夢実現研究会2009

団塊世代の生き方を考えよう。

団塊世代のセカンド・ライフプラン:その13

2009-03-23 16:35:27 | 喜びの生活:生きがい
喜びの生活

人生は物語のようなものだ。どんなに長いかではなく、
どんなに良いかが重要だ。
人から「あなたの人生はどうですか」と聞かれたら、
「山のように私の人生は幸せだ」と答えます。

年輪
家にお年寄りがいる人は幸せ。
そのお年寄りが
生き生きとしていらっしゃたら、なお幸せ。
お父さんお母さんが
生き生きしているに決まっています。
一番の知恵袋はお年寄り。
長年の経験がしっかり沁みこんでいます。
その経験は売ってはいません。
その家の宝です。

迫登茂子:なんにでも「ありがとう」から


 生きがい
〇生きがいは何?:日経新聞調査
① 一位、自分の成長・・・46%
② 二位、達成感・・・・・43%
③ 賃金・・・・・・31%で7位。

 経済学者ケインズの言葉。
生きるために働く必要がなくなった時、人は人生の目的を真剣に考えなければなくなる。

 ハーバード大学ビジネススクールのある講義
① 死の床にある経営者たちに人生を振り返ってもらった。すると、
② もっと、仕事をすればよかった、という人はいない。
③ 誰もが「家族や自分のために時間を使いたかった」と話す。

 みんなが生き迷っている。
 私たちの、ほとんどは、何をしたらいいかわからない、自分のしたいことが見つからない、私だって、まだまだ何かできるはず、もっともっとハリのある生活がしたい、俺の人生は、こんなことの繰り返しでいいのか? 迷っている。

 生きがいを考える時代
 なぜか、みんなが生き迷っている時代、それが現代。どう生きたら納得できるのか、充実した日々が送れるのか?本当は、自分は何をしたいのか?

 広告はライフ・スタイルのカタログだ
 みんなが、なんとなく元気を失ってしまったかのように見える現代の生活の中で、元気なのは、若い女の子とCMの中の生活シーンだけ。
広告は、私たちに、生活の提案をし続けてきました。一杯のコーラー、一杯のビールで、あんなに元気づけられる?
本当にそうでしょうか?嘘のように感じてしまうのは、私たちの感性が鈍くなっているせいかも知れません。
広告の一つ一つは、素晴らしい提案ばかり。
しかし、決してそれは生活の全体像ではありません。いわば、ライフ・スタイルのカタログです。
したがって、まずは、自分の生活の全体像をしっかり掴んでから、自分の生活の基本設計を創ってから、それらのかっこいいパーツを、どこに組み入れるか、という発想をすればいいのです。
それが「生き方のデザイン」です。
まずは私たちの生活をデザインしてみるという発想が必要です。


 これからはデザインの時代
 個の時代に、一人一人が、自分の感性に合ったものを選ぶのは当然のことです。
私たちの生活を、デザイン(=よく生きるための知恵)という眼で見直してみる。

 成功を望むなら条件を整えよう。
 生き方をデザインする前に、考えて欲しいこと、それは、私たちが何かをしよう、何かを成し遂げたいと思い立ったとき、それを達成するにはどんな条件がいるのか、ということ。
うまくやるには、どんな条件が必要か?
その条件が整っていないばっかりに、うまくいかない、途中で投げ出さざるを得ない、ということがあるのです。
世の中、何をやってもうまくいく人とそうでない人の差は何でしょう?

 一番いいやり方を見つけよう。
 長い学校生活の中で、具体的な生き方の技術というものは教わった覚えがないのが普通です。
私たちは自分の生活を、もう一度考えてみたい、もっとよい生き方があるはずだ、そうならば是非そうしたい、と強く願っている。
何かを達成しようとするなら、この熱意がなければならない。これが成功の必要条件。
でも必要条件のみでは駄目です。それを成功させる、効果的な方法を知らなければなりません。

 まずは考える能力を高めよう。
 メモこそが、思考能力を左右する基本的な生活技術

 メモは曼荼羅で書く。
 曼荼羅の特徴は、すべて、何を考えるにも、その中心には、私、つまり問題を抱えた個人がくる、その個人のために体系づけられる。
これまでの学問には、個人を中心に据えたものがなかった。

