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おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム 第15話 みずほ先生の雨宿り

2014-09-24 19:52:41 | おねがい☆ティーチャーシリーズ
おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム


第15話 みずほ先生の雨宿り

キャスト

草薙桂(くさなぎ けい)♂:
間雲漂介(まぐも ひょうすけ)♂:
四道跨(しどう またぐ)♂:
縁川小石(へりかわ こいし)♀:
水澄楓(みすみ かえで)♀:

風見みずほ(かざみ みずほ)♀:

注:みずほ先生と水澄はセリフ少ないです。二人は被り推奨

ちょっぴりHな表現があります♪



【本編】


《チャイムの音》


みずほ「午後のホームルームはここまでにします。部活動以外の人は、寄り道しないで帰宅するようにね」

漂介 「はーい! みずほ先生!」

桂  「はあ~、終わった終わった」

漂介 「桂、跨。ちょっと集まれ」

桂  「なんだよ、漂介」

跨  「どうしたの?」

漂介 「ただいまから、秘密会議を行う」

桂  「またかよ!?」

漂介 「ッセー! 黙れ、桂。秘密会議の議題が外部に漏れるだろうが。秘密会議の秘密を喋ったメンバーは命がないと思え。秘密裏に殺すぞ」

桂  「跨、何も喋るなよ。漂介に言わせたいだけ言わせとけば、すぐに終わるからな」

跨  「そ、そうだね。それで、秘密会議の議題は」

漂介 「実は、一昨日、街でみずほ先生を見かけたんだよ」

跨  「一昨日って、雨の日の?」

漂介 「ああ」

桂  「! もしかして、ペットショップの前で先生が雨宿りをしているのを見かけて」

漂介 「ひゃあああああああ!!!!」

跨  「漂介!?」

漂介 「あああ!!! はぁ、桂に秘密が漏れてる!? もう、もう議題は秘密会議にすることが出来ません! 秘密会議終了です! 皆さん! また秘密の、秘密にさようなら!」

桂  「勝手に終わらせんな! お前は雨宿りする先生を見てたのか? ずっと見てたのか? 誰かが来るまで見てたのか? 」

跨  「詳しいね、桂」

桂  「あははっ、あ、いやあ、その、俺も偶然街で先生を見かけてさ~、チラッっと見ただけなんだけど、だから気になってさ~」

跨  「そうなんだ」

漂介 「雨宿りしてる先生に傘を持った男が近づいて来て」

跨  「それは誰!?」

桂  「あああ!」

漂介 「顔はよく見えなかったけどな。栗色の髪をした背の小さな色白の男で、そうそう大きな眼鏡をかけていたな、それくらいしか分かんねえ」

桂  「詳しいじゃねぇかよ!」

跨  「信じらんないよ、みずほ先生が男の人と」

桂  「傘を借りただけだろ?」

跨  「そうかもしれないけど、その男の容姿がまるで桂みたいじゃないか」

桂  「そんなこと」

跨  「桂みたいじゃないか~」

桂  「そ、そんなことあるわけないだろ? 勘違いするなよ、跨。あははっ、あはははっ」

小石 「私も詳しく聞きたいな~、それ~」

跨  「縁川?」

小石 「雨宿りしているみずほ先生を迎えに行ったのは、桂君だったの?」

桂  「違うよ、違うって」

漂介 「縁川~~~!!! てめ~、秘密会議の秘密知ったな~、お前」

小石 「秘密会議? 何それ」

漂介 「秘密の会議だよ、秘密の会議。そこまで言わなきゃ分かんね~のかよ~」

小石 「よく分かんないけど。だったら私もその会議に混ぜてよ」

漂介 「ほぅ・・・秘密会議のメンバーになるためにはな~、テストがあるんだよな~」

小石 「そんなものがあるの?」

漂介 「女子だけはな~、女子は」

小石 「う~ん、まあいいけど。それで、どんなテストをすればいいわけ?」

漂介 「うんねぇ、秘密会議の議長の顔をな~、こう、おっ、おっ、おっぷ、む、む、胸に埋めてパフパフ! ぶるんぶるん! どぅる~ん! これテストなんだよ、これ」

小石 「どうしてそんな、どうしてそんなことしなきゃいけないのよ!」

漂介 「恥ずかしさに耐える勇気! そして! 秘密を守る力を判断するんです! その! 推定Fカップ! の胸で、俺をパフパフ! ぶるぶるぶるんぶるんしろ~! ドラゴンボール的に言うと、お前がブルマで俺が亀仙人なんだよ亀! 亀、亀!」

小石 「バッカじゃないの漂介!」

漂介 「みずほ先生には及ばないが、そのたわわに実った果実で~、俺をこの鼻のあたりからパフパフされて~、ぷるぷるされて~、ぷるぷるっぷるっぷるっ」

小石 「ねえ、こんなこと言ってるけど どうする楓?」

漂介 「えええ!?」

楓  「ひょ、漂介君、小石にそんなこと・・・」(泣きながら)

漂介 「え、ち、ちがっ、ま、待ってくれ、水澄。これには、その、秘密会議なんだよ、秘密の、だから、あの、秘密的な・・・」

楓  「内緒でそんなこと・・・ひょ、ひょ、漂介君の、バカ~~~~~~!!!!!」

漂介 「ああ! 待って! ちょっと待っ、待って! 水澄! 待てよ水澄! 水澄! 水澄! 水澄~~~!!!」


  楓が教室から出て行き、それを追いかけて漂介も教室から出て行く


跨  「漂介、行っちゃった」

小石 「さてと、これでバカな邪魔者はいなくなったわ。桂君、さっきの話。じっくり聞かせてくれる?」

桂  「ダメです」

小石 「どうして?」

桂  「秘密会議の内容は秘密です」







終わり



おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム 第37話 みずほ先生がしもべ

2014-09-24 19:50:34 | おねがい☆ティーチャーシリーズ
おねがい☆ティーチャー みずほ先生のはちみつ授業 ドラマアルバム



第37話 みずほ先生がしもべ


キャスト


草薙桂(くさなぎ けい)♂:
間雲漂介(まぐも ひょうすけ)♂:
四道跨(しどう またぐ)♂:
森野苺(もりの いちご)♀:

