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やさしい気持ち

二人の子供の成長と共に

帝王切開での出産

2007-09-06 | 翔ちゃんの出産
翔ちゃんの生まれた日の話が途中だったのを思い出しました。

っていうか…

ずっと頭の片隅にあったけど、
パパさん出張してから、PCにゆっくり向えなくなっちゃって。





では、つづき。




前記事

翔ちゃん誕生の日

「あたしが緊急手術!!」





自分の置かれている状況が理解できず、
とにかくドキドキがとまらなくて…

分娩室に入ってどうしていいのかわからないでいる私に

婦長さん

「早く全部脱いで!!」



えっ!?


えっ!?


えっ!?



え~~!!



普通の出産も経験した事ないし、
急にそんな事言われても…



全部ってどこまでだろう…

全部ってどこまでだろう…


ドキドキしながら、脱ぎだしたら…


「全部脱いだらコレ着て!!」と婦長さん。

あっ、テレビでよく手術する人がきるような服だ!

と思いながらもたもたと…



「何やってんの早く全部脱いで着替えて!!」

ほんとに全部なんですね

身につけてるものもぜ~んぶね。


たまたま浮腫みがすごくて、指輪は前日にはずしてたんです。
↑この行動も何かの予知だったのかな?




で、NSTの機械をちょっとつけたかと思ったら、


「先生、もうダメです。」と婦長さん。
「そうだね。やろう」って感じで先生。







ゆうさん。これから帝王切開の手術します。
お腹の中の赤ちゃんの呼吸が止まっちゃってるから、
切って出してあげなくちゃね…

大丈夫だから、頑張ってね…

これに着替えて、こっちのベットに寝てちょうだい。

旦那さんには、先生が今説明しに行ってるから大丈夫だよ。





と、私はもう一度手術をする時の服?に着替え
ベットに横になりました。


分娩室にぞくぞくと看護婦さんが集まってきてます。
始めて見る看護婦さん達もいます。

看護婦さんいっぱいいたんだな~って思いながら横になりました。




先生がすぐに戻ってきて、背中に麻酔を2本。

「12時??分です。」麻酔を打った時間を記録してました。


とにかく、緊急だったので手術の準備が整ってなくて、
普段とっても温厚な先生なのに、怒鳴り声がしています

バタバタしてる様子にさらに私のドキドキも増してきます





神様…


助けて…


お願い


翔ちゃんを助けて…



テレビで見るのと同じで、
手術の様子が見えないように胸の辺りをカーテンのようなもので遮られていました。



お腹に冷たいものがドボドボとかかりました。

多分消毒ですね。
においがしてきました。


そして、
「ゆうさん!!これ痛くない?」


何だろう…
あっ、先生がメスをお腹にちょんちょんとやってるんだ!!


痛いというより、変な感覚があるのです。
メスがサ~ッと入る感覚です


でも、時間がないのです。
痛いからって待ってるわけにはいかないのです。


メスがサ~~~ッと入っていきました。

と同時に…

血の気がさ~~~っと引いていきました。


痛い!!

痛い!!!

痛いよ!!!


気持ちが悪い

気持ちが悪いよ



私の頭側にも看護婦さんが二人。

手を片手ずつ握って、手をさすってくれながら
痛い時に一緒に痛い顔をして、
応援してくれています。



私は、お腹がまあるくくりぬかれてしまった感覚の中いました。

体の中の臓器を掻き分け取り出してるような感覚があります。

その感覚にさらに気分が悪くなります。

グイグイ押されたりするのが、痛くて辛くて…

グニョグニョされてるのが気持ち悪くて…


そして、ふと1年前の今日帝王切開で出産することが決まってた
紀子さまの事を考えていました。

『帝王切開だってこんな辛いのに紀子さま大丈夫なんだろうか…』
ってね(笑)




「出たぞ!!」

先生の声がしました。

「ゆうさん。赤ちゃん生まれたよ」


看護婦さん達の歓声があがりましたが、
肝心の赤ちゃんの泣き声がまだだったのです


「頑張ったね。ほら赤ちゃんだよ」って言いながら
私から見えるところに連れて来てくれました。

私の脇で、蘇生のための処置をしています。

間もなく、か細い泣き声がしました。


『あ~~良かった


拍手喝采がおこりました。


やっと一安心です




それから…

私のお腹を閉じなくては…


糸で縫われている感覚がありました。

そして…

お腹の中にギュッギュッって何か押し込んでいます



大丈夫なんだろうか…



最後はホッチキスでガシャガシャと…



私のお腹…


どんな事になってるんだろう…




と思いながら気付いたら寝てました



つづく

「あたしが緊急手術!!」

2007-05-31 | 翔ちゃんの出産
時々小雨 今日みたいな天気は中途半端で嫌い


つづき・・・


NST検査を受けるのが2回目の私。
この検査、何だか緊張して嫌い
2回目にもかかわらず、やっぱりものすごく緊張
なんだか胸騒ぎがして落ち着かなかったのを覚えてる。
(あ~あの時の胸騒ぎと似てる…)←いつのだよっ。

何分ぐらいした頃だろう…
裏の方で先生や看護婦さんが先生を呼ぶ声がした。
そして・・・
「誰!これ誰の?&%#$△&%?*□・・・」
NST検査の機械は2台あるけど、
私しか受けてなかった一体何が起こったの!?


