こんばんは。
今日の夕方、もう少しで『定額減税』の確認資料がとれるというところで、ネットワークが切れてしまって。
原因は不明ですが、約30分ほど、私達の仕事場だけ切れて、お客様の本社は問題なかったようで。
他にも、テストする環境の問題と思われますが、想定した値にならないところもあり・・・。
更に、帳票が出てくるはずが出てこなかったり。ちょうど、今日、帳票用のサーバーの切り替えがあり、その影響と思われるのですが。
これ、結構『あるある』です。期限が近づいた時に、訳の分からない問題が出てくることがあります。
今日は、ネットワーク復旧後、帳票の件以外は解決できたので帰宅してきました。
今月は盛りだくさんです。
【轟、よねは生きていた】
NHKの朝ドラ『虎に翼』。
先週のラストは、『西岡(岩田剛典)が死んだ』というところで終わったのですが。
今日は月曜日。
先週の続きになるのですが、『西岡判事(裁判官)』の死の原因は『餓死』とのことでした。
先週、伏線はあったんですね。虎子と偶然会った『西岡判事』。「食糧管理法の案件を担当しているんだ」との話をしていました。そして、元気がなかった。
Yahoo!ニュースの「歴史人」というところの記事で、この『西岡判事の餓死』のモデルになった方のことが書かれていました。
当時食糧管理法に関する案件を担当していた裁判官・山口良忠さん。朝ドラで描かれたとおり、「闇市での食料の取引に関わった人々を裁く身でありながら、生きるためとはいえ闇買いに手を出すことはできない」と苦悩していたそうです。
配給される食糧の大半を2人の子どもに与え、自身と妻はほとんど汁になった粥をすすって上をしのいでいたということです。
その結果、栄養失調による肺浸潤(初期の肺結核)のため33才で死去したそうです。
ドラマと同様に、山口さんの死は大々的に報道され、波乱を巻き起こしたそうです。
世間は、山口さんとその家族に対して同情を寄せた一方で、「馬鹿正直すぎる」「そこまで闇米を拒否するのは病的だ」「自己陶酔に過ぎない」などの批判があったとのことです。
極めつけは、当時の内閣総理大臣・片山哲氏の妻・菊江さんの発言で。
「家庭を守る女性の立場としては、多少のゆとりを持つて夫や子供の生命を守るべきだと考えます。畑の仕事を女の手で出来るだけやることなどでも大きな効果があります。奥さんにもう少し何かの工夫がなかつたものでしようか」(朝日新聞,1947年11月6日付)
愛する夫(山口氏)を『餓死』という形で亡くした妻・矩子さんにとってこれほど辛い言葉はなかっただろうと思われます。まるで一家が努力しなかったかのような表現ですが、山口さん自身も矩子さんもどうにか闇市に頼らず生活できないかと畑を耕すなどして試行錯誤していたとのことです。
ただ、当時の裁判官の給与は月額30円程度とかなり薄給であったそうです。
当時の闇市で、白米が一升70円(基準価格53銭)だったそうで、裁判官の月給では白米一升を闇市で買うのも大変なことだったようです。
このことで、裁判官の薄給問題にも議論は波及したとのことです。
そういう『事実』があったこと。知りませんでした。
そういう意味で、『虎に翼』では、これまで知らなかった、「憲法」だけでなく「民法」などの関連した法律がどのように議論されてきたのかも知ることができます。
大河ドラマ『光る君へ』もそうですが、ある程度の「史実」を織り込んだものとなっているため、また、さまざまな「考証」が行われているため、知らなかったことを知る機会だと思っています。
そして、今日の『虎に翼』では、再登場があるのかどうか、視聴者が気をもみ、待ち焦がれた『轟太一(戸塚純貴)』と『山田よね(土井志央梨)』が再登場しました。
『轟』、『よね』は話題になり、再登場があるのかどうか、再登場を望む声が多かったのですが、土井志央梨さんは、「(放送された)今日まで、言うことができなかった」そうです。
『虎に翼』。これからも楽しみです。
※ NHKのYouTubeですので、観れない場合はYouTubeから観て下さい。
[虎に翼] 主題歌 米津玄師「さよーならまたいつか!」オープニング(ノンクレジットVer.) | 朝ドラ | NHK
ちなみに、『虎に翼』で、虎子の同級生だった韓国からの留学生役のハ・ヨンスさん。ことらも、ドラマとは違う姿が話題になっています。
では、また。
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