A Clockwork Gallus

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キターーヽ(`Д´)ノ!のログ’09 岩倉川編

2009年06月10日 | キターーヽ(`Д´)ノ!のログ(完結)
折れた、と言ってもまだかろうじてくっついている。
こんな事でくじけていてはいけないと車に戻り、運良く転がっていた仕事の養生用テープを巻き付けた。
復活!

そして念のためコンビニに立ち寄ってセロハンテープを買ってさらに巻き付ける。

で、早速岩倉川へ。

テープで補修しただけだけど傷の具合が浅かったのか何とかなりそうだ。
まあまあ使える。
まあまあと言うか、かなり調子がいい。
午前中よりもうまくコントロール出来るような気がする。
ギブスロッドの方がいいかも。
(まあこれは午前中使ってこの竿になれて来たからだろうけど)

てなわけで早速釣り上がると、


やって来ました岩魚ちゃん。

そしてアマゴちゃんも。


一日が終わってみると、まあそれなりに楽しむ事が出来ました。
思い出に残る日でした。
さすがにくたびれましたけど。

※    ※

折れたロッドは次の日、木工ボンドでくっつけました。

キターーヽ(`Д´)ノ!のログ’09 蘭川編

2009年06月10日 | キターーヽ(`Д´)ノ!のログ(完結)
ほんのちょっとだけ気合いを入れたのだった。

仕事があまり無い中の釣りなので少し気が引けたのだが、どうせそんな時に行くならと、いつもより早起きして朝と呼べるうちに溪に立って、1日を目一杯楽しもうと気合いを入れたのだ。

夕べのうちに有る程度準備しておこうと竿をいじっているうちに「たまには竹の竿も使ってやるか」と一度セットしたいつものグラスロッドを片付けて、竹竿用のリールに巻き込んだラインにミュシリンを塗り込んだ。

その時にはこの竿がポッキリいっちゃうとは夢にも思っていなかったのだ。



朝のうちに長者畑川に着いた。
先日初めて釣り上がった川なので、もう少ししっかり記憶しておこうとこの川に決めたのだった。

久しぶりの竹竿はどうもしっくりいかなかった。ここ数年6PCのグラスロッドしか振った事が無かく、しかもそれがもう自分の手のようになっていたので、有る程度ラインを伸ばしてのキャストならフォルスのうちに毛鉤をコントロール出来るのだろうけど、ショートレンジのキャストではどうもうまく狙ったところに毛鉤が落ちてくれない。
やはりいつもの竿にすれば良かったかなあ、とちょっと後悔しながらそれでも頑張って釣り上がったのだが、結局毛鉤をくわえたのは10センチくらいのアマゴ1匹だけだった。



2つ並んで現れる堰堤の上の段の溜まりで、そこそこの大きさの影を見つけたので岩陰から毛鉤を投げ込んだら、その横をそれの倍は有る影が走った。

ああ、この魚を釣って竿がポッキンならまだあきらめもつくのだがなあ。でもポッキンはまだ先なのだ。しかもこの魚は、影を見せてくれただけだった。

長者畑川をこの前の脱渓場所まで釣り上がり、車まで戻った。10時を回ったところだった。いつもならようやく川に到着する頃だ。

車の中でおにぎりを一個食べお茶を飲んだ。
このあと行く予定の岩倉川の事を考えると、まだ少し時間に余裕がある。

この車を止めた場所は蘭川と長者畑川の合流点なので、少しだけ蘭川も覗いて見る事にした。

出会いのすぐ先のプールでそこそこの魚がいた。
毛鉤をちらりと見に来たのだが、ドラグがかかっていたのか、岩陰に潜り込みもう出て来なかった。

その先でも、ちらりと姿だけ見せてそのまま隠れて行った。

長者畑川ではほとんど魚の気配がなかったのに、蘭川ではそれらしきところにはちゃんと魚がいてくれた。
ただ、相変わらすキャストがままならず、魚が毛鉤をくわえる事は無かった。

ふと、毛鉤が吸い込まれたような気がしたので竿を立てたら、頭上の枝に糸が絡まった。
相変わらずこんな事ばかりだ。

いらつきながら、ラインをすべてリールに巻き込んで竿先をゆらせながら引っ掛かった毛鉤を無理にはずそうとしていて、違和感に気づいた。

なんか角度が変・・・竿が折れている。

その場に座り込んで5分間その折れた竿先をただじっと眺めていた。


まだお昼前だと言うのに。


岩倉川編につづく。