いりりんの育児映画人生

映画が好きです!子供育ててます!14歳と8歳の姉妹にメロメロの毎日です~♪

10-51「悪人」とてもすごい映画でした~1500円~

2010年09月29日 | 映画 MOVIE LIFE
本日「ハナミズキ」の後に2本目鑑賞~♪

ん?田舎から親元の離れて都会に出る娘。
ん?灯台?これデジャブ?
そう、さっきハナミズキで同じようなモチーフがあったよね・・・
と、前半やや雑念が入りましたが、
それを忘れる位にとてもすごい作品でした。

深津絵里、すごすぎ。
私にはこれ、主演は妻夫木くんじゃないでしょ、という印象。
樹木希林、柄本明、宮崎美子、殺される役の女の子も鬼気迫るすごい演技でした。
正に「悪人」ってタイトルはどこから来たの?と思い出すラスト近くにつぶやく台詞が印象的です。
殺す側、殺される側、それぞれの肉親、周りの人物を、
まんべんなく描いた手法は見事としか言いようがありませんでした。
すごい!すごすぎる!この監督、誰!?とパンフを見て納得。

「フラガール」の監督だったんですね・・・

在日コリアン3世という李監督、国境越えてます。
絶対見るべし!
ただ、テーマが重いだけに、ラストも救われないです。
アンハッピー映画の嫌いな方にはお勧めできませんし、
犯罪者が主人公なので、犯罪の被害者関係は絶対見ないほうが良いです。
母親役の宮崎美子が自分を責めながら嗚咽する姿が頭から離れません。
あと、実は私的には妻夫木くんが皆が言うほどはまっていたとは思えませんでした。
顔がハンサムすぎるのと、ふっくら健康的すぎる感じがして・・・
多分私自身がそういう妻夫木くんが好きなせいもあるんでしょうと思います。

1500円!いや~もう一回見ても良い!ああでも重過ぎる・・・。


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