公正、公平で平等な社会を願って

「私は指示していない」とトップ。不祥事など起こっても「勝手にしていること」と他者へ責任を転嫁?し、責任は誰がとるのか。

政府、「後手ゴテ」ではなく「責任逃れ」

2020-04-12 09:25:46 | 政治
駐日アメリカ大使館からの米国人の帰国要請、噂される「官房長官の定例会見の削減」など、責任をとる姿勢が見えない。逆に、責任を逃れると思えるような政府の行動。
政務官だったろうか、「政府の責任のばかりしないで」とのコメントは、感染者の責任とでも言うような言い訳。まして、日本ではコロナが中国で発生してから4か月後の最悪の状態の陥ろうとしている。これは、外交と国防そして防疫は政府だけができる行政事項、権限である。その防疫が3か月間無策であった、または怠っていた、緩慢であったからとしか言い様がない。
医療崩壊についても、この3か月間何ら充実を図ることなく、愚策のアベノマスクに500億円も支出した。これを医療施設や危惧製造に充てていたら恐怖も幾分救われたろうに、残念でならない。
都合の悪くなるときは「専門家の意見を」と言い、専門家の意見も聞かないで独断の愚策には反対の声も聞かず、また反省もない。
須く、先ずは行政官庁の声を聞き、専門家の意見を聞いて、コロナについては「科学的に」「真の行政」に基づいて政策を打ち出すべきである。そして、早急に全国民に現金支給あるいは休業補償の、そのときこそ「政治判断」をすべきだろう。

「反日種族主義」を読んで・・・『嘘をつく』ということ

2020-04-10 09:19:22 | 政治
昨秋話題の本、ようやく手に届き読んだ。内容に驚きも、さほど新しい事項もなかった。私のこれまでの、読書や歴史観から想定のことだった。だが、特に正確な情報を持っていたわけでもなく、推測の限りであったものが、本書の活字で確認できたことが、大きな収穫であった。
もう一つ、経済学に疎い私にとって、経済学専門の編著者のこの部分には、目がさらになった。(p335抜粋)

 お金と地位を最高の価値とする精神文化が物質主義です。・・・・物質主義は嘘をつくことに寛大です。・・・・最高の価値であるお金と地位を追求する上で、嘘をつくことはしばしば避けることはできません。みながそのことに納得しているため、嘘をつくことに寛大なのです。・・・

我が日本は「サムライ精神、武士道」とかいうが現在の物質主義は否定できない現実。
だからな、首相始め閣僚や官僚が嘘、偽造に国民は「納得、寛大」でいるのか。経済界から「政府の虚偽」などに批判や非難の声が皆無なのも、そういうことなのか。
他国の指導者にも私腹を肥やす、利益をむさぼり、国民へ背信でいられるのか。また、国民も虎視眈々と「その立場を目指す」主義なのか。
明るい未来は永劫来ないのだろうか。

蛇足ながら、安倍総理の応援する方は「反韓種族主義」「反中種族主義」のようにも思えたが。

希望者にPCR検査の実施を

2020-04-08 14:11:24 | 政治
駐日アメリカ大使館では帰国を指導。理由は日本の低い検査実施件数などの状況とのこと。
政府は1日8千とか9千件とか検査できるとか言っていたが、TV等では1千件程度がいいとこのようだ。なぜなのだ。韓国やアメリカのようにドライブスルーも、やるともできるとも言わない。そもそも感染の疑いがあるなら町の医院などへは行くべきでない。リスクが極めて大きく、他の患者などへ移す恐れが高い。なぜ、PCRの検査範囲拡大に今回も触れないのか。

今朝のTVで、「無職になり」「老親の介護のため」「学校が閉鎖になり」などで「実家に帰りたいが、帰っても大丈夫か」と話が多く聞こえた。
PCR検査がこうした理由の方が受けることができたら、少なくとも「ひとまず安心」して移動できるのに、と思わずにいられなかった。

108兆円の対策費がどこへ回るのだろうか。
政府は、もっと個々の国民の立場を理解すべきだろう。経済対策も必要だが、しかし、見える企業にばかり「恩恵」があるような気がしてならない。

「頑張れコロナファイターズ」おかしな名称?

2020-04-03 08:53:45 | 政治
「コロナ」を応援、元気づけるつもりでもあるかのような名称。
神奈川県知事が医師団をそう名付け、ステッカーまで作成したそうです。
その知事は黒岩氏、英語力が豊富なんでしょうが、コロナが聞いたら喜びそうだ。
「頑張れコロナ」+「ファイターズ」ともとれませんか(利口な人はそうはとらないが、
日本ハムファイターズはそういう意味でしょう?)
「コロナ殲滅隊」とでも言いたかったのでしょうが、「コロナ戦闘機」です。

カタカナ名称や英字表記すれば「格好いい、元気が出る」という人もいるでしょう。
本当の語学理解や知識を増やすことに結ぶのでなく、格好だけなら、笑われる日本人になってしまうだけ。
どうしてもカタカナでというなら、「ファイト・ドクタース」とか「サンキュー、ドクターズ」
国民が恐怖の中にいるそのとき、冗談にもならない名称は使わないで欲しい。

首相夫人と中学生・・・社会人としてどちらが「優」

2020-04-02 14:00:19 | 政治
ネットでこんなブログを拝見
「山梨県内の中学1年生が小遣いをため材料を買い、手作りのマスク612枚を
施設に寄贈した」という。
その頃他方で「安倍首相夫人が桜を花見で宴会」と騒がれた。この件の詳細は必要ないだろう。
この2つのことを比較して、ひとつは「なんと素晴らしい少女がいるものだ」と言葉に余る賛辞を送りたいほどだ。私も含め「マスクが買えない」とおおくのオトナが「買える権利?」を主張するばかりで、恥じ入るばかり。
もう一つは「佐川元理財局長が理由で自殺したとの遺書が公開され、その元に関与した首相の昭江夫人が、(おそらくは何食わぬ顔で)桜を見る会食に出てスナップを公開」との、通常人では考えられない行動に、呆れかえるも、怒りさえ覚える。
このことを国会で首相を追及すると「自粛は公園などが対象で、レストランだから問題はない」と答弁。この夫にしてこの夫人あり、だ。世情を推し量る配慮は微塵も感じられない。
「首相夫妻とモリトモ、近財局職員自殺」「マスク不足も含め緊急事態の花見」がどのようなことなのか、結局この重大さを夫婦は全く理解していない、できないままなのだ。