どうしてそういうページ配分にしているのか、謎です。
表紙に記載されている、気になる特集があっても目次探しに手間取って、特集にすぐたどり着けそうもなく、特集探しを挫折する時もあります。

目次の次はざっと中をみて、勉強になりそうな雑誌・本は購入します。
内容は関係なく、あくまでデザインで購入してしまうので、たまに会社で眺めづらい本もあるんですけどね。(^^;;

以下は最近、朝の10分方式で購入した雑誌と本です。
NYのおさんぽ
※表紙、目次、ページデザイン、地図、巻末すべてにおいて気に入った1冊。

●プラネットジアーズ刊
ザ・ビア アンド パブ Vol.4大人組4月号増刊
URLなし/
紹介ブログ
S山 loves beer 「ビール愛のあふれた雑誌」箇所
※ビールは好きじゃないんですが、購入してしまった。
レイアウトがかっこいい。
ちょっとしたタイトル周りの処理、写真の使い方、写真と文字のバランスなど参考になる所は多々。

●オレンジページ 少ない素材でまんぷくごはん
※色とりどりの雑誌がたくさん並んでいる中で、ピンク一色の表紙が目立っていた。
手に取ってみたら。。。レシピのわかりやすい事!
んで、各カテゴリの中扉(中表紙?)も良かった。

PEN 4月号
※男性雑誌なのに、デザインに詳しい不思議な本。この号は特集が気に入って購入。
海外の雑誌を紹介していたのですが、本屋さんに、気になった海外雑誌を取り寄せられないか問い合わせしてみたら。
本屋さんがPEN編集部にも確認してくれたのですが、結局取り寄せ不可能と判明。残念!

日経WOMAN 5月号
※リンク先は5月号ではありません。
※読みやすい雑誌。そして女性誌らしいかわいい雰囲気を出しながらも、すっきりとしたレイアウトデザインだと感じて購入。