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「私は指示していない」とトップ。不祥事など起こっても「勝手にしていること」と他者へ責任を転嫁?し、責任は誰がとるのか。

「残飯」で懲戒!誰が、被害者がいるの?

2019-12-27 21:53:09 | 社会

どこかのテレビで「大阪府堺市立高校定時制の60代男性教諭が、4年間廃棄予定の給食を自宅に持ち帰ったとして、減給3ヶ月の懲戒処分が下された」結果退職し40万円を変換した、という話。

懲戒理由をいろいろと説明していたが、納得のいくものではなかった。残り求職のすべてをこの教師(だった)が持ち帰ったわけでもないだろうし、そもそも廃棄すべきものであったという。

工場で鉄くずなどは「廃棄」と言いながら、屑屋さんへ売るわけだから、これを持ち帰れば横領。コンビニなどで「賞味期限切れ」を持ち帰るのは、『持ち帰り』のため、故意に残すこともあろうから、これもダメ。でも、学校給食の残りは、条件が異なる。

知人の元教師の話、定時制に勤めていたとき、同様の残りのこと、「定時制では多様な生徒がいる。食事も満足でない生徒がいれば、規定に反したが、そういう生徒に与え持ち帰らせた。それでも残ったら、教職員、特に独身者優先で持ち帰る」とのこと。

もっと大事なことは、定時制高校の学校給食は、パンなどを常食とすべきでなく、小中学校のように給食施設を設けるのが本筋。堺市は未整備なのかな?」とのこと。

堺市は本来収入とすべきでない40万円を雑収入とするのだろう。このお金の他の予算を加えこの定時制高校の給食施設を設け、持ち帰れなくするべきである。教委の怠慢であろう。

 


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