いりりんの育児映画人生

映画が好きです!子供育ててます!14歳と8歳の姉妹にメロメロの毎日です~♪

「長州ファイブ」龍平くんは格好良かったけれど~おまけで1900円~

2006年10月31日 | 映画 MOVIE LIFE
最初に言います。
決して悪くはなかったです。
でもすご~くよくもなかったなあ・・・。
歴史ものでありながら若者ものとして描いたのは分かるけれど
結局何が一番のテーマだったのかが不明な作品でした。

正直、松田龍平は先日の舞台挨拶よりずっと格好良かったです。
ある意味「美味しすぎない?」という感じ。
前半、後の伊藤博文らが色々論議している中でも言葉の少ない役なので
「寡黙で格好いい」反面「何を考えてるのかよく分からない」
でも後半1人に絞って話が展開されると
とても人間らしい感情も見えてきてすごく良かった。
この題材は5人を歴史的に描くべきだったのかもしれませんが、
私的には後半の龍平1人の物語として最初から描いて欲しかったです。
まあ若者にもとっつきやすい歴史映画としては評価出来るのでは。

ただ何が一番不満かって、
やたらと波のアップが映し出されること。
まるで素材の足りないドキュメンタリー映画を見ているみたいで
折角海外まで行ってロケしたリアル感が薄れちゃった感じ。
何故こんな素人臭いことをしてしまったの?狙い?
あと歴史ものしては時代背景的な出来事の説明が少ない、
何年何月というテロップが少ない、
前半遊郭のシーンが多すぎる、という欠点が。
やっぱり若者時代劇にしたかったのかな?
結局どっちつかずな印象を拭い切れませんでした。

まあ見て損はないけど過剰な期待は危険です。
及第点+おまけで1300円。
パンフは600円でまあ安いかなと思って買ったけど
内容が600円分は無かった・・・・
薄い!そしてもっと歴史的な解説を入れてくれ~~~私ゃご立腹よ。
一応、合計1900円です。


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