2022年5月の観劇感想
合計 演劇20本 映画3本
その2のみ 演劇4本 映画2本
5月29日
映画 アリスの住人
映画「#アリスの住人」再鑑賞。概要は池袋の時に呟いたが群像劇が悪くない。アリス病が後半関係なくなってるなど未成熟感もあるがハイボールのラストなどそれを凌駕する展開にまとめ方のうまさを感じる。るい乃あゆさんの演技とアフタートークを楽しんだ。大石将弘さん山谷ノ用心さんに笑ってしまう。
<演者>
るい乃あゆ
大石将弘
山谷ノ用心
5月29日
別冊コンプソンズ ビニール
#別冊コンプソンズ「#ビニール」観劇。他人との壁を感じる女が極貧の男らとの出会い、ある女漫画家と彼氏との生活を覗き始める。大谷皿屋敷さんの作演が笑えるし怖いし面白い!星野花菜里さんの好演が光る。中尾ちひろさんが印象深い。小岩崎小恵さん宝保里実さん三葉虫マーチさんらの熱演を楽しんだ。
<演者>
星野花菜里
中尾ちひろ
小岩崎小恵
宝保里実
三葉虫マーチ
5月28日
福井夏ちょうだい ZARDが聞けない
兎亭(江古田)
#福井夏ちょうだい「#ZARDが聞けない」を観劇。ZARDの曲が励みになるような夢とやる気に満ちた新米教師の一年の行く末を描く。國吉咲貴さんの作演による福井夏さんの一人芝居。一人芝居の魅力が味わえる本で、セリフが楽しいし福井さんの好演とのバランスも良く、観客の目でみて素直にいい作品だった。
<演者>
福井夏
5月28日
オパンポン創造社 贅沢と幸福
仙川劇場
#オパンポン創造社「#贅沢と幸福」観劇。幸せに暮らす三兄弟がその礎が祖父の犯罪と知ったことで崩れていく。面白かった!前半は蝕まれていく展開にドキドキし、テンポ良い描き方に感心。後半はまとめ方の上手さにまた感心。浅雛拓さんの熱演でグッと引き込まれた。鳩川七海さんも印象に残る。お薦め!
#オパンポン創造社 は関西の団体さんで、数年前に下北で知られ、池袋で観た作品が素晴らしかったが、今作も良かった。先日はトップスでも公演があった。 演劇関係の方にすすめられて見始めたが、その自分も演劇好きや関係の方にお薦めしたい団体さん。 関西の団体さん、もっと観たい!知りたい!
<演者>
浅雛拓
鳩川七海
5月27日
Office8次元 新説羅生門
B1(下北沢)
#Office8次元「#新説羅生門」観劇。芥川の羅生門と蜘蛛の糸をアレンジした本で生演奏と効果音の中、動きがある朗読劇場のような作品。淺場万矢さん長尾友里花さんの熱演を楽しんだ。羅生門は生存権等が芥川と少しズレてウルサク感じ、もっと文学ぽく感じたかった。蜘蛛は淺場さんの演技が楽しい。
<演者>
淺場万矢
長尾友里花
5月26日
映画 下北沢で生きる
映画「#下北沢で生きる それから」鑑賞。小田急線連続立体交差事業により再浮上した下北を貫く幹線道路計画に反対するドキュメント作品。賛否は置いといて下北を居場所とするなら観たい作品。かなりアーティスト寄りの目線だけで街が語られるが消費する側も下北を作ってきたことを忘れないでほしい。