１月３１日（月） 夢見る時代はいつまでだったか

先週、職場の新年会があって、21歳の女の子と東京の話になった。
「いりりんさん、東京にいたんですか！？
　いいなあ～私もいつか東京に行きたいんです！！」
この子、沖縄に行きたいというのが高校までの夢で、
高校時代に旅行に行ったのは勿論、
大学も専門学校も沖縄を志望して、
２年の沖縄生活を経て昨年戻ったという話。
「赤坂で働きたいんですよー！
　赤坂に通いやすくて危なくない場所ってどこですか？」
山口越してきて時々言われるけど、
東京、日本だからそんなに危なくないって（笑）。
更に話すと、どこでもいいから赤坂で働きたいわけじゃなく、
赤坂に是非働きたい会社があるんだそうな。
なるほどーそれでそこまで赤坂にこだわるんだ。

すごく明るくてハキハキしてて、
どうしてフリーターしてるのか不思議だった。
でも、ある意味納得。
まだまだ夢を追っていたのね～。
でも普通なら夢で終わって、どこかで妥協して就職するんだろうけど、
本当に沖縄に行ってきた彼女なら
本当に東京に行くのかもしれない。

思えば私も、
高校３年の時の夢が「毎日映画を見ること」
（今は亡き恩師に「映画配給会社に入っても
　毎日映画が見られるわけじゃないよ」と言われた　笑）
で、映画関係の大学に進学して、
その時の夢が「映像関係の会社に入ること」
で、本当に映像制作会社に入って、
次の夢が「結婚して子供を育てること」
で、本当に結婚して子供を育ててる。
しかも、映画館で働いてる。

これって夢がかなったことと言えるんだろうけど
大学に行ったあたりから、彼女の夢とはちょっと違うような気がする。
夢が夢だった時代、
そしてその夢を見ていた時代はどこまでだったんだろう。

それにしても、若いってやっぱりすごいね！
おばちゃん、彼女の夢、応援します！！
あーでも、うちの子だったら応援できないかも・・・（笑）