 自分にもっと自信を持とう。
 自分の目で見、自分の頭で考えることを始めよう。
私たちは、新聞、TV、雑誌、あるいは誰かが言っていた、とか自分以外のほかのものに頼りがちな日々を送っています。
それを情報と言っています。
情報、情報と言いながら、他人の目や頭を頼っていたのでは、私たちの頭や目はどうなりますか?
私たちは、すでに十分過ぎるほど知識と経験を持っている、だから自信を持つべきです。それに気付いていないだけです。
だから、何か問題があると自分で考えようとしないで、すぐに資料だとか本だとかに頼ろうとしてしまう、情報を集めることが先になってしまう。そんなことはない、大丈夫、やってみよう。自分の力で。
知ること、教わることも快感でしょうが、自分の頭で考えること、自力でスタートすることはもっと快感なのです。そうして、そうしないと自分自身が見えてこないのです。

 自分の頭をもっと活用するために
 創造性開発、能力開発、すべて開発という語句がついています。
開発とは、ここには何か資源があることを暗示します。
その資源はどこにあるか?私たちの頭の中に。潜在能力。
潜在能力は、それを開発し、活用することができるかどうかが問題。
使えないのなら、ないのも同然だからです。潜在能力を活用するのは知識はいらない、ただひたすら、自分自身を使ってみればいいのです。どのように使うか?曼荼羅を使ってください。

発想展開メモは思考をカタチにし、願望を実現させる技術 曼荼羅曼荼羅で描こう、考えよう 観る曼荼羅はモノを観て構造化する手法
罫線罫線のない手帳で思考を解き放とう 自分の力を活かす 潜在能力曼荼羅は潜在能力を引き出す
手帳手帳・曼荼羅は絶えず身につけておける自己開発ツール メモメモこそ、能力開発の基本技術 自信やってみる、やってみることで自信が持てる

 曼荼羅は知識を智慧に変える。
① Manda=物事の本質+心髄+醍醐味
② La=成就する+所有する+完成されたもの
③ 曼荼羅=中心から意味を持って広がっているもの+限りあるものの中から、限りなきものを生み出すもの

 生き方のデザインを考えるキーワードは次の8つ
問う考える=自分に問いかけて、それに答えること 5W人生を考える原理原則が5W 行動行動のカタチを、よりよく変えること
曼荼羅曼荼羅を使ってメモを創る 生き方のデザイン自分の人生の発見 変える考える=どんどん言葉を変えること
願望どんなカタチを創るか、創りたいか考える カタチよりよく生きるためのカタチを創る メモ5Wで自分の人生を問い続けるメモを書いていく


 私たちの欲望をさらけ出すことがスタートだ。
① 生き方をデザインする=私の欲望を知ることからスタート
② 生き方のデザイン=私の欲望のカタチを創ること。
③ 願望、希望では弱い、ゆえに欲望

 欲望を持つことは難しい?
① 本当は何がしたいか分かっていますか?
② どんな人生を生きたいのか分かっていますか?
③ でも、欲望なんて意外と自分でも分からない。
④ ゆえに、欲望について徹底的に考えてみる。
⑤ 考えるために、曼荼羅を使います。
⑥ 知っている欲望を曼荼羅のセルに埋めていく。
交流欲友人仲間が欲しい 食欲 顕示欲プライド、自己顕示、認められたい
性愛欲持てたい、モノにしたい 欲望快感を得たい機能快の発揮 物欲金が欲しいリッチな生活がしたい
知識欲もっと知りたい、頭をよくしたい 生命欲いつまでも若々しく健康でいたい 創造欲・達成欲・事業欲完成させる喜び、何かを創りたい

 人生のプランは欲望曼荼羅
① 今やるべきことは、自分の人生・生活の基本的なプラン創り。
② これがしっかりできていないと、他人の意見に振り回されてしまう。
③ 生き方のデザイン=自分が本当に納得できる生き方を見つけること。
④ だから、じっくりと時間をかけ、基本プランを創るべき。

 体や心は使われることを望んでいる。
① 曼荼羅の一つ一つのものは、私たちの心と体についてのこと。
② 欲望=私たちの心と体をより豊かにすること。
③ 機能快→機能は使われることを望んでいる。その機能が最大限に使われるとき、私たちは快感を感じる。
④ 例→私たちの体には、人を愛し、愛されるという機能がある。その機能が発揮されない状態が続くとき、私たちの心や体は病む。