風見みずほ(かざみ みずほ)♀:



【本編】


  放課後の帰り道。桂と跨が歩いているところに漂介が走ってくる



漂介 「おい、桂、跨! 聞いたか? 春休み明けの新学期から森野のやつが生徒会長になるらしいぜ!?」

跨  「森野が生徒会長に?」

桂  「なんでだよ? 普通生徒会長は、二年の二学期から三年の一学期までが任期のはずだろ?」

漂介 「なんでも、今の生徒会長が転校するらしくてな。その後釜がなぜか森野になっちまったんだよ」

跨  「森野が生徒会長か・・・」

漂介 「な? 嫌な予感がするだろ?」

桂  「まぁ、少しな」


  そこへ森野がやってくる


苺  「あら、仲良し三人組が集まって、なにか相談事?」

桂・漂介・跨「うわあああああああああ!!!!」

跨  「や、やあ、も、森野」

漂介 「ど、どうしたんだよ? お前、今、ひ、一人か?

苺  「ええ」

桂  「あ、森野。漂介から聞いたよ。新学期から生徒会長になるんだってな、おめでとう」

苺  「ありがとう草薙君。だからこれからは森野じゃなくて、『会長』と呼んでちょうだい」

桂  「もうその気なのかよ!?」

漂介 「へっ、何が会長だ~!? 誰が呼ぶかってんだよ~!? そんな風にな権力を傘に着させるような奴に迎合(げいごう)するほど、俺達は落ちぶれちゃあいねぇんだよ! なあ、桂! 跨!」

跨  「もちろんだよ」

桂 「も、森野。俺達は友達だ。今までどおりの付き合いでいいんじゃないか?」

苺  「つまり、あなた達は私に逆らうのね?」

桂  「そういうわけじゃ」

漂介 「ああ~! 逆らうね~! ああ~! 逆らうね~! で? 逆らったらどうなるんだよ? ええ? ちっこく可愛い苺ちゃんよ~?」

苺  「退学処分にするわ」

桂  「そんな権限、生徒会長にあるわけないだろ!?」

苺  「ないと言い切れる?」

桂  「うううぅ・・・」

跨  「森野に言われると、ありそうで怖いよ」

漂介 「森野生徒会長。私、間雲漂介は、あなた様の生徒会長就任を心から歓迎し、これからの活躍に期待するものでありまっしゅ!」

桂・跨「裏切り者~!」

漂介 「ウッセー! バカヤロー! 会長様が会長様になったんだぞ、コラー! 歓迎するのが当たり前だろうが、コラー!」

苺  「いい子ね、間雲君。1ポイントつけておくわ」

漂介 「やった~~」

桂  「あ、ズルいぞ! 漂介!」

跨  「そうだよ! 僕も1ポイント欲しいよ!」

桂  「そういう問題かよ!?」

漂介 「会長。あいつらまだ反抗的な態度とってやすぜ? どうしやすか?」

苺  「退学処分、なんてどうかしら?」

桂  「さっきと変わってねえぞ」

漂介 「いいっスね、会長! すこぶるいいっスね~! 特にね、桂をスパーーっと切っちゃって欲しいっスね~!」

桂  「なんで俺だけなんだよ!?」

漂介 「バカヤロー! お前はな~! みずほ先生とイチャついてばっかでムカつくんだよ! あれだろ? みずほ先生のおっきな胸に飛び込んで、『すっごいトランポリンだ~。すっごいトランポリンだ~』とか言ってんだろ~!? あ~嫌だ~! あ~嫌だ~! 草薙君は不潔さ~ん!」

苺  「草薙君。マイナス100ポイント」

桂  「100かよ!? 漂介より二桁も上がってるじゃないか!」


  そこへみずほ先生がやってくる


みずほ「みんな~。道端で何を騒いでるの? ご近所迷惑よ」

跨  「みずほ先生!」

漂介 「聞いてくださ~い、みずほ先生。森野の奴が~、新学期から生徒会長になるのをいいことに俺達をいじめるんっスよ~。退学させるとかさせないとか言って、つら~い。ですから先生、森野をギッタンギッタンに注意してやってください、そりゃもう徹底的に」

桂  「おい、漂介」

跨  「今まで言ってたことと」

漂介 「ウッセー、オラー!(←桂と跨に向かって) みずほ先生~、ご注意お願いちまちゅ~」

みずほ「間雲君。それは無理なの」

漂介 「どうちてでちゅか~!?」

苺  「みずほ先生。今の発言で20ポイント程つけておきます」

みずほ「ありがとうございます! 森野会長」

漂介 「ひああああああああ!!!!! 先生までええええ!!!!」

苺  「間雲君。先ほどの反抗的な発言は、マイナス2000ポイントよ」

漂介 「よ、よよよよよ、四桁っスか~」

みずほ「さあ、帰りましょう。森野会長」

苺  「そうですね、みずほ先生」

桂  「せ、先生・・・」

跨  「森野・・・」

漂介 「跨、桂」

桂・漂介・跨「うわああああん!! どうなっちゃうんだよ~!! これからの学校生活~!?」





終わり