「映画それいけ！アンパンマン シャボン玉のプルン」みんな違ってみんな良い～2700円～

アンパンマンを幼児向けと思ってバカにするなかれ！
何しろ今回で大画面で見るアンパンマンは４作目ですが、
４回ともボロ泣きな私です・・・子供は泣いてないのにねえ。（笑）

今回のテーマは「アンパンマンは君さ～♪」というおなじみの曲で、
私はかねてからこの「アンパンマンは私？」というフレーズが
いまいち理解できず苦しんでいたものですが、
この映画を見てやっとその意味が理解出来ました。
アンパンマンに頼るだけではなく
自分自身を信じて頑張ろうというその意味、
今回のプルンちゃんはルビーにちょっと似ていたけれど
ルビーと違って「皆とは違うけれど、私は私なりに良い」という
金子みすず風の納得につながるあたり、
ただの子供向けよりもう一歩踏み込んだお話でした。
正直去年が最近作の中ではいまいちだっただけに
今回のお話は良かった！
クリームパンダちゃんの健気さ、
シャボン姫やシャボンガールズたちの
嫌味でない人を心配し励ます心、
今回はプルンちゃん自身のキャラは強烈ではなかったけれど
周りからつつみこむように優しいお話に仕上がっていたと思います。

更にいつもお楽しみな最初の短編、
今回の「ホラーマンとホラ・ホラコ」もめっちゃ笑えた！
ホラ・ホラコちゃんがとにかくキュート。
ホラーマンのお人よしな所とよくからんでいて
実に笑ってほろりとさせられました。
是非レギュラーキャラになって欲しいものです。
今回は水野真紀といい榎本加奈子といい
ゲストキャラの吹き替えもとても良かったです。

毎年のことながらアンパンマンはいつも
うちの市では映画館でやらないので今回もホールでの上映会。
１日限り日に３回の上映です。
午後は用事があるので混むのを覚悟で午前の回に行ったら
なんと私たちの５人位前で満席！？←ギリギリに来るからだ
間の５人ほどは「じゃあ午後の回で」と買っていったけれど
私、必死に「午後はどうしても来られないんです。
立ち見で構いませんのでこの回に入れてください。」と頼み込みました。
「お席ありませんよ」と言われ、
「この子（おねえ子）は立ってますし、
　この子（チビ子）は抱っこしてますので大丈夫です！」
と必死に頼むと何とか入れてくれました。
ああ、映画館と違ってこういう所は融通がきいてよかった・・・・。
しかも今回からパンフレットも売ってました。やった～～！

実際は親子２人で割引券使って1800円だったけど、
今回の評価は親子で2200円+パンフ500円の2700円！
無理をきいてくれた上映会のスタッフの方々に感謝です♪