旅立ち桃太郎
「誕生」
(プロローグ)
むかしむかしある所に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
その隣の村では困った事が起きていました。
村の田畑が荒らされ、金品は奪われ、村人に乱暴を働く者がいました。
それは、鬼が島に住む鬼たちです。鬼たちは悪さを繰り返し、村人は困り果てていました。
ある日、おじいさんは山へしばかりへ。おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おじいさんが仕事を終え、戻ってくると、おばあさんが呼んでいます。
川の遠くの方から、大きな大きな桃が流れてきました。
桃を拾い上げて家に持って帰りました。
見た事も無い程の大きさでした。
2人では食べきれないと思い、近所へおすそ分けする事にしました。
おじいさんが包丁で桃を切ろうとすると、すでに切れ目が入っていました。
その桃を割ってみると、中には男の子が入っていました。
とても元気な子供で、2人は「桃太郎」と名付けました。
「成長」
(0~10才)
元気いっぱいな桃太郎は、ご飯をよく食べてスクスク育っていきました。
桃太郎は体を動かすのが大好きで、近所の子供たちとよく遊びました。
チャンバラごっこをして遊んでいて、10才になる頃には、桃太郎は村一番強くなりました。
(10~15才)暗転
ある日、村に鬼が襲ってきました。
食べ物や金品を奪っていき、村人にも乱暴を働きました。
それを見た桃太郎は、鬼を退治するために立ち向かって行きました。
しかし鬼は強く、桃太郎は負けてしまいました。
乱暴を働いた鬼は満足したのか、鬼が島へ帰っていきました。
鬼に負けた桃太郎は、悔しくて泣いてしまいました。
桃太郎は決意しました。
「鬼を退治できるくらい強くなろう」と。
それから桃太郎は剣の修行に励みました。
ひたすら剣の修行を積み、5年の月日がたちました。
15才になった桃太郎は、鬼を退治するために家を出ることにしました。
旅立ち桃太郎を心配して、おじいさんとおばあさんは、きび団子を渡しました。
お手製のきび団子を持ち、剣と「日本一」ののぼりを携え、桃太郎は旅立ちました。
「犬、猿、キジと出会う」
旅の途中、きび団子のイイ匂いにつられて、一匹の犬が桃太郎の後ろを付いてきました。
どうやら、きび団子が欲しい様子です。きび団子をあげる代わりに、一緒に鬼を退治するようお願いしました。
犬は桃太郎のお供になりました。
二人が道端で休憩していると、ガサガサと物音がしました。
一匹の猿がきび団子を盗もうとしています。
それに気付いた犬が、猿に噛みつきました。
二匹は取っ組み合いになり、それを止めるため、桃太郎は猿にきび団子をあげました。
鬼退治のお供になる代わりにに、猿は犬との争いをやめました。
しばらくすると、犬と猿はまたケンカを始めてしまいました。
桃太郎が止めに入ろうとすると、一羽のキジが食料をあさっています。
三人が気づき、逃げようとするキジを捕まえました。
キジはお腹を空かせていて、きび団子が欲しいとの事です。
鬼退治を手伝う代わりに、きび団子をあげました。
そしてついに、鬼の住む鬼が島にたどり着きました。
「鬼退治」
鬼が島は門で固く閉ざされていました。
そこでキジが、空から中へ入り、鬼をからかいました。
怒った鬼は、夢中でキジを追いかけました。
そして、鬼を門まで誘いこみました。
キジしか見てない鬼は門に気付かず、正面から激突しました。
当たった衝撃で、門がひらきました。
その瞬間に、猿が鬼の目をひっかき、犬が鬼の足に噛みつきました。
そして桃太郎がトドメの一撃を食らわしました。
鬼は降参し、盗んだ金品や食料を返してきました。
村の物を取り返した桃太郎は、自分の村へ帰っていきました。
おしまい
「誕生」
(プロローグ)
むかしむかしある所に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
その隣の村では困った事が起きていました。
村の田畑が荒らされ、金品は奪われ、村人に乱暴を働く者がいました。
それは、鬼が島に住む鬼たちです。鬼たちは悪さを繰り返し、村人は困り果てていました。
ある日、おじいさんは山へしばかりへ。おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おじいさんが仕事を終え、戻ってくると、おばあさんが呼んでいます。
川の遠くの方から、大きな大きな桃が流れてきました。
桃を拾い上げて家に持って帰りました。
見た事も無い程の大きさでした。
2人では食べきれないと思い、近所へおすそ分けする事にしました。
おじいさんが包丁で桃を切ろうとすると、すでに切れ目が入っていました。
その桃を割ってみると、中には男の子が入っていました。
とても元気な子供で、2人は「桃太郎」と名付けました。
「成長」
(0~10才)
元気いっぱいな桃太郎は、ご飯をよく食べてスクスク育っていきました。
桃太郎は体を動かすのが大好きで、近所の子供たちとよく遊びました。
チャンバラごっこをして遊んでいて、10才になる頃には、桃太郎は村一番強くなりました。
(10~15才)暗転
ある日、村に鬼が襲ってきました。
食べ物や金品を奪っていき、村人にも乱暴を働きました。
それを見た桃太郎は、鬼を退治するために立ち向かって行きました。
しかし鬼は強く、桃太郎は負けてしまいました。
乱暴を働いた鬼は満足したのか、鬼が島へ帰っていきました。
鬼に負けた桃太郎は、悔しくて泣いてしまいました。
桃太郎は決意しました。
「鬼を退治できるくらい強くなろう」と。
それから桃太郎は剣の修行に励みました。
ひたすら剣の修行を積み、5年の月日がたちました。
15才になった桃太郎は、鬼を退治するために家を出ることにしました。
旅立ち桃太郎を心配して、おじいさんとおばあさんは、きび団子を渡しました。
お手製のきび団子を持ち、剣と「日本一」ののぼりを携え、桃太郎は旅立ちました。
「犬、猿、キジと出会う」
旅の途中、きび団子のイイ匂いにつられて、一匹の犬が桃太郎の後ろを付いてきました。
どうやら、きび団子が欲しい様子です。きび団子をあげる代わりに、一緒に鬼を退治するようお願いしました。
犬は桃太郎のお供になりました。
二人が道端で休憩していると、ガサガサと物音がしました。
一匹の猿がきび団子を盗もうとしています。
それに気付いた犬が、猿に噛みつきました。
二匹は取っ組み合いになり、それを止めるため、桃太郎は猿にきび団子をあげました。
鬼退治のお供になる代わりにに、猿は犬との争いをやめました。
しばらくすると、犬と猿はまたケンカを始めてしまいました。
桃太郎が止めに入ろうとすると、一羽のキジが食料をあさっています。
三人が気づき、逃げようとするキジを捕まえました。
キジはお腹を空かせていて、きび団子が欲しいとの事です。
鬼退治を手伝う代わりに、きび団子をあげました。
そしてついに、鬼の住む鬼が島にたどり着きました。
「鬼退治」
鬼が島は門で固く閉ざされていました。
そこでキジが、空から中へ入り、鬼をからかいました。
怒った鬼は、夢中でキジを追いかけました。
そして、鬼を門まで誘いこみました。
キジしか見てない鬼は門に気付かず、正面から激突しました。
当たった衝撃で、門がひらきました。
その瞬間に、猿が鬼の目をひっかき、犬が鬼の足に噛みつきました。
そして桃太郎がトドメの一撃を食らわしました。
鬼は降参し、盗んだ金品や食料を返してきました。
村の物を取り返した桃太郎は、自分の村へ帰っていきました。
おしまい