やさしい気持ち

二人の子供の成長と共に

放射線量を気にする生活

2012-01-24 | 日記

 

我が家はどちらかといえば、放射線量を

あまり気にしないで生活している部類です。

 

(何の部類だろうか…

本当なら、こんな部類が存在してはならないわけですが…

いわきは、比較的放射線量が低いですからね。

どうせ、一日中外にいるわけじゃないので、外にもでます。

最近は、私が寒くて外に行きたくないから、あまり外には出ないけど、

暖かい時には公園遊びもしてたし。

これからも暖かい時には公園とかでも遊ばせる予定。

翔ちゃんも、なわとびやったり自転車に乗ったりしたいって言ってたしね。

そんな当たり前の事をさせてあげるのに悩む事にも疲れるよね。

 

保育園で、保護者の方と話をすると、

今でも一切外で遊ばせることはさせてない保護者の方もいます。

我が家とは、真逆のおうちですね。

 

これから先どうなるんですかね。

 

まぁ、そんなわけですが、なぜこんな話をしたかというと・・・

 

昨日の、保育園帰りの車の中で、翔ちゃんが

「今日の夜から雪が降って、積もるかもしれないんだって。」

って言いました。

(以下 翔ちゃん=翔 私=私)

私 「そうね。ママがさっき見た天気予報では、

   東京とかは、雪が降って積もるって言ってたけど、

   ここは雪は降らないって言ってたかな~。

   今年は、まだ全然雪が積もらないね。」

翔 「翔ちゃん、雪が降ったら今度の日曜日にパパと雪遊びしたいんだ。

   だから、1つの場所におそうじするやつみたいなので(雪かきスコップです)

   雪をいっぱい集めておいて、

   そうしたらすぐに融けないから日曜日に遊べるでしょ。

   雪をいっぱい集めたら、放射線測る機械で線量を測って

   遊んでも大丈夫な数字だったら雪で遊ぶね。

   でも、遊んじゃいけない数字だったら遊べないから

   その時は、おうちの中でプラレールで遊ぶ。」

私 「・・・

       そうだね。翔ちゃん。」

 

5歳の子供との会話。

何だか、切ないというか…

子供にこういう事を言われちゃうと この現状が悲しくなるね。

先の大人たちが建てた原発のせいで、

こんな小さな子供がこんな事を言って外に出れなくなるなんて…

誰も考えてなかったよね。

なのに、なんの補償もないのかよ!←そんな事じゃないんだけど。

 

なんか、こんな事があるたびに、(日常の中でね)

東電は何をしているの?国は何をしているの?

とかとか、いろいろと投げかけたくなるのよね。

子供たちのこれからってどうなるんだろう。

 

子供って、大人の話を聞いているんだね。

(肝心な事はいつもスルーされてるのにな)

翔ちゃんの口から「線量」って言葉が出てくるなんて…

ほんとに、今の、この子供たちが可哀そう。

 


今頃ですが…

2012-01-11 | 日記

七五三の時の写真やさんで撮影した写真です。

まずは、当日の写真。

残念ながら翔ちゃんのテンションがいまいちでした。

 

 

 

そして、前撮りした写真。

 

 

どうも、写真撮影とかをな感じで撮れない我が子ですが、

まぁまぁでしょ。

そして、大ちゃんの袴姿もなんとなく決まってるでしょ(笑)

前撮り行く前に散髪しとけばよかったかしらね。

 


ごぶさたしてました。

2012-01-06 | 日記

すっかりご無沙汰してしまって、

年末年始のご挨拶もしないままでした

 

昨年は、3月の大震災で人生初の被災地の住民となり、

その後、事故が起きてしまった福島第一原発がある福島県民として、

本当に大変で、忘れられない年になりました。

 

私の住むいわき市は浜通りなので、津波の被害も莫大で

海岸線の景観はスッカリ変わり果ててしまいました。

海が見えないはずの道路からも海がみえるようになり、

眺めていると悲しさ、寂しさが募ります。

いつか、原発事故がおさまって復興を遂げたとしても、

いわきの海に入ることは、もう私の人生の中にはないかもしれません。

 

陸の方でも、道路には段差が残っており、

補修しても補修しても、地盤沈下してしまう箇所が多いのでしょう。

道路の段差やうねりが一向になくなりません。

姪っ子が、以前より車酔いするようになったのもそのせいなのかな?

主要国道でさえ、まだまだ本格的な復旧作業は行われていません。

屋根にビニールシートがかけたままも家もまだまだたくさん残っています。

 

街中には活気が戻ってきたけれど、まだまだ復興への道は遠いようです。

 

原発事故による避難者のための仮設住宅が先月まで建設中のところもありました。

本当に原発による避難者の方たちの、今の状況での生活はいつまで続くのでしょうか?

2011年のうちに収束という言葉が飛び交ってしまったけれど、

福島県民としてはちょっと残念でならなかったわ。

事を良い方向に運んでいって、早々に見捨てられちゃいそう。

新聞なんかで毎日公開されてる場所の線量っていわき市も低くなってるんだけど、

去年の年末から急に気温が下がり始めたけど、

その頃から、以前よりも線量が高くなってるところもあるのよね。

でも、公開されてる線量が低いから、安心とばかりにみんな外で遊んでいるわよ。

風向きが北風になるこの時期に、線量が高くなったりする場所があるってことは、

まだまだ空気中にたくさんの放射能が放出されていて、

それが風にのって運ばれてきているって事なんでしょうね。

 

そんな事ばかり考えていると、本当にやんなっちゃうので、

今年は、みんなで明るく生きていかなくちゃ。

なんせ、この地で生きていくわけだから・・・

 

そんなわけで、新年迎えてもう6日も過ぎちゃったけど、

改めまして

 

昨年中は、何かとお付き合いくださいましてありがとうございました。

それから、ブログはきっとみてないわけだけど、

多くの親戚、知人の方、メールや電話なので、ご心配いただきありがとうございます。

そして、知らない多くの方々からの、支援物資のご協力ありがとうございました。

震災直後に、おしりふきをもらえた時には本当に助かったし、

ガソリンが買えるようになったときはすごく嬉しかった。(何かあったら逃げられると思って)

なかなか物資が福島に入らない中、全国の自治体や自衛隊の給水車が

来てくれるようになって給水が楽になった時には神に思えた。

本当に、去年はいろいろな方に支えていだたいた1年でした。

この出来事を私たちは一生忘れることはできないし、

ずっと感謝の気持ちを忘れないで生きていきます。

 

そして、今年も1年よろしくお願いします。

あっ、忘れてた!!

今年は、私は年女の厄年です。

新年、初日から震度4の地震があったり、

小さな余震がたくさんある中、不安も多いけど、

家族みんなが、元気で笑顔で過ごせる年になるよう頑張ります。

 

みなさんも、すてきな1年を一緒に送りましょうね。

 

でも、初っ端から、耳鼻科に行ったら大ちゃん「中耳炎です」って言われたのよね。

まぁ、本人は熱もでてないし元気だから全然いいんだけど。

 

さすがに1月に入ったら寒いので、

みなさんも体調管理しっかりしてくださいね。