8月に入りました。
8月過ぎると急に1年の終わりが見えてくる。
既に国慶節を通り越して12月や来年の春節の話をしている我が家(^^;
暑さのピークは脱したものの、まだまだ日中は37℃に達する2日の午後。
先日パスポートの更新をして番号が変わったので、銀行の内容変更手続きに赴く。
番号札を渡されたので、暫く待つのかと思いきや、すぐ呼ばれて15分くらいで変更手続きは完了。
必要書類は、銀行カード、(支給されていれば)PC用USB、新旧パスポート、以上。
パスポートの番号が変わったと伝えれば、あとは向こうが処理して、写真撮って、サインして終了です。
お昼過ぎ、暇になってしまった…
お腹もすいてないので、東方路沿いからバスに乗ってお出かけ。
以前、奉賢/南橋までバスで向かった際に物凄く気になったエリアがあった。
大きなショッピングモールを過ぎた先に、豫園のような景色を残しているのが目に入った場所。
それは南匯の街「周浦」。
先日、なにかの記事で「消えゆく上海の古鎮」的なものでも名前があがっていた街。
時間ができたので、ちょっくら見てこようと向かっている途中で猛烈にお腹が空いて来た
周浦に行ってからだと、モール内のチエーン店か、多分観光用のローカルフードになってしまうので、
お得意の大衆評ネットで行く途中で評価の高いお店を探した結果、
康橋にある≪蘇小柳点心専門店≫に目が留まった。
このお店、ここの他にも静安寺、徐家匯、五角場にも支店があるところからまともなお店に違いない。
ってことで、康橋で途中下車して昼ご飯に
沪南路から1本入った康士路のホテルの側面にお店発見!
こんな場所なのに小洒落た綺麗なお店です☆
空腹に任せて、
秘制麻醤麺(14元)、鮮肉小籠6個(14元)、黄魚春巻3本(16元)を注文、お財布にも優しい
美味しかった~。
さて、先を急がねば!
周浦に向かうバスは、581路、624路、639路、沪南線、浦衛線、龍東専線、南新線などいっぱいあるので
一番早く来た南新線で向かう。
周浦、どんなとこかと言うと、こんなとこです。
豫園を小さくしたような、観光用のエリアがある。
この辺の雰囲気は、特筆するものはない。
城郭洋式の建物の中には、どこにでもある生活用品を売る店や飲食店、服飾市場などが入っている。
興味があったのは、この街の本来(既にほぼ消えている)の街並み。
観光エリアの裏手を進むと、既に解体されて整備の準備がされている。
僅かに残った風景から、ちょっと前まではこんな街並みだったと想像する。
この辺りもいずれは壊されて、すっかり綺麗な街並みになるのでしょう。
既に見に行く価値はない場所だけど、今見ないと完全になくなっちゃう風景。
良い天気の日に訪れることができて良かった
城郭の表通りまで戻る。
康沈路沿いの周浦バス停付近にある建物がとっても印象的。
このエリアは昔は栄えていた場所だったんだろうなぁ。
年家浜路の交差点に来ると、周浦の歴史が書かれた碑があった。
『周浦は隋、唐の前、1300余年前から陸地であり、「澧涇」「杜浦」等の別名がある。
宋代には大きな村落となり、明代初めに「周浦鎮」となった。
清代には浦東の重要な流通拠点となり、浦東18鎮の中でも周浦は”第一の鎮”と讃えられた。
上海が港として開かれると、綿反の流通集中拠点となり、民国初めに※「多達上百戸」の商号を得て「小上海」と称された。
中華人民共和国設立、とりわけ改革開放以降、周浦は様々な方面で急速に発展し、75ヵ国の元首や領主が訪れた。
現在、周浦は大浦東の発展に融合し、全力で再生し、”小上海”を再現させています。』
※「多達上百戸」=政令指定都市的な意味かな?
的な説明が刻まれている。
きっと最近できた碑だな(^^;
3km東には地下鉄16線「周東駅」、1km西先には地下鉄18号線を施工中なエリア。
地下鉄18号線が開通する頃には、綺麗なエリアとして再生しているのでしょう。
時代の流れだねぇ~
帰りは、年家浜路康沈路から992路のバスで陸家嘴まで出る。
このバス停、他にも普通に停まるバス路線がいっぱいあるのに、なぜかこの992路だけが、「乗る!」と主張しないと止まってくれない…
普通に交通カードでタッチアンドゴーなのに、「小上海」の称号を持つ場所なのに(笑)
639路で行けば世紀大道から1本、東昌路埠頭からなら沪南線で1本、何れも乗車時間1時間、運賃2元。
チープな小旅行でした☆
★★ここまでくればまだ健在★★
すっかり休刊に追い込まれた『週刊シュール』。
昔は溏橋辺りでも見られた遊具を目撃
久々に出会って、ちょっと嬉しかった
懐かしい路線が、まだあるのねー。992も沪南線もよく乗ったよ。
今はいろんなところに地下鉄で行けるようになったけど、のんびり風景を眺めながらバスで行くのもいいよね。