チャッチのお散歩

いろいろ歩いた足跡を残していこう!

清明節de南京_2日目(^^♪

2018-04-23 21:51:30 | ぽてぽて

4月6日、まだ暗い5時に起床。

身支度を整えて6時にホテルを出る。

昨日殆ど観光してないので、今日は朝から頑張ります!

予定ルートは、夫子廟 → 明孝陵 → 中山陵 → 総督府 → 新街口の繁華街 → 中華門 です。

朝早く夫子廟に行くとお店は開いてないけど、廟の前で太極拳をする人々を見ることができる。

朝早い6時半。景観区を行く人はなく、気持ちが良い☆

ぐるっと回って、地下鉄3号線夫子廟駅から地下鉄1号線の苜蓿駅に向かう。

ここから明孝陵、中山陵のある鐘山名勝景観区に入る。

朝早くて景観区を走るバスはまだ動いていない。

※明孝陵チケット70元、景観区セットチケット100元、観光区間バス10元/回、中山陵は無料

※早朝に着いて山のふもとのチケット売場が閉まっていても、明孝陵入口で6:30~チケットは買えます。

 

明孝陵は朝6時半から開門しているので、先に此方に向かう。

早朝の山散策は静かで楽しい(^^♪

この山は広大な梅園でもあり、道の両脇にある梅の木には青い梅がたくさん。

3月初めに来たらまた綺麗なんだろうねぇ~

20分ほど歩いて孝陵の参道まで来ました。

北京の明の十三陵と同じく動物の石像が並び

 

その後に文人と武人が守る参道が続く。

 

その先に世界遺産・明孝陵(明太祖の墓)の入口。

陵は中国の皇帝陵の中でも最大級だそう。

 

目の前にコの字形の重厚な赤壁、文武方門がそびえる。

門をくぐると清朝4代皇帝康熙の“治隆唐宋”の碑、両側に6代乾隆帝の碑の壁があり

裏手にまわると階段を上った先に「享殿」。

建物は戦争で壊され、清代に再建されたものですが、明代当時の石柱の基礎は残っていて見ることができます。

ここまでが拝謁の地、

その後ろにある内紅門_俗名:陰陽門の先が宮殿(主人が眠る場所)

と俗世との境界が設けられている。

内紅門を抜けると橋があり、その先に方城がそびえる。

この前に立つと、規模の大きさ、重厚な屈強な威圧的な城の姿に当時の皇帝権力の絶大さを実感する。

城の下を貫通する通路の階段を上った先に墓の主人達は眠る。

入れるのはここまで。

方城の上に建つ明楼に上り、頂上からの景色を楽しむ。

ここに来たのは2度目だけど、良い眺めです(^^♪

明孝陵の観光時間は、石像から明楼までゆっくり往復して約60分くらいでした。

※明孝陵は他にも博物館や大金門、四方城、明東陵遺跡など他にも見るところがあります。

 

時刻は8時半、中山陵の開門時間です。

明孝陵を後にし、中山陵方面に山を1.5km移動開始!

30分ほど歩いて中山陵の門前通りに到着。

店が並ぶ傾斜を上がって中山陵園の入口へ、もう少し歩くと博愛脾にやってきます。

こっから450m弱ほど真っ直ぐ歩き、”天下為公”の脾を掲げる陵門へ。

ここを越えると、孫文が眠る祭堂までの階段が続く

天気が良いと気持ち良く、意外とサクサク登れます☆

像の下に眠る孫文を拝んだら、登ってきた下界を見下ろす

国家5A級旅行景観区の碑から登頂して階段を下りたところまでで約30分。

※中山陵には他にも音楽台、美齢宮、孫中山記念館など見所があります。

さて、下山して早めのお昼ごはんにしましょう~(^^♪

参道を戻り始めると下からワンサカ人がやってくる(;・∀・)

これが山の麓までずーーーっと続いていたよ(-_-;)

すげー人口世界一の国…

麓まで降りてきたのが10時20分くらい。

お目当てのお店は、初日に断念した≪南京大牌擋≫です

開店が10時45分からで、既にお店の前には行列ができている。

並んでいた30人程度の後ろに着いて待っていると、開店時間と共に順番に席まで案内される。

そこから先は、スマホのWechatで注文&Wechat Payで決済する方式。

今回南京で入った飲食店は3店ともWechat&Wechat Payで注文決済方式でした、凄いねぇ~。

※スマホ持ってない人用の手書きメニューもあります。

注文が終わると、次々と料理が運ばれてくる

昨日食べた南京料理より確実に美味しい。

ただ思ったことは、南京料理って塩気が強いというか、味が濃いのね(^-^;

注文し過ぎてかなり満腹になってました(笑)

 

食べ終わったらこちらも昨日断念した総督府へ。

昼時を狙って行こう!の作戦です

たぶんダフ屋対策なんでしょうが、身分証明書を出さないとチケットが買えない。

故にチケット買うのに時間が掛かる…

人民さん達は、アプリ登録購入でサクッと買えるんだが、

実名登録のできない外国人やスマホを持っていない人は窓口に並んで購入せねばなりません(-ω-)

入園時も身分証明書とチケットを照合するので購入から入場まで30分弱要した

総統府の敷地も広く、大きく分けて3エリアに分かれている。

東側の太平天国の資料館、中央の民国政府総統府の施設、西側の孫文臨時政府の施設。

広いのでザックリ回って、超混んでいるところは割愛。

それでもチケット購入から2時間くらいここにいたかも…

 

総督府を後にし、隣の駅”新街口”の繁華街を見に行く。

新街口はロータリーから延びる漢中路上に広がるショッピング街。

地上に人が少ないなぁ~と思ったら、南側に伸びて各ビルとつながっている地下道にメッチャいた!

駅前の東方福来徳と中央商場をちょっぴり見学。

若者の街って感じだわ。

めっちゃ行列ができてるから何かと思ったら~

やっぱり≪鮑師傅≫でした(^-^;

 

街は見たかっただけなので、サックリ撤収。

地下鉄1号線&バスで明代の南の城壁であった中華門へ。

南京の城門の中で一番大きく屈強な門なので、最後に是非みたい!

正面の「中華門」の字は蒋介石の書だそうで。

城門は目の字のような2階建ての四重構造になっており、各層にある27のアーチ抗の中に3000もの兵を忍ばせておけるスペースを持っている。

※今は展示スペースに使われています。

両脇に馬が通る道も備わっている。

 

城壁は玄武門のように東西に少し歩くことができるようだが、時間がないので眺めるだけで終了。

この中華門は、現存する中国の城門の中では一番大きいらしいけど凄い迫力だった。

帰りの高速鉄道の時間が近づいてきた。

中華門駅まで移動して地下鉄1号線で南京南駅へ。

帰りは1時間ちょっとで上海まで戻ってきました。

1泊2日南京旅行、初日にロスして庭園等行けなかった場所もありましたが充実しておりました☆

南京は歴史的に辛い記憶を持ってはいるが、古都の趣きが残っていて雰囲気が良い。

また来るかはわからないけど、南京市内にある明代13城門を回って歩くのも楽しそうだなぁ

 

◆◆ 壊してたよ… ◆◆

南京初日は冷たい雨降る天候で、虐殺記念館を見に行ったら心が沈んで立ち直れなさそうだったので訪れなかった。

訪れる場所に掲げられる史実の前で立ち止まる。

戦争は、いろんな意味であってはならない。