<過去記録(2007~2013年)>徳井由美子~ゆみりん・ブログ

ゆみりんこと、徳井由美子(ホーリー・ホーシー、他)の、これまでの過去ブログ記事を、ここに移設してきています。

スペインの人、来た・・コラ!・・は楽器の名。いっしょに。

2013-03-06 16:52:14 | ライブ動画up!
スペインから、コラ(kora)と、リラを弾く男性奏者、Yerko(ジェルコ) Fuenzalida Lorca (HP http://www.yerko.info)が来るから、て、東京で中世音楽友達の、小木曽(おぎやん)さんが前触れし、企画したイベント、3月1日(金)夜の、松屋町のカフェ”楽(らく)”での『西アフリカの21絃ハープ「コラの響」』に招待されたものの、その時点では、ある都合もあって、行けそうにないよ・・という出だしでした。直前まで、行きたいなあぁ、って気持ちはずっと続いてたけど。

そしたら、当日の昼間に、これまたおぎやんや私との音楽関連仲間のS久間(会長)くんの自宅で、当のYerkoやガールフレンドのMonica(モニカ)、それにイベンターのおぎやん自身も来て(最初は宿泊もここの予定だったが変更)、昼食と、打ち合わせをするから、っていうんで、私もリハーサルだけでも見れば?みたいに呼ばれて。その日、昼間、予定も他になかったので、行くことにした。といって、先ず、彼らとの昼食”スキヤキ”の材料を買い出し、佐久間くんが迎えに行ってる間に、私が下ごしらえをする、って段取になったんだけど。

ん~準備が終わった頃に、彼ら到着。昨日だった?スペインから日本に来たのは。

 

言語はスペイン語なんてわからんから、当然、お互いは英語で適当にやりとりすることになる・・

あいさつ交わしたあと、着いた彼女(Monica)にいきなり、私は用件があった・・図式”スペイン人=ガリシア語、理解できる?!可能性あり”を勝手に描いてた私は、以前から歌いはするものの、ネットで検索しても、どうしても意味の出てこない、ガリシア語で書かれた”Cantigas#295”8カンティガ#295)”の歌詞を、きいてみよう!

はたして・・彼女にたずねたのは、導きだった。・・うってつけの人だったわけ。語学は、ラテン語とかフランス語とか、かなり素養が深いようだ。私がそれを尋ねると、(楽器はしない方なので)急に活きいきとうれしそうに、張りきってスマホで意味を調べつつ、見当をつけてくれた・・
英語でやりとりなので、私もつらい部分もあったけど、なんとか理解・・おおよその歌詞全体の大意と、各単語でわかりづらかった、意味がほぼわかったよ!これで歌いやすくなるし・・

なんだか、さっき出会ったばかりで、ものの1時間もしないうちに、すごく互いの心の距離が、接近できたみたい・・

そうしているうちに、部屋のあちら側では、当然、Yerkoは楽器・コラを弾き出すし、会長(佐久間君)も自分の楽器を適当に弾いて合わせてる。

コラの音色は、ハッとするような不思議な癒し感です。・・ふつうのマンションの一室が、別世界の様な感じに。正直、あまり、(スペインの人や風習、また西アフリカのコラ、という楽器に・・)過剰に期待していなかったのですが、なんとも落ち着いた、しっくりする雰囲気になってきた。・・

そこで、また全員の距離の縮まる、イベントがはじまる・・・スキヤキ・タイムなのです。

楽器を弾いたり、たどたどく英語でコミュニケーションしている中で、ついに私がYerkoに、”次は、ランチタイムです、スキヤキがあります、お肉も野菜もありますよ、好きですか・・・”と英語らしき言語で尋ねると、・・意味が通じたYerkoの、瞬間に転じた顔色の輝きは、印象的であった。29歳ということですが、なんとも愛らしく喜んでいる。

”スキヤキ~♪” ということで、料理(と坂本九の歌の)名前くらいは、きいたことがあるようだが、経験はないという。

また、ダイニングテーブルの中央部の部分から、ガスコンロが出てくる仕組みに、非常に驚き、ウケていた・・

ショット・・(私は撮影者なので、入ってません・・)


もう、すごい盛り上がっちゃって・・大成功、メニュー選び・・
(こんにゃく、麩、豆腐、全部初めてで、砂糖しょうゆの甘辛い味はOK、白ネギだけちょっとNGみたいだった)

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あとは、そろそろ、本気モードでリハーサル・・を


見たり、聴いたりしているうちに、段々ホントに、本番のライブにも行きたくなってきた・・(20時~)

決めた!行くことを、彼らに伝えた。
しばらくすると、Yerkoが、
”じゃあ、佐久間君とゆみこに、1曲私の曲に、何か楽器で参加してほしいです”
ということで・・”えっ!?”・・ハイ、エンディングに予定している(当初は2曲予定だった、”楽”の都合で、結果的に1曲に) アフリカンな民俗調の曲、”Kaira”をいっしょに・・することに。
佐久間くんは19世紀ギター、私は小型の(アイリッッシュ)ハープで・・。

そして、16時すぎて、いったん私は1人、自宅へ。

残る彼ら4人は、そのあと、17時すぎには、現地に入ったことでしょう。



楽(松屋町)、19:30ごろに1人、ハープをかついで入った。
ここは、中世ルネサンス音楽祭(おととし)、春のプレ・イベントで、初めて来たところ。

お客がけっこう多い。あふれてる。結局、スタッフ扱いの自分は、立ち見となり、・・相当辛い思いをしてしまった。夜・・は、例の体調のせいで、非常に苦しく
せっかくの、1時間以上のコラの演奏・・ほとんど、まともに聴くことができず、それが心残り。・・なんということ。自分のこと、よくわかってなくって。

最後・・遠のく意識(?)でもないが、そんな中、エンディング曲の”Kaira”の順になったことを知った、ので座ってたのを立ち上がった瞬間、眩暈が・・

まあ、でも意地で、いっしょに・・演奏の場についた。

熱気ムンムンや・・ん

ああ・・っと

こんな様子になりました。最初から、ずっとポロポロと転がるようにいい音が鳴っているのが、コラです。(私のハープは、甲高いトーンで、途中に少し聴こえてきます)会長も、あとで言ってたんだけど、いつものように好き勝手弾かないで、Yerkoのライブの雰囲気を壊さないように、おとなしめに抑えたということでした。そら、エラかったね・・

"Kaira"Yerko Fuenzalida Lorca With Friends(Sakuma&tokui)


すべて、が終わってから・・楽の中庭?で。
Yerkoがけっこう、私に向かって、熱く(音楽的にね)語りかけてきた、・・すばらしい、とかなんか、すごく言ってる
私が、”この旅の先の幸運を祈っている”と言うと、ハグしてまいられた。・・

そして、最後に・・




彼らの旅は、まだ日本で1か月ほど、続くらしい。facebookで、つながっているから、様子は逐一、うかがうことができる。・・

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