「レディ・イン・ザ・ウォーター」確かにこんなシャラマン初めてだけど～1000円～

私、シャラマンは「ヴィレッジ」しか見ていませんが
多分あんな感じのあっと驚く結末（？）が
シャラマンなんでしょうねえ。
とはいえ「シックス・センス」で終わったという噂。
特にこの作品を最初に見たスタッフの酷評と言ったら！
「シャラマン、気でも違っちゃったんじゃないの」２０点って。
・・・・・・・・・・ちょっとひどすぎ？
そんなわけで全く期待しないで見たこの映画。
チラシにあった宣伝タイトルが
「あなたが出会う初めてのシャラマン」でした。

う～～～～～ん、確かに初めてだったよ、
オチのないシャラマン。
つまりただのファンタジーだったってこと？
「ヴィレッジ」ではファンタジーと見せかけて
社会派ドラマ（？）だったけど
こっちはサスペンスと見せかけてファンタジーでした。
シャラマンのびっくりオチポケットは底をついたか、
それとも宗旨替えか、
どっちにしてもまあこんなもんかという出来でした・・・。

一応テーマは分かるのですが、
それにしては「お前、自分で美味しいとこどりかいっ」という怒りと
「あんたは職人じゃない」と言われた人々の
なんとも気の毒なその後が気になりすぎる。
私なら「あ、あんた間違いだった」と言われたら
かえってへこむと思いますが、
それでも「こんな私でも何か役割がある」と思わせる筋書きは
とれなかったものでしょうか。

テーマもファンタジーも中途半端で
「それなり」としか援護出来ません。
1000円なら許す！
パンフは勿論（？）買いませんでした。