２月２日（火） 仮橋工事始まる

１月２１日時点着工の兆しの見えなかった砂防ダム工事ですが、
２４日から仮橋工事が始まりました。

ダンプが通るための道路拡張から始まり、
今日は川に仮橋を架ける作業。
２月２日には仮橋用のコンクリを流し込みが始まりました。
どこで使われるのかは不明ですが、この日、
うちの外電源を使わせて欲しいとの申し出があり、許可。
この月の電気代は全額建設会社持ちだそうです。
へえ～～っ太っ腹！
しかし確かに一軒の１ヶ月の電気代うちなんて１万弱、
どんなに高い家でも２万ほどだろうから
発電機をレンタルするより確かに安いかも。
その知らせを聞いた日から検針日までは１週間
「皆！１週間はエアコン中心で暮らすわよ！
　ガスと灯油ファンヒーターは極力禁止！！」
せこい主婦根性が炸裂しました（笑）
実は本当は昨日が工事予定だったのが雨で1日延期したのですが、
雨で工事がなくなったと知った私は
「やばっ・・・工事1週間延期したらどうしよう」
と秘かに心痛めておりました。←自分で使った分払うだけだっての

さて、道路を拡張するにあたって道沿いの土地を買収したのですが、
ああ、田中さん（仮）ちの畑が・・・
ああ、鈴木さん（仮）ちの松の木が・・・
と毎日クラクラしてしまう私。
鈴木さんちの松の木は、向かいのおじいちゃんがよく手入れをしていた。
（もしかしたら本職だったのかも）
そのおじいちゃんは先月亡くなってしまった。
確かにチビ子の同級生のひいおじいちゃんだけど、
脚立に登って松を手入れしている様はそれはお元気だったのに。
この、松の木のあった場所を見るたびに思い出さずにいられない。
鈴木さんちのおばあちゃんと一番仲の良かったおばあちゃんが
ある夕方、鈴木さんち前のお地蔵様に手を合わせ、
そして鈴木さんちの敷地内に出来た大きなコンクリ用の凹凸を
寂しそうに眺めていた。
私も寂しいけれど、鈴木さんのおばあちゃんがいなくなって
一番ショックを受けているのはこのおばあちゃんだろう。
正直、このおばあちゃんの余命が心配。
変な話だけど、先月だけで30しかないこの地区のお年寄りが3人も亡くなった。
災害は間違いなくお年寄りの心に、私達以上に負担をかけている。