8月4日、
お義母さんの家族葬を終えました。
生前に自ら葬儀屋さんと相談して、3親等までの家族で
特に挨拶や会食もないごくシンプルな葬儀が決まっていたんだけど、
これが今までに無く、いい雰囲気なものだったんだよね。
特に良かったのが、棺のお義母さんに施すメイクの時間。
ベースと仕上げはメイクさんがしてくれるけど、
口紅などは「このくらい明るい色が良い」とか会話しながら娘が引き、
最初は遠慮していた孫達も加わって一緒にお義母さんの旅立ちの支度ができた。
綺麗にお化粧がされると、孫が作った思い出のスライドショーを見ながら
「北海道旅行の時のだ!」「お義母さん若い!」「あの時どうだった」
「この赤子は誰?」など皆でお義母さんの記憶を楽しむ。
その後に黙祷、献花、棺へのお花、手紙や絵を入れ、最後のお別れをする。
火葬が終わって、すっかり小さくなったお義母さんは、納骨の日まで
私たちの家に来ていただいています。
結婚してから一度も一緒に住んだことがないのですが、
こんな形で同居することになるとは(^^)
お骨を預かるにあたって、おリン(鐘)と線香立てを準備したのだが、
おリンは、雲南旅行の際、麗江で買ったチベット族の鐘をひっくり返して配置。
因みに、おリンの台座はヒョウ柄のリストバンド(笑)
線香立ては、故宮で購入した香炉に灰を敷きアロマ香立てを中央に配したもの。
マットだけは、葬儀屋さんが準備してくれたものを使っています。
こんなファンキーな祭壇で申し訳ないですが、我慢して下さい(^^;
最初、お骨が家にあるのってなんだかなぁ…と思っていたのですが、
毎朝、水を上げ、線香を上げ、挨拶をする生活は、朝から心を正せてなかなかいいものです。
台座の周囲を拭くのを怠ると、何故か後ろめたくなるのは、やはり義母に見られている気持ちがあるからでしょうか(;´・ω・)
朝夕の挨拶と香を上げるだけですが、納骨の日まで、お義母さんの地上での最後の時をご一緒させてもらってます。