先日ツィッターで千葉市長が「千葉市は既に弁当・水筒持ち込みOKです」とツィート(5月12日)。
我が家では水筒は既に持参させているものの、「お弁当は息子本人がお友達と同じ物を食べたい」というので
現段階でのお弁当切り替えはさせていません。
とはいっても、給食食材の産地は親として気になるもの。
特に福島のように地産地消を掲げられると給食食材は全て千葉産になってしまいますし
たとえ「その野菜の放射線量が規制値内だから」という触れ込みで使っていたとしても
たとえば、グリンピースが福島県内で同じく規制値内とされた野菜をスーパーで購入し
放射線量測定を行った結果は恐ろしいものでしたし。。あまり信用はできません。
「調査チームは、福島市、郡山市、南相馬市の農家の方のご協力によって採取した野菜や、
福島市内の直売所で購入した野菜を測定した結果、
基準値を上回る放射線量を検出しています。
(グリーンピースが調査した野菜は1キロ当たり16000ベクレルから150000ベクレルの値)」
http://www.greenpeace.org/japan/ja/earthquake/monitoring/2nd/
そこでともかく、給食食材がどこで(産地)作られたものかを文書で配布してほしいと
以前学校説明会の際にお願いしたのですが、結果は学校便りに記載された
「給食食材は発注時に必ず安全性の確認をしています」だけ。
そこで今回は千葉市教育委員会に電話で食材の公開をお願いしました。
まずは学校での経緯を説明し、学校側から「給食食材を文書で配布するかどうかは
千葉市教育委員会の指導いかんによるので、当校だけでは判断できない」と言われたことを踏まえ、
「教育委員会の方で給食食材の公表を控えるように学校に指導しているのであれば
その理由を教えてほしい」と伝えました。
対応してくれたのは給食課の某氏。
「そのようなことはしていません」と一言。
「学校側が独自の判断で食材の産地を教えてくれていないということですか?」と
確認すると、「そういうことになりますね・・」と。
「それでは学校に再度連絡をします」と私。
「あ、待って下さい。研修等?もありますので私から先に教頭宛に電話をさせて頂いて
その後にご連絡してみて下さい」との返事。
研修ってなんだろう?
おそらくは他の学校でもこういった問合せがあって、対応マニュアルでもあるのかもしれません。
どちらにしても、私としてはしっかり食材産地を確認できればそれで構いませんとして
電話を切りました。
そして先程、学校に電話を入れたところ、「あ、給食のことですね」と話は既に伝わっていた模様。
さらに「1週間ほど頂ければ、文書でお渡しします」とのこと。
あれーー?急に180度転換??
さらには、「今後は予定献立表にも産地を掲載しようかとちょうど今、話していたところです」と教頭先生。
なんだか教育委員会ってそこまで強いのか・・・
全校説明会でがんばって質問しても、けんもほろろ、「安全です」との何行かの記載だけだったのに
教育委員会を通したら、文書で提出するわ、産地を献立にも記載するわ。
まあ、結果として良い方に向かっているので、とりあえずは良かったと思います。
後は文書を確認してから、またご報告しますね。でも大方は千葉産のような気がしていますが・・
それから最後にもう一つ。
牛乳は「千葉酪農」でした。千葉市若葉区富田町で作られているものだそうです。
そして千葉からは牧草が基準値を超えていました。
「牧草の基準値はヨウ素が1キログラム当たり70ベクレルでセシウムが300ベクレル。
県によると、市原市の施設の牧草からヨウ素230ベクレル、セシウム1110ベクレル、
八街市の施設からヨウ素90ベクレル、セシウム350ベクレルが検出された」
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042801001505.html
また社団法人日本核医学会はチェルノブイリ後のポーランドの政策を評価しています。
「ポーランドは国内での牛乳を禁止して
すべて輸入粉ミルクに変えたため甲状腺癌の増加がなかった」
http://infosecurity.jp/archives/10174
水筒持参でも牛乳が大好きで、給食の牛乳はいつも欠かさず飲んでいる息子ですが
この事態に、給食時の牛乳は飲まないことに同意してくれました。
まだ2年生ですが、しっかり向き合って話してみると、いろいろなことを理解しているようです。
人と違うことをするのには、日本では勇気がいるでしょう。
でも本来、人は皆違う意見を持ち、違う行動をして当たりまえ。
あとは給食食材の産地結果を待ちます。