本3冊

 

 

きょうの猫村さん　6　　　　ほしよりこ著

 

背景がほとんどなくて超シンプルな絵は目にやさしいです（笑）

疲れません。

今回、ガハハ！と笑ったのは

奥様の美容器具が宅配で届き、そのダンボール箱を猫村さんが開封する場面

ガムテープが手にくっついて（なんせ猫なんでガムテープ毛だらけ状態！）

それをはがそうとブルンブルン手をふってる間に、飛んでって奥様の前髪にくっつくシーン

文字で読むとおもしろくも何ともないのが情けないですが・・・。

 

 

休日のカフェめぐり　大阪

 

個性的なカフェが49店紹介されています。

なかなかステキなお店ばっかりで惹かれます。

行ったことのあるのは「北浜レトロ」のみ・・・か・・・。

ただこれまでの経験から、写真と現物の落差が大きい場合を考慮して行くのがオススメ。

 

 

あのころのデパート　　長野まゆみ著

 

著者は作家さんになる前に2年ほどデパートにお勤めされてた経験があるとかで

中に入ってみなければわからないデパート業界のマニアックな諸事情が

たくさん書かれていて興味深いです。

 

「昔は

少しよそゆきの洋服を着て家族でデパートに行く・・ということが日曜日の娯楽だった。」

確かに、昭和40年代に子供だった世代にとってはうんうんうなづく一行です。

 

実家はひとつ駅の先に大きなデパートがあるので、けっこうフツーの普段着で

日曜ともなると家族で行ってた記憶があります。

屋上遊園地で「3つやで！」と約束させられて乗り物に乗りました。

ぐるぐる回る白鳥から両親の姿をみつけては手をふり、ぐるっと回ってまた手をふり。

ひと遊びしたあとは、

カウンターのあるティールームでホットケーキとミルク、たまにアイスクリームも

私と妹がせっせとパクつく横で、父はゆっくり珈琲を。

ふっくら厚めの2段重ねのホットケーキにバターを塗りつけ

たっぷりのシロップを上からとろ～りとろりんこ・・・ナイフとフォークで食べるのも

なんだかハレの気分でした。

幸せの記憶はいつまでたっても色あせません。