そして、先生や看護婦さんたちの怖いぐらい慌しい会話が聞こえてきた。
私にはお腹の張りがもう産まれてもおかしくないって感じの話が少し聞こえた。


カーテン越しに間違いなく私の話をしてるのを感じとり、
それでなくても緊張している私の心臓は
ドキドキからものすごい速さのバクバクになった

そして、先生と婦長さんが来て
「これから手術するかもしれないから。」

えっ誰が  んっ?あたしかっ

手術

産むの

うっそ~~


家族の連絡先書いてある?
家の人誰かきてる?
旦那さんが一緒にきてます。
旦那さん呼んできて!
旦那さんに説明して…

とにかく、先生や看護婦さんたちが慌しく話しながら動いてる。
8ヶ月も通ってた病院だけど、そんな様子は始めてみた。
これって、やっぱ緊急なのあたし何かやばいの

で、「車椅子!車椅子!」って看護婦さん。
「私歩けます」って言ったら「ダメよ歩いちゃ!!」
って言われ車椅子に乗せられてピューンと分娩室に連れて行かれたの。

車椅子に乗ってようやくパパさんに会ったけどパパさんの表情も不安気だった。


状況としては、
・お腹の張り方が出産する時(人)と同じぐらいな事
・私のお腹がはると、お腹の中の赤ちゃんが呼吸をしていない事
・お腹がはってる間赤ちゃんの呼吸が止まっているので胎児仮死状態(危険)である事

分娩室に入ってもう一度NSTで計って同じ状態なら帝王切開になるから…

移動中にのような説明をされて、
パパさんを分娩室の外に残し、分娩室に入りました。


とにかくわけわかんなくてドキドキしてる私に婦長さんの第一声

「早く全部脱いて!!」

   つづく。



今日の翔ちゃん

 朝からチョ~ご機嫌

でもね~最近オムツ交換がイヤなのか、
寝かされるのがイヤなのか…
オムツ交換するとき大暴れ
お願いだから、ちょっと我慢してくれよ~。

パンツ形のオムツは1歳過ぎてから(高いから)って決めてるから、
もう暫くは格闘しなくちゃな

翔ちゃん誕生の日

2007-05-30 | 翔ちゃんの出産
のち


今日は、翔ちゃん誕生の日の事を残しておこうと思います。

翔ちゃんの予定日平成18年8月29日でした
私の誕生日が8月31日 そう、2日違い。
しかも、去年は私の三十路の誕生日
もしかしたら、三十路のプレゼントに同じ誕生日に生まれてくるんじゃ…
ってかなり期待してました。


2006年(平成18年)8月19日(土)
真夏だったこともありますが、朝から本当に暑い日でした。

この日は検診日。
お盆休みに仕事にでていたパパさんは振替休日をとってました
パパさんが検診に一緒に行けるのもこの先出産までないだろう…
って事で一緒に検診に行くことに。

朝一番、8時半の予約。
人気があって予約でも待ち時間のある産婦人科なのですが
朝一なので「今日は早く終わるだろうね~」と言いながら待合室で待ってました。

ところが、待てども待てども呼ばれない
急患が朝一で入ったらしく、2時間以上待たされました

待ってる途中、ふと『今日はあまり動かないな~』と思ったのですが
雑誌に、臨月に入るとだんだん下がってくるので、
胎動が少なくなってくる。と書いてあったのを思い出し
初めて出産を迎える私は、
雑誌に書いてあったとおりだと思ったのでした。


AM11:00ちょっと前。

ようやく診察室に呼ばれ、何となく気になったので、
「今日の朝、家では動いてたけどここ(病院)にきてからあまり動いてないんです。」
と先生に伝えました。
超音波の検査をしたら、赤ちゃんの心拍音も聞こえ一安心
「まだまだ下がってきてないね~。予定日より遅れるかも。」
と先生からは言われました。

いつもは体重や血圧を計った後にNST検査(赤ちゃんの心拍数とママの子宮収縮の状況を調べる)をやってから診察なのですが、
多分、たてこんでいたために診察後にNST検査を受けました。


つづく。