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~ 見たり 読んだり 出かけたり ~

ノースライト

2019-05-03 | 読む

 

 

 

~横山ミステリー史上最も美しい謎。


熱く込み上げる感動。

一家はどこへ消えたのか?


空虚な家になぜ一脚の椅子だけが残されていたのか?


『64』から六年。待望の長編ミステリー。~

一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。

望まれて設計した新築の家。施主の一家も、新しい自宅を前に、あんなに喜んでいたのに……。

Y邸は無人だった。

そこに越してきたはずの家族の姿はなく、電話機以外に家具もない。

ただ一つ、浅間山を望むように置かれた古ぼけた「タウトの椅子」を除けば……。

このY邸でいったい何が起きたのか?


以上はアマゾンよりお借りした概略です。



幻の昭和64年が舞台になったミステリー「64」

ドラマや映画になり、話題になりましたが、

こちら「スノーライト」も映像化されそうな予感です。


ただ・・

建築物に、ものすごーくお金がかかりそう(笑)

 

なにせ建築家が主人公で、スノーライトを生かした斬新な家や

凝った美術館、タウトの椅子・・・(タウトは初めて知った建築家です)等々

 

しかし・・

 

製作費を惜しまず、潤沢な製作費でもって再現して欲しい!

文字を追うだけでも凄い建物ですが、実際、目にしてみたいです。

 

たぶん・・・

読んだ方はみんなそう感じられると思います・・・もういちど・・たぶん。

 

ミステリーとありますが、はたしてミステリーかな?

大きなくくりではミステリーでしょうね。

あらすじに書かれている紹介から

消えた一家を探して連続殺人が起こる!的なことはなく、謎を解きながら

主人公の建築家が再生していくストーリーが主になっています。

 

なので・・

よみはじめ少し違和感というか、どーゆー話なん?と

予想とちがって少しじれったい気持ちにもなりますが

それはそれ、達者な作者さんなので、いっきに物語に

ひきこまれ、何か所もウルウルさせられました。

 

ちなみに

トウタとカリエ、タウトとエリカ、

ミステリ好きなら絶対気づくはず~♪

 

 

とりあえずブルーノタウトの椅子や建物は見れそうなので

機会があればぜひ訪れたいです。

 

令和初のオススメ本です。

 

 

 


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