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コープス・ハント

2020-06-11 | 読む

 

「俺は“思い出の場所”に真犯人の遺体を隠してきた。さあ、遺体捜しのはじまりだ」

美貌の連続猟奇殺人犯、浅沼聖悟。彼が死刑判決後に放った衝撃の告白に世間は騒然となる。

一連の事件に違和感を覚えていた刑事の望美は、単独で捜査に乗り出す。

引き籠もりの中学生の宗太は、尊敬する動画配信者のにしやんに誘われ、

もう一人のユーチューバー・セイと三人で、ひと夏の“遺体捜し”の冒険に出るが…。

事件の真相を追う女刑事と、遺体捜しの少年たち。両者が交錯するとき、「真実」は変容する―!

 

以上、内容紹介はいつものごとくアマゾンよりお借りしています。

著書概略、著者概略もそうですけど

必要最小限の文字数でうまく要約しているなあ~と感心するのもあれば

なんか違うやろ・・というのもあって、これは前者ですね。

 

乱歩賞受賞した「闇に香る嘘」とか「生還者」を読んだ時のように

心動かされることは残念ながらなかったですが、ユーチューバー達の

遺体探しや彼らの虚実が見え隠れするあたりの押し引き加減は

読ませてくれます。

 

女刑事が追う事件とユーチューバーの遺体探しがどういうふうにリンクするのか・・

読み進めて中盤あたりで、

名前と外見の描写でこの二人って同一人物なんじゃないの?と想像できます。

 

養子にいって苗字が変わったり、訳あって整形したりというケースが

ミステリではよくあるので・・・。

とてもフェアな著者です(笑)

 

ラスト、殺人の動機や心理についてちょっと説明的というか

ぐだぐだ長く書き過ぎでは?

読者を信じて丸投げしてみてください!(笑)

 

 



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