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【CDレビュー】Lostprophets『Liberation Transmission』

2008年03月16日 23時59分59秒 | 洋楽レビュー(CD・DVD)
リベレイション・トランスミッション
ロストプロフェッツ
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

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1. Everyday Combat
2. Town Called Hypocrisy
3. New Transmission
4. Rooftops (A Liberation Broadcast)
5. Can't Stop, Gotta Date with Hate
6. Can't Catch Tomorrow (Good Shoes Won't Save You This Time)
7. Everybody's Screaming!!!
8. Broken Hearts, Torn Up Letters and the Story of a Lonely Girl
9. 4:AM Forever
10. For All These Times Son, For All These Times
11. Heaven for the Weather, Hell for the Company
12. Always All Ways (Apologies, Glances and Messed Up Chances)

:お気に入り
:イチオシ!

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アルバムのジャケ写真を見るとオトコマエ揃いに見えるけど、そうでもないね。
 どちらかというとコテコテのイギリス人的ルックス

<L to R>
スチュアート・リチャードソン(Stuart Richardson – bass)
マイク・ルイス(Mike Lewis – rhythm guitar)
リー・ゲイズ(Lee Gaze – lead guitar)
イアン・ワトキンス(Ian Watkins – lead vocals)
ジェイミー・オリヴァー(Jaime Oliver– Keyboards,Turntables)
ちなみにドラムはアイラン・ルービン(Ilan Rubin)って人なんですが、2006年から加入しているため、アルバムのジャケ写真にも写ってません。モジャモジャのロンゲなんで、PVとか見てもあまり顔がわかりません。しかも、アイランくん、1988年生まれ!!なんと、19歳・・・。

イギリスはウェールズ出身のバンド。イギリス版Linkin Parkなんて言われることもあるらしいけど、確かにブリティッシュ臭さは感じるよね。実はまだ2ndをちゃんと聴いたことがなくて、その2ndがファンの間では傑作とされているらしい。1stは私みたいなHeavy Rock(Metal)ファンにはあまり理解されないでしょう。

そして、このアルバムは3rdアルバムになるんですが、プロデューサーはボブ・ロック。くどいようだけど2ndを聴いていないのでなんとも言えませんが、ファンの間では微妙な評判なんだよね。先入観のない私が聴くと、良質のちょっとラウドなブリティッシュ・ロック・アルバムって感じなんですけど・・・(の数がそれを物語っているw)

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#1や#3、#10なんかは、Rockファンにはぜひ聴いていただきたい、かっこいいRock N’ Roll Tuneですね。
とくに、#1はとっつきやすいっていうか、理屈抜きでかっこいいっす。曲の展開(Aメロ~Bメロ~サビメロ~ギターソロ~サビメロ~エンディング)やリフがとても王道Rock然としていて、Good Job!ですね。ライヴのオープニングに持ってこられたら、相当な盛り上がりを見せるでしょう。。。女の子もキャーキャー!みたいな。
#3もノリは軽いけど、ギターリフがかっこいいよ。そして、「Get UP!!!!」って叫ぶところとかね、中間奏の「Wowow,New Transmission~」って一緒に歌いたいよね。

そして、#4が名曲なんですなー。
こちらの記事でPVをUPしていますので、ぜひ聴いてみてくださいまし。Vocalの声質の影響もあるんだろうけど、せつなさが染み出ているメロディ、どんどんフォルテシモ的に曲が盛り上がっていく構成、「Scream your~~~ heart out~~」というシンガロングポイント、全てがライヴウケ、いや、日本人ウケすると思うのですが。

#2や#6はBritpop臭がすごくしますねー。

#6のPVなんだけど、すんごく1960~1970年代クサイ。ちなみに#2のPVもすごくおフザケモードで、こういうJokeもBritishっぽく感じます。

#5や#8はPopファン御用達って感じの、彼らの曲にしてはちょっと甘すぎるかなぁという感がある曲、でも美メロ。
#5はピアノっぽいKeyboadの音を採用しているので余慶にやわらかく感じます。ラストのメロディ切り替わり展開が素晴らしいです。Boys Like Girls(きっとMetalerには縁がないバンドですわ)かと思いました。
#8はサビメロが秀逸です。私ってば、こういうハモリコーラスの、セツナイ系のメロディで胸にぐっとこられると弱いんですねぇ。
そういう意味でいうと、#11のサビメロのハモリコーラスも美しくてお気に入りです。思わず一緒に歌っちゃうよ~。

#9もぐっとくるといえば、来るのかなぁ。私はここまでバラードバラードしていると、余り好みじゃないけど。

むしろ、ラストの#12のミドルテンポの淡々としたパワーバラードの方が好きですね。特に、最近の私はこういう系統の曲に弱いです・・・そうですね、Simple Planの”Holding On”やLinkin Parkの”Shadow Of The Day”あたりが好きな人にはストライクな曲ですね。

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ルックスがいい(とあまり私は思わないんですが)とか、エモっぽいとかで女の子ファンがとても多いとか。
2ndを聴けばその理由がわかるかもしれないけど、このアルバムを聴く限り、女の子ウケだけでなく、Rock好きの男の子にもウケてもいいはず。まぁ、女の子には間違いなくウケる音なんだけどね。
やっぱりBritishっていう先入観があるのかもしれないけど、そういう音には聴こえます。アメリカの脳天気Only(失礼)エモコア・バンドとは一線を画している感じ。なんか、最近、AmericanバンドよりもBritishやCanadian Bandの方が、私の琴線に触れるわぁ。

お気に度:
こんな方におススメ
Velvet Revolver、Hanoi Rocksなど正統派Rock N’Rollが好きな方
確かにLinkin Parkなどのちょっぴりラウド系好きにもどうぞって感じかも
意外と、昔Britpopにハマリました層にグイっと食い込むと思うんですが。

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2 コメント

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Unknown (Hydro)
2008-03-27 10:24:11
こんにちは。

僕もこのアルバムは大好きですよ!
前作に比べると地味になったかな?と
思ったのですが、聴けば聴くほど発見がある
名盤だと思います。
返信する
Unknown (yumiko-98)
2008-04-18 03:38:08
きゃー、ほったらかし状態ですみませんっっ
もう、3,4月は帰って来られるのが普通にこんな時間でして・・・

そうそう、Lostprophetsはこのアルバムでファンになったんですが、前のアルバムはこれよりも元気なんですか!
それはぜひ聴いてみなければ・・・!
返信する

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