 体や心が持っている機能を発見する。
① 欲望の発見の目的=隠れた機能に気付き、それらの機能を掘り出し、最大限に発揮させること。
② 欲望の発見=あなたの持っている潜在機能の発見。
③ 潜在機能を引き出し、発揮させること=人生の発見=生きることの発見
④ まずは、自分の五感をフルに活かしてみる事です。
⑤ 見る、聞く、臭覚を研ぎ澄ます、触覚を鋭くする、味覚を磨き上げる、そんな生活ができれば、この世は発見の山になる。生きていることが楽しくなる。。

 最大の歓びは体と心を育てること。
① 体にいいことは、体を育てます。
② 心にいいことは、心を育てます。
③ それは、私たちを育てます。
④ 成長する+成長させるというコンセプト=生き方のデザインを支える最大のコンセプト
⑤ もし、私たちの生活が、今のままで少しも成長しないとしたら、どうですか?何一つ変わることなく、一生を終えるとしたら、どうですか?
⑥ 成長とは変化です。
⑦ 成長=生きがい
⑧ 人生を充実させるためには、体と心にいいことを、どれくらい日々の生活に入れていくかです。
⑨ それが欲望の曼荼羅を創り、眺めることの意味です。
⑩ 心と体を健康に育てることから、健康な欲望が生まれてきます。その欲望を満たすために、創造的に生きようとする営みが、日々を充実させます。
⑪ 体にいいことしていますか?心にいいことしていますか?この問いが何より大事です。

 考え方とは、私たちが創ってきた習慣だ。
① 私たちの行動は、私たちの考え方によって決められます。
② この考え方というのは、生まれてから今日までの習慣付けられた一種の条件反射なのです。
③ だからこそ、行動のほとんどは無意識で行われます。
④ それゆえ、今の生き方では、どうもうまくいかない、もっといい方法があるのではないか、というところから出発します。
⑤ 何かを変えることが目的なのです。
⑥ 何を変えるか?→生き方のカタチを変える。→動作・行動のカタチを変える。
⑦ 行動は考え方によります、ゆえに、考え方を変えなければなりません。

 行動には必ず、5Wがある。
① 私たちは時間と空間の中で生き、その中で何かを行為する。当然、その行為をする理由があった。5W曼荼羅です。
② これまで考えた欲望曼荼羅を、現実に生活として実現するためには、この5Wのカタチにしていくことが必要です。
③ 5Wがカタチになるまでは、絵に描いた餅、単なる夢でしかありません。
④ この5Wのカタチを創っていくのは、私たちの考え方次第なのです。
⑤ カタチは、考え方によって、いくらでも姿を変えていきます。
⑥ つまり、5つのWを変えてみればいいのです。
⑦ 自分を変える+行動を変える(やり方を変える)+時間を変える+空間を変える+価値観を変える(考えを変える)
⑧ 周りの4つのWを変えれば、あなたが変わる。

What行動↓
Where空間→ Who人間 ←When時間
↑Why価値観

 まずは、空間から問い直してみよう。
① 空間=私たちが存在する場→その空間にはモノがある。
② 私たちを取り巻く人間関係も、空間です。
③ 人間が創る構造や仕組みも、空間です。
④ 私たちは、たくさんのモノや人間関係などに囲まれていますが、意識せずに成り行きで、現在の姿になったのではないでしょうか?
⑤ あなたが持っているモノや人間関係をみれば、あなたがわかります。
⑥ 空間を問う、とはこういう意味です。
⑦ また、私たちが活躍する場を問うということです。

 時間を、どう使うか、使ったか。
① 時間=私たちの経験した時間=経験
② 時間を問う、というのは、私たちは時間を何に使ってきたか?これから、どう使うつもりか?という問いです。
③ 時間をどう使うか、の問いは、そのままWhatにつながってきます。
④ 何をしたいですか?何をするのが好きですか?という問いです。
⑤ 私たちの行為・行動を問うているのです。
⑥ それは行動をとらせた理由、つまり私たちの願望も問うています。やり方も問うています。
⑦ そのやり方こそ、私たちのカタチです。
⑧ 同じことをやっても、美しいカタチもあれば、醜いカタチもある、みんなに好かれるカタチもあれば、嫌われるカタチもある。
⑨ そして、やり方、そのものが、うまくやれるか、失敗するかの分かれ目にもなります。


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