事件、誘惑、秘密の関係……すべてを見ているのは、このホテルだけ。
張り巡らされた伏線、交錯する善意と悪意に一気読み&二度読み必至!
伝統ある超高級ホテル「ヴィクトリアン・ホテル」は明日、その歴史にいったん幕を下ろす。
ホテルを訪れた宿泊客それぞれの運命の行方は――?
『闇に香る嘘』『黙過』『同姓同名』など、話題作を次々発表する社会派ミステリの旗手が
エンターテインメントを極めた、感動の長編ホテルミステリー! !
【主な登場人物】
佐倉優美――悩める人気女優
三木本貴志――自暴自棄なスリ
高見光彦――新人賞受賞作家
森沢祐一郎――軟派な宣伝マン
林志津子――人生の最期をホテルで…
以上、内容紹介はアマゾンよりお借りしました。
いやはや、この絶賛を真に受けたらえらい目にあうヤツですよ(笑)
いわゆる倒叙ミステリで、過去のできごともあたかも現在進行中のように
過去と現在がごちゃ混ぜでストーリーが進みます。
最近よく見かける手法ですね。
それはいいんですが、一番気になったのは登場人物が語りすぎること。
作家が、自分の書いた小説で人が傷つくことについての是か非か・・なんやかんや・・
女優が自分の作品や演技をSNSで批判されて演技ができなくなり・・なんやかや・・・・
特に語らせる内容についても、間違ってはいないけれど
目新しい展開でもなく、それわざわざ言わせるか~という印象。まったく興ざめとはこのことかも。
なので、一気読み&二度読み必至!
はないでしょう。。
初期の作品みたいな面白いミステリをまた読みたいです。
次作に期待ということで^^
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