一人暮らしの台所事情

2018年4月からストレスによる耳鳴り(頭鳴り)を発症。13年間の降圧剤の服用を止めます。

猿賀神社はウおよびサギ繁殖地でかつては天然記念物に指定されていた。

2023年02月23日 | その他いろいろ

この本堂の後ろに 白い野鳥がいたはず
それもかなり大きい野鳥だった記憶がする
すぐ後ろに森ではないが 大きな木も生い茂っていた
小学生か中学生か その辺りまでいたかも
 
パソコンを閉じたあと 気になり再度起動して調べる
天皇と大蛇についてはHPで確認できたが アオサギ(繁殖地)
と書いてあったので 今朝になりさらに調べてみた

 
 
猿賀神社のウおよびサギ繁殖地
 
南津軽郡尾上町猿賀にある猿賀神社境内のスギ林は,アオサギ・ゴイサギ・
カワウの3種が集団繁殖を行っているという理由で,
1935(昭和10)年12月に天然記念物に指定された。
 
アオサギやゴイサギをはじめとするサギ類は,北日本では
同じ種だけでコロニー(集団)を形成するのが一般的で,
複数の種が同じ林で集団繁殖する例は国内で珍しかったので
ある。また,国内でのカワウの集団繁殖地はきわめて少なく,
さらにサギ類と同じ場所で繁殖しているのも
ほかに例をみなかった。
 
猿賀神社は津軽平野の東南部を潤す浅瀬石川の氾濫原の縁に
位置し,広い水田地帯に囲まれている。
境内には面積140アールほどの鏡ヶ池があり,
かつてはその東側に湿地が広がっていた。
(現在,この湿地の一部は見晴らし池とよばれる池になっている。)
 
この湿地はサルケとよばれる泥炭の産地で,猿賀という地名の
語源といわれている。境内の林はスギを主とする典型的な
社寺林で,イチョウやニレがわずかに混在していた。
サギ類にとって,猿賀神社の社寺林は,良好なエサ場である
水田地帯の中に位置する安定した鎮守の森といえる。
 
カワウやサギ類がいつ頃から住み着いたのか定かではないが,
猿賀の人々はこれらの鳥たちを大切に見守り,
ウ・サギにちなみ特にウサギなどの獣肉を食べない風習すら
みられた。また,夏鳥であるこれらの鳥たちが,春に林に
もどってくる時期,また,秋に林から姿を消す時期を
暮らしの中でつぶさに観察し,農作業の時期やその年の
気象の目安にもしていた。
 
また,以前このあたりは猿賀茄子とよばれるナスの産地で,
ナスを収穫したあとの枯茎が軽く丈夫なため,
これらの水鳥たちの巣材によく使われていた。
まさにお互いに利用しあう自然と人間との世界がそこにはあった。

しかし,1959(昭和34)年頃からテレビや洗濯機などの
家庭電化製品や各種農薬が普及し始め,全国的に自然と人間の
関係が崩れだした。尾上町周辺の水田地帯でも除草剤が
使われ始め,手押しの草取り機とともにタニシ・フナ
・ドジョウ・ナマズなどの水田や小川の生物たちが姿を消していった。
 
こうした水田の生態系の変化は,すぐに猿賀神社境内で
営巣していたカワウやサギ類の生活に影響した。
津軽平野一帯で,田んぼのあぜ道にうずくまり飛べないでいる
サギたちの姿が目につくようになった。
さらにこうした状況に拍車をかけるように,神聖な鎮守の森を
ふんで枯らされは困るという理由で,数を限定して
有害鳥獣として最も数の多かったゴイサギの駆除が行われた。
 
その結果,コロニーをつくっていたカワウやサギ類がしだいに
減少し,1965(昭和40)年には猿賀神社の境内から
水鳥たちがほとんど姿を消してしまった。
そして1984(昭和59)年5月,ついに天然記念物の指定が
解除されたのである。

私たちは今,“自然保護”とか“自然との共生”という言葉を
安易に使いすぎているように思う。猿賀神社の水鳥たちの
コロニーの崩壊は,大きな時代の流れのなかで生じた小さな
一現象に過ぎないが,裏を返せば“時代の流れを変えるほどの
決意なしには,豊かな自然を維持することもとりもどすことも
できない”ことを示唆しているといえる。






過去にゴイサギだと教えられましたが 確かに小さく幼鳥かもしれません
当時 置物のように見えて 居たことにさえ気づきません 唯一撮れた画像です
慌てて動画で撮りましたが完全に逃げられてしまいます


ゴイサギは漢字で「五位鷺」と書きます。
「鷺」は「サギ」科の鳥だからだと分かりますが、
この「五位」は官位の「五位」を示しています。
平安時代に醍醐天皇の命に従い捕まったことから、
「五位」の官位を授かったという故事に由来しています。





民家の屋根に止まっていることが多く 年に1回は早朝の犬の散歩で
よく見かけることもありました 上空を飛んでいる時は本当に感動します

サギ類は首に特徴があります アオサギも近くの水場のある場所で
見かけたことがあります そこも木が豊富です

自然を大事にしたいですね 人にも生き物にも優しく

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