主人公は惚れっぽくて特にタイプの女性に極めて弱く騙されやすい男性。
東野圭吾史上その部分では最たるモノではないだろうか。
読んでいても、何でそうなるかな~そこは疑うとこやろ~とイラつくシーンのてんこ盛り。
動物病院の獣医さんで猫ちゃんとかの気持ちはよくわかるのに人間となると頭をかしげたくなる程の
むぼうびさ。
しかししかしです。
最後まで読んでみると、著者がこういう主人公を創作した理由がわかり納得するのだが
ラスト、著者はごくろうさん!とでもいうように主人公にアメをあげる。甘い甘いとろけるような(笑)
でもここはピシリ!と鞭でいって欲しかった。
もしくは、永いおあずけ・・とか?!わんわん。
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