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ほぼ猫ブログです♪

捨てる人が一番悪い

2008-10-26 16:15:41 | ハムスター&猫
噂の東京マガジンで荒川区の餌やり禁止条例の問題が放送されていました。

私も猫が好きなのでこの問題は気になっていました。
ピータンもシロも
捨てられていた猫だったし、
シロは野良猫生活をしていた子なので
無関心ではいられません。

最初は
「餌やり=犯罪???」
ちょっと乱暴な条例だなぁと思っていました。

でも実際は違うそうです。

餌やりをした結果、周辺住民に迷惑をかけた場合に
適用されるそうです。

この条例ができる発端となったのは、
ある住民の無責任な餌やりの結果だったそうです。
捨てられて野良になった子がかわいそうだからと
生の肉などをそこら中に撒いて回っていました。

エサの容器もなく
エサが残ったあとの処理もする事無く
ただまき散らしていました。

その結果、エサの残りを求めて
カラスや鳩が大発生して
糞害や鳥の鳴き声などの問題があり、
条例がつくられるきっかけとなったそうです。

この行為は確かに愛護をは違うような気がします。
取材のマイクを向けても怒鳴ったり
普通の対応ではありません。
この住民の方は餌やり云々より、ただ身勝手なように感じます。



映像では糞害がひどく、衛生面で非常に心配です。
これでは周辺住民の方たちは気の毒です。
健康被害がでるかもしれません。

また猫の場合も
嫌いな人からすれば、庭を荒らされたり、そこらじゅうに糞をされたり
発情期の猫の声など、大変な迷惑でしょう。


だからと言って、私は野良ちゃんたちの餌やり全面禁止というのは
やはり悲しい思いです。

「人の迷惑なんか関係ない!猫がかわいそうだろう!」
という人と、
「もともと野良猫が増えたのは人間の責任。
 エサをあげながら捕獲して、避妊の手術をして
 積極的に命を見捨てるのではなく、世話をしながら猫を減らしていこう。」
というボランティアの人を一緒にするのはどうかと思います。


でも、やっぱり世間の目は厳しいですね。

餌やりはどんな気持ちがあってもどんな活動であっても
やはり悪い事のように思われることの方が多いです。




迷惑を被っている人が腹を立てるのは当然で
猫が嫌いだから優しくないという事にはならないですが
だからと言って切り捨てるというのは
何だか納得がいかないのです。

エサをやらなければ、生ゴミをあさるようになると思うし
飢えて苦しんでいる姿を見るのは
やはり堪え難いです。



シロも野良ちゃんとして3週間弱、外で生活していました。
その間、多分どこかでエサを頂いていたのだと思います。

もともと野良猫がなぜ増えるのかというと
それは飼い主が捨てたからです。


猫が嫌いな人には申し訳ないですが
そこのところを汲み取ってもらって
地域猫として活動している方をあたたかく見守って頂きながら、
一方で無責任な捨て方をする人を取り締まり
野良猫を減らしていく方向で考えていけたらなぁと思います。

それと、とても難しいですが
できればトイレの場所も確保すれば
更に糞害の被害はなくなるのかなぁと思います。

どちらか一方が大変な我慢を強いられるのではなく
解決の方向に進むよう
歩み寄って努力していけたら
こんな条例もなくて済むのにと思いました。


・・・でも、なんだかんだで
やっぱり捨てる人が一番悪いんですよね。

やはり猫も登録制にし
完全室内飼い、お散歩をする時はリードをして、
避妊手術もする!というようにするのが良いかもしれません。



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番組の中、住民の方たちに了解を得て
迷惑にならないところで餌やりをし、
避妊手術をしているボランティアさんの活動を
「そこまでするなら飼ってあげればいいのに。」
とちょっと刺のあるインタビューのコメントに少し悲しくなりました。

優しくないです。。。

猫が好きだけでは終わらせないように努力している人たちなのだから
もう少し別の理解の仕方があってもいいのにと思いました。


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