思いのままに

今 感じたこと。

母のこと

2006-11-19 | 思いのままに
小学校のころより 尊敬する人といえば 『両親』
そう答える私がおりました。
周りの友だちが キューリー婦人だとか 野口英世だとか言う中で
いつ答えても 『両親』以外に 私の回答はなかったように思います。
2人の生き様が 幼い私にとって 大好きという以外のものがあったのかもしれません

昨日の土曜日 母と私と妹で ショッピング。
娘に電話ではなしました。
『またまた ばあちゃんが 洋服買ってくれるんよ~~~^^』
『母さんも 甘える親がいていいねぇ~(笑)』

母は私達が幼い頃は ずっと デパートのオーダーものの 洋裁師でした。
学校から帰って 母の仕事部屋に飛び込むと
今日は ○十万の生地があるから 気をつけてね。
なんてことを言われながら 母の仕事している横で
学校であったことを しゃべり続けたものでした。
いつの写真を見ても レースのついた可愛いブラウスからはじまり
高校の制服まで すべて 手作りのものを着ていた私たちでした。
大人になった私達には 店に行くといえば 生地やさん。
後は 母のデザイン画を見て 洋服を作ってもらう状態。
エクセーヌのコートや 結婚式で着るドレスまで
結婚するまで 市販のものを買うことがほとんどない私たちでした。

だから・・・?
私と妹には 母のような『センス』が あまりないかもしれません。
自分で選ぶということが 必要なかったからでしょうか。

それに比べて 私の娘と息子は
洋服についても かなり 自己主張したい部分があります。
私が 子供の選んだものを w(゜o゜)w オオー! っと 感嘆の声をあげるからでしょうか(笑)

昨日 3人でショッピングし 自分で服やバックを選びながら
いろんなことを 思い出しました。
今でこそ あらゆるところで自己主張する私がいるものの
自分の選んだものを 母が うわぁ それいいねぇ~~
なんて 言ってくれると 嬉しくなる自分。
いつまでも 親離れも子離れもしてない 私。
これも 幸せの印なのかもしれない。 と。。。


私が結婚した頃から
母は 洋裁の仕事を少しづつ減らし
父のしていた建設会社の仕事の インテリアコーディネーターとして
第二の人生を歩みはじめました。
どこの会社の 家よりも コーディネートされてるものが 素敵だと
たくさんの方に お褒めの言葉をいただくことが 多々あります。

そして 今
少し仕事の量をへらして 野菜つくりや 大好きな花。
八十八ヶ所参りや 父と2人の たくさんのデート。
仕事しているより 疲れるくらい毎日がハードよ。
そういう母を見ていて
元気であることの幸せ。夫婦二人揃って 互いに癒される幸せ。
そんなことを 感じます。

今日は 私の大切な母の話。
またの日に 私の大好きな 父の話をさせていただきます。
ではでは。。。