いろいろなヒミツを抱えた人たちが
登場します。
女性が受付をしている歯科医院に
有名なピアニストが予約を入れてきた・・とか、
専業主婦である嫁が市会議員に立候補すると
言いだした作家のケース。
実の父親が演劇の演出家の著名人であることを
知った女子高生、などなど。
フツーではなかなかお目にかお耳にもかかれない
エピソードがいっぱいですが
それはそれ、ちょっと笑わせてホロリとさせるのも
上手な作家さん、落とし所が絶妙です^^
一番好きなお話は「虫歯とピアニスト」
こういうシチュエーションってありそでないですが(笑)
大ファンなピアニスト・・でもクラッシックなので
メジャーに露出もあまりなく知る人ぞ知る的な人が
問診表を書いたり、親知らずがいたくて
頬を抑えてる姿を目の前で見られるなんて!
主人公と一緒にドキドキワクワクしながらの
ヒミツの共有です。
主人公が悩んでいた事の解決に一役かった形の
ピアニストもなかなかステキで・・ルックスはさておき(笑)
読んでソンはない楽しい一冊でした